ひとり旅 [251] 九州縦断２２００Ｋｍの車旅【27】 ＜鵜戸神宮?参道編＞宮崎県日南市

2008/03/09 - 2008/03/12

＜＜九州縦断２２００Ｋｍの車旅＞＞

■鵜戸神宮の運玉
　御本殿前の海に浮かぶ霊石亀岩(豊玉姫が竜宮から乗ってきたと言われる)の背中に運玉(直径２cm程の素焼きの玉)を投げ、見事にとどまると願いごとが叶うという伝えがあります。
　男性は左手、女性は右手で投げます。

【手記】
　この日は時間との闘いでした。明るいうちに宮崎の観光（都井岬・鵜殿神宮・平和台公園など）を済ませ、日暮れと同時に宮崎から熊本菊水まで一気に走って行き、道の駅‘きくすい’で車中泊しました。
　夜暗いときに長距離移動、これがもっとも無駄のない車旅行の基本です。
　今回の九州縦断２２００Ｋｍの車旅は、宮崎県「道の駅高千穂」車中泊→霧島市「シティーホテルイン国分」ホテル泊→熊本県「道の駅きくすい」車中泊、３泊４日の旅でした。

【巡航県経路】
　広島→山口→福岡→大分→宮崎→熊本→鹿児島→宮崎→熊本→大分→福岡→山口→広島

エリア 日南(宮崎)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

宮崎県日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮へ
　都井岬・幸島をあとにして、Ｒ２２０号線を北上しています。

宮崎県日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮へ
　椰子木・蘇鉄・蒼い海･･･南国宮崎っぽい風景の中をただひたすら走って、鵜戸神宮へ向かっています。

宮崎県日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮駐車場
　さあ着きました。観光バスが数台停まっている駐車場です。

宮崎県日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「おみやげもの屋さん」
　宮崎の特産品を多く置いてあります。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「おみやげもの屋さん」
　宮崎の特産品ならば何処の観光地でも同じものが置いてあります。
　みなさん、ここはやはり鵜殿名物の「おちちあめ」を買って帰るのでしょうね。

宮崎県日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

　ご由緒はというと・・・。

●鵜戸神宮「ご由緒」
　山幸彦が、兄（海幸彦）の釣り針を探しに龍宮に赴かれ、海神のむすめ豊玉姫命と深い契りを結ばれた･･･

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

　観光バスが駐車する駐車場よりトンネルを抜けるコース。

●鵜戸神宮「ご由緒」
　山幸彦が海宮から帰られた後、身重になられていた豊玉姫命は「天孫の御子を海原で生むことは出来ない」とこの鵜戸の地に参られた･･･

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

　これはしんどいわ。石段の中央部が凹んでいるのは人々が繰り返し、繰り返し鵜戸山参りした往還の証。

●鵜戸神宮「ご由緒」
　霊窟に急いで産殿を造っていたが、屋根の鵜の羽の茅も葺き合わぬうちに御子（御祭神）はご誕生になった。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「お店屋さん」
　埴輪、お花きれいです。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮
　あとで分かったのですが、普通車でしたら海側の道路を回って神門付近の駐車場に停めるコースがあるそうです。
　ヽ('ー`)ノ・・・チカレタ。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮
　「海幸・山幸」の山幸彦の息子（神武天皇の父）鵜葦草葦不合命（ウガヤフキアエズノミコト）を祀ってあります。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「おちちあめ」
　ミルキーはママの味〜♪っぽくっておいしそう。
　なんだか「おちちあめ」を舐めると母乳の出がよくなると言った言い伝えがあるそうで…。鵜戸の名産。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「剣法発祥の霊地」
　念流陰流、剣法発祥の地としても知られています。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「剣法発祥の霊地」
　足利時代に剣法の達人と謳われた相馬四郎義元（慈音）が「念流」を愛州移香が「陰流」を当神宮に於いて御神示を受け、創始した事によります。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「授与所」
　沿革･･･当神宮のご創建は、第十代崇神天皇の御代と伝えられています。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「境内図」
　当神宮は「鵜戸さん」と愛称され、国定公園日南海岸の風光明媚な所、日南市鵜戸の日向灘に面した、自然の神秘な洞窟の中に、朱塗りの色あざやかにご鎮座されています。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「神門」
　はじめにくぐる朱塗りの色鮮やかな門です。
　自然の景勝につつまれたロードパーク日南海岸の中心地に鵜戸神宮はあります。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

「右大臣像、左大臣像を配する神門」

●鵜戸神宮「沿革」
　明治を130余年経過した今日、全国津々浦々から、日本民族の祖神誕生の聖地を訪れる参拝者は、四時絶えることなく続いている。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮
　右大臣像、左大臣像を配する神門です。
　汚れ反射のためこんな絵に。ガラスを綺麗にしてあげて下さいね。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮
　神犬石とある。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「神犬石」
　八丁坂（本参道）から、ご本殿を守護するように見えることから神犬石と呼ばれているらしいです

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「社務所」
　一般的に言うと事務所のことである。以前の社務所は茅葺きの何とも趣のある建物であったが昭和４５年に焼失した。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「楼門」
　神門の次にくぐる門で、茅の輪神事の際は、茅の輪くぐりが行われる。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「吾平山上御陵」
　あひらさんりょう･･･と読む。なんでしょう？
　あっ！巫女さんだ。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「吾平山上御陵」
　鵜戸神宮の門をくぐると、左手に稲荷神社がある。
　中に入ってみましょう。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「吾平山上御陵」
　御祭神のお墓で速日峯（はやひのみね）頂上にある。
　文献の中には日本書紀に「葬日向吾平山上陵」とある。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

　鵜殿稲荷神社

●鵜戸神宮「吾平山上御陵」
　宮内庁御陵墓参考地となっているのは鹿児島県吾平町にも吾平山陵があり、明治２８年に鵜戸神宮の陵墓は伝説の地と指定された為。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

　鵜殿稲荷神社

●鵜戸神宮「吾平山上御陵」
　しかし、どう考えてもこちらの方が本当の陵墓だと言う声は未だにある。
　２月２日にお祭り「吾平山上御陵祭」がある。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮「千鳥橋」
　参道にある朱塗りの橋で、眼前に広がる日向灘と奇岩は見応えがあり、ここで記念写真を撮る参拝客も多いです。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮
　国定公園日南海岸、日南市鵜戸山の日向灘に面し、奇岩怪礁は南北約1.5ｋｍにわたり分布日本一の規模を誇り、目の前に広がる紺碧の海とのコントラストの素晴しい景勝地でもあります。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮
　途中にある橋からの眺望は青い海と奇岩が並ぶ海岸、飽きの来ない風景です。

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

●鵜戸神宮
−北原白秋−

　「鵜戸の海　夕虹明し
　　　まさしくぞ　神降り立たす　天の浮橋」

日南市＜鵜戸神宮?参道編＞

　＜鵜戸神宮?御本殿編＞へ続きます。

●鵜戸神宮「御本殿」
　断崖絶壁の大洞窟（約三百坪）の中に朱塗りの御本殿、鵜戸神宮、地元では「鵜戸さん」と愛称され 安産、夫婦円満、育児、漁業、航海そして縁結びの神として古くから信仰を集めています。