光州事件、全州石焼きビビンバ、そして天安独立記念館

2005/08/13 - 2020/05/17

　久々アップの韓国編は、光州・全州を経て天安までの訪問記です。

　写真は旧全羅南道庁前にある1980年光州事件を記念する碑。

エリア 天安(韓国)

　当時の軍事独裁政権に反対して蜂起した民衆に対して、軍が発砲して多くの犠牲者が出た事件。これを機に全斗煥（チョン　ドファン）が全権を握り、盧泰愚に引き継がれた。

　こちらの記念館は閉館日で見学できず。残念！！

　光州事件といえば、1929年の事件も有名。市内には記念館もあった。

　天安の独立記念館にある1929年の事件のジオラマ。

　光州には２時間程度の滞在でバスにて食の都全州（チョンジュ）へ移動。ターミナル近くのムンファ・サウナ・ヨーグアン（旅館）に宿泊。値段は２万Ｗ。は２千円強。この時の旅で木浦、儒城の旅館が２万５千Ｗだっかたら、旅館では一番安かった。

　カジョク・フェグアン（家族食堂）の石焼きビビンバ。ボリュームたっぷり。

　町のシンボル、プンナンムン（豊南門）

　慶基殿（キョンギジョン）。李氏朝鮮の開祖李成桂（イソンゲ）の位牌を祀るために建てられた。でも肝心な部分が写ってない。

　古い町並みが残されている。

　入口。

　こんなものも。でも中は展示物など何もなかった。

　列車で天安の独立記念館へ。

　この太極旗の数は凄すぎる！

　翌8/15の光復節（解放の日）式典の準備中。

　入口には伊藤博文を殺害した安重根（アン　ジュングン）に関する展示。彼に関してよく調べてみると、単なる殺人犯として片付けるのは惜しい。興味のある方は彼と千葉十七に関するエピソードをどうぞ。

　記念館の中にあった重根の像（中央）。

　彼は同士とともに断指し、日本からの独立を誓った。

　大好きな孫基禎さん関連の展示も。

　

　こちらは韓国のジャンヌ・ダルクとも言われる柳寛順。獄中の様子が再現されている。
　詳しくは次の旅行記彼女ゆかりの地訪問記をどうぞ。

＊上海で結成された大韓民国臨時政府

　解体された旧朝鮮総督府に関する屋外展示。

　竹島（独島）が韓国領であることを訴える巨大な写真。多くがこの前で記念撮影。