ビジネスクラスで世界一周～11日目・ロンドンから周遊する、初めてのヨーロッパ

2011/11/22 - 2011/11/23

この辺で、今回の世界一周がそもそもどうしてこんなルートになったのか書いてみたいと思います。

思い立ったきっかけは旅行記１日目のこの欄に書いたので省きます。
その時点でのイメージは30ヶ国ぐらいまわっちゃう感じだったのですが、
いざ世界一周航空券の予約を始めてみたら、そんな調子では太平洋を南下しただけで規定区間を使い切ってしまい、一周どころか徹夜で目的地を削ってやっと半周しただけで、いつまでたっても日本→各地→日本の旅程を組み上げられず、けっきょく17時間もかかって削りに削り、やっと今回のシンプルなものに落ち着きました。
それでも東京に戻るルートを作ることができた時はうれしかったな。。。

女子の一人旅(女子か!?というご指摘はすみませんが…)、重度の臆病、軽度の潔癖性、語学ダメ
と、世界一周に全く適していないのに、どうしても行きたい。
与えられた期間一ヶ月で最も有効に楽しむには
交通機関の発達した大都市が安全で、短時間でも観光しやすい、
と考えました。
どうしても行きたかったチベットのみ、ガイドを頼むことにしました。

行けなかった土地がたくさんあるということは、
第二回、第三回と世界一周をする楽しみがまだ残っているということです。
一度ぐるっとまわったことは大きな経験ですが、
これで最後とは全然思ってません。
ただ、人生の終わりは自分では決められないので、
後悔せずに済むよう、できるうちにやっておけてよかったと思っています。
飛び出していく勇気をくれた松田直樹選手に、今も感謝の気持ちでいっぱいです。

このロンドンまでは英語圏。
まだまだ苦労の少ない、平和な旅を続けていられた頃の旅行記です.

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

もやもやした天気。。。ロンドンぽくていいぞ〜♪

天候が悪いことを喜べる数少ない場所でしょうね

クウェート航空って珍しくないですか?

英国は本当に紳士の国だった!! 親切＆身なりの良い人率、高し

超ヘビースーツケースと共に階段を上がりながら白目むきかけてたら、
さらっと持って上がってすっと去っていった若い青年、
にこにこと運んでくださったロマンスグレーのおじさま…
ジェントルマンてこういう方々のことを云うのね、と骨身にしみました

イギリスの男性が世界一親切だと思ってます

ヒースローエクスプレスと迷ったけど地下鉄で…

サイパンの最初のホテルは送迎付き、NYは(夜遅く地下鉄に乗るなんて危ないからやめろとアドバイスされ)シャトルバス
そろそろ自力で移動してみたい衝動に駆られて。。。バカでした

Earl's Courtで乗り換える時、エレベーターの場所が分からず階段で立ち往生して、前述の通り若く素敵な青年に助けられました

Paddington駅に何とか着きました(泣)

でも駅員に「エレベーターないよ」と言われ、またぁ〜？とうんざりしながら30kgと一緒に一段一段上っていたら、前述の通り紳士なおじさまに助けられました

やっと地上に出られて、初めて見る赤い２階建てバスがまぶしい。。。
無謀な試みを反省しつつも男性に優しくされてまんざらでは(笑)

あの辺だよ、と場所を教わったものの

コの字型になっている通り沿いの建物一つ一つが全てプチホテル
番地を見て行くと、中庭を挟んで逆サイドのようです

期待以上にイングリッシュで一気にヨーロッパ気分

一泊だけではど真ん中しか観光できないので、
こんなのどかな景色を見られると思ってませんでした

地下鉄が地上を走る間、住宅街を必死に眺めたりしていたのですが、今夜泊まるところがまさにイギリス風で「いいホテル選んじゃったなぁ」と

クリソスホテル見付けた

ホテル代がとりわけ高かったパリ、サントリーニ島、NY
ロンドンはその次に高い都市でしたが、
空港から(ヒースローエクスプレスを使った場合に!)アクセスの良いパディントンで、8400円/室、朝食付き(楽天トラベル)は掘り出し物でした

観光のメッカから外れていても、スーツケースやPCさえなければ気楽に移動できるので、大都市は空港中心にホテルを決めてました

チェックインはまだできず、荷物を預けて出発

入口を出て正面の景色…静かでしっとり落ち着いた雰囲気

通り全体が小洒落てて、女性の一人旅にぴったり

通りの入口付近から全体を撮りました

本当に気に入ってしまって、ロンドンに行くならまたここに泊まりたいです

パディントン駅(歩２分)まではお店がずらり

スーパー、レストラン、パン屋さん、バー、ファーストフード。。。夜も賑わってます
駅前の通りから一本入っただけなのに地元の商店街のような趣きで、
がちゃがちゃした騒がしさはありませんでした

同じ場所で振り返ると、コの字型の中庭です

もっとお金を出せる方には、駅正面のヒルトンをオススメ

もっとお金を出せるなら繁華街に歩いて行けるところに泊まればいいのですが、
30kgもの荷物を連れてるとなるべく楽に空港から移動して、一刻も早く身軽になりたいと思うものです

空港から地下鉄で一直線の駅近でもいいじゃない、
という方もいらっしゃることでしょう
ヒースローエクスプレスの素晴らしさについては、次の旅行記でお伝えします

地下鉄をオックスフォード・サーカスで乗り換えてバッキンガム宮殿へ

Victoria駅で降りて宮殿まで10分ほど歩きます

なんかもう、ザ☆ロンドンて感じ!!
初めてヨーロッパを観光できて感無量です

着きましたよ〜　って、なんなの、あの大量の馬は!? 騎馬隊!?

もうすぐ午後１時、衛兵交代式はとっくに終わってるはずだけど…

すみませーん、これから何が始まるのか教えてくださーい

英語が話せたらな(笑)

騎馬隊の交代式？ ←貧相な発想

あれ!?やっぱり衛兵の交代式!?でもそんな時間では。。。

交代はしてないですね。。。行進してるだけです

観客がさほど多くないので、余裕で最前列で見られます

何でグレーの制服なんだろう

後で調べたら冬服らしいです
赤い制服のイメージしかなかったのでビックリしましたが、
ロング丈もシックな感じでいいですよね

赤のほうがロンドンて感じしますけどね!

この建物がバッキンガム宮殿かな？

なんかイベント終わったみたいなので、次行きまーす

けっきょく何の儀式か分かりませんでした

交代式がとっくに終わってる時間に適当に行ったら
ちょうど始まったので幸運だったと思いますが、
他の皆さんは知ってて来たのかな。。。

一目でVIPと分かる身なりのおじさま達が、宮殿に入っていきます

正式な行事だったかも

ロンドンで、赤い２階建てバスに乗ってる♪

「初心者はベタに徹するべし」
サイパン以外は初めて訪れる場所なので、べったべたの王道を突っ走ることにしてました

ガイドブックにウェストミンスター寺院へは○○番のバスで行くと便利、と書いてあったので、その通りにしました

この時私はまだ気付いていません
逆方向のバスに乗ったことを…

いい眺め〜

どんどんウェストミンスターからは遠ざかってるんですけどね(笑)

逆向きだったと気付いた頃にはチェルシー地区

時間があれば行ってみたいと思った場所だったので、まぁいっか
自由が丘って感じ、品のよい街です

ロンドンのTOP SHOP!!!!!!

まだまだ観光するし、オックスフォード・サーカスの本店に行くと決めているので、入るの我慢しました

ウェストミンスターの方へ戻るバスに乗り直します。。。
まったく、一人旅になったら適当さが目に余るわ

これがあの。。。ウェストミンスター寺院。。。

奥行きを感じられる角度で見たほうがりっぱに見えますね

近寄るとさらによいです

実は、、、キリスト教的な物に強く心が動かないということを、
今回の旅で認識してしまいました

造形の美しさや有名なところに人並みに引かれるんですが、
正直に言うと、見たら心の中で「済み」とチェックしてるだけです
写真は撮りたいんですけどね

ビッグベンまで歩いて行きます

いや〜ロンドンぽい!!!

いかにも○○な風景は好きです

ちょっとホラー風に

テムズ川越しのロンドンアイ

振り返るとビッグベンと国会議事堂

赤い二階建てバス来た!!

一緒に撮りたいですよね

そろそろ行くか。。。大英博物館

Walkersってこんなに種類あったんだ〜

紅茶とセットで買ってアフタヌーンティーしたい♪

裏からロンドンアイを見つつ駅へ

長距離列車がたくさん停まってます

きっとハブ駅なんですね

ラグビー観たい！！！

NYでアメフト、ロンドンでラグビー観戦してみたいです

駅から博物館へは普通の住宅街を歩いて行きます

迷ったかな？と思った頃に到着

本当に大英博物館に来たんだ…
あまりに有名な観光スポットを実際に訪れると、
にわかに信じられません

もちろん撮影自由!!!

日本も見習ってくれないかなぁ

ロゼッタストーン、だったかな??

いつもながらうろ覚え

撮りながら、ほんとに撮っていいのかな…と怯えてしまうほど迫力あります

シュールですね〜

パルテノン・ギャラリー

これが実際に置いてあったところにこれから行くんだなぁと思うと不思議な気持ちでした

中国コーナー充実してました

香港は99年間英国領だったんですよね、たしか。。。
そのせいかな

すごく大きくてきれいな本

英国の部屋、みたいなところに陳列してありました

階段を上がったところはレストラン

写真もたくさん撮ったことだし、ガイドブックにある「これだけは見ろ」と紹介されてる物は全て見たのでそろそろ出ます

博物館を出ると雨

オックスフォード・サーカスのTOP SHOP本店には、何があっても行かねばなりません(ロンドンでのメインイベント☆)

行き方を確認しようとガイドブックを広げていたら、日本人男性に傘と声を掛けられました
「バーに行きたいけど一人では入りづらいので一緒に行きませんか」
買い物に行くのでと断ったら、買い物に付き合いますからと言われ、一緒に歩いてくことに

海外でUNIQLOを見ると、小洒落たファストファッションショップに見えます

CARNABYという通りに入りました

無事にTOP SHOPで買い物し終わり、ピカデリー・サーカスに行きたいバーがあると日本人男性が言うので向かいましたが、途中で面倒になって何となく通りがかりの路地に入りました

ここのほうが、オックスフォード通りよりイルミネーションよくない!?

入り組んだ小道に沿って、雰囲気のいいお店が並んでいます

お洒落な思い出横丁。。。失礼か(笑)
下北沢や吉祥寺の感じで、新宿ではないです

ここ屋根があって楽でいいな♪

でも同行者は「伝統的なイングリッシュバー」をご所望なので、
ここではないとまた通りをぐるぐる歩き始めました

もうどこでもいいから入りません？と言いかけたところで現れたぴったりのお店

超地元の人気店、しかも伝統的な感じ、すごくいいね!!

フィッシュ＆チップス、じゃなくてポテト。。。

NYからの機内で「ロンドンの食べ物がまずいなんて嘘だよ。住んでる人達に言わせれば『それ、どんな店で食べたんだよ』って。美味しい店たくさんあるよ」と隣席の方に教えられましたが本当でした

ロンドンで食べた物、みんな美味しかった

本場っぽ〜い!!

なんと、ここで偶然相席したのが日本人の新婚旅行中カップル
４人とも旅行好きということで話が盛り上がり、私を誘ってくれた方は途中で次の国に移動するため帰ったのですが、３人で買い物に行こうと再びオックスフォード通りへ繰り出しました

PRIMARK

TOP SHOP本店の次に行ってみたかったお店です
お二人に話したら奥様もノリノリで、まっしぐらにここを目指しました
向かってると、PRIMARKの紙袋を持った人が３人に１人ぐらい歩いてくるんですよ
ガイドブックに「地元っ子に大人気の激安ショップ」と書いてあったけど、間違いなく大流行中でした!!

色使いが可愛くて、本当に激安!!!!!

スーツケースが満杯で沢山は買えないので、
全部見てから本当に欲しい物だけ買おうとしたけど、
店内をくまなく見てまわるだけでも大変

楽しすぎる〜♪

メンズもあります

エスカレーターで行き来できる２フロアの店内には服はもちろん、
部屋着、下着、靴、日用品。。。などなど、
ここだけで生活に必要な物は全部揃いそうな品揃えでした

あぁ。。。もう一度ここで買い物がしたい。。。

二度レジに並びました(笑)

一度買った後、見て回ってたら欲しくなってしまって、
閉店間際ギリギリに740円ぐらいのカーディガンを購入
迷う必要あったかな!?

ご夫妻は私より買ってました
３人とも大満足!!!
またどこかでご夫妻に会えるといいな。。。

夜のほうがもっといい、パディントン駅前のヒルトンホテル

駅を出て右折すれば、ホテルはすぐそこ

夜10時
まだまだ賑わってます

左側の木のところがプチホテルエリアの入口です

こちらも夜仕様

もう少し遊びたくなっちゃいます

最上階の５階、５４号室の鍵を渡されました

コネクティングルームのように二部屋共同のドアを開けると、自分の部屋のドアがありました

入るとまず、TVとコーヒー・紅茶セットが置かれた机

浴室を見てみましょう

洗面所には石けん、小分けのバスジェルとリンスインシャンプー、プラスチックのコップが置いてあります

シャワールーム

大柄な方や男性にはかなり狭いですね

トイレットペーパーは流さずサニタリーバッグに入れてゴミ箱へ

水回りは全体的にコンパクト
私は小さいので問題ありませんでした

クローゼット

たっぷり観光と買い物してぐっすり寝られそう

次回ロンドンに来るなら、半分空っぽのスーツケースを持参して、
TOP SHOPとPRIMARKで買いまくりたい
ピカデリー・サーカスも観光したいな。。。
明日はミラノへ飛びます、おやすみなさい