2012/08/19 - 2012/08/19
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まみさん
「今年(2012年)は、仕事の都合でいつものように7月に海外旅行ができないの」
と嘆いたら、
「それなら、私らの家族旅行で一緒に北海道に行く?」
と妹が誘ってくれました。
それが春先の話。
妹ら一家の都合でそれは8月にずれましたが、そんなわけで、甥っ子姪っ子と8月の函館・札幌旅行3泊4日です。
函館市内の観光ポイントを、昨日の1日で網羅できたわけではありませんが、市内観光はもう結構という気分になっていました。
予想外の暑さと徒歩観光が、子どもたちもそうですが、大人にとってもきつかったのです。
もっとも、今回の旅程のほとんどは妹任せでしたが、もともとメリハリをつけるため、2日目は自然を満喫するコースを考えていたようです。
私自身は、子どもの興味の対象のペースがよく分からないため、行く前に私自身は、「るるぶ函館」で函館と近辺の見どころをチェックしながらも、どうしても行きたいところと固執するところを作らないようにしていましたが、できれば大沼公園のようなところにも行きたいと思っていたところでした。ちょうど良かったです。
大沼国定公園では、最初に遊覧船に乗りました。
遊覧船では、活火山である駒ヶ岳の噴火からできた大沼・小沼の話、今年は水不足でうんと水位が低くなったための苦労話、初心者向けにちょうど良い駒ヶ岳の登山コースの話などがいろいろ聞けて良かったです。
その後は、子どもたちがボートに乗りたがったので、6人乗りの足こぎ白鳥ボートに乗りました。
桟橋付近のような難しいところは妹の旦那が梶をとり、湖の中では子どもたちが梶をとりました。
その後は、妹自身は、大沼に散在する小さな出島を歩いて回りたかったようです。
その方が景色が楽しめるから。
でも、駅前から大沼まであちこちに自転車レンタルがあり、たくさんの自転車が走っているのを見て、最初に興味を示したのは私ですが、子どもたちも自転車がいい、と乗り気になりました。
ところが、子どもたちは自転車を乗りこなすこと自体に夢中、あるいは必死で、景色を眺める余裕もなく、さっさっと先に進んでしまい、子どもたちの母親である妹も、去年やっと自転車を乗りこなすようになったばかりの姪っ子を見守っていたので、やはり景色を見る余裕はなかったようです。
私も、フォトストップをとるとあっと言う間においていかれてしまうので、ゆっくりしてられませんでした。
でも、歩かなくてすむサイクリングはラクでした。涼しくて気持ち良かったです。
この日も、かなり気温が高く、蒸し暑かったですから。
ふりかえれば、遊覧船に足こぎボートにレンタルサイクリング。なかなか充実していました。
ランチには、サイドメニューとして特産品のワカサギも食べました。
大沼まんじゅうの方は、翌日、札幌へ向かう特急の車内販売で買って、みんなで食べました。
添加物一切なしの一口サイズのまんじゅうは絶品で、やわらかくて口の中でとろけるようでした。
大沼国定公園ガイド・サイト「まるごと大沼」
http://www.onuma-guide.com/index.shtml
<スケジュール>
8月17日(金)仕事の後、浜松町に前泊
8月18日(土)函館市内観光&湯の川花火大会
8月19日(日)大沼国定公園&函館山からの夜景
8月20日(月)特急で札幌へ&大通公園付近散策
8月21日(火)円山動物園、そして帰宅
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JALグループ ANAグループ JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
大沼公園に向かう普通列車
-
途中の車窓からの、心癒される雄大な景色
私はこういう見はらしの写真は好きなのですが、一眼レフの液晶で妹に見せたところ、「うん、いいと思うけど、どこを見ていいかよく分からないから、あまり好みではない」と言われました。
うむ、好みはそれぞれとはいえ、難しい問題です(笑)。 -
見えてきた大沼と駒ヶ岳
実は函館からの列車の車窓から見えるのは、小沼湖の方だそうです。
大沼公園駅を過ぎると見えるのが、大沼湖の方で、翌日の札幌行の特急北斗の車窓から眺めることができました。 -
可愛らしい大沼公園駅
本日も、暑かったです。
湿度は関東の都会などよりもずっと低かったのですが、日向に長くいたくない暑さでした。
夕方には風が出てきて、だいぶ涼しくなったものの。 -
大沼固定公園の大沼と小沼の地図
大沼湖は小島がぽつぽつとたくさん!
この地図は駅周辺や公園広場がメインで、大沼湖も小沼湖も一部しか載っていません。
小沼湖は、大沼湖の5分の3くらいです。
小沼と言っても、あなどれません@ -
大沼国定公園全体の絵地図
大沼国定公園は、大沼湖と小沼湖、それから左上のちっちゃな蓴菜(じゅんさい)沼の3つを含む湖沼群全体でした。
今回、回れたのは、大沼湖(周囲24km、最大径4.8km、面積5.12平方キロ)と小沼湖(周囲16km、最大径3.1km、面積3.8平方キロ)のそれぞれの接している部分のほんの一部だけです。
駒ヶ岳は活火山で、最近まで活動が見られたため、しばらく登山規制が敷かれていて、解除されたのは去年(平成23年)からだそうです。
標高1,131mありますが、6合目まで車で上ることができるため、歩く距離はさほど長くなくて、登山初心者にぴったりのコースだそうです。
(情報源:遊覧船での情報と北海道森林管理局/大沼国定公園のサイト)
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/kisei/000000komagatake.html
http://www.onuma-guide.com/nature/numa/20060313101151.shtml -
大沼公園駅前通や遊歩道の地図
遊覧船は、大沼湖のこのずっと右側のコースをとりました。
白鳥ボートでは、6番のコウホネやスイレンの群生のあたりまで行けました。
今年は雨が少なく、水位が下がってしまったので、遊覧船で小沼まで行くことはできず、ボートが行ける範囲も少し制限されてしまったようです。 -
公園広場から眺めた駒ヶ岳
本日は、駒ヶ岳は、さきっちょがちょいと雲に隠れがちでした。
この写真が1番、全貌が撮れたといえます。 -
まずは遊覧船に乗ろう!
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遊覧船乗り場は格好の撮影スポット
遊覧船に乗った後、妹らの来年の年賀状用に、ここを背景に写真を撮ってあげました。
セルフタイマー撮影が可能なように、台もありましたけどネ。 -
乗船!
乗船時間は約30分です。
料金は、えっと……?
(まとめて払ってもらったので、忘れました@) -
明らかに水位が下がった様子が分かる岩場
岩の色が違っています。
例年なら、茶色っぽいところまで水面があったはずなのです。 -
駒ヶ岳の山麓と大沼湖
というか、隅田盛(892m)の方かな。 -
ちょっぴり雲に隠れた駒ヶ岳のとんがり頭
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大沼湖と小沼湖の間の月見橋
本来なら、あの橋をくぐって小沼の方まで回れるそうなのですが、水位が低くなりすぎて危険なので、行けません。 -
見えざるはずの小島が出現してしまった大沼
駒ヶ岳のくぼんでいるところは、「熊の背」と呼ばれているそうです。 -
駒ヶ岳のながらかな稜線
こちらも、隅田盛(892m)の方でしょう。
あのあたりに山川農場があるそうです。
牛の数の方が村の人口よりずっと多い村だそうです。 -
大沼にあるたくさんの小島の一つ
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小島の間の迷路を行く
この島と島は橋などでつながり、遊歩道となっていて、徒歩で散策できます。 -
足こぎボートと橋のある景色
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小島をつなぐ2つの橋
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あひる……ではなく、白鳥ボート@
昼食のあとに、これに乗りました。
6人乗りです。 -
船着き場に近づく
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遊覧船から眺めた船着き場
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団体さんが記念撮影していたスポット
この後、昼食をとったのですが、特産品であるワカサギ以外は、ふつうの食堂っぽいメニューでしたので(私は塩ラーメンでした)、写真を撮るのを忘れました。
大沼の特産品情報
http://www.onuma-guide.com/nature/item/20060312173926.shtml
遊覧船で、ワカサギと山川農場の濃厚ソフトクリームと大沼のだんごの情報を聞いたのですが、子どもたちは乗船前にシャーベットを食べてしまっていたので、1日2つもアイスを食べるわけにはいかず、ソフトクリームはお預けとなりました。
大沼のだんごは、翌日、札幌に向かう特急の車内販売で買って食べました。
親指の先っちょサイズで、2〜3個ぺろりと食べられてしまいますが、すごく柔らかくて、むちゃくちゃ美味しかったです。
ただし、無添加なので、その日のうちに食べなくてはなりません。 -
レストランの屋上の展望台から眺めた駒ヶ岳と大沼湖の景色
さきほどのスポットで、ちょうど団体さんが記念撮影をしていました。 -
レストランの屋上の展望台から眺めた駒ヶ岳
ホテルの向こうは、人口が牛よりも少ない村や牧場があるあたりです。
あれだけ広大な牧場があっても、牛の数が多いので牧草地が足らないくらいだそうです。 -
レストランの屋上の展望台から眺めたボート乗り場付近
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昼食の後、午後は足こぎボートで大沼を楽しむ
桟橋に近いところでは、妹の旦那が梶を取りましたが、そのあとは、甥っ子と姪っ子が交替で舵取りしました。 -
コウホネとスイレンの群生地へ
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くぐってきた橋
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なぜかボートの後ろをずっとくっついてきたマガモ
ボートを親鳥と間違えてるのかしらね、などと話してしましたが、マガモのエサを買ってボートからあげたりすることもあるため、エサ目当てだったと判明しました(笑)。 -
コオホネ群生地
コオホネは小さな黄色い花です。 -
コオホネの奥のハスの群生地にて
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まだ花がたくさん咲いていたハス
足こぎボートの後は、自転車をレンタルして、少しだけサイクリングを楽しみました。
子どもたちと私が、歩くよりも自転車に乗りたいと言ったため@
レンタル料金設定は大人の自転車でも子どもの自転車でも1日1,000円というところが多いようですが、1時間なら半額、ということで、レンタルサイクリングすることになりました。 -
サイクリング中に撮った大沼湖の景色
先頭は甥っ子や妹の旦那、間に姪っ子とそのすぐ後ろに妹、しんがりは私。 -
ボートが停泊していた景色〜これも大沼湖@
小2の姪っ子は去年、自転車にチャレンジしてあっという間に補助輪なしで乗れるようになったのですが、そんなに乗り慣れているとはいえず、母親である妹はずっと子どもの様子を見ていたので、景色を眺める余裕は全然なかったとのこと。 -
大沼湖と小沼湖の境にある月見橋からの景色
というか、先頭の甥っ子が、景色を眺めるどころか、自転車を走らせることそのものに夢中になってしまい、ちゃっちゃと先に進んでしまったせい(苦笑)。 -
遊覧船とボートで大沼を回ったので、どうせなら小沼湖の周囲を走る
私はときどき撮影タイムを大急ぎでとりましたが……そのたびに、妹らに置いてかれてしまい、見失わないようにするのが大変でした(苦笑)。 -
前方を走る妹たち
とはいえ、私には、一昨年の2010年の夏にバルト3国旅行でサイクリングを楽しんだとき、あまりにもフォトタイムをとりすぎて、えらく時間がかかったり、つい先々月の6月にも、サイクリングではなく徒歩ですが、3kmのあじさい街道を、好きなだけフォトストップを撮った挙げ句、3時間以上もかけてしまったという前科があります。
だから、自分にブレーキをかけるために、置いてかれないように慌てながら撮影するくらいでちょうどよかったともいえます(笑)。 -
小沼湖の景色
小沼といっても、まがいなりにも湖なので、一周11km約50分コース。
最初に少し大沼を回ってしまいましたし、一時間で出発地点に戻ってくるのは、子どもたちにはきついコースになりそうでした。
なので、この少し先で引き返しました。
でも、サイクリング中は風も出てきたため、とても気持ちが良かったです。
ちなみに、大沼湖一周は約70分コース。
もし私が一人で大沼を一周していたら……フォトストップのとりすぎで、2時間コースくらいにはなったかもしれませんネ。 -
展望ポイントまで戻ってひと休み
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展望ポイントのところにあった看板
冬になると、シベリアから飛来した白鳥が見られるそうです。 -
月見橋のある景色
遊覧船からは、あの反対側からこの橋を見たことになります。 -
白鳥台セバットの展望ポイントからの眺め・その1
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白鳥台セバットの展望ポイントからの眺め・その2
モーターボートだと、本日の水位でもぎりぎり月見橋をくぐってこの小沼に来ることもできるようです。 -
白鳥台セバットの展望台からの眺め・その3
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月見橋を特急北斗が走り抜ける
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大沼湖沿岸を走って公園広場に戻る
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帰りの特急を待つ間に撮影した駅前広場
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駅のそばの観光案内所
子どもたちはスタンプを集めているので、スタンプがないかと見に行きました。
バッチリありました。 -
大沼公園駅のホームを外から眺める
列車の本数は少ないため、時刻間近にならないとホームに入れませんでした。
しかも、駅の待合室はじっとりと蒸し暑かったので、じっとしていられず、駅前をうろうろしていたというわけです。 -
大沼公園駅のホームのラベンダー
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函館に向かう特急北斗号
往路は普通列車で40分ほどかかりましたが、帰路は特急で20分ほどでした。
みんなばらばらでしたが、自由席の座席を確保でき、冷房がきいた車内で涼むことができて、ほっとできました。
函館山の夜景編へとつづく。
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