２０１０年スイス（２５）　プロモントーニョとフェックス谷　「オ」編

2010/08/08 - 2010/08/08

ソーリオからバスに乗ってプロモントーニョまで行き、そこでバスを乗り継いで、シルスマリアまで戻ります。
ソーリオで乗車の際、ちょっとした過ちがあり（詳しくは「ペ」編を）、結局プロモントーニョで時間をつぶすことになりました。

プロモントーニョでは、次のバスを待つまで少しの時間でしたので、遠出をするわけにもいかず、隣町のボンドへ行くでもなく中途半端となりました。いつか隣町のボンドへも足を伸ばしたいと思います。

なんとかシルスマリアへとたどり着き、フェックス谷ハイキングに行きました。こちらは、ファミリーも多く、中には馬車を利用して移動する人たちもいて、ホテル･フェックス近辺は混んでいました。
道も馬車が行き交うほどですので、ほとんど舗装されており、ハイキング重視ではない方々にもおすすめです。

プロモントーニョとフェックス谷「ペ」編もどうぞ!!
http://4travel.jp/traveler/onsen_swiss/album/10535692/

エリア スイス

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

プロモントーニョも、ちょっとした宿場町的な趣があります。
ブレガリア谷を抜けてイタリアに向かう街道沿いにありますが、大きな車道がプロモントーニョ前後でトンネルとなっており、若干、寂れた感があります。車も通りますが、ミュスタイア谷にあるミュスタイアやサンタ・マリアほど多くもなく、ゆったりと町を眺めていられます。

隣町のスタンパまで、歩いて１時間１５分。
急げばなんとかなりそうですが、バスに追い抜かれる危険もあります。
結局、待つことにしました。

これは、イタリアのハイキング標識？それとも、昔風？
ボンドまで５分。行けばよかったなぁ。
Oreって、１時間かな？
それぞれ、峠までの時間みたい。

このような石橋が、ブレガリア谷には、たくさんあります。
でね、スイスでは見たことがなかった（多分、過去にも無い）トカゲをよく見かけるんですよ。１０センチくらいかな。
石橋の欄干を、ちょろちょろ。

今から農作業に向かうのであろう、耕運機。

プロモントーニョからスタンパに向かう道路の先には、無理やり作ったかのような、小トンネルが。
で、ここがプロモントーニョの端です。
バス停の辺りが反対側ですので、ゆっくり周りを見ながら歩いて、ほんの１０分程度。

来た道を、バス停に戻ります。
きれいな石畳です。

マイラ川。きれいな水ですねぇ。

バスが通る石橋から、上流。

こちらが下流。

ピッツォ・バディーレが、少し。

ボンドの町。
プロモントーニョより大きめかな。

あじさい。

バス停（プロモントーニョ・ポスト）の隣にあるホテル・ブレガリア。
ちょっと中に…。おおおおお〜おっ!面白いものが!!

ちょっと写真では見づらいですが、壁を人が登っております！

結構、沢山の人がいるぞっ！
あ〜っ！落ちた!!!!

こちらがプロジェクター。
意外と楽しめました。家にも一台あってもいいなぁ。

もう少しホテル内を見てみたかったのですが、結局、このクライマーたちを楽しんでしまいました。

バスに乗り、マローヤ峠を登っています。

シルスマリアに到着しました。
マローヤに行く前に寄った時は天気が良くなかったのですが、今日は晴れており、人も多くいます。

ここは、フェックス谷への出発地点広場。
馬車もたくさん待機しております。
バス停からマローヤ方向に歩いて４〜５分。

いざ、出発！
このあと、いきなりの激坂が目の前に。

なんとなく、わかってもらえるでしょうか？この激坂。
横の手すりを使わないと、足元が滑って登りづらいです。
馬車道は、もちろん別にあります。
そちらを使えば、こんな困難に立ち向かうことなく、フェックス谷の奥へと行くことができますよ。

この激坂のあたりは結構な渓谷になっており、川へ行くコースもあって、シュルフトを楽しめるようです。

渓谷を抜けると、一気に視界が広がります。
いくつか山も見られます。
気が向いたら、山の名前も調べます…。

フェックス・クラスタにあるホテルと思われる建物。
フェックス谷ハイキング・コースの中間にあります。
ここも、人が沢山いました。

ホテル(?)・クラスタ隣の教会。

向かっているのは、フェックス・カーティンズ（クルティンズかな？）。あと、３０分。

コースは２つに分かれます。
どちらでもＯＫ。左は馬車道、右が歩き専用。
体力もありましたので、右を選択。意外と辛かった…。

もうそろそろ、カーティンズです。
シルスマリア方面。
ピッツ・ルンギンなどが見えていると思います。

こちらが、フェックス谷の奥。
左に見える高い山はわかります。ピッツ・トレモーニャ（Piz Tremoggia、３，４４１ｍ）。

カーティンズにあるホテル・フェックスが見えてきました。
ここは、人がたくさんいました。

フェックス・カーティンズ。
さて、雲行きが若干怪しくなってきましたので、今度は馬車道（といっても、もちろん車メインの道です）を利用して帰ります。

結構、大人数が乗れる馬車もあります。

車道を歩くと、峡谷を見ることができます。

絶景ポイントには、休憩ポイントも。

この旅行記へのコメント （3）

• フルリーナさん 2011/08/28 14:15:16

  フェックス谷

  こんにちは〜。
  
  来年の旅行の計画を迷いながら模索中です。
  イタリアからステルビオをとおって、ミュスタイアを経由してソーリオに再訪したいなあと思ってるのですが、途中馬車で行くロゼックかフェックスにも泊まりたいなと思ってます。
  
  片道は歩きたいなと思ってるのですがフェックス谷は行と帰りと、どちらが歩くのが楽ですか？
  坂道苦手な母の友人を連れて行くので、なるべく下りの道を歩きたいのですが。
  
  いろいろ参考にさせていただいてます！

  温泉スイスさん からの返信 2011/08/28 20:58:48

  RE: フェックス谷

  フルリーナさん、
  こんばんわ。
  
  もう、来年の計画ですか！
  といっても、来年早々でしたら、もう４か月しかないですしね。
  ハイキングですから、そんなことはないか？！
  
  そうですねぇ。
  フェックス谷の方が、道中の景色は変化に富んでいると思います。
  しかし、ホテルの周辺は、ロゼック谷が氷河が見られる分、眺めが良いと思います。
  悩ましいですねぇ。
  フェックス谷への道中は、シルスマリアからの出だし部分が少しキツイ登りでした。帰りは自動車・馬車道を利用したのですが、それでも若干キツイ下りだった記憶があります。ただし、そのあたりは峡谷になっており眺めが良かったです。
  
  フェックス谷に比べ、ロゼック谷からポントレッジーナへの道中は、比較的平坦だったと記憶しております。コルバッチュから歩いた後の帰路だったからかもしれませんが、長い距離歩いた感じがしました。しかし、ホテルに宿泊した後でしたら、ゆっくり歩けるでしょうから、丁度良いかもしれませんね。
  
  ソーリオ再訪ですか。良いなぁ。私も、必ず温泉スイス妻を説得し、再訪します。それも数泊したいです。
  
  では！！
  温泉スイス

  フルリーナさん からの返信 2011/08/28 22:44:24

  RE: フェックス谷

  ありがとうございます。
  
  参考にさせていただきます！