2008/07/12 - 2008/07/13
644位(同エリア822件中)
korotamaさん
- korotamaさんTOP
- 旅行記674冊
- クチコミ75件
- Q&A回答8件
- 886,539アクセス
- フォロワー17人
兎平に着いた時から korotamaは地面ばかりに目がいってしまいました。知っている花はかなり少なく、初めて目にするものがたくさんあり、もう興奮状態。
でも、八方到着までがのんびりしすぎてしまったせいで、滞在可能時間は4時間弱。遅くなって宿の人に迷惑をかけてはいけない、と、歩き始めから時間が気になりながらも、写真を撮り続けたのでした。
帰宅後は図鑑とくびっぴき。まだまだ「花」入門者のkorotamaには、この世界はなかなかに広いです。
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
高原に行くと必ずと言っていいほど見かけるニッコウキスゲ(日光黄萓)。この黄色、好きだなー。
別名をゼンテイカ(禅庭花)というそうで、字面としてはこの「禅庭花」の方が好き。
ただ、平地で見る黄色のユリとの違いが今一つわかっていないkorotama。高原で咲いているから「ニッコウキスゲ!」ってわかる程度(^_^;)
ゴンドラリフトアダムを降りてすぐに目に入りました。 -
八方池山荘から黒菱平へ下る途中で見かけたニッコウキスゲの蕾。
なんだかバナナみたい(^.^) -
この、花だか葉っぱだかわからない緑の大群はなんだー?と写真を撮っていたら、黒菱平で名札が付いていました。
ハクサンタイゲキ。タイゲキって花らしからぬ響き。白山大戟。戟は中国の武器のことだそうな。 -
先の方は変わった作りをしています。
-
真上から見てみました。まだ先端がつぼんでいます。
-
開いたところ。真ん中の黄色いのが花?
-
ゲレンデにも八方池山荘を過ぎてからも見かけた、トリアシショウマ(鳥足升麻/ユキノシタ科)。鼻がむずむずしてきそうな花。
若芽を山菜として食すそうな。 -
花に近づいてみました。
-
八方池山荘を過ぎてからよく見かけた、エーデルワイスを思わせる、ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草/キク科)。
-
白い綿毛がぎっしり詰まっているんですね。
-
キバナノカワラマツバ(黄花の河原松葉/アカネ科)。
長い名前だと、漢字の方が読みやすいですね。
「河原」ってついているけれど、咲いている場所は、尾根。 -
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草/シソ科)。
花や葉をこするとジャコウの匂いがするそうな。
こすってみればよかったなー。 -
ず〜むっ!
-
石神井ケルン付近で見かけた、シモツケソウ(下野草/バラ科)の蕾。
きゅっ、としていて、アクセサリーみたい。 -
下山途中、木道コースも随分下ったあたりで。半分だけ花が開いていました。もしゃもしゃとした、柔らかそうな感じ。
-
-
石神井ケルンのそばで咲いていた、テガタチドリ(掌形千鳥/ラン科)。
グラジオラスを縦に伸ばしたみたい。
ん? この花のどこが掌形なの? と思ったら、根 が掌形なんだそうです。 -
道端でひっそりと咲く、ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科)。
-
これまたひっそりと咲いていた、シロバナクモマニガナ(白花雲間苦菜/キク科)。
雲間 とは 高山の意、だそうな。ふーむ。 -
ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)。
ヨツバシ、オガマ。って読んでいたら、あら、違っていました。四葉塩竈だそうです。 -
-
強風に吹かれるミヤマトウキ(深山当帰)。
-
ミヤマトウキと蟻。
-
これはミヤマトウキの蕾かな。
-
こちらはたぶんタカネイブキボウフウの蕾。
このみごとな紅紫色が、開くと白に変わるそうです!
八方池を見下ろすガレ場にて。 -
ず〜むっ!
-
登山道と木道コースが合流するあたりに咲いていた、ウラジロヨウラク(裏白瓔珞/ツツジ科)。
-
-
ナナカマド
-
人面(!) 八方ケルンを過ぎた登山道に咲いていた、ミヤマアズマギク(深山東菊)。
-
ミヤマアズマギク(深山東菊)
-
栄養なんてなさそうなガレ場に咲くホソバツメクサ(細葉爪草/ナデシコ科)。
-
岩の割れ目のようなところからにゅるにゅる咲いている、チシマギキョウ(千島桔梗)。
-
随分と頭でっかちな花なんですね。
よーく見ると、花の先端に毛が生えています。 -
チシマギキョウのすぐそばに咲いていた、タカネバラ(高嶺薔薇)。
もう終わりかけですね。 -
そしてチングルマ(珍車、稚児車/バラ科)。
ずーっと昔、スキー場のゴンドラ乗り場でこの花の写真を見て以来、korotamaの頭に最初にインプットされた高山植物。 -
雄蕊と雌蕊が黄色でもしゃもしゃしています。
-
八方池の端で、チングルマの群生の中にちょこちょこ顔を出すイワカガミ。
-
イワカガミ(岩鏡)のソロ。
-
これは花が散った後のイワカガミかな。
八方池から50mほど下った辺りで。 -
-
-
いちばんよく見かけた、イワシモツケ(岩下野/バラ科)。
-
ず〜むっ!
-
-
八方池を見下ろす繁みの中の方で咲いていた、ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)。
前を歩くご夫婦が足を止めていなければ見過ごすところでした。
密標に虫が寄ってきています。 -
キジムシロ。
またまた区切り位置を間違えました。
キジム、シロ。と読んでいたら、雉 莚 でした。
バラ科。
帰り道、木道コースに入る前で見つけました。 -
雄しべが印象的な、イワイチョウ(岩銀杏)。
-
帰り道の木道コースの入り口でひっそり咲いていた。ミヤマタンポポ(深山蒲公英)。
-
後ろの部分がカールしていない。日本固有種のタンポポです。
-
木道沿いに咲いていた、ショウジョウバカマ(猩々袴)。
あらっ! 花を猩々(オラウータン)の顔、葉を袴に見立てた命名ですって!
オラウータンねぇ…。 -
盛りを過ぎ、しぼんだショウジョウバカマ。
-
木道沿い、ワタスゲの群落の中で咲いていた、ハクサンチドリ(白山千鳥)。
-
コバイケイソウ(小梅草)
-
-
木道沿いで群生していたワタスゲの穂。
-
ふわっふわで、うさぎのしっぽみたいでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 潮来メジロさん 2009/07/02 06:40:49
- なつかしい名前・・・チングルマ。ヾ(^o^)
- korotamaさん、おはようございます。ヾ(^o^)
勝手にお邪魔しておりま〜す。
すばらしい山野草の数々、感激しております。\(^o^)/
> そしてチングルマ(珍車、稚児車/バラ科)。
> ずーっと昔、スキー場のゴンドラ乗り場でこの花の写真を見て以来、korot
> amaの頭に最初にインプットされた高山植物。
う〜ん、なつかしい名前・・・。
だいぶ前になりますが、植物も鳥も詳しい友人に連れて行ってもらった山(どこだったか、地名は忘れました)で、教えて戴きました。
漢字を説明されなかったので、チ・ン・グルマって変な名前って思った記憶があります。(^_^;
植物は、種類が多すぎて頭に入らない潮来メジロは、当時は山野草の名前を聞いても、右の耳から左に抜けてしまい、メモも取らずに終わっていましたが、いま想うと、もったいなかったなぁと反省しています。(T-T)
いや〜、korotamaさんは野鳥も詳しいですが、野草もまたお詳しいですね〜。korotamaさんのコメントがまた楽しいです。v(^o^)v
これから、korotamaさんの旅行記を読んで勉強させて戴きますので、よろしく御教示お願いします。
すばらしい山野草の数々に一票・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- korotamaさん からの返信 2009/07/02 10:30:56
- RE: なつかしい名前・・・チングルマ。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん、こんにちは。korotamaです。
穴があったら入りたいくらいのお言葉、恐縮です(^^ゞ
korotama、本当に野草も野鳥もド素人なんですよ。
現地では図鑑を開く時間のゆとりなく、写真を撮り、観察し、歩き、の繰り返しなので、帰って来てからが大変です。
旅行記を作成する前は何時間も写真と図鑑との睨めっこです。
でも、いくら調べてもなかなか頭にインプットされないんですねぇ(~_~;)
ただ、ちょっとづつでも名前を覚えていくと、山歩きの楽しさも倍増するものですね。
その楽しさを励みに、日夜図鑑と睨めっこです!
> 漢字を説明されなかったので、チ・ン・グルマって変な名前って思った記憶があります。(^_^;
↑
korotamaも最初はカタカナからだったので、ちょっと口にするのがはばかれるインパクトがありました(^^ゞ
だから、インプット第1号となれたわけですが。
野草も野鳥も、korotamaを幸せな気持ちにさせてくれる素晴らしい存在です!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
korotamaさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
57