三・一運動と柳寛順（人物、韓国）<br /><br />（このページを訪問してくださった方へ）<br />　ご訪問有難うございます。　もし読者の方が根本的間違い、編集の際に発生したと思われる不整合、文法上の誤りなどを発見されたり、何か目新しい情報をお持ちの方、ご意見がおありの場合は、ご遠慮なく掲示板でもメールでも、ご一報くだされば幸いです。<br /><br />　心からの感謝を込めて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　砂布巾

三・一運動と柳寛順（砂布巾のＬＷ　第１章２）

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2014/08/19 - 2024/03/01

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天安(韓国)

　「民族自決」に独立を信じた日本統治下の朝鮮では、1919年３月１日、ソウル市内のパゴダ公園で独立宣言を発表し、これを機に「朝鮮独立万歳」の声が全土にこだました。翌月には上海に大韓民国臨時政府が発足した。ただ臨時政府が国際的な承認を得ることは無かった。一方日本はこの後、懐柔策として武断統治から文治統治へと政策の転換を図る。
　　＊砂布巾注　パゴダ公園のレリーフ　独立宣言を発表している様子
＊パゴダ公園の独立宣言文
　早乙女勝元編「母と子でみる　柳寛順の青い空」（草の根出版会）を参考に紹介する。
　柳寛順（ユ　ガンスン）は、1902年11月17に水原（スーウォン）近郊の天安郡で生まれた。まだ16歳、梨花学堂（現梨花女子高校）の生徒だった。
　　＊写真は再現された生家
　３月中旬故郷に帰った彼女は、有力者の家を回り、独立運動の必要性を説いて回った。地元並川（ピョンチョン）での蜂起が４月１日と決定した。手作りの太極旗を持って数千の人々が参加した。運動は弾圧され、両親は殺害されて兄とともに逮捕された。　
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＊独立記念館にある再現された獄中の様子

　独立記念館訪問記は　http://4travel.jp/travelogue/10230292

独立記念館博物館・美術館・ギャラリー
＊柳の取り調べ調書？

　天安警察本部、公州検事局を経てソウルの西大門刑務所へ収容された。刑務所でも屈することなく、「マンセー」を叫び続けた。度重なる拷問で体は衰弱し、翌年10月12日、18歳で息を引き取った。
＊母校の現梨花女子高校
　広島発着のアシアナ航空を利用した2004年の韓国旅行では、母校、歴史館となっている西大門刑務所跡を見学した。母校の講堂後部に彼女を中心とするコーナー（写真）があり、後輩が場所を教えてくれた。2005年には独立記念館からバスに乗って、復元された生家を訪問した。本当に全てが事実としたら確かに凄い人だとは思う。
　
＊場所を教えてくれた寛順の後輩
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　　　＊西大門刑務所にある展示
　キム・ワンソプ氏の「親日派のための弁明２」（扶桑社）によると、これは「三・一運動」ではなく「暴動」であるとし、次項目の「堤岩里事件」もその流れで説明している。李氏朝鮮時代は奴隷社会として日本の植民地時代を肯定的に捉え、安重根を「テロリスト」と呼ぶなど、韓国人らしからぬ物言いには驚いた。ただキム氏は事実上の出国禁止措置が取られているそうだ。言論の自由は何処へ？（2004年８月12日、2005年８月14日訪問）

西大門刑務所歴史館博物館・美術館・ギャラリー

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ソウル戦争記念館＆西大門刑務所見学半日ツアー＜午前発＞ KRW 75000.0～
＊独房に関する説明文
＊パゴダ公園にある彼女のレリーフ
＊生家近くにあった彼女を顕彰する施設
Ｒｅｃｏｒｄ　Ｃｈｉｎａの記事
韓国人の80％が「親日残滓は清算されていない」、「70％が日本には親近感が持てない」
https://www.recordchina.co.jp/b218773-s0-c30-d0058.html
＊残念ながら反日感情は根深いと言わざるを得ない　そして2019年からの日韓関係の急速な悪化も深刻だ