一面のエリカの原野～リューデブルガー・ハイデ

2007/09/07 - 2007/09/07

ドイツ北部のリューネブルグのあたりに、エリカの花が一面に咲く原野があり、見に行ってみました。８、９月が満開の時期のようです。ガイドブックではリューネブルグからバスツアーに乗る方法が紹介されていますが、車がある場合は、ハイデ(原野)のそばの町まで行ったほうが便利です。

エリア ドイツ

• 交通手段: レンタカー

ハイデの中は車では入れないので、周辺の町から馬車やハイキングで訪れることになります。リューネブルグからだとちょっと離れているので、ハイデ観光の拠点の町のひとつのウンデローに来ました。ウンデロー(Undeloh)は、リューネブルグから30kmほど東にあります。アウトバーンA7の41番が最寄の出口です。

ウンデローの町に入ると馬車がたくさん止まっています。でも別々の経営のようでどれに乗ったら良いのかわからず、その１つに聞いてみたら、貸切で往復してくれるとのことでお願いしました。
でも、乗り合いの馬車が２時間ごとに出ていて、そちらの方がかなり安かったことに後から気づきました。また馬車のルートから外れたところの方が見晴らしがよかったので、片道は歩いたほうが良かったとも思いました。

ウンデローの町を出るとすぐにハイデです。ここからは車は乗り入れ禁止です。

道路は未舗装で、歩行者と馬車用で分かれています。

エリカの原野が見えてきました。ちょっと曇っていたのが残念ですが、でもその方が原野らしいとも思いました。

曇っているのできれいに写真が取れませんでしたが、ピンクの細かい花びらのエリカはきれいですが、鮮やか過ぎず控えめで、ちょっとさびしげな雰囲気もあり、原野というのがぴったりです。

ウンデローを出発して50分ほどでWilsedeに到着。ここはハイデの真ん中あたりにあり、古い家を再現した建物が建っていました。

帰りの馬車まで１時間ありましたが、Wilsedeにある建物はすぐに見終わってしまったし、ここは森の中で、ハイデが見られないので、ちょっとだけハイキングすることにしました。

1kmほどでWilsede bergに到着。Bergとは行っても小高い丘で、ほとんど登りはありません。

でもここからはハイデが一望できてすばらしい眺めでした。写真では伝わらないのですが、見渡す限り一面にエリカが咲いていて、きれいでした。
ハイキングコースもきちんと整備されているので、帰り道をハイキングしても良かったかなと思いました。また、サイクリングしている人もたくさんいました。

また馬車でウンデローに戻ります。帰りは馬車に揺られながらちょっとウトウトとしてしまいました。

ウンデローの町に到着。ここの町あったエリカの花壇は色とりどりできれいでした。

晴れていたらハイキングの方が楽しいと思います。サイクリングも楽しそうですが、レンタル屋は見かけなかったのであるかどうかはわかりません。乗っていた人の自転車を見る限りでは自分で持ってきた感じでした。