２００８年４月　「北陸フリーきっぷ」の旅（富山編）

2008/04/27 - 2008/04/27

富山といえば、チューリップ。チューリップといえば、砺波・・・。そういえば、チューリップって今が咲き頃だなぁ・・・と思って、砺波の「チューリップフェア」に行きました。

そのあと、氷見線や万葉線に乗ったり、高岡周辺をぶらぶらしました。

エリア 富山

おなかが空いたので、北陸フリーエリアの末端、富山駅で下車し、昼食。

そのあと、高岡まで特急。富山〜高岡間は、特急だとたったの１０分だと思いませんでした。

高岡から城端線で、砺波駅に到着。

砺波駅から徒歩約１５分で、チューリップ公園。

丁度、「となみチューリップフェア」開催中。

入場料１０００円。砺波駅で、ＪＲに乗ると割引になるチラシを配っていたらしいのですが、チラシを貰い忘れ、正規料金で入場・・・。

場内に入ると、見事なチューリップ！

富良野のラベンダー畑よりは、街中にありますが、十分すごい！

チューリップ畑（２）

展望台から見ると、こういうデザインでチューリップを植えつけていることがわかりました。

マスコット。子供に大人気

チューリップ畑のほかに、歴史的なエリアもあるのですが、ここでも、橋の上にチューリップ！

水車の脇に咲き誇るチューリップ

すっかりチューリップに見とれていたら、本来乗りたい列車に乗り遅れてしまった・・・。まあ、気まぐれだからいいか。

砺波駅で１時間ほどの待ち合わせとなってしまったのですが、駅近くの商店街で、なにやらイベントらしきものをやっていました。

よく見ると、チューリップの花びらを使って、様々なデザインを描いているようでした。

地元の小学生から、大学生までが参加して、これを作ったようです。

さて、乗りたかった列車から１時間遅れで、再び高岡駅へ。

ここから氷見線に乗ります。学生時代に乗ったことがありますが、マンガ「鉄子の旅」を読んで、また乗りたくなりました。

雨晴海岸のキレイな眺望

雨晴駅

学生時代、ここに降りて雨晴海岸へ行き、海水浴を楽しんだことがありました・・・。

せっかく氷見線に乗ったなら、終点まで・・・。

ということで、氷見駅まで乗車。

氷見から折り返して、伏木駅で下車

ローカル線にしては、広々とし、趣のあるプラットホーム

伏木駅舎

ここから、「如意の渡し」に乗ります。乗り場は、ここから歩いて５分ほど。

「如意の渡し」の、ＪＲ伏木駅側の乗り場

船を運航しているおじさんに、「記念に、ここに住所と名前書いてよ」とノートを差し出されたので、書きました。個人情報保護法・・・なんてセチガライことなど、関係なし！

船内の様子。

一応、時刻表はあるんですが、お客さんが来れば出す・・・って感じ。

実にのどか！

一応、時刻表。

運賃は２００円です。本当は、後述する「万葉線フリーきっぷ」を使うと、無料なんですが。先に船に乗ってしまったので・・・。

「如意の渡し」の、万葉線中伏木駅側乗り場

乗船時間は３分ぐらい。あっという間です。

万葉線中伏木駅

万葉線は、高岡駅から出ている路面電車です。

このプレハブの錆びれ具合がなんとも言えません！

万葉線の電車が来ました。

万葉線の終点、越ノ潟まで乗車。車内で「万葉線フリーきっぷ」を購入。

１枚８００円で、１日乗り放題・・・なんですが、実はこの時点で、夕方なんです。でも、モトはしっかりとります！

中伏木〜越ノ潟　２５０円

越ノ潟駅で折り返す万葉線電車

富山県営の渡し舟の、越ノ潟側乗り場

「また船〜！？」なんて言わないで。これ、無料なんですよ。

詳しくは「鉄子の旅」５巻を読んでください。

「如意の渡し」よりは立派な船。

海・・・というより港内を渡る船ですね・・・。

富山県営の渡し舟の、対岸に到着。

乗船時間は５分ほどです。

対岸は、「堀岡」というらしい。

すぐ引き返してもよかったけど、少々散策。普通に街中でした。

既に夕暮れ。ここで何故か中国の人から声をかけられました。「コノフネ、ナンジ、クル？」って。

日もとっぷり暮れ、越ノ潟へ引き返し、万葉線で、高岡駅方面へ向います。

途中、米島口という駅で下車。

越ノ潟〜米島口　３５０円

ここまでで、トータル６００円

米島口駅

なんで米島口で降りたのって・・・、

ここは万葉線の本社と、車両基地があるから！

車両基地の中には入れませんが、入ろうと思えば入れちゃうぐらい開放的なところでした。

米島口までは、古い路面電車だったのですが、米島口から乗った電車は、「アイトラム」という新型車両で、結構導入されているようでした。

夜になって、ようやく高岡駅前に到着！

米島口〜高岡駅前　２５０円

トータル、８５０円・・・フリーきっぷのモトとれた！。しかもフリーきっぷは記念に残せますし。

高岡から、ふらっと富山まで特急に乗り、富山駅に２０時頃到着し、ホテルへ。

いやぁ・・・ハードスケジュールでした。

「となみチューリップフェア」の入場券とパンフレット

「如意の渡し」記念乗船券と、万葉線１日フリーきっぷ、そして、「お客さん、フリーきっぷ買ってくれたから、これ差し上げますよ」と、運転手さんからくれた、「万葉線沿線マップ」

仕事しているときには絶対に無い、「人の暖かみ」があって、涙が出そう・・・。