2004/07/03 - 2004/07/13
439位(同エリア472件中)
ミミミさん
ヘトヘトになりながらも、残す所はあと2日。
最後にどんな結末が待っているのか…?!
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★★★ 7/12(月) 〜今度こそ動物園〜 ★★★
夜中に目を覚ましてハッとした。しまった! 夕べあのまま寝ちゃったんだ‥。時計を見るともう3時、さすがにみんな寝静まっている。そうだ、コンタクト外さなくっちゃ‥。
バスルームでコンタクトを外し、歯を磨きながら考えていた。
「うわぁ〜!! やっちゃった‥」
でも、取り敢えずやることはやってるし、ま、いっか‥。トイレに行ってもう一眠りすることにした。
朝、6時前に起きだして朝食の準備をする。それから自分の身支度を整える。7時頃義兄が煙草を吸いに起き出してきた。
7時半過ぎ、義父母も起きて来たので、昨夜のことを詫びた。
朝食を摂りながら、今日の予定について話す。今日はレインフォレストハビタットでコアラを見ようかと思っている‥と言うと、今度はみんな異存は無いようだった(^_^;)。
コアラフォトは午前は10時〜11時、午後3時〜4時の2回。明日は帰国日なので、私としては午前中に行って午後はボチボチ帰国準備を始めたいと思っていた。みんな午前中でいいと言うので、食事が終わると出かける準備を始めた。
だが、みんなのんびりしていて、間もなく10時になろうとしているのに、出かける気配が無い‥。
「あの、コアラの写真、時間が決まっているんで、そろそろ出ないと‥」
「だって午後もあるんでしょ? 午後でもいいじゃん。」
‥‥(-_-;)。さっき、午前中でいいって言ったじゃない‥。さっきの話し合いは一体何だったの?
子ども達も出かける気になっているので、それを見てようやく準備を始め、10時半近くなって出発した。
★★★ レインフォレストハビタット ★★★
レインフォレストハビタットはポートダグラスから向かうとCAPTAINCOOK HWYのすぐ手前にある。車を停め、受付でAVISの割引券を使って入場券を買う。ここの売店に「カンガルーの餌$2」と書かれた箱があったが、残念ながら売り切れていた。
中に入ってまずはコアラフォトに向かう。無事時間に間に合った。我々が着くと前に2組順番を待っていた。
コアラを抱っこすることは出来ないが、一緒に写真を撮り、触ることは出来る。抱っこ出来る動物園でも小さな子では無理だし、爪も鋭くて痛いので(以前コアラの爪の後が半年消えなかった私‥(-_-;))、子どもが小さい間はここで充分だ。
我々の番になり、柵の中に入る。私以外はコアラの周りに集まってポーズ。私はカメラマンだ。だが、園のカメラマンが画面に入り、なかなか上手く撮れない‥。なんとか2枚ほど撮ると、カメラマンの女性に促され、私も彼女のカメラに収まる。これは後で$16で購入できる(私達は買わなかったが‥)。 -
11時からクロコダイルの説明があるらしいが、これには誰も興味を示さなかった。子ども達は早くカンガルーに餌をあげたいと張り切っている。鳥との朝食を食べられるレストランのあるホールを抜け、カンガルーのいるエリアへ。途中「EMU WALK」なる場所ではエミューがすぐ側を歩いている。大きい動物に弱いチビはかなりビビって足が止まる。エミューが少し遠くに離れるのを待って奥に進む。扉の向こうにカンガルーエリアがある。すると、一昨日見たワラビーより更に一回り小さな種類のワラビー(?)がピョンピョン跳ねまわっていた。ここを更に奥に行くと、カンガルーが遊歩道沿いに横たわっている。トロピカルズーのカンガルーもかなりのんびりとしていたが、ここのカンガルーは一段と暢気な様子。起きあがって餌を求めるカンガルーは一匹もいない‥。みな悠然と寝そべり、観光客はその口元へとせっせと餌を運ぶ‥。別の種類の一回り小さいカンガルーは少し警戒しながら近づき、時々餌を食べる‥という感じだった。
入口で餌を変えなかった子ども達は、カンガルーの近くに落ちている餌を拾っては食べさせていた。そのうち子ども達は動かないカンガルーより鴨に餌をあげることに興味を示し、ずっと鴨を追いかけていた‥(^_^;)。
木登りカンガルーの柵の前には「本日展示なし」の張り紙があった。残念。 -
カンガルーエリアの後、熱帯雨林エリアを通り、またレストランの所まで戻ってきた。するとここでも餌を売っていたことに気付いた‥。ま、いっか。拾った餌でも子ども達は充分満足していたようだし‥(貧乏くさっ‥(^_^;))。
一通り回って、外に出る。売店でお土産用にマンゴーティーと子ども達用に絵本を買った。
小さな動物園なので、ぐるりと回ってもまだ12時半だった。 -
★★★ マリナミラージュで昼食を ★★★
さて、どこかで昼食にしよう‥。
レストラン関係は詳しくない。取り敢えず潰しの利きそうなマリナミラージュへ。
ここで桟橋のすぐ横にあるFIORELLI BISTRO & BARに入った。
義兄は「ミートボールスパゲッティ」、義父母はそれのWサイズを、私と子ども達はナチョスを頼んだ。
ミートボールスパは見るからに「オーストラリアで食べるスパゲッティー」だった。私は味見していないが、彼らはどう感じたのかはわからない。ただ、3人ともそれを全部平らげていた。ナチョスは美味しかったが量が多く、残してしまった。
★★★ バーリーフーリー鉄道 ★★★
食事を終え、私はインフォメーションでバリーフーリー鉄道が動いているかを尋ねた。残念ながら、もう営業していない‥とのことだった。
チビ助がトイレに行きたいというので、全員でトイレ休憩。鉄道の駅舎はトイレの近くにある。トイレから出て、少しだけ写真を撮らせて‥と駅舎へ。
綺麗に整備された駅舎と線路。これに乗りたがる人は少なかったのだろうか‥? HPを見て乗りたいと盛り上がっていた娘達はとても残念そうだった。ママも残念だよ‥。
★★★ 帰国準備 最後の夜 ★★★
今日はもう部屋に戻って帰国の準備をすることにしよう。
その前にエンプティーランプが点灯している車にも餌をあげないとね‥。WARNER STのペトロールステーションで給油をして、部屋に戻った。
乾燥機の修理はもう終わっているだろうか? レセプションで確認するともう大丈夫との事だった。良かった。帰国前に洗濯を済ませられる。
夕飯の下ごしらえをしてから、今日もまた夕方にシャワーを浴びた。そして、着替えた服を洗濯する。その間に荷物を少しずつまとめる。お土産は殆ど夫が持ち帰ったし、GCから運んできた食料品は殆ど胃の中に収まった。小のスーツケースにはかなりの空きがある。
夕飯を作りながら、気付いた。水が足りなそうだ。料理でも米を炊く、味噌汁を作る‥等で結構な量を消費する。加えて義父母も結構お茶を飲むし、義兄など、ビールに加えて1人で1日に3〜5Lの水を飲むのだ。
夕食の準備を終え、みんなが夕食を食べている間に、私は1人水を買いに出た。食事の後では店が閉まってしまうかもしれない。早く買って来なくっちゃ‥。
車を走らせながら「嫁」を実感していた。だがしかし、この旅ももう明日には終わるのだ‥。
再び部屋に戻り、急いで夕食を食べる。
それからまたもう一度ご飯を炊いた。明日の朝のおにぎりを作らなければ‥。
ここで張り切ってご飯を炊きすぎた。そうだ、大食漢の夫はもう帰国したんだっけ‥。
翌朝、なるべく洗い物を出さないように準備をし、早めに床に着いた。
いつもの旅なら、ここで今回の旅行を振り返りながら、あ〜、まだ帰りたくない‥とつぶやいている頃だろう。だが、今回は違う。あと少しでようやくこの役目から解放されるのだという安堵感と帰国便に間に合うだろうかという不安感しかなかった。飛行機に乗るまでは、まだ不安の方が大きい。まずは明日の朝、寝過ごさないことだ。 -
★★★ 7/13(火) 〜チェックアウト〜 ★★★
6時前に起きて身支度を整えた。今日は8時半にはチェックアウトを済ませて出発予定だ。
だが、少し張り切って早起きし過ぎだったか? 荷物は昨夜の内にまとめてあるので、後は娘達のパジャマを詰めるだけだ。だが、朝食後にカップを洗ったり、最後のゴミをまとめたりもしなければならない。まずは子ども達を起こして朝食を食べさせなくては。彼女達の食事は長いのだ。
6時半頃、義父母らも起き出した気配。私も娘達を起こし、着替えさせる。荷物をまとめてスーツケース大の鍵を閉め、リビングに運んだ。自分達の手荷物も同じ場所にまとめておく。
それから子ども達におにぎりを食べさせる。
その間私は我が家仕様にセッティングしたベッドを元に戻した。それほど重いマットではないが、1人での作業はなかなか難しい。
もう一度忘れ物等がないか、全室見回りに行くと、義父母の部屋で義兄がスーツケース中に乗っかりながら鍵を閉めようと奮闘中だった。見るからにパンパンで閉めるのは厳しそうだ。昨夜、小はガラガラで大も余裕があることを告げたはずなのに、と思いながら「小さいケースはまだガラガラですから、少し向こうに入れたらどうですか?」と言うと、今初めて聞いた‥という顔で「あ、ホント? じゃぁ、この服入るかな?」と今朝脱いだパジャマを渡した。これを抜けば中ケースも閉まりそうだ。私は手渡された服を小ケースに詰め込んだ。
7時半を回っても彼らは朝食を食べる気配が無い。食後の作業もある。私は「すみませんが、先に食べ始めます」とおにぎりを頬ばった。
私が朝食を終える頃、彼らもようやく席に着いた。間もなく8時だ。
一足先に席を立った私は、終わった食器から順に片づけを始める。彼らが食事を終えたのは8時15分を過ぎていた‥。食事を終えればすぐ出発‥ではないんだよぉ〜!!
全ての食器を片付け終わった。だが、義兄の姿が見えない。どうやらトイレにこもっているらしい‥。
スーツケースを車に運び入れなくっちゃならないのに‥(-_-;)。仕方なしに私はまずスーツケース大を運んだ。ここはリフトが無い。2階から地下駐車場まで階段から運ばなければならない。階段はまだ良かった。一番の問題は車への積み込みだ。重い上に大きいので、私の身長では抱え上げなければ中に入れることが出来ない‥。と、階段の上からゴトンゴトン音がする。時々「はぁ〜っ」という溜息が聞こえる。も、もしや‥。上を見上げると義父が中ケースを運んでいる‥。彼は心臓が悪く、10年ほど前に大手術をしている。しかも春に倒れたばかり。ここで無理されて、万が一の事があったら大変だ! 慌ててHELPに行く。2人で持っても、この中ケースはかなり重い(実際28kgあり、空港でも「HEAVY」タグを付けられた)。どうにか運び降ろし、今度は2人で車に積み込んだ‥。はぁ〜‥(@_@;)。再び2階から荷物を小ケースとチビ達のミニスーツケース(手荷物)を運び入れた。
汗だくで部屋に戻ると義兄は涼しい顔で部屋にいた。俺は出発準備OKだよ、みたいな顔をして‥(-_-;)。
最終点検をしていよいよチェックアウト。既に8時45分になろうとしている。
車のキーを義兄に渡し、私以外は先に車に乗り込んでいて貰う。私はレセプションでチェックアウトの手続きだ。作り過ぎたおにぎりを持ってレセプションへ。
MRS. SYARYNに聞く。「おにぎりは好き?」「まぁ! 食べたことが無いわ」「ちょっと沢山作りすぎてしまったの。良かったらどうぞ」「ありがとう。今日のランチにするわ」
それからチェックアウトの手続き。サインはまた裏のカウンターで(^_^;)。「日本人カウンターを作るべきだわ(笑)」と言うと、「あら、あなたが小さすぎるのよ」だって。
とても楽しかった。と礼を言って、駐車場へを向かった。
何やかやと結局出発は9時近くになってしまった。さて、空港へ急がねば‥。
とても良く晴れた朝だった。時間があればREXLOOKOUTに立ち寄ってみたい位だったが、今日は無理。ポートダグラスの岬の先端のLOOKOUTからも、今日なら美しい景色が見られたことだろう‥。
交通量は今日も多かった。途中、工事区間があり、そこで待たされる。渋滞と言うほどではないが、1番先頭の車の速度にみな合わせることになるので、通常よりはスピードが遅い。所々にある追い越し用レーンも距離が短いので、1、2台抜くのがやっとだ。後から速い車が一気に追い越しをかけると、それを待っている間にレーンは終わってしまう‥。
★★★ ケアンズ空港 ★★★
途中で給油し、空港に着いたのは10時丁度くらいだった。レンタカー用駐車場は既に一杯で、一般の駐車場にまわる‥と義兄が「もう限界だ。先に降りる‥!!」と外に出て、駐車場のすぐ脇で立ちション‥(-_-;)。だったらさぁ、せめてそこまでギリギリになる前に降りればいいじゃない。空港のトイレまでほんの数十mなのよ‥。
車から荷物を運び出し、レンタカーのチェックイン。それから携帯を返却。その間に他のメンバーはトイレタイム‥と思ったら、私が戻ると義母が言った。「○○(チビ)ちゃん、おトイレだって。」その位、連れて行ってくれたっていいじゃない! 便座に座らせてくれれば後は全部1人で出来るんだから‥(-_-;)。
長い列を横目にエグゼクティブカウンターで素早くチェックイン‥のはずだったが、我々の前のグループが結構時間がかかっていたため、そこそこ時間がかかってしまった。とは言っても、エコノミーの列よりはずっと早かったけれど。チェックインが済んでエスカレーターで2階に上がる。出国ゲートの手前でどこかの大きなツアーの人達が帰国の説明を受けていた。取り敢えずこの団体の後にならずに済んで良かった。これだけの人数の後になったら、出国審査でかなり待たされることになるだろう‥。
DFSには行っていない我が家はすぐに列に並んだ。
出国審査を終え、搭乗開始までまだ30分以上ある。義父母をソファーに残し、私は子ども達を連れケンドーンへ。ここで娘達のピアノの先生へお土産を買う。もうすぐ発表会があるので、そのお礼を兼ねた品を‥と思ったのだ。数種類の中から娘にデザインを選ばせた。比較的無難な柄を選んでくれたので内心ホッとした(^_^;)。
次にお菓子を売っているお店へ。子ども達に好きな味のチュッパチャップスを2つずつ選ばせ、それぞれに$1コインを渡す。自分達で買わせてみよう。チビも言えるように「This one please.って言ってごらん」。
2人で何度か繰り返し、それからレジに並んだ。
「This one please!」レジのおばさんはニコニコと「Thank you!」と2つずつ子ども達に渡し、それから「お母さん、残り40セントよ」。あ、やっぱり足りなかったか‥。やっぱり空港は馬鹿高い。通常の倍以上するわ‥。
みんなの元に戻って、ふと気付いた。みんな喉乾いているかも。お金を持っているのは私と義兄だけ。義父母は喉が渇いても我慢しているかも‥。
水を買ったが、500mlのエビアンが$4する。ホントに空港は高過ぎる‥(-_-;)。
義父が私に聞いた。「疲れただろう?」「え、まぁ‥」「俺なんか疲れちゃって、もう英語を聞いただけでイライラするよ‥。」
‥‥。そ、それは悪うございました(-_-;)。こんな疲れる旅行に連れてこられて、無理矢理あちこち引き回されて、さぞ辛かったことでしょうね‥。
搭乗時間間近になってゲート付近へ移動したが、なかなか搭乗が始まらない。結局10分近く遅れて搭乗を開始した。帰国のケアンズ線は2−3−2なので、真ん中の3席を縦に2列予約してあった。私を真ん中に子ども達が両脇に座る。例によって彼女達は自分でシートベルトを締め、離陸準備は万端だ。上の子が「この飛行機はTV付いてないの? 横にも付いていないね‥」と残念そうにつぶやいた。今まではこれが当たり前だったのに、人間贅沢を知ってしまうとつい次もそれを期待しちゃうものなんだよね‥。
★★★ 帰りの機内 ★★★
離陸後、水平飛行に入ると子ども達には真っ先にチャイルドミールが運ばれてきた。子ども達のミールはカレーだった。それから少しすると大人の食事も運ばれてきた。チキンを選ぶとこちらもカレーだ。上の子は自分の分はしっかり食べなきゃ‥という意識があるらしく、一応頑張って食べるが、チビはご飯を少し口に運ぶと、もうデザートに手を付け、私のデザートまで奪って食べた。上の子も途中でギブアップ。
早くに運ばれ早くに食べ終わった子ども達は「早くお絵かきをしたい」と言い始めた。だが、なかなか下げに来てくれない。私のテーブルにもさすがに3つは乗せきれない‥。反則ながら、お茶をサーブに来たアテンダントさんに頼んで、下げて頂いた。
子ども達はそれぞれ自分のメモ帳とペンを取りだし、お絵かきを始めた。私も娘のメモ帳を貰って旅行の覚え書きを書き留める。暫くするとチビ助が眠りに落ちた。また暫くすると上の子も眠そうにしているので、「少し寝た方がいいよ」と言うと「眠くない」と言いつつ、少しすると夢の世界へ‥。子ども達が寝ている間、私はずっと旅行を振り返りながらメモを取っていた。そして、そんな自分だけの時間、自分だけの空間がもの凄く贅沢な事だという思いをかみしめていた。久々の心穏やかな時間であった。
軽食が運ばれてきて、子ども達を起こした。1人だけの贅沢な時間はこれで終わり。それでも、飛行機に乗っている間は自分と子ども2人、穏やかに過ぎた。すっかり飛行機にも乗り慣れ、まただいぶ成長した子ども達は頻繁にトイレに立つ以外はあれこれ私の手を煩わすことも無かった。後に並んでいる3人の大きな子ども達よりは、ずっと手がかからない(笑)。
着陸後、少し急ぎ足で入国審査へと向かう。左側に「小さなお子様連れの方、ご高齢の方、妊娠されている方優先レーン」がある。少し躊躇したが、うちの子達よりはるかに大きな子ども連れの家族もそちらに並んでいるので、遠慮せずにそちらへ並ばせて貰った。すぐそばに係員が立っており「こちらのレーンは〜」と説明している。前回もそうだったが、こういう抽象的な書き方は利用する側を悩ませる。具体的に「○歳以下のお子様連れ、△歳以上の方‥」であれば、並んでいいレーンかダメなのかがすぐにわかるのに‥。
入国審査を終え、荷物をピックアップする。チェックインした際、上の子が「家の(大サイズ)と同じスーツケースがあったよ!」と言っていた。間違えないように注意しなくっちゃ。
ターンテーブルを大のスーツケースが流れてきた。注意深くピックアップ。我が家のものに間違いない。だがやはりこのスーツケースを目指してやってきた女性がいた。割と目立つタイプのスーツケースだけれど、やはり同じ物を使っている人はいるのだ。次回からはもっと分かり易い目印を付けておくことにしよう‥。
荷物をピックアップしてみんなの元に戻ると義母が言った。「○○(チビ)ちゃん、おトイレだって」。またか〜(-_-;)。お願いだから連れて行ってあげてよぉ〜‥(T_T)。
税関を抜けて、J3に電話しようとするが、私の携帯はバッテリー切れ‥。電源をOFFにしたはずだったが、どうやら自動電源ON設定になっていたらしい。久々に公衆電話を利用した。
★★★ 自宅へ… 最後の一撃! ★★★
15分ほどで車が到着した。荷物を積み込み、自宅へ向けて出発だ。
車を走らせながら「家には食料が何も無いから、途中で明日の朝食の材料を買って帰らないと‥」と言うと、助手席の義兄が「明日の朝食、リクエストがあるんだ!」と言った。「冷凍焼きおにぎりとあさげ。『久々の日本食』!」
!!!!!!!!!!
‥‥。本気で前のトラックに突っ込んでやろうかと思った‥。久々の日本食ですってぇ〜?! じゃあ私が毎朝作っていた食事は一体何だったんでしょうね‥(-_-;)。
自宅近くの和食レストランで夕食を摂り、家に戻ったのは10時頃だった。私達が家に荷物を運び入れているところへ、丁度夫が仕事から帰ってきた。よかった‥(T_T)。
荷物を運び入れると私は1人深夜まで開いているスーパーへ。明日の朝食の買い出しだ。リクエスト通り「冷凍焼きおにぎり」と「あさげ」も買った。それからビールも忘れちゃなるまい‥。
(翌朝、私はしっかり朝食を作り、義兄に言ってやった。「味噌汁作ったんですが、あさげが良ければ買ってあります。どちらにしますか?」これくらいの反撃したって罰は当たらないだろう‥)
帰宅後、やはり明日の朝食の準備。夫は明日も仕事。朝も起きねばならない。
義母は帰りの飛行機から降りてから、膝が痛むと言う。最後に疲れが出たのか‥。
★★★7/14(水) 〜長い長い旅の終わり〜 ★★★
翌朝、義父は電車で帰宅すると言ったが、重い荷物を抱え、義母は痛む膝で乗り換えをして2時間‥それは無理な話だ。私が自宅まで車で送る‥と言ったが、義父はそれはあまりに申し訳ないからタクシーを呼んでくれと言う。ここからタクシーで帰るという。さすがに私もそれは止めなかった。
タクシーを見送るとき、チビは寂しがって泣いた。私は別の意味の涙がこぼれそうな気持ちだった‥(^_^;)。
こうして長い長いこの夏の旅行が幕を閉じた‥。
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