2008/07/12 - 2008/07/19
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norinoriさん
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30年以上前にイギリスに数ヶ月いた頃、お城巡りをした時に漠然と抱いた古城への憧れ。
「いつかこんな古城に泊まることができたらな〜!」
が、長い年月を経てスペインで現実に!
いくら“おばさん”になっても、「お城」の響きには夢があっていいものです。
ということでバルセロナからRENFEで、まずはお城から一番近い駅、マンレサ・ヴィクサドールを目指します。
マンレサからは公共交通機関が無い為、タクシーにてパラドール・カルドナへ。
本物の古城で一晩を楽しみます。
翌日はRENFEではなく、カタルーニャ鉄道(FGC)でマンレサからモンセラット・アエリまで。
そこからアエリ、ケーブルカーに乗り換えモンセラットの大聖堂を訪ねます。
その後本当なら、カザ・ミラ、カザ・パトリョなどなどを見学予定のはずが、、。
“大事な物”を受け取りに、一人、とんぼ返りで飛んでいきま〜す!
結局スペインで、本場物の美味しい“パエリヤ”にはありつけたの?
無事に帰ってこれたのやら?いったいどんなことになったやら?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
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-
バルセロナのサンツ駅でコインロッカーから荷物を出し、RENFEのCEROANIA-C4線にマンレサ・ヴィクサドールまで乗ります(4.10ユーロ)。
この電車、路線図を見ればわかるのですが観光地は通りません。
電車もあまりキレイではないし、込み入った市街を通るようでちょっと心配しながら様子をみていましたが、何も問題無くマンレサに到着。
ここからはタクシーで約30分(30〜40ユーロ)。
小高い丘の上に何やらお城が見えてきました。 -
タクシーは丘のふもとからゆっくりと、このジグザグのアプローチを登ってきます。
-
アプローチの先に、門。
壁にはにパラドールを示すプレート。
小さな可愛い古城に到着で〜す!
門をくぐって入ると右手にレセプションのあるお城の入口がありました。
どうもここは4階のようです。
ホテルのバウチャーを渡し、城内の説明を聞きます。
その後、私に1通の封筒をくださいました。
ミキツーリストさんが手配してくれた、バルセロナ⇔グラナダのAIRの予約券のようです。
これで明日はなんとか行けることでしょう? -
私達のお部屋は702号室、エレベーターと迷路のような廊下をぬけてお部屋へ。
ピンク色でコーディネートされてて可愛い〜!
木のベッド、ソファー、家具もアンティークでいい感じです。
右の窓からはいわゆる城下町や岩山が見え、夜には遠くにモンセラット、バルセロナの光りが見えます。 -
この“クローゼット”、なかなか“味”があるでしょう?
娘がちょっといたずらをしました。
お行儀悪くてごめんなさいまし〜 m(_ _)m -
バスルームは近代的に改修されてて、とても清潔で綺麗です。
可動式シャワーヘッドにバスタブ付きで快適 (^-^)v -
この時期スペインは夜8時を過ぎても、まだまだ明るい。
なので夕食まで迷路のようなお城を探検しま〜す。
廊下もド〜ンとピンク! -
石造りのアーチ状の壁が重々しく、家具も雰囲気ありますね。
-
所々にこんな“サロン”が。
可愛いピンク色の壁ですが、やはり分厚い頑丈な石壁なのですね。
天井の木組みやアイアンのランプシェードなど、どこか中世を感じさせてくれます。 -
迷路のようなお城の中を歩き回っていたら、いつのまにかテラスのティーサロンに出てきました。
-
ティーサロンの向かいに、“見張りの塔”でしょうか?
-
“見張りの塔”に上がってみました。
-
塔から見た街並み。
-
他の方向から。
お城を中心に拓かれたのでしょうね。 -
“見張りの塔”を下り、入り口の門に戻ります。
-
門をくぐり中庭を抜け、教会の前のCloister−回廊へ。
少し闇も迫って来て、ちょっと不思議な空間でした。 -
この奥に教会があります。
教会内も本来なら見学できるのですが、時間が遅く鍵が掛かっていました。
少しでいいから覘きたかったー、残念 (>_<)
右端に内部の見取り図のボードが。 -
この右手に教会への扉、左手に回廊。
薄暗くなり独特な雰囲気が漂ってきました。
何かの霊がひそんでいるかのような、、? なんて! -
暗くなり探検でお腹もすっかり空いてきました。
レセプションからパティオを挟んで反対側の階段を降りていくとレストランがあります。
ここはレストランの前室。
石壁におおわれていてまるで洞窟? -
前室を横目に抜けていくとレストランがあります。
石壁と木組みがいい感じ。
ワインとそれぞれにお料理を数点、頼んだのですが、写真を撮り忘れ何を食べたのかすっかり忘れてしまい、、(>_<)
ただ金額だけはレシートがあるので分かるのですが、85.87ユーロ。
当時1ユーロが167円換算だったので、約14,400円くらい?
今考えるとけっこうなものでした、、 f^_^; -
お部屋に戻り窓から、お城の下に広がる街の灯りを楽しみました。
-
南の方を見ると、空には満月。
山に続く1本の白い光りのライン。
遠く中央には遥かバルセロナの灯りまで。
“おぼろ月”を眺めていたらちょっとロマンチックな気分になってきました。
でも明日もまた忙しい!?
きれいなバスタブで疲れをとって早く寝ましょう! -
翌朝も昨晩と同じレストランで朝食ブッフェ。
食事を済ませ荷物をパックしてレセプションにチェックアウトへ。
レセプション前のホールのサロン。
木と石とピンク、このお城のテーマですね(勝手に自分で思っています)f^_^;
どこもさりげなくて可愛いです。
きっと世界にはもっと煌びやかで華々しいお城がたくさんあることでしょう。
でもこのお城の要塞としてせおった重みとコンパクトな可愛さがとても気に入りました。
あー、本当にもっとゆっくりしたかったなー!!! -
サロンにあったこのお城の模型です。
真ん中にある半円形の窓がレセプションのあるサロンの窓だと思います。
多分、私達の部屋はその右隣の塔の一番上かな〜と??? -
“パラドール・カルドナ”のパティオ(中庭)にて、迎えのタクシーを待ちながら1枚。
はるばる時間をかけて遠くまで来ましたが、憧れの本物の古城に泊まれて「大満足!」でした。
今日はこれからモンセラットを見学の予定。
まずはタクシーでマンレサへ。 -
FGCのマンレサの駅にあった自動券売機。
エレベーターで上がった2Fのプラットフォームのフロアーにありました。
駅員捕まえて聞こうにも誰もいません。
でもなんとか購入できたようです?
“tren + aeri” で7.30ユーロのチケットでした。 -
FGC、カタルーニャ鉄道の車両。
これはバルセロナまで行きます。 -
車両内部も明るくてとてもキレイ!
行きに乗ったRENFEのCEROANIA-C4線とは、えらい違いです。 -
キレイな空いた車内で気持ち良く乗っていると、だんだんに岩山が近づいてきました。
-
モンセラット・アエリに到着。
電車を降りてアエリ、ケーブルカーに乗り換えです。
電車の駅のすぐ隣、この建物がケーブルカー乗り場です。
今回の旅行の問題点がここにありました。
ここまで小さいけれどもスーツケースを引っ張ってきたのですが、この先には預ける所もロッカーもありません。
黒いマリア様にお会いする為にはどうしてもスーツケースが邪魔になります。
で、4-traさんにも聞き、日本にいる時にさんざん探したのですが“荷物預かり所”は全くみつかりません。
そこでモンセラットの観光案内所、このアエリの駅、バルセロナの観光案内所に直接メールで問い合わせしてみました。
するとなんとこのアエリ、ケーブルカーの駅から、
「何処にもないなら、数時間ここで預かってもいいですよ。」
というお返事が!
なんともありがたい暖かい気持ちに、感謝、感謝です!
プリントアウトしたメールのコピーを見せて荷物を預かっていただき、アエリに乗り込みます。
すると駅員さん、
「必ずここにもどってきてくださいよ!」
モンセラットに上がるにはフニクラもあるので、間違えたら大変ですものね (^o^)v -
黄色のゴンドラに乗り込み出発。
えー、何処まで昇るの?
先がぜんぜん見えません。 -
あっ、下りのゴンドラが降りて来ました。
丸っこくて可愛い! -
やっと上の駅が見えてきました。
-
巨大な岩山が迫っています
-
向かって左端の門から入ることにしました。
で、見上げてみると、、。 -
“Sant Joan”の岩山が迫ってきているのでしょうか?
Sant Joanまでフニクラで行けるそうです。 -
外人さん達もツアーで来るのですね?
それにしてバックの建物と岩山が凄い! -
圧巻です!
-
広場を通り、いくつかの建物を抜けていくと、、
-
大聖堂
16世紀に建立が始まり、法王レオン13世が1881年に大聖堂として承認したものだそうです。 -
正面のファサードに彫られた聖人達
-
ごミサが始まっているので暫く聖堂内には入れません。
大聖堂の周囲にも多くの祈りの場があり、たくさんのロウソクが供えられていました。 -
「聖母の像を拝観される方はお並びください!」と案内があり、列に並びます。(メチャブレでごめんなさい!)
-
30分以上、かなり長い時間並んだようです。
-
その間、たくさんの宗教画や聖人達にお会いしたようです。
-
やっと“聖母の像”、黒いマリア様に近づきました。
「モレネタ」という名で親しまれていて、12世紀の大変美しいロマネスク様式の彫刻です。
伝説では、この聖母像はSanta Covaの洞窟で発見されたということです。
1881年にカタルーニャ地方の聖人になりました。
(以上、モンセラット・インフォメーション小冊子より) -
このマリア様の右手に乗っている玉に触ると幸せになれるとか?願いがかなうとか?
皆さん長いこと順番待ちをしているのはこの為だったのですね!?
ちなみにこの手は私のではありません。 -
ケースの中にたたずんでいるマリア様ですが、玉の部分だけ、丸くカットされていて触れるようになっています。
私も、ありがたく触らせていただきました。 -
13:00からの聖歌隊の歌を楽しみにしていたのですが、グラナダまで行かなければならないので用心して早めに切り上げます。
ショップでカップや絵葉書やお土産、そして小さなマリア像を購入してモンセラットをあとにします。
再びアエリに乗り込みます。 -
山のてっぺんに十字架が。
見えますか〜? -
絶壁ですね!
-
ようやくアエリの駅が見えてきました。
-
アエリの駅でよくよくお礼を申し上げて荷物を引き取り、今度はカタルーニャ鉄道に乗り換えです。
カタルーニャ鉄道(FGC)の駅です。
白い建物の下をくぐって線路の向こう側にまわり、電車が来るのを待ちます。
終点のPL・エスパーニャ駅までFGCで行き、メトロM1に乗り換えカタルーニャ駅へ。
そこから今夜のホテル“リボリ・ランプラス”までは徒歩数分です。
チェック・インを済ませ、身軽になってグラナダに向かいます。
さあ、「娘は一人で上手く観光と食事ができるかな〜?」
と心配になりながら、ホテルからタクシーに乗り込みます。 -
タクシーの運転手に「グラナダへ行く」と言ったら多分、ターミナル1に降ろしてくれたのだと思う。
初めての空港で“国内線はここでいいのかしら?”と不安になりながらとりあえずインフォメーション“ i ”を見つけ、列に並んで順番を待ちます。
“ i ”で「予約が取れている」と言うと、イベリア航空のカウンターに行くように言われたかと記憶しています。
幸いカウンターは直ぐにみつかり、予約No.を伝えパスポートを見せてクレジットで決済。
とりあえずこれでグラナダまでは行けるはず。
搭乗手続きを済ませてバスに乗ります。
広い飛行場にポツンと佇んでいる小さな飛行機に乗り込みますが、もちろん、日本人は一人もいません、、 f^_^;
“ 17:10バルセロナ発 ― 18:30グラナダ着 イベリア航空IB5955便 ”は無事に離陸し、1時間20分の短いフライトでグラナダの小さな空港に到着しました。
さて、ここからタクシーで行こうか?でもいくらかなー?
と、考えていた時に2日前の“バス”を思い出しました。
「多分、RENFEの駅近くから乗ったバスは空港からもきてたはず!?」
バス乗り場は直ぐ側にあり、プエルタ・レアルまで行くバスも分かったのでこれで中心地まで行くことにしました。
乗ってしばらく揺られていると、RENFEの駅を過ぎヌエバ広場が見えてきます。
少しでも見慣れた光景に出会うと“ホッ!”と、一安心。
プエルタ・レアルでバスを降りホテル、メリア・グラナダへ。
レセプションで名前とパスポートを見せ、忘れ物を取りに来た旨を伝えると、すぐに封筒に入った“大事な物”を出してくださいました。
「あー、よかった!これで娘は日本に帰れる!グラシアス!グラシアス!」
と大喜び。
今回のホテル選びは本当に良かったと感謝しています。
5ッ星ホテルとパラドールでちょっと高いかな〜と思ったのですが、こんな時はやはり信用のあるホテルに限りますね (^-^)v
「今日カルドナから戻りバルセロナから飛んできて、22:30の飛行機で再びバルセロナに戻って明日、日本に帰る。」
と伝えると、二人のレセプションは驚いて目を丸くし、そこからいろいろな話が進みます。
ホッと安心したからでしょうか?お腹が空いてきました。
「スペインに来てまだ美味しいパエージャを食べていません。お勧めのお店はありますか?」
ヌエバ広場近くの素敵なお店を紹介していただいたのですが、夜の営業はもっと遅くなってから。
ここで食べていたら飛行機に乗り遅れてしまう(>_<)
レセプションのセニョール達に深〜く感謝してホテルを後にし、後ろ髪を引かれながら再びバスに乗り込み空港へ向かいました。
今度の予約はスパンエアです。
来る時と同様の手続きをして早々に搭乗待合室に入り、カフェでサンドウィッチとコーヒーを求め小腹を満たして待ちます。
“ 22:30グラナダ発 ― 23:50バルセロナ着 スパンエアJK6623便 ”で夜中のバルセロナ空港に戻ってきました。
けれどこんな遅い時間でも空港は人でいっぱい!
いろいろな国からこんな夜中に到着する便が多いのでしょうね。
た〜くさんの大きな荷物を抱えた欧米人と共に長蛇のタクシー乗り場に並びます。
でも、以外や以外!
とっても回転がよいのでしょう、わりあい早くにタクシーに乗り込むことができました。
深夜料金は掛かりましたが、ぼられることもなくホテル、リボリ・ランプラス前に到着。
今回のバルセロナ⇔グラナダとんぼ返りは、突然で何の下調べもできずに行ったのでかなり不安な旅(?)でした。
気がついたら行きのこのタクシーからの写真以外、1枚も撮れていません (>_<)
大騒ぎしていて、ごめんなさ〜い m(_ _)m
どんだけ緊張しながら、警戒しながらだったことやら、、f^_^;
あ〜〜〜、疲れた―――!!! -
部屋に戻ると娘はベッドの上でうたた寝。
今日の様子を聞くと、カザ・ミラやカテドラルの見学は出来たみたい。
でも食事はカフェでちょっと食べたぐらいで、ママ同様、お腹空いてる?
ならば行こうじゃないの“シェッテ・ポルタス”!!!
AM1:00まで営業だから、急げば間に合うかも?
で、タクシーに飛び乗りやって来ました。 -
なんとお店に到着が24:20過ぎ。
まだけっこうお客様がいたけれど、ラストオーダーは大丈夫かしら?
「どうしても美味しいパエリアが食べたいのです。遅いですがいいでしょうか?」
すると気持ち良くテーブルへ案内してくださいました。
もちろん、オーダーは“パエリア”!
店内も老舗の風格充分で素敵ですね (*^o-)v -
本当はサングリアといきたかったのですが、喉の渇きに負けビールで乾杯!
サラダにはオリーブがたっぷり入っています。
“大事な物”が戻ってきたこと、本場物のパエリヤにありつけそうなこと、に大満足の二人です。
遅い来店の客にもかかわらずお店の方もたいへん愛想が良く、写真を撮ってあげると言われ1枚。 -
出てきましたー!待ちに待った“パエリア”登場!!!
色といい、艶といい、縁の焦げ具合といい、なんとも美味しそう!
「いただきま〜す!」
ん―――、旨い―――!!!
お米のパラパラ感、ちょっと濃い目の味付け、香ばしいオコゲの香り。
どれをとっても言うこと無し、やっぱり老舗の味なんですね v(^o^)v
とーっても美味しくて大満足、無理して来てよかった!
帰り際、最後の客になった私達にお店の案内書をくださり、いい記念になりました。
気持ちの良い対応にお腹ばかりでなく、心までも満腹になりホテルに帰りました。 -
バルセロナのホテル、リボリ・ランプラスのお部屋です。
改装されとてもスマートな部屋ですが家具がアンティーク風? -
天井がものすごく高くて広々感じます。
大きく分厚いカーテンの向こうはテラスになっています。
このホテル、ランプラス通り沿いにあるので、テラスに出るとランプラス通りが一望できます。 -
テラスに出てみました。
今、夜中の2:00近く?
ランプラス通りはまだまだ寝静まりません。
今晩で最後かと思うとなかなか寝れませんが疲れている体は正直、いつのまにやら眠りの国に飛んでいったようです。 -
今日、11:30発のBAでスペインとお別れ、淋しいですね。
7:00過ぎに起きて荷物を整理したら朝食ブッフェに。
ここはホテルのレストラン、こちらでいただきました。 -
こんな素敵なテラスもありました。
こちらで朝食をいただいてもよかったみたいです。
お食事を取りにいくのが面倒だけど、天気がいい日は気持ち良さそう! -
レストランの横にはこんなバーも。
夜に1杯、飲んどけばよかったかな? -
部屋のテラスからランプラス通りを望みます。
すぐ先にカタルーニャ広場が見えます。 -
私達が宿泊した部屋のテラスは広くてゆったりしていたようです。
歴史のありそうな建物と黒いアイアンのバルコニーがマッチしていて、いい感じ!
朝のランプラス通りは昨夜の喧騒が嘘のよう。
お掃除の車も早々に街を走り、通りは静かでキレイになっています。 -
9:30には空港に着きたいので、8:30にホテルをチェックアウト。
ホテル前からタクシーをひろいました。
最初はすぐ近くのカタルーニャ広場からエアポートバスに乗って空港へ向かうつもりでした。
でも、タクシーで寄り道を思いついたのです。
ここはカタルーニャ広場、右手にエアポートバス乗り場が見えます。 -
昨日、見逃したカザ・ミラなどの建築物を外観だけでも見れたらと、空港に向かう前に周ってもらうことにしました。
ランプラス通りからカタルーニャ広場を抜けバセッチ・ダ・グラシア通りに入り、まず最初はここ。
「カザ・リュオ・モレラ」
モンタネールによって改修された店舗兼集合住宅。 -
次はガウディ作、この2件はすぐ近く、同じブロックに並んでいます。
「カザ・パトリョ」
ガウディが実業家パトリョに依頼されて増改築を行った邸宅。 -
そして少し離れて、有名な、、、
「カザ・ミラ」
実業家ペレ・ミラの依頼で建造され、市民には“ラ・ペドレラ”の名で親しまれているガウディの代表作。
モンセラットの巨岩がモチーフといわれている造形、波打つ様は地中海のイメージとも。
幻想的で不気味な屋上にも昇ってみたかったなー!
と、モデニズモ建築を垣間見ることができて自分を納得させながら空港へむかいました。
搭乗手続きや出国審査も済み、広い空港の中、ゆっくりと免税品店を梯子しながらお土産を選びます。
11:30バルセロナ発ー12:45ロンドン着 ブリティッシュエアウェイBA479便
まずはロンドン、ヒースロー空港へ。
スペインに来た時とまったく逆をしたらいいので解り易い!
スイスイと乗り換えの搭乗口に到着。
15:45ロンドン発ー11:10(翌18日)成田着 ブリティッシュエアウェイBA007便
無事に成田到着!と思いきや、BAの人がなんやら呼んでいます。
えっ、何?なんとロスト・バゲッジ???
娘のトランクは出てきたのに私のがありません。
この時どうも20人くらいのロストがあったようです。
明日届くとのことなので、東京の宿泊先をBAの係りに伝えリムジンで帰ることに。
娘は世田谷の自分のマンションへ、私は月島の姉の家へ、なのでここでお別れ。
今回の旅もいろいろあったけど、親子喧嘩しながらたくさんの思い出ができました。
次はいつ、いける時が来るかしら?
それとも娘は結婚でもして、私はお払い箱になるかな〜?
長い旅行記にお付き合いくださいまして、有難うございました m(_ _)m
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この旅行記へのコメント (12)
-
- てつやんさん 2011/06/02 21:45:54
- 良い模型です♪♪
- norinoriさん
こんばんは!!
いろいろ目が行く写真がたくさんでしたが、ここはあえてパラドール・カルドナの模型をクローズアップします。
良いですね〜♪♪
これは売ってるのでしょうか?
私、間違いなく買います!!
黒いマリア様いいなーいいなーです!!
見てみたいし、お土産に売ってるなら買いたい(;_;)
うらやまです。
置物ハンターには、たまらん場所のようですな。
ところでなにをお忘れだったのですか…?
書いてあるのでしたら失礼いたします。
気になりましたもんで。
てつやんでした
- norinoriさん からの返信 2011/06/03 17:31:57
- RE: 良い模型です♪♪
- てつやんさん、こんにちは♪
毎度、ありがとうございます〜!
> ここはあえてパラドール・カルドナの模型をクローズアップします。
> 良いですね〜♪♪
> これは売ってるのでしょうか?
> 私、間違いなく買います!!
残念!(>_<)
これは売り物ではないのです。
大きさもそこそこあったと思います。
> 黒いマリア様いいなーいいなーです!!
> 見てみたいし、お土産に売ってるなら買いたい(;_;)
> うらやまです。
> 置物ハンターには、たまらん場所のようですな。
あ、これはあります!あります!
大きなお土産売り場があって(←教会なのに商売上手?)、大小様々いろいろあります。
私も5cmくらいの一番ちっこい“黒いマリア様”を買ってきましたよ (^o^)v
白いマリア様は普通だけど、“黒い”はなかなか?ですもんね。
> ところでなにをお忘れだったのですか…?
> 書いてあるのでしたら失礼いたします。
> 気になりましたもんで。
エヘ f^_^;
“コルドバ編”の終わりの方に載ってますよ〜。
では、また。
norinori
-
- まーきゅりーさん 2011/01/07 18:07:39
- カルドナのパラドール 素敵!
- ハエンのパラドールに泊まったまーきゅりーです
やっとnorinoriさんのカルドナの旅行記にお邪魔できました
カルドナのパラドールも素敵ですね
カルドナのほうが、外観は古城の雰囲気が伝わりますよ
ピンクの内装には驚かされましたが、内部の装飾はどっしりしていて
いいですね
無事娘さんのパスポートも受け取れてほっとしました
でもnorinoriさんの行動力もすごい!!
7ポルテスに行かれたんですね
私も行きたかったけど、娘に却下されていけませんでした
最後にロスバケのおまけまでついてるとは・・・
娘さんとの旅行、是非また実現してください
まーきゅりー
- norinoriさん からの返信 2011/01/10 17:35:54
- RE: カルドナのパラドール 素敵!
- まーきゅりーさん、こんにちは。
ご訪問、ポチッ!、ありがとうございます。
> カルドナのほうが、外観は古城の雰囲気が伝わりますよ
> ピンクの内装には驚かされましたが、内部の装飾はどっしりしていて
> いいですね
カタルーニャ地方で最もお城らしいパラドールだそうです。
静かな田舎の風景の中、ぽつんと丘の上にお城が現れます。
重々しい分厚い石造りのお城は、まさに“古城”の名にピッタリ!
ちょっと心寂しい、何か秘めた歴史を感じさせてくれるお城でした。
カルドナは塩山で栄えた町なので、近くには鍾乳洞のような塩山ツアーがあるそうです。
私達はただ泊まるだけになってしまい、ちょっと残念 (T_T)
> 無事娘さんのパスポートも受け取れてほっとしました
> でもnorinoriさんの行動力もすごい!!
ただの“ケチ”でしたね。
だって当時1ユーロが167円だったのですもの、もったいなくて、、f^_^;
今ならきっと頼んでいたかも?
> 7ポルテスに行かれたんですね
> 私も行きたかったけど、娘に却下されていけませんでした
それは残念!絶対に美味しいのに!
なぜ却下になってしまったのかしら?
今まで食べたパエリアで1番だと思いますよ (^o^)v
> 最後にロスバケのおまけまでついてるとは・・・
> 娘さんとの旅行、是非また実現してください
昨年は婚約者とフロリダのディズニーワールドに行ってしまい、とうとう母はお払い箱になってしまいました (>_<)
2年続けてイタリア、スペインと母娘旅行できたのはいい思い出になりそうです。
最後になってしまいましたが、
「あけましておめでとうございます
今年もどうぞ宜しくお願いします」
では、また。
-
- 豚のしっぽさん 2010/12/06 19:35:36
- こちらからもお邪魔します♪
- スペイン旅行記全5話
一気に完読しました!
ふ〜。。。
はらはらドキドキ 手に汗握る!ってまさにこの事ですね
私だったら、どの案を選択しただろう?
って考えてみましたが・・・
ひえぇーーー です!
たぶん息子と大喧嘩に?
旅行記も完に近ずき、無事帰国!と思いきや…
なんと最後はロスバケ?????
漫画みたいな〆
楽しませていただきました^^*
ごめんね〜 楽しんで。。。
シッポ☆
- norinoriさん からの返信 2010/12/07 00:48:38
- RE: こちらからもお邪魔します♪
- シッポさん、ヘタクソな文章、全部読んでくれてありがとう!
> 私だったら、どの案を選択しただろう?
> って考えてみましたが・・・
あそこで貧乏根性出しちゃいました f^_^;
今のレートだったらガイドにお願いしてたかも?
でも当時1ユーロ=¥167くらいだったからもったいなくて、、。
> たぶん息子と大喧嘩に?
旅行中、娘ともしょっちゅう喧嘩です。
ママのへそくり出してるのに、
「なんでそんなに言われなあかんねん?」
と情けなくなる時も、クスン (T-T)
> 旅行記も完に近ずき、無事帰国!と思いきや…
> なんと最後はロスバケ?????
“ロスバケ”って下着に困るのね!?
初めて実感しました。
> 楽しませていただきました^^*
一番うれしいコメント、ありがとう m(_ _)m
また、覗きにきてね!
-
- くまのみホヌ子さん 2010/12/03 00:55:05
- あぁ、おもしろかった!
- norinoriさん、おかえりなさい!
アンダマンも気になるけど、パスポート事件も気になる
で、スペインを優先しました。
よかったねー!
ハラハラ、ドキドキでひとりでグラナダまでトンボ帰り
ホテルも信用のおけるしっかりしたところで
レセプションのスタッフさんもいい人みたいだし
アクシデントはあったけど
周りの人に助けられて、無事に解決!
黒いマリア様のご加護があったのでしょうね。
マリア像に触ったかいがありましたね。
って、あの手は違うんでしたね。どうみてもあの手はおばあちゃんですものね。(笑)
ラストのロスト・バゲッジにはやられましたね。
トドメはそれだったのか・・・
でもおもしろかったぁ!
のみホ
- norinoriさん からの返信 2010/12/03 14:40:41
- RE: あぁ、おもしろかった!
- ホヌちゃん、こんにちは♪
長い“スペイン”にお付き合いしてくれて、ありがとう!
バルセロナ⇔グラナダ の写真が1枚も無いとは、、(T_T)
スリや泥棒さんに付け入る隙を見せぬよう、かなり警戒して写真を撮るのをすっかり忘れていたかも?
> アクシデントはあったけど
> 周りの人に助けられて、無事に解決!
> 黒いマリア様のご加護があったのでしょうね。
そうだね、本当に人々の暖かさにふれ感激したスペインでした。
やっぱり暖かいと気持ちもおおらかになるのかな〜?
もちろんマリア様にも感謝です!
> ラストのロスト・バゲッジにはやられましたね。
> トドメはそれだったのか・・・
東京で帰った先が自宅じゃなかったから、あわてて下着を買いに走ったよ。
最後までドタバタと忙しい旅行になりました f^_^;
“アンダマン海とプーケット”はまだ続きます。
また覗きにきてね〜 (^-^)/~~~
-
- ミンさん 2010/11/23 22:35:28
- 本物のお城に泊まれるなんてすごい、すごい!!
- こんばんは、norinoriさん。
かわいいお部屋ですね。
あちらこちら見学できるし…いいなあ〜
団体のツアーじゃ無理ですね。
すごい体験!
さすがのnorinoriさんでも、大切なものを取りにバルセロナ⇔グラナダは緊張したのですね。
私だったら…絶対忘れないようにするしかないかな。声かけで・・
もし忘れたら、火事場の馬鹿力で、頑張ってやりぬくか・・
どうしても無理そうなら(迷子になりそう、あるいは、時間通りに戻れないとか・・)他の2つの方法を選ぶか・・
でも終わり良ければすべてよし・・
反って良い思い出になったりして・・
パエリア、おいしそう!!
観光も素晴らしいけど、パエリアもね。
それでは、近々おじゃまします。
norinoriさんのタイの旅行記で・・・
楽しみにしてます。
ミン
- norinoriさん からの返信 2010/11/24 20:38:38
- RE: 本物のお城に泊まれるなんてすごい、すごい!!
- ミンさん、こんばんは。
訪問&コメント、ありがとう♪
> 団体のツアーじゃ無理ですね。
お城ではなく、元修道院などのパラドール宿泊のツアーもあったはず、、?
> さすがのnorinoriさんでも、大切なものを取りにバルセロナ⇔グラナダは緊張したのですね。
> どうしても無理そうなら(迷子になりそう、あるいは、時間通りに戻れないとか・・)他の2つの方法を選ぶか・・
突然のことで何も分からずに、というのが不安でしたね。
なにぶん“A型”なもんで、これでも旅行前の下調べはけっこうする方なのです (←見えないよね〜〜 f^_^;)
当時1ユーロ=167円換算だったものだから、人に頼むと「高いー!」と貧乏根性出ちゃいました (>_<)
> パエリア、おいしそう!!
> 観光も素晴らしいけど、パエリアもね。
クチコミにも書いたけど、本当にここの“パエリア”は期待通りの美味しさ!
今回のスペイン旅行では、
マドリッド、メゾン・デル・チャンピニオンの“マッシュルームの鉄板焼き”
コルドバ、エル・カパーリョ・ロホの“ラボ・デ・トロ”
バルセロナ、シエッテ・ポルタスの“パエージャ”
が、とっても美味しかったー (*^o-)b
もしスペインに行く機会があったら是非、お試しください!
> norinoriさんのタイの旅行記で・・・
> 楽しみにしてます。
ミンさん、ちょっと待っててね〜。
娘の結婚準備、EFRの再講習、パパのお付き合いなどなどでいろいろバタバタと忙しくて遅くなってます (>_<)
でも来週にはアップしたいな〜。
では、また。
-
- ぽんで@あやこさん 2010/11/23 13:48:41
- かわいらしいお部屋!!
かわいらしいピンクのお部屋やアンティークな家具など
うらやまし〜〜〜〜〜〜!!!!!!
娘さんと一緒にスペインなんてすてきすぎる〜^〜!!!
私も子供をもったらこんな風に旅行に行きたいものです。
norinoriさんお若いですね^^
ぱっとみ娘さん2人をつれていったんだなと思うほどでした@∀@
- norinoriさん からの返信 2010/11/24 11:58:05
- RE: かわいらしいお部屋!!
- ぽんで@あやこさん、こんにちは。
訪問、コメント、ありがとうございます♪
> かわいらしいピンクのお部屋やアンティークな家具など
> うらやまし〜〜〜〜〜〜!!!!!!
> 娘さんと一緒にスペインなんてすてきすぎる〜^〜!!!
> 私も子供をもったらこんな風に旅行に行きたいものです。
フランスやドイツなどの超豪華なお城というのではないけれど、雰囲気は充分、楽しめましたよ (*^o-)v
明るくおおらかで陽気なスペインは、きっとあやこさんも気に入るのでは?
是非是非、お出かけください!
> norinoriさんお若いですね^^
> ぱっとみ娘さん2人をつれていったんだなと思うほどでした@∀@
ん―――、お上手過ぎです (*_*)
あやこさんの“ナイス・ボディ”が羨ましい!
(おばさんは人様の迷惑になるので水着姿はみせられません、、f^_^;)
では、また。
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