2007/07/20 - 2007/07/22
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Elliott-7さん
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JR土讃線というのは、土佐(高知)と讃岐(香川県)を結ぶ鉄道路線です。ん十年ぶりにローカル電車の旅に出ました。初めて青春18切符というものを使って安芸の国から四国は土佐まで各駅停車の電車で往復したのです。
土讃線と土佐くろしお鉄道・後免なはり線に乗車した体験レポートを掲載してみました。鉄道マニアなら何でもないことが、初めて各駅停車に乗った者としては驚きなのです・・・
これまで観光バス・マイカーや新幹線・飛行機などを使った旅が多かったのですが、各駅停車でのんびり移動するのもまたいいものだとつくづく思いました。
宿はもちろん、YH(ユースホステル)・・・
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- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
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高知から阿波池田に向かう上り土讃線電車が途中で引っ込み線に入っていきました。
ここが土佐山田町にある”新改”(しんかい)という無人駅だとわかりました。
窓から見ると一人の青年が下車しているではありませんか。 -
引っ込み線に入って電車は停車、ワンマンカーの運転手が後ろにやってきて運転席に座って電車をバックさせます・・・
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下車した青年は写真を撮っていました、
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ただ一人ぽつんと線路脇に立っています、
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電車は引っ込み線から本線に戻り・・・
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運転手は再び前方の運転席に戻っていきます、ワンマンカーの運転手さんは、前と後ろの運転席を行ったりきたりしなければならないのですから、お疲れさんです・・・
これがスイッチバック式ですが、特急電車ではこのような体験はできませんぞ、
ちなみに、google マップでこの駅を探してみたら、ありましたよ、引っ込み線がよくわかります。
航空写真がないのが残念ですが・・・・
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&ll=33.648797,133.695856&spn=0.00568,0.0106&z=17&om=1 -
電車の中の様子・・・
乗客の半分は、青春18切符利用者のようでしたぞ、
もし、利用者がいなければもっとがら空きでしょうな! -
単線ですから途中の駅で特急電車の通過を待ちます。これはいつものこと、青春18マニアはホームで一服いや三本は余裕で吸えますぞ!
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こんな電車です・・・
おそらく鉄道マニアなら**型なのかすぐ判別できるのでしょうな、
小生は18切符初体験者なのです、 -
特急南風?号でしょうかな、思い切り飛ばして走り去りました。客席を見ると乗車率は70%くらいか、
不思議なことに、特急電車を羨ましく思わなかったですぞ(負け惜しみじゃあありません) -
なんとも派手々々な車体の電車が入ってきました。
ここは観光名所の大歩危駅です、 -
リュックを担いだ乗客が降りてきました、これから祖谷渓(いやけい)に行くのでしょう・・
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祖谷渓(いやけい)といえば、蔓橋(かずらばし)があるところで良く知られていますが、駅のホームにも蔓橋のミニ版が作られていました。
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・・・阿波池田駅舎・・・
高知からの電車は、阿波池田止まりです。阿波池田といえば、かつて甲子園を湧かせた池田高校のあるところです。
山の中にある小さな町ですが、この町が全国に知れ渡ったのは、さわやかイレブンで脚光を浴びた池田高校の活躍があったからです、 -
阿波池田駅前のメイン商店街は日曜日でもご覧のとおり・・・
”ようこそ三好市へ”と書いてある横断幕が寂しく揺れていました。
商店街の中に、祖谷そば屋さんがあったので入り、店のおばあさんに話しかけてみました。
「阿波池田町は三好市に編入したんですネ、面白くないですなあ!」と、
「そうですよ、三好市なんておもろありませんわ!池田町がええんですが・・」・・(同感!)
「池田高校はその後どうですか?」
「最近イケコウは、ぱっとしませんなア、昔は攻めだるまいわれてなあ」
「蔦(つた)監督のことでしょう、よく知ってますよ。強かったですな、あの頃は・・」
こういう会話ができるのは、お互いに歳とったからでしょうか・・・、
しかし、こうして旅していると地方は確実に”疲弊”していってることがよくわかるのですな。 -
再び阿波池田から電車に乗り讃岐の多度津へと向かいます。
またまた、15分ほどの特急電車の通過待ち・・・
運転手と車掌もホーム上でしばし雑談、なんとものどかな光景です。
阿波池田からはワンマンではありません・・・ -
JR後免(ごめん)駅で土佐くろしお鉄道・後免なはり線に乗り換えて、赤岡まで行きました。
後免駅ホームにこのようなキャラクターがありました。 -
何か文字が書いてあるようです。やなせたかしさんの文で、「ごめん、ごめん、ごめん・・・」と書かれていました。
どうやら、やなせさんはここの出身のようです。
小さい子供たちに人気のある”アンパンマン”の作者で、近くに”アンパンマンミュージアム”があるそうです。 -
後免駅で待っていると、奈半利行きの電車が入ってきました。
これも子供の喜びそうな、派手な車体です・・ -
この電車は、オープンデッキというそうで、海側の窓がオープンになっており、直接身体で風を感じることができるのです。乗客サービスの一つでしょうネ
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土曜日とあって車内はかなり混雑していました。
学校が休みになり、天気が良いので海水浴に行くのでしょう・・・ -
下車して外から撮らせてもらいました、
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赤岡で下車したのは数人だけ・・・
太平洋の海に向かうのでしょうか?
この先には、阪神タイガースがキャンプを張る安芸市があります。 -
高知での宿は、高知YH・酒の国共和国です。
旅に出たらいつもYH・ユースホステルに泊まることにしています。会員歴はかれこれ十数年になるでしょうか、最近のユースは、設備もよく個室も完備してあるのでもっぱら利用することにしているのです。
安くおいしいものが食べられるし、見知らぬ人との出会いがあるのが楽しみなんです。
ここ高知YHには連泊しました。
高知YHの公式サイトをどうぞ・・・
http://www.kyh-sakenokuni.com/
高知YHの全景です。 -
高知YHはJR高知駅から二つ目の円行寺口(えんぎょうじくち)という駅で下車して、すぐ近くにあります。
開設したばかりのYHですから、綺麗で設備もよく整っています。女性の一人旅でも安心して利用できます。 -
玄関を入ると、ご覧のようにずらりと酒が並んでいます。
そうです、ここは”酒の国共和国”なんです! -
高知YHのフロントです。
チェックイン・アウトはここでします。
ここのオーナーは、以前某酒造会社に勤めていたそうですから、当然酒には詳しいのです。(ナットク) -
談話室です。
PCも常時自由に使えます。 -
談話室にはコミック本がいっぱい・・
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食堂です。
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この日は京都からやってきた娘さんと連泊している外人女性、それに小生の三人だけでした。(翌日は、予約客が多く賑やかでした)
ここでは、希望すれば試飲会(500円)をやってくれます。もちろん、三人とも酒のテイスティングに挑戦! -
早速娘さんが試飲しています。
原酒・吟醸酒・本醸造・古酒などを飲み分け、後から自分でどの酒かを当てるのです。
高知へ行くことがあれば、”高知YH・酒の国共和国”を利用することを薦めます。
オーナーは親切で、高知のことなら何でもよく知っているので頼りになると思いますよ。
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