Pakistan　クリフトン・ビーチのラクダの背もたれ

2006/05/30 - 2006/10/04

カラチはパキスタンの南端の町。
アラビア海に面する遠浅でなが～いなが～いビーチが続きます。

クリフトン・ビーチには着飾ったラクダが待っている。
シルクロードの昔から駱駝はこのように飾られていたといいます。
その頃から背もたれがあったのでしょうか。
タイで象に乗ったときもかなりゆれましたが背もたれはありませんでした。
シルクロードの旅は果てしなく長い。
だから背もたれに寄りかかって眠るのか？
でも
「ラクダにのった。ケツいてえ。」
とレポートした４トラのトラベラーがいらっしゃる。
そんなに揺れるところで寝ていられるのかしらん？

私の出した結論は
「背もたれがないとお尻からずり落ちる人がいるから。」
ちがうかしらん？

★Pakistan 179編＆ジャンル別サイトマップ7編　あわせてぜ?んぶのサイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10406139/

?　Pakistan 観光名所　サイトマップ（カラチ＆その他）
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10266091/

エリア カラチ(パキスタン)

ほらね、この背もたれ。

海辺にはこのようなちょっとしたお店やベンチがあるだけ。
（でもマックとＫＦＣはある）
しつこい三つ編み屋や土産物売りはいません。
もっとも観光客もあまりいない。
地元の人たちの夕涼みの場所ってカンジで。
女性はほとんど髪を隠してるので三つ編み屋がいても儲からない。
お髭ボーボーの男はいっぱいいるのじゃが。

日曜日の夕方ともなると少しは涼しくなるので
家族連れがいっぱい。

藁葺きじゃないのがチト残念。
椰子の木がないのはもっと残念。

ツートンカラスはどこにでもいる。

水着で寝そべってる人はいません。
そういえば海草も打ち上げられてなかったような。
貝殻もなかったような。
粉のように細かい砂だけ。

写真を撮らせてくれても金よこせといわない。

アラビア海の白い波

海辺と道路の間につくられた公園ではクリケットをしている子供達がいっぱい。
ユニフォーム姿の子もいればそんなものなしの子もいる。

そういえばサッカーしてるのを見たことがない。
パキスタンはサッカーボールの産地だというのに。

クリケットは１１人でする野球みたいなゲーム。
というか野球の祖先ですね。
特殊なかたちに変貌していったのはアメリカへ渡ってから。

私達から見れば外野が素手でボールをキャッチするのも
バット（ウィケット）が平べったいのも
ワンバウンドさせたボールを打つのも
不思議なカンジですけど。
南アでもスリランカでもネパールでもスポーツ番組といえばクリケットでした。

砂漠の隊商みたいな格好をしてる人は珍しい。

きれいに三つ編みしてもらって。ビーズがおしゃれよ。

風が強い日には海辺の道路に砂の吹き溜まりができる。

粉のようにきめが細かい砂は閉じた窓からも容赦なく入り込む。
我が家は海辺から道３本ぐらいはいったところにありますが
それでもザラザラになります。

洪水はおさまりましたが
道路がでこぼこになってしまったので
この道はいたるところで工事中。

それがね
警備員はおろか通行止め表示もしないもんだから
行ってみたら通れないで戻るハメに。
ところが後ろには車がズラリ、ということもしばしば。
でもこういうことには慣れっこらしくて
あまりクラクションを鳴らされることもなくなんとか脱出できるのです。

脱出したって走れるところは対向車線。
しかも穴ぼこを右に左によけながら。
正面衝突の危険に満ちたスリル満点のドライブです(^^;)

シンガポールから戻ったリリー夫妻が
夜のクリフトン・ビーチに連れてってくれました。

驚いた！
ひとひとひとひとひとひと！
家族連れでいっぱい。

ここは道路ぎわの茶店です。
シシカバブなんかも削いで売る。

１0ルピー（20円）の駐車料を払って
野球場のようにライトで照らされた海辺にいくと
こんなモニュメントがところどころにあり。

なんだかミロ。
なんだかタロサ。

タロサの名前はマリーン・ツリーでした。

おお
ここにも
タロサのお友達が

女性も小さい子供連れもいっぱいきています。
涼しい風を楽しんでる。

インドに住んでいたことのあるリリーによると
「インドの海辺にはヒューマン・ダイナマイトがいっぱい。」
「えっ？自爆テロがいっぱいなの？」
「違うったらぁははははは。
路上生活者が朝になるといっせいに海辺でウ○チするのよ。」

クリフトン・ビーチには公衆トイレもあり
ラクダと馬の糞に気をつけさえすれば大丈夫。

焚き火してトウモロコシ焼いてる人
凧揚げしてる人たち
ベンチでよりそう恋人達のすぐお隣で
家族連れがおおきなエビセン食べてたり

あ、ラクダがやってきました。

楽しそうな表情を拡大してみてください。

こちらはお子様一人で乗っている。
馬もいますが圧倒的に駱駝が人気。

きれーなおべべ

「100ルピー（200円）でどうだい？」
「たっかいねー！」
「ＯＫＯＫ．50にしとくよ。」
「のらな～い。」
「ただでもいいよ。」

ワシを撮るのかい？

この旅行記へのコメント （4）

• タイジェンヌさん 2006/09/01 13:20:22

  海といえば

  こんにちは。唐辛子婆さん。
  今日の日本は朝から雨。気温も何度かわからないけど、涼しいです。
  湿気も無く。（雨なのに…じとっとしてません。）
  
  カラチの海と駱駝拝見しました。
  浜辺といえば、「裸」「水着」「サーファー」なんて
  感覚だったのに、みんなが、洋服、しかも長袖。
  あーん、ぬれちゃう…って思っちゃったのは私だけ？？
  
  ところ変わればってことですね。
  
  駱駝さんの衣装、素敵です。
  織物なんでしょうか？
  それとも縫い合わせたものなのでしょうか
  
  いずれにしてもとても綺麗な色ですね。

  唐辛子婆さん からの返信 2006/09/01 14:29:30

  RE: 海といえば

  タイジェンヌさん、こんにちは。
  
  >今日の日本は朝から雨。涼しいです。
  >湿気も無く。（雨なのに…じとっとしてません。）
  
  日本はもう秋になっちゃったんでしょうか？
  カラチの雨季は３週間で終わってしまいました。
  １０月はセカンド・サマーだそうで暑くなりそうです。
  
  >浜辺といえば、「裸」「水着」
  
  ビキニで寝そべれば注目の的間違いなし。
  というより黒山の人だかりに押しつぶされるか
  視線攻撃で蜂の巣状に穴があきそう。
  
  >みんなが、洋服、しかも長袖。
  >あーん、ぬれちゃう…って思っちゃったのは私だけ？？
  
  ぬれてもすぐに乾くんですけど
  粉砂まじりの潮風でベタザラなのは
  気持ち悪かろうねえ。
  
  >駱駝さんの衣装、素敵です。
  >織物なんでしょうか？
  >それとも縫い合わせたものなのでしょうか
  
  しかとは確かめませんでした。
  ゲップがすごいって聞いてるので近づくのが恐いよ〜〜。
  また機会があれば見てみますね。
  
  　　〜唐辛子婆〜

• kioさん 2006/08/30 23:34:18

  カラチの駱駝ビーチの事・・・

  この駱駝が居るビーチ、、おいらもその昔に出掛けています（･･;）
  
  しか〜〜し　ビーチに集う人々の佇まいが1970年代末期と
  ほとんど同じ、、泳ぐわけでもなく、とても妙な不思議な絵柄だった事が
  印象的だったけど、今も時が止まったように同じなんですね
  
  
  
  

  唐辛子婆さん からの返信 2006/09/01 13:30:38

  RE: カラチの駱駝ビーチの事・・・

  kioさんへ
  
  >この駱駝が居るビーチ、、おいらもその昔に出掛けています（･･;）
  
  ・・・なんだか感動してフリーズしてしまいました。
  
  >しか〜〜し　ビーチに集う人々の佇まいが1970年代末期と
  >ほとんど同じ、、泳ぐわけでもなく、とても妙な不思議な絵柄だった事が
  >印象的だったけど、今も時が止まったように同じなんですね
  
  今から３０年後も同じかも。
  昔からここは家族の憩う平和なビーチだったのですね。
  
  今日はカラチは「危ない日」です。
  シンガポール航空の事務所はお休みにしたとか。
  
  パキスタン政府がバルチルタン独立運動のリーダーを射殺したのに抗議してのストライキがあるからです。
  バルチスタンはアフガニスタン国境付近の民族ですが
  カラチにも大勢いて、その人たちが投石事件とか起こしてるようで
  領事館からも不急不要の外出は控えるようにと通達がでました。
  
  せっかく雨季が終わって
  お出かけできるようになったばかりだというのにぃ。
  雨季は３週間で終わってしまいました。
  あとの１１ヶ月は一滴も降らないそうです。
  
  　　〜唐辛子婆〜