SLばんえつ物語と磐越西線。磐越西線はレトロ列車と新型気動車の列車の宝庫（その２）

2009/07/19 - 2009/07/20

７月１９日から２０日にかけてSLばんえつものがたりを乗るために磐越西線に乗りました。この線レトロ列車の宝庫です。今はここ以外では急行きたぐにしか見る事ができない寝台特急５８３系、国鉄時代からの数少ない、生き残り気動車のキハ４０系などあと何年かで消え去る可能性の高い車両の宝庫です。一方E120新型気動車なども走っており、鉄道マニアにはたまらない路線です。また沿線には咲花温泉、角神温泉等メジャーではないですがよい温泉もあります。我々家族は会津若松から新潟行きに津川まで乗車して津川でSL台に上らせて頂き、角神温泉に向かいました。そのおかげで翌日、五十島駅の行き違いでC57の豪快な走りを目の当たりに出来ました。阿賀野川沿線の風景もよく、鉄道の旅にはお勧めの路線です。

エリア 会津若松(福島)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

その１からの続きです。SLばんえつ物語は新潟−会津若松間１２６キロを約3時間30分かけて走破する日本のSLでは一番長い区間を走破します。なので社内ではさまざまなイベントが展開されています。我々家族が乗った日は地元ボランティアの切り紙教室開催、車内じゃんけん大会。（幸運にも我が家はSLばんえつ物語非売品ステッカーを二枚もゲットしました。）記念スタンプ用紙、ポストカードの配布。車内にポストがあり、特製消印を押してのおはがき送付などなど、全く飽きさせません。また下り新潟行きでは、野沢、津川でのC57メンテナンスタイムを利用して、写真撮影、運転台見学が行われていました。SLの運転台を見るのは大人の私でも感動物です。写真は津川駅で撮影しました。但し、小さなお子様連れはそれでも3時間半は長いです。なので咲花、角神等、途中下車しての温泉一泊をお勧めします。わが家もこの日は津川駅でC５７とお別れ、角神温泉に宿泊しました。

この日の宿泊先、角神温泉ホテル角神です。山間の一軒屋リゾートホテルです。前にオールアバウトでいってみたい一軒屋ホテルで取り上げられた事があります。特筆すべきは露天風呂です。阿賀野川を眺めながらの温泉は泉質もよくなかなかグットです。貸切家族風呂も予約制で無料で使えるそうです。大浴場へ続く廊下には前にドラマ交渉人でロケに来たときの写真パネルが飾ってあり、米倉涼子の写真なんかもありました。但し宿到着が18時で、慌しく夕食、風呂、就寝という感じでした。せっかくの温泉だしもっとのんびりしたかったなー。

翌朝、チェックアウト前にわが息子と温泉卓球で勝負しました。場所は冬はスキー乾燥室で使われている部屋。貸切状態でした。で終了後、津川駅へ送迎してくれるバスが到着するまで今度は竹馬に挑戦。ホテル内にはミニフィールドアスレチックもあり、のんびり子供を遊ばせるにはよいホテルかなと思いました。で、10時半に津川駅発新津行きキハ４０普通気動車に乗車。これに乗ると五十島駅で上りばんえつ物語を入れ違えます。五十島駅を汽笛をあげながら豪快に通過していくC57、なかなか感動物です。SLをかぶりつきで見たいかた、お勧めです。

津川駅から乗車してから1時間半、終着駅の新津に到着。こちらもご老体のキハ４０。お疲れ様でした。
この後４８５系くびきライナーに乗り換え新潟駅に到着。新潟駅からMaxときに乗車して東京に戻りこの旅も終了になりました。

おまけです。津川駅で見たJR東日本最新鋭のE120系気動車。ちなみに息子は東京駅で見たポケモン新幹線がSL並みに感動しておりました。