ドイツ鉄道・Autozug（自動車運搬付き夜行列車）

2007/09/06 - 2007/09/07

ドイツ鉄道の列車にAutozugというのがあり、これは自動車運搬用の貨車と寝台車を連結し、車と人を一緒に運んでくれます。ミュンヘンからハンブルグの移動に使ってみました。

エリア その他の観光地(ドイツ)

• 交通手段: レンタカー

ミュンヘンからハンブルグまでの移動に使いました。自動車を積む都合から、中央駅ではなく、ミュンヘン東駅（Muenchen Ost bahnhof)からになります。駅の裏側に車用の入り口があります。

Check inの看板が出ているところに行って、切符を見せます。切符はインターネットで購入して自分で印刷して持っていけばOKです。ここで、宛て先を印刷したA4の紙がもらえるので、それをダッシュボードにおいておきます。

しばらくすると自動車の積み込みが始まります。係員の指示に従い、自動車用の貨車に乗り入れたら、車から荷物を持って降ります。自動車用の貨車は人用の客車とは別のところに止まっているので、ホームまで荷物を持って歩いていく必要があります。出発するときには、車の貨車と客車は連結されます。

客車は、椅子の車両と、6人用の寝台車と個室寝台があります。ちょっと高いけど二人用個室寝台にしました。切符に書いてある番号の部屋に行くと、鍵がささった状態になっているので、鍵を持って部屋に入ります。私たちの場合、当日に予約したせいか、鍵がささっておらず、ちょっと焦りましたが、係員に切符を見せたらすぐに鍵をくれました。

個室寝台の様子。一人用と二人用がありますが、２段目のベットがたたんであるかどうかだけの違いです。
天井近くに荷物を載せるスペースがあります。スーツケースはちょっと難しいかもしれませんが、ボストンバックくらいなら十分のせられます。

水とスナック菓子はサービスでした。

各個室毎に洗面台、トイレ、シャワー室が着いています。ちょっと狭いですが、十分です。シャンプー、タオルもあります。

寝台は十分な広さで、暖房もちゃんときいています。

食堂車も着いているので、ソーセージをつまみにビールを頂ました。

朝は、食堂車は朝食室になります。個室寝台には朝食もついていて、ここで食べることができます。

朝食は普通のホテルと同じくセルフサービス形式です。

ハンブルグに到着。ハンブルグも中央駅ではなく、Hamburg Altona駅に到着します。

そのままホームで待っていると、貨車の部分がいったん切り離されて運ばれてきます。

貨車は十分な広さがあるので、車の乗せ下ろしは特に難しいということはありません。

8:11に予定通り到着しましたが、車を下ろすのに３０分くらい時間がかかり、駅を出発したのは8:45頃でした。
ちょっと高いのが難点ですが、車ごと寝ている間に移動できるので、時間を効率的に使うことができ便利です。

http://www.dbautozug.de