2008/05/23 - 2008/05/25
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shimonさん
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2008年5月の週末を利用して、昨年9月以来、久しぶりに九州を旅してきました。金曜夕方の飛行機で福岡に向かい、市内で1泊。土日で大分県日田市~福岡県朝倉市~熊本市を駆け足で巡って、再び福岡空港から帰路につきました。
今回の旅では、初めて訪れる地が数多くあったのですが、いずれも魅力的なところばかり。また違う季節に改めて訪れたいと感じました…。
写真は日本三名城のひとつ、熊本城の天守閣です。
- 交通手段
- JALグループ
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福岡のホテル
金曜日は会社を早退し、羽田18時発の飛行機で福岡へ…。20時前には福岡空港に到着し、地下鉄で天神に向かいました。こちらが大名エリアにあるプラザホテル・プルミエです。立地にも恵まれ、クオリティも高く、いいホテルでした。 -
五行にて夕食
福岡に来たからにはやっぱりラーメンと餃子を食べておかなきゃ、と思い、早速夕飯に…。今泉エリアにあるダイニング「五行」にお邪魔しました。こちらは、天然塩でいただく豆腐。豆の甘みが感じられて美味しかったです。 -
焦がし醤油麺
横浜に居ながら一風堂や一蘭にはよく行くので、今回はちょっと変わったタイプの麺にしました。独自の“焦がし”技法で香ばしさを出したものです。熱いので気をつけて食べないと…。 -
ついでに餃子も
せっかくの機会なので、ホテル近くのテムジンさんで餃子1人前だけ食べて帰りました。目の前で1個ずつ手作りしているので、作りたて&焼きたてで美味しいです。 -
高速バスで日田へ
翌朝、天神バスターミナルから高速バスで日田まで向かいました。九州は高速バス網も充実していて、場所によってはJRを利用するより遥かに便利です。 -
日田 豆田町 咸宜園
バスで日田に到着後、荷物をロッカーに預けて早速街並み散策に。日田はJRの線路を挟んで北側に豆田町、南側に隈町という、昔懐かしい街並みが広がっています。 -
豆田町 咸宜園(かんぎえん)
豆田町エリアの隅にあるのが、1817年に廣瀬淡窓が開いた私塾跡の咸宜園。全国から多くの若者がここに集まって学んだそうです。江戸時代末期の姿に復元されています。
この後、急に大粒の雨が降り始めました。 -
豆田町 草野本家
豆田町のメインストリートにこれから入っていきます。その入口部分にある、写真左側の古いお屋敷が草野本家。約300年の歴史を持つ大分県最古の商家だそうですよ。 -
豆田町の下駄屋さん
木茂麗日(こもれび)工房という、1946年に創業した下駄屋さんです。この近辺は古い民家が数多く残されていて、こちらは1850年頃に建てられたものだそうです。 -
豆田町の路地
魚町という小さな通りですが、両脇には江戸時代の天保〜慶応年間に建てられた家が並んでいます。これらの古い民家は、今では醤油・味噌や人形などの土産物店になっています。 -
天領日田資料館
日田は江戸時代、幕府の直轄地(天領)として西国筋郡代が置かれるなど、九州の政治・経済・文化の中心として栄えました。豆田町にあるこの資料館では、当時を物語る数々の書画・古文書などが展示されていました。 -
豆田町 そば処 草八
通りに面した民家の向こう側に庭があり、その奥にお店があるようです。素敵な街並みですね。 -
豆田町 蕎麦・酒処 麦屋
今回はこちらのお店で昼食にしました。こちらも、この古い民家のさらに奥にお店があります。それでは、中へと入っていきましょう…。 -
中庭を通って…
その奥にある、天明2(1782)年に建造された蔵が食事処になっています。200年以上も前に建てられたなんて、タイムスリップした気分になります。 -
蕎麦・酒処 麦屋の店内
非常に落ち着いた雰囲気でした。カウンターも良さそうです。こちらの売りは、契約農家から仕入れた蕎麦の実を、自家製の石臼で粗挽きにしたこだわりある「そば」です。 -
本日のランチ
麦屋さんのランチメニューにはセットものが何種類もあります。こちらは、鴨ネギ丼と小鉢がセットになったもの。十割蕎麦も限定食で置いているそうですが、既に売り切れでした。 -
豆田町 薫長酒造資料館
江戸時代から大正時代にかけて建築された酒蔵が並んでいて、資料館としても開放していました。もちろん、日本酒もこちらで買うことができます。 -
酒造資料館内
資料館は無料で入ることができます。日本酒の歴史や製法を知る数々の資料が展示されていました。 -
薫長酒造の製造現場
右側に大きなお釜が2つ写っていますが、これらはお米を蒸すのに使われるのでしょうか…。入口のところにはカフェもあって、日本酒アイスなども売っていました。 -
豆田町のカフェ
レトロな雰囲気たっぷりのカフェもありました。こちらは文久年間、即ち1860年頃に建てられたそうです。 -
豆田町 手造りおはぎ 田舎庵
ランチを食べて間もないのですが、甘いものは別腹ということで(笑)。
こちらでは、注文を受けてから仕上げる手づくりのおはぎを食べることができます。 -
豆田町 水路のある小路
住吉町という道幅の狭い通りですが、このように脇には水路が流れていました。雨に濡れたしっとりとした街並み、風情がありますね。 -
豆田町を流れる小川
日田は周囲を阿蘇・くじゅう山系や英彦山系の美しい山々に囲まれているため、これらの山々から流れ出る豊富な水が日田盆地に集まってきます。市街の至るところに川が流れる水郷地帯なんですよ。 -
天領水の工場
三隈川の中州地帯にあるのは、いまや全国に知れた名水「日田天領水」の工場です。わが家でも毎月取り寄せているので、「どんなところで製造されているのか!?」気になっていました…。 -
三隈川
筑後川の上流にあたり、筑後・佐賀平野を貫流して有明海へと注ぐ大河川です。ちょうど訪れた土日は、夏の到来を告げる「日田川開き観光祭」の開催日でした。河原で2日間にわたって計1万発以上の花火が打ち上げられるそうです。 -
隈町 源次郎左衛門味噌醤油蔵
JR久大本線の線路を越えて、隈町エリアにも足を運びました。隈町は三隈川河畔に温泉旅館が並び、往時の町人文化を彷彿とさせるものが多く残されています。この醸造所では、工場見学ツアーも開催してました。 -
ラムネの資料館
この醸造所では、意外ですがラムネも製造していました。天然色素で着色した数々のラムネはアップル、グレープなどフレーバーもさまざま。懐かしい味がしました。 -
久留米に向かって
本日の宿泊地は福岡県久留米市。大雨でずぶ濡れになり、早くホテルでシャワーを浴びたかったので、奮発して(!?)特急で久留米に向かいました。 -
ゆふいんの森 展望車
特急ゆふいんの森に乗るのは15歳のとき以来、13年ぶりでした。こちらは先頭車両、展望型になっていました。 -
ゆふいんの森 デッキ
グリーンの車両、木をふんだんに利用したインテリアは「ゆふいんの森」にピッタリですね。贅沢な気分にさせてくれます。 -
久留米に到着
日田からはわずか数十分の乗車時間であっという間でした。ホテルは西鉄久留米駅の近くだったので、このあとバスで西鉄駅に向かいました。 -
久留米 江戸京にて
シャワーでスッキリしてから、久留米市街にある「江戸京」さんへと夕飯を食べに行きました。やっぱり地魚が美味しいです。明太子のオードブルも珍しかったので、注文してみました。 -
翌朝、甘木へ
久留米から甘木へは西鉄電車で直通、30〜40分で着くことができます。 -
キリンビール工場のポピー畑
甘木に着いて以降、この日は終日クルマで移動です。甘木はキリンビール福岡工場があるのですが、敷地内にはこのようなポピー畑があり、多くの人で賑わっていました。 -
見事ですね♪
これほどまでのポピーは見たことがありません。秋には、約1,000万本のコスモスが一面に咲くそうですよ。また秋になったら来てみましょう…。 -
熊本 水前寺成趣園
甘木から大分自動車道・九州自動車道を経由して熊本市内へと出掛けました。熊本県は、5年くらい前に阿蘇をドライブしたことがありますが、熊本市内は初めての訪問です。 -
水前寺成趣園
桃山様式の優美な回遊式庭園であるこの成趣園は、池の周りを約15分で歩くことができます。
このあと、お寿司を中心にランチをたらふくご馳走になって、熊本城へと向かいました。 -
熊本城 天守閣
諸説ある「日本三名城」のいずれの説においても、熊本城は3つに含まれているようですね。その名城・熊本城は、加藤清正が幾多の実戦の経験を生かし、慶長6年(1601年) から7年の歳月と心血を注いで築城したものだそうです。 -
熊本城 天守閣より
おそらく小天守の方面を眺めての1コマだったかと思います…。大天守の最上階からは、遠くには阿蘇の山並みが一望できました。 -
熊本城 天守閣より
二の丸方面へと通じる頬当御門(ほほあてごもん)を天守閣の上部から見下ろしてみました。頬当御門は門衛の待つ、お城の正面玄関です。
-
熊本城 天守閣より
眼下に広がる屋敷が本丸御殿です。本丸御殿大広間は長年にわたる復元作業を経て、今年の4月20日から一般公開がスタートしました。 -
快晴の空
真っ青な空を背景に、立派な天守閣が聳え立つ風景は素晴らしいですね。土曜日は雨に見舞われましたが、この日は天気に恵まれ良かったです。 -
熊本城 備前堀
このあと、再び九州道・大分道を経由して甘木に戻り、福岡空港発の最終便で横浜へと戻りました。充実した週末でした。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ショコラさん 2008/09/03 02:25:01
- 素敵な旅♪
- shimonさん、こんにちは。
ご無沙汰しています。わたしの旅行記へも訪問くださってありがとうございます。
日田ってこんなに素敵な町だったのですね。実はわたし、福岡出身で日田方面には何度も行ったことがあるのですが、日田の町並みをちゃんと見たことがなかった気がします。学生時代、焼きそば食べたさに日田市にある焼きそば店「想夫恋」へ行ったりしたことはあるのですけど。「想夫恋」は福岡にも支店があるのですが、「やっぱり本店で食べなきゃ!」と日帰り(ばかなことをしていたもんです)。ちなみに同郷の夫もここの焼きそばが大好きで、帰省したときはこれを食べなきゃ帰れないという感じです。
ラーメンとテムジンの餃子、う〜っ、食べたいっ!
(食べものの話ばかりですみません)
ショコラ
- shimonさん からの返信 2008/09/03 23:58:56
- RE: 素敵な旅♪
- ショコラさん、こんばんは。
この度は旅行記訪問&メッセージありがとうございました。
福岡のご出身でいらしたんですね!?関東在住者にとって、
大分県となると福岡市内からも相当遠いイメージを持つの
ですが、日田は高速バスも頻繁に出ていて意外や近いんだ
ということが分かりました。
すごく落ち着いた雰囲気の、しっとりとした街で、散策が
とても楽しかったです。旅行の目的のひとつにグルメという
要素もあるので、焼きそばの情報もありがとうございます。
また訪れる機会があるかもしれないので、その際は、マーク
しておきますね。
shimon
-
- こざくらさん 2008/07/07 23:43:01
- 大人の旅ですね
- shimonさん
こんばんは。
日田市は静かな落ち着いた街ですね。
林業で有名ですね。
日田杉とか桧とか耳にしたことがあります。
天領だったのは豊かな木材の確保のためでしたっけ。
ちょうど、秋に久留米と熊本に行ってみようかと思っているので
興味深く見せていただきました。
日田も素敵ですね。
1票投じて失礼します。
こざくら
- shimonさん からの返信 2008/07/08 00:31:25
- RE: 大人の旅ですね
- こざくらさん
こんばんは。この度はメッセージ&投票有難うございました。
日田はおっしゃるとおり、林業も盛んですし、水どころですね。
学生時代の教科書に杉が出てきたような気がします…。
久留米からだとあまり遠くもないので、ぜひしっとりとした、
秋の日田・豆田町を散策してみることをオススメいたします。
今後とも、何卒よろしくお願いします。 shimon
-
- 横浜臨海公園さん 2008/06/16 07:35:39
- 豆田町の情景
- shimonさま、おはようございます。
日田の旅行記を拝見させて頂きました。
雨に濡れた日田豆田町や河畔の情景、写真から情緒が伝わります。
横浜臨海公園
- shimonさん からの返信 2008/06/21 00:22:36
- RE: 豆田町の情景
- 横浜臨海公園さん、
コメント頂戴し有難うございました。
またお返事が遅くなってしまいすみません。
日田は、わが家で頼んでいる「天領水」からその
地名を知ったのですが、情緒ある街並みが残されていて
想像していた以上に素敵なところでした。
コメント作成まで今しばらく時間を要しますが、この週末
にでも作成していこうと思っております。
shimon
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