カルメン！タバコ工場とフラメンコ　/ ８月のアンダルシア　セビージャ編?

2008/08/26 - 2008/08/26

タバコ工場は今ではセビージャ大学。日本では昔の工場が大学に改装されるなんて考えられない。
西洋の石造りの建物はすごい！

夜は、フラメンコ本場セビージャで一番の老舗というロス・ガジョスへ。
なんと、かぶりつきの席に案内されて迫力のあるフラメンコを堪能しました。

エリア セビリア(スペイン)

• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: エールフランス

アルカサルをやっと出て、疲れきって、お腹空いて灼熱の町をさまよい、やっとガイドブックに載っていた店まで来たのに、Ｙ．Ｋがメニューに食べたいものがなさそう、と再びさまよって、
もう限界なのでメニュー・デル・ディアが１３ユーロだったっけな？
の店があったので入ろうよ、とＹ．Ｋを説得。

もちろん暑いテラス席でなく、冷房の効いた店内へ。
アンティークな内装が売りのレストラン。

１皿目、私は今回の旅で４回目のガスパチョ。
トッピングが別の皿についてきて、ちょっと気が利いてる。

Ｙ．Ｋは１皿目はサラダ

私の２皿目は野菜の煮込み

肉よりは喉を通るんだけど、うーん、そんなにおいしくは・・

Ｙ．Ｋの２皿目はイベリコ豚

量的には、ちょうど。

暑いからデザートは２人ともエラード（アイスクリーム）っきゃないでしょ。

やっとお腹いっぱいになって、足も休められたので、観光を続けます。

やっと黄金の塔が見えました。
ここは１４時までなので、入ることはできませんでした。

グアダルキビル川が見えます。

遊覧船が何隻も泊まっていて、近くにあったパンフを手に取ると、すかさず勧誘が。
遊覧船のほうを指差し、どうか、と言っているけれど、どうしようか？乗船料いくらかなあ？何分ぐらいかかるのかなあ？と考えている間に、言葉がわからなくて返事しないのかと判断されて去っていきました。

Ｙ．Ｋは、こんな暑いのに船なんか乗れない！だって。

歩いて歩いて、やっとタバコ工場、現セビージャ大学に着きました。
鉄柵に囲まれていたけれど、正面の門が開いていて、見るからに観光客が入っていくので入りました。

正面の左右はこんなに長く建物が続いています。

正面の建物をくぐると中庭

正面の建物の中、右側には像がありますが、誰のかわかりません。

ここは法学部のようです。

アートな階段

２階には登ってはいけないみたい。

中庭から奥の建物を撮影。

噴水もあります。

セビージャ大学の横の大通りには、路面電車が通っています。
最近できたようです。
乗りたかったんですが、これからホテルに帰って休みたいのに遠くに行ってしまいます。

あちらに行くとスペイン広場があるんですが、もう歩くのだるい。

アルカサル公園と壁を隔てたムリーリョ公園を通ってホテルへ帰る途中です。

明日は、タクシーで空港に向かうのですが、ホテルの前の道は車が入れません。
このムリーリョ公園の脇が大きい通りで、タクシーが走っているのを確認。
明日はここまで出てくれば大丈夫そうです。

ホテルのすぐ近くにある建物。
教会なのか、由緒ありげなんですが、地図に名前は載っていません。

ホテルに帰って夜８時のフラメンコまで休憩。
すぐ近くだし、早めに行っていい席取りたかったのに、結局１０分ぐらい前、ぎりぎりに入店しました。

ところが、取っておいてくれたのか前すぎてみんな敬遠していたのか、最前列が空いていました！
ラッキー！

始まる前に舞台を撮影。

踊りの途中では、写真撮影しないようにとの注意。

最後の１０分だけ撮影していい、ということです。

そう言う訳で、途中の写真はありませんが、自分の目でフラメンコをしっかり見ることができました。

最前列なので、見上げる角度の写真ばかり。

動きが早いので、なかなかうまく撮れませんが、これは後から見たら飛んでました！

撮影しているのは、フィナーレなので、複数の踊り手がでていますが、途中ではソロばかりです。

その他にカンテやギターのソロもありました。

ギターは、アランフェスとアルハンブラの思い出もメドレーで奏でていました。

男性舞踊手、二人ともかっこ良かった！

特に、踊っている時の真剣な顔と踊り終わってからのうれしそうな顔のギャップが魅力でした。

もちろんテクニックもすごいです。

でも、このスカート、普段着っぽい。

やっぱり、こういう衣装のほうがいい。

結構スカートあげて足見せてます。最前列なのでよく見えます。

最前列鑑賞時の注意：長ーい裾のスカートの衣装で出てきたら、飲み物を飲み干しましょう。
長い裾を勢いよく、くるっと回すので舞台の上のほこりが飲み物の中に入ってしまいます。
サングリア半分飲めなかった・・

やっぱり、手の動きもいいですねえ

みんな、フラメンコダンサーらしい人ばかりです。

やはり、洞窟フラメンコより質はずっと上でした。

終わった後に店内を撮影。
こじんまりしていて、いいですね。

しかし、椅子の色が赤と緑交互って・・・
色彩感覚ちがうなあ

公演が終わって店の外にでました。

ホテルまでわずか２分。この道から出てきてホテル・ムリーリョの前に戻りました。
ホテルのまん前に、人がやっとすれ違えるほどの道を残してバルのテラス席が出ています。
ちょっとお腹も空いているし、ここなら超安全。この席の上に私たちの泊まっている部屋があります。

タバス！！

小エビ、トマト、ピーマン等をオリーブオイルで合えたようなもの。
さっぱりしていて、Ｙ．Ｋは今回の旅では最高においしかったんですって。

野菜サラダって予想外の形ででてきました。

ここで食事中に欧米人の団体が、サンタクルス街観光なのか、わさわさ歩いてきて、「タバス」とか言って話していました。
私たち、「バルで食べている人」っていう光景の一部になってしまった。

食べ終わって、数歩でホテルに帰りました。

明日は１０時２０分の飛行機に乗るため、早めに朝食を取ってチェックアウトしなくちゃ。

この旅行記へのコメント （3）

• ぴょん太さん 2011/02/18 16:14:49

  やはり洞窟フラメンコとランクが違うみたいですね

  はじめまして。ぴょん太と申します。
  私たちシニア夫婦、5月に初スペイン計画中です。セビーリアは寄りませんが、グラナダとマドリードのフラメンコ、どちら？と考えてましたが、夏の扉さんの旅行記見て、グラナダパスでマドリードにしようと思いました。
  ある方のご推薦でもありますがネ。
  フラメンコは全く分かりませんので、どこでも良いのかも知れませんが？？？
  
  グラナダは3泊の予定ですので、アランブラの夜景を楽しむために、ひょっとしたらいくかもしれませんが。。。
  タクシーで夜間に展望台だけでもいけるといいのですけどね？
  マドリードは7泊しますので、時間はたっぷりあります。
  
  参考になりました。ありがとうございました。

  夏への扉さん からの返信 2011/02/18 19:05:45

  RE: やはり洞窟フラメンコとランクが違うみたいですね

  ぴょん太さん、はじめまして。
  ご訪問と投票ありがとうございました。
  
  マドリードに７泊、グラナダ３泊とはゆとりのある旅でいいですね！
  私も最初のスペインはマドリードだけ６泊しましたし、その後も３泊＆
  ３泊しているのですが、まだまだ見切れません。
  
  グラナダのフラメンコは観光付で安かったし、とにかく自分の目で見ないと
  何とも言えないので行ってきました。
  その場は楽しいし話の種にはなりますので、お暇なら行ってもいいかもしれませんよ。
  
  マドリードではフラメンコ見ていないんです。
  次回は見に行ってみようかな。
  そうそう、ホテルのフロント脇に、たいていフラメンコの割引券、
  置いてあります。
  
  アランフェスの質問入れてらっしゃいましたね。
  回答入っていましたが、トレドと同じ方向なのにアランフェス寄らないんです。
  私も最初にスペインに行った時調べてもわからなかったんですが、
  実際、トレドの駅にはマドリード直通のAVANTしか来ませんでした。
  
  ぴょん太さんが行く時は、アランフェス名物のイチゴの季節でしょうか？
  マドリードからイチゴ列車というのが、その季節の週末には出るようです。
  でも８月に冷凍のイチゴ食べましたが、日本の甘ーいイチゴに慣れていると
  ちょっと酸っぱかったです。
  それより、もう一つのアランフェス名物、ホワイト･アスパラ、ぜひ食べてください。
  肉食に飽きたときに食べたこともあって絶品でした。
  
  スペインに関して、たくさん話したいことがありますが、
  お暇な時にまた別の旅行記も見てくださいね。
  
  ではスペインの計画＆旅行楽しんでください。
  
  なつ
  

  ぴょん太さん からの返信 2011/02/18 22:00:49

  RE: RE: やはり洞窟フラメンコとランクが違うみたいですね

  早速のご返事ありがとうございます。
  他の旅行記も読ませていただいております。すいません。投票忘れてます！
  イチゴ列車の情報ありがとうございます。地球の歩き方にも記載されてました。
  一様週末もはさみますので、検討してみます。
  
  最近のユーロ安で、安く感じてしまい、自分の懐も省みずに、計画したらスペイン17泊になってました。
  実はトルコ航空で行くので帰りにイスタンブールにも3泊します。
  今のところ、スペインのことばかりで（と言ってもたいしたことしてませんが）トルコの事が手薄になっています。
  
  取り急ぎ、お礼申し上げます。
  
  ぴょん太