東方明珠電視塔中華文芸街参加～準備から初日開催へ～

2004/04/30 - 2004/05/02

準備２日目。
参加者全員がやって来てそれぞれのコーナーを飾る・・・と思いきや、主催者側から提供されたテーブルと、同じく提供された緑色のクロスに商品を並べているだけ。。。けちくさいコーナーにマネージャーも裏切られた気分だそうだ。中には又貸ししている連中もいるとか・・・
我々は、良く見せる事を惜しまずやっていたので、主催者側にもウケが良かったようだ。もう既に次回のオファーも貰ったが、周りがこれでは、我々としても参加意義は低い。

５月１日開催日。
中国のＧＷは、初日２日は移動日らしく、忙しいのは３～５日らしい。
今回のアルバムでは、終了後の町の風景も盛り込んでいます。上海浦東のビル風景や、夜景などの光景も有ります。

エリア 上海(中国)

朝、これ又一番で来てみると、職員の手によって、他のブースにテーブルが並べられていた。
要するに、テーブル（店）で区切って通路を構成する形。

「文化工芸街」とでも言うのか、そう言う目的らしいけど、何か盛り上がりそうにない感じ・・・
今立っている場所は、東方明珠を参観した人が、出口へ向かう大きな通路。ここからお客さんを誘導する形になるそうだ。

イベントの開催人でもないので、企画の是否を評価しても仕方がないので、サッサとブースの仕上げに入る事に・・・
荷物をどんどん運び込んで、作品の飾り付けから。

兄弟で場所や位置の調整かな？
壁面の下半分を展示台にした為、３月の展覧会のようなバランスでは掛けられなくなった。
場所は前回より広いのだが、ブースのラックがない分、自分たちで造る壁に限界有り。今回不満足の一つ。

何も指示しなくても、みんなどんどん手が進む。
組織と言うには貧弱だけど、こう言う時期が一番やりがいがあるのかも。

今回もしっかり確保した物置。運良く裏が広場になっていた。バット、しか〜し。逆に警備は皆無なので、盗難には十分注意が必要。

自らロゴプレートをセッティングするこま。
持ち回りで使っている専用スポットライトは、距離を合わせたステーに組み立てられている自作品。。。
「ステー」と言っても「木切れ」ですけど・・・

やりました！完成です。
借りた展示棚も他のデザイン並みにカモフラージュ出来ました。
明日の本番では、緑のテーブルに小物展示を施し、爺ぃ達の作業台を揃えてスタートです。
小物はその都度下げて帰らなければならないのが面倒です。
気休めでしょうけど、前に見えている椅子でバリケードも張って帰るんです。

午前中に全て完成。
一寸休憩して帰ります。
明日からの本番の為に、今日はゆっくりする予定。

ウチの展示は全部オリジナル。
主催者側から提供されたクロスは使いません。
ベロアの生地は、昨年の義烏博覧会の時に３０ｍ買ったので、ずっと持ち回りで使用してます。

斜向かい（はすむかい）のお店。
本来はこう言う感じの店が建ち並ぶ予定たっだ企画。
又貸しが多くて企画倒れしていました。
本当の工芸品は、こことウチだけ。
しかもここは２日目で、話が違うと言う事で開催者と大喧嘩して、とっとと帰ってしまった。

借りる側も貸す側も、まだまだモラルの徹底が無理な国。開催中は、店側の人間が引き起こすモラルの低さの問題で色んな事がありました。

向かい側の展示の様子。
手前で寝ているのは長男君です。気にしないで下さい。

こんな感じで、お向かいさんは、立体製品に絵や文字を印刷するプリンター販売。。。主菜の意図とは微妙に違っている感じ。

こんな感じでバリケードを張って帰ります。
気休めでしょ？

今日、外は雨でした。
霧雨が、降っているのか止んでいるのか、微妙な感じでビルに霧が掛かっています。

８８階建ての金茂大厦が、とっても幻想的・・・

霧にむせぶ浦東区は、こうなってしまうと何も見えない所となってしまう。浦西とは違った現象です。

５月１日。
本番開始！！！
・・・と意気込んでみたけれど、中国の連休は、最初の２日は移動日になるようです。
余所から上海に遊びに来る客は、初日には殆ど来る事が出来ません。
だって皆さん、まだ列車の中なんですから。。。(~~；

まぁ、取り敢えずは、ボチボチ展示用の作品でも描いておくとします。

今日から応援で駆けつけてくれた２人。
前回の上海展覧会でも来てくれた彼女に、今回は旦那さん連れで来てくれました。

では、他の様子もご覧下さい。。。
ガラガラですね。(~_~；

実は、客足がまだと言う事だけではなく、昨年のSARSに続いて、今年は鳥インフルエンザ。
観光業界は大痛手。
でもって、我々も同じく大痛手・・・(；_；

ホール入り口から会場内を見た所。
こんな感じでウチが目立っているのは嬉しい。

参加者の大きな不満は、「終了時間」
何故か６時で終了なんです。
外ではこんな感じで、東方明珠に登るお客さんで溢れているというのに・・・しかも、この電視塔は夕方からの客がピークになる。その時に閉店になると言う、とんでもない理不尽な企画。
理由？聞きましたよ。「従業員が下班だから」だそうです。

しかし凄い行列。２階のエレベーターホールに、人が一周しています。。。(＠＠；

こっちは反対側から。ぐるっと廻ってエレベーター前で合流していますね。

表に出てみるともう真っ暗。。。
今日は手伝いに来てくれた人たちと食事に出かける事に。。。
こんな所でスパイダーマンがしおれ掛けていました。

タクシーを拾うため道路脇まで来たら、新疆人の麻糖売りが居た。
最近よく見かけるようになった、上海のサラリーマンが買っていますね。
こまが上海に来た頃、こんなスーツ姿の人なんて居ませんでした。

同郷のよしみ、ナチュラルな維吾爾語で彼らをねぎらう爺ぃ。
それを聞いてびっくりしながらも、「今年の労働節は不景気だねぇ〜」と溜息混じりで答える彼ら。

空車を呼んでいる所。
おいおい、快走している車、近すぎるんじゃないの？
殆どこんな感じです。
（写真の都合で速度が速く見えていますが、そんなに速く走ってません）

タクシー内から撮影すると、、、
デザイン画になってしまいますね。(~~；

浦東を走行中のタクシーから。
彼ら任せなので、何処に向かっているか判りません。。

前方に繁華街みたいなものが見えてきました。
一寸判り辛いですね。

最初に入った湖南料理店は満席でした。
しかし、いつの飾りか判りませんが、メリークリスマスとサンタクロース、外せよな！って感じですね。
それより、湖南料理でこんな飾りしても意味がないですが。

向かいの湖南料理店で、何を頼んでも激辛で、殆ど食べられないまま不満一杯で出てきました。

イベント２日目。
ボチボチお客さんの姿が目立ち始めました。

この角度だと、店の全景が判りますね。
こんな感じです。

外国人の相手が、緊張はしますが面白いですね。
大陸人は話す内容が汚くて、精神的に良くない。

お客さんが持っているビニール製のものは、東方明珠フィギアです。(~~；
２５元也。・・高っ！

爺ぃの長男側には、この様に若者が集まります。

爺ぃの方には、年齢を問わずって感じです。

メインパネル。
少々がさつながら、他が他だけに結構注目浴びた感じです。

２日目終了。
今日もサッサと帰って休憩ですが、爺ぃと２人で知人に会いに行きます。

前回、敦煌の陽関博物館で知り合った小姐、向こうをやめて広州で旅行会社に就職。
爺ぃが、彼女の能力を見抜いて、「町に出なさいよ」と話しをしたのがきっかけらしい。

今日は、お客を引き連れて上海に来たそうで、宝山に宿泊すると言う事。
２人で宝山まで行ってきます。

金富門酒店ロビーにて。
国内３星級ホテルだけど、しっかりまとめられた良い感じのホテル。

ツアー客を引き連れホテルに向かっている彼女をロビーで待って居る所です。

ウインド越しに配置されているカフェ。
中世風のランプとフリルカーテンが、異国情緒を誘います。

一仕事終えて戻ってきた小孫。
敦煌陽関博物館訪問の写真に、横姿が写っていた子です。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/pict/10542205/
あの日あの時、爺ぃに出逢っていなかったら、あのまま僻地で燻っていたと言う彼女。爺ぃは彼女の干爹的存在。

明日は南京へ行くそうです。我々は明日から忙しくなるので、話しもそこそこに引き上げました。