2008/06/12 - 2008/06/16
137位(同エリア158件中)
瑞樹さん
一度来てみてきたかった鹿港。
街歩きを始めたらにゃんこに案内してもらうわ、面白いお店に出会うわで楽しいばかり。
今度は、美味しい感動の出逢いがありました!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
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中華チックなゲーセンの先は、老街の終わりでした。
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少し広い通りになりました。気の向くまま歩いていると、食堂がありました。
うん?あの看板… -
あれっ?食い倒れ人形?!
ここまではるばる遠征?と思ってしまった。
よく見るとそんなに似ていないんだけれど。 -
更に歩いてふと横を覗くと、日本の下町のような風景がありました。
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今度は商店街のような通り。こういう、地元の人に密着したところに来るのは本当に楽しいです。
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次は車も通れないほどの細い細い道。ふと気になってそっと寄ってみると…
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おお。また小さな住人が居ました。
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道は恐らく新しいのでしょうが、建物はだ、大丈夫?と思われても不思議じゃないような見た目。
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小さな住人さんに誘われて入った道ですが、何だかいい感じの通りです。
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今度はわんこが居ました。まるで尾行しているかのような姿(笑)。
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尾行している横をすり抜けて、更に進んで行くと…
決して遠くまで見通すことの出来ない、狭い道が続いています。 -
ここは、昔からのかたちがそのまま残っている「金盛巷」、又の名を「九曲巷」。
旧暦の中秋節が過ぎると九降風という東北季節風が吹くことから、強風や砂埃を防ぐために作られた道なのだそうです。 -
こんな曲がりくねった通りもあって、なんだか迷路みたいでワクワクします。
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道端には古い井戸もありました。
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この辺りは最も心躍ったところ。思わず動画を撮ってしまいました。
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九曲巷を50mくらい進むと、赤煉瓦と緑の瓦で作られた包馬樓が見えました。十宜樓というものだそうです。
鹿港が港町として栄えた時期、この家主は大変客好きで風雅な人で、人々に高いところで木の柵に寄り掛かり月見をして貰うためにこの渡り廊下を造ったのだそうです。 -
文化人たちはここに集い、月を肴に酒を呑みながら詩を詠み、優雅な一時を過ごしたのだとか。
「琴を弾いても好し、囲碁をしても好し、詩吟をしても好し、酒を飲んでも好し、絵を描いても好し、花見をしても好し、月見をしても好し、博打をしても好し、煙草を吸っても好し、お茶を飲んでも好し」ということから十宜樓との名が付いたのだそうです。 -
鹿港には面白いものが沢山ありますね。来て良かった!
バイクのナンバーの下に看板が出ています。 -
あ、またにゃんこ発見。
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と、あれ?
さっき私を紹介してくれた姉さんですかい? -
姉さんの後をついて行くと…
なにやら修復中です。大きな煉瓦造りの建物。修復している人は何人か居たのですが、女性も居たのが珍しいと思いました。 -
姉さん次はどちらへ?
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あ〜流石に私はそこは遠慮しておきます。
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「そうか?物陰はなかなか居心地いいんやで。」
姉さんたちは物陰とか箱の中とか好きですよね〜。私はもうちょっとゆったりしたほうが好きです。 -
姉さんと分かれて歩いて行くと、地元の人たちがおしゃべり中。静かな鹿港の中でひときわ賑やかです。
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開け放たれた扉の建物には、わんこがぺったりとお昼寝中でした。起こしちゃったかな?すみません。
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と、リボンのついた車を発見。結婚式?…お葬式?
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あらっ、魅力的な後姿。真っ白〜。
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細い道を通り抜けた先は、興安宮でした。
鹿港にある同郷廟(中国大陸から台湾へ渡ってきた同じ地方出身者たちが共同出資して建てた廟のこと)のひとつ。人群廟と同じことかな? -
鬼瓦(っていうのかな)は立派な龍、そして其の隣には…神様?
1684年に建てられたという興安宮は、人々にも愛されているようで、 -
地元のお姉さま方が談笑中でした。
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地元のお姉さま方を邪魔しちゃ悪いなぁと思って中を覗けずそのまま歩いて行くと、
どこぞの建物に、チャイナな扉が付いていました。中に何が入っているんだろ〜? -
これから鹿港民俗文物館に行こうと、細い道を歩いて行きます。
何だかいいにおいがする…。これは、もしや? -
と、通り抜けた先には来てみたかった「振味珍」さんがありました!やっぱりここからのにおいだったんだ!
八代続いているというここでは肉まんも売っているのですが、私が食べてみたかったのは中華蒸しパン…というより、マントウと云った方が伝わるかな。
お客さんが次から次に来て、皆中華蒸しパンを一箱(多分12個くらい入っている)か二箱は買って行きます。
ひとつだけでも買えるかな?と聞いてみると、大丈夫でした。蒸したてをくれました。なんと一個6元。30円もしないのだ! -
こちらの真っ白な中華蒸しパンにはミルクパウダーが入っているそうで、ほんのりミルク味でふんわりと柔らかく、今までにない食感!お?いし?いっ。
あっという間に無くなっちゃった?。二箱も買ってどうするんだろう?と思ったけれど、あ?これをわざわざ買いに来る人の気持ちが解るわ?。私も次に鹿港に来たら絶対来たいもん。 -
「復興宮」を眺めながら、ぺろりと完食。
お店の人が「日本人?」と訊いたのでそうだと答えると、一枚のチラシをくれました。実はこちらで修行した日本人のお弟子さんが、東京でお店を開いているそうです。
その方はこちらの肉まんの味に感動し、何度もオーナーに頼み込んでやっと弟子入りを許され、3年間修行を積んだのだそうです。私は肉まんは食べていないけれど、蒸しパンに感動しました!
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