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金閣寺を見た後、15分ほど歩き龍安寺にやってきました。<br />ここは2年以上前に来て以来で、ずいぶん久しぶりになります。<br /><br /><br />◎ 龍安寺 過去の旅行記<br /><br />2008/07/12 京都世界遺産めぐり② 「龍安寺」 <br />http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10254388/

【京都世界遺産めぐり】 「龍安寺」 2回目

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2011/01/30 - 2011/01/30

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みにくま

みにくまさん

金閣寺を見た後、15分ほど歩き龍安寺にやってきました。
ここは2年以上前に来て以来で、ずいぶん久しぶりになります。


◎ 龍安寺 過去の旅行記

2008/07/12 京都世界遺産めぐり② 「龍安寺」 
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10254388/

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  • 龍安寺<br /><br />鏡容池(きょうようち)<br /><br />この池は徳大寺家によって築かれたもので、かつてはおしどりが群れ遊んだところから「おしどり池」と呼ばれました。<br /><br />

    龍安寺

    鏡容池(きょうようち)

    この池は徳大寺家によって築かれたもので、かつてはおしどりが群れ遊んだところから「おしどり池」と呼ばれました。

  • 龍安寺<br /><br />鏡容池(きょうようち)<br /><br />この池も少しだけ氷が張っていました。<br />

    龍安寺

    鏡容池(きょうようち)

    この池も少しだけ氷が張っていました。

  • 龍安寺<br /><br />世界遺産「古都京都の文化財」<br /><br />龍安寺は、貴族の別荘の地を宝徳2年(1450)に禅寺としたものであり、長享2年(1488)に方丈が復興されて諸堂が整備されました。<br />その後、寛政9年(1797)に焼失したため、慶長11年(1606)に造営された西源院方丈を移築したのが現在の方丈(本堂)です。<br /><br />方丈の南側に広がる方丈庭園は、15世紀中期には造られていたものと考えられています。東・南・西面を築地塀で囲まれた矩形の石庭で、白砂敷の中に5群15個の石組が配されています。自然を狭い空間に圧縮し、抽象化して表現する枯山水庭園の極限的な姿であり、世界的にも著名です。<br /><br />登録年月日 平成6年(1994)12月17日

    龍安寺

    世界遺産「古都京都の文化財」

    龍安寺は、貴族の別荘の地を宝徳2年(1450)に禅寺としたものであり、長享2年(1488)に方丈が復興されて諸堂が整備されました。
    その後、寛政9年(1797)に焼失したため、慶長11年(1606)に造営された西源院方丈を移築したのが現在の方丈(本堂)です。

    方丈の南側に広がる方丈庭園は、15世紀中期には造られていたものと考えられています。東・南・西面を築地塀で囲まれた矩形の石庭で、白砂敷の中に5群15個の石組が配されています。自然を狭い空間に圧縮し、抽象化して表現する枯山水庭園の極限的な姿であり、世界的にも著名です。

    登録年月日 平成6年(1994)12月17日

  • 龍安寺<br /><br />参道<br />

    龍安寺

    参道

  • 龍安寺<br /><br />石段と庫裏(くり)<br />

    龍安寺

    石段と庫裏(くり)

  • 龍安寺<br /><br />庫裏(くり)<br /><br />石段の正面の建物が庫裏で、禅宗寺院建築の簡素にして重厚、特に木組と白壁の調和がまた静寂の内に構成美を醸し出しています。<br />

    龍安寺

    庫裏(くり)

    石段の正面の建物が庫裏で、禅宗寺院建築の簡素にして重厚、特に木組と白壁の調和がまた静寂の内に構成美を醸し出しています。

  • 龍安寺<br /><br />ミニ石庭<br /><br />目の不自由な方のために用意されたミニ石庭です。<br /><br />石の位置関係や形・大きさなどが、忠実に再現されています。<br /><br /><br />

    龍安寺

    ミニ石庭

    目の不自由な方のために用意されたミニ石庭です。

    石の位置関係や形・大きさなどが、忠実に再現されています。


  • 龍安寺<br /><br />ミニ石庭<br />

    龍安寺

    ミニ石庭

  • 龍安寺<br /><br />前回来た時は少し曇っていたのですが、今日はとっても天気が良くて、全国的な大寒波が嘘のように暖かいです。<br /><br />時間は11時過ぎですが、この庭園としては、かなり人が少ない方かと思われます。<br />

    龍安寺

    前回来た時は少し曇っていたのですが、今日はとっても天気が良くて、全国的な大寒波が嘘のように暖かいです。

    時間は11時過ぎですが、この庭園としては、かなり人が少ない方かと思われます。

  • 龍安寺<br /><br />勅使門 重要文化財<br /><br /><br /><br />勅使門は寛政9(1797)年の火災で当時の門が焼失したために、西源院の唐門が移築されて、新たな勅使門になりました。<br /><br />

    龍安寺

    勅使門 重要文化財



    勅使門は寛政9(1797)年の火災で当時の門が焼失したために、西源院の唐門が移築されて、新たな勅使門になりました。

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br /><br />あまりにも有名な枯山水の方丈石庭です。<br />幅22m、奥行き10mの敷地に白砂を敷き詰め、15個の石を5箇所に配置しただけのシンプルな庭園です。<br /><br />この「龍安寺の石庭」は非常に謎の多い庭園でもあります。<br /><br />謎1:作者は誰か<br />謎2:作庭年代はいつか<br />謎3:石の配置の意味は<br /><br />それぞれに諸説あり、本当のところは分かっていません。<br />

    龍安寺

    石庭

    あまりにも有名な枯山水の方丈石庭です。
    幅22m、奥行き10mの敷地に白砂を敷き詰め、15個の石を5箇所に配置しただけのシンプルな庭園です。

    この「龍安寺の石庭」は非常に謎の多い庭園でもあります。

    謎1:作者は誰か
    謎2:作庭年代はいつか
    謎3:石の配置の意味は

    それぞれに諸説あり、本当のところは分かっていません。

  • 龍安寺<br /><br />方丈内<br /><br />この中は撮影可能ですが、フラッシュは禁止になっています。<br />

    龍安寺

    方丈内

    この中は撮影可能ですが、フラッシュは禁止になっています。

  • 龍安寺<br /><br />方丈内<br />

    龍安寺

    方丈内

  • 龍安寺<br /><br />方丈内<br />

    龍安寺

    方丈内

  • 龍安寺<br /><br />期間記念特別公開<br />”群仙図の一部(4面)と琴棋書画図の一部(2面)の襖”<br /><br />狩野派筆<br />時代 桃山時代・17世紀<br /><br />公開期間 平成22年12月1日〜平成23年3月31日まで<br /><br />この建物は、慶長11年(1606)に織田信包(信長の弟)によって建立された方丈で、この中にもともとあった襖6面であり、狩野派の絵師によって制作されたと伝えられています。<br /><br />明治維新の廃仏毀釈の影響により明治28年(1895)に寺から出て以来、115年ぶりに帰還されたことを記念して、ここに下記の期間、特別公開しています。<br /><br />

    龍安寺

    期間記念特別公開
    ”群仙図の一部(4面)と琴棋書画図の一部(2面)の襖”

    狩野派筆
    時代 桃山時代・17世紀

    公開期間 平成22年12月1日〜平成23年3月31日まで

    この建物は、慶長11年(1606)に織田信包(信長の弟)によって建立された方丈で、この中にもともとあった襖6面であり、狩野派の絵師によって制作されたと伝えられています。

    明治維新の廃仏毀釈の影響により明治28年(1895)に寺から出て以来、115年ぶりに帰還されたことを記念して、ここに下記の期間、特別公開しています。

  • 龍安寺<br /><br />期間記念特別公開<br />”群仙図の一部(4面)と琴棋書画図の一部(2面)の襖”<br /><br />群仙とは、中国の仙人を数多く描いたもの。<br />琴棋書画とは、中国は唐代のはじめ(7〜8世紀)頃より、琴・棋(碁)・書・画の四芸が風雅なたしなみとして扱われ、これら全てに熟達してこそ、博学多才な士君子であるといわれていた。<br /><br />群仙図・琴棋書画図ともに日本では室町時代以降、屏風絵・襖絵などの大画面の画題に多く用いられている。<br />

    龍安寺

    期間記念特別公開
    ”群仙図の一部(4面)と琴棋書画図の一部(2面)の襖”

    群仙とは、中国の仙人を数多く描いたもの。
    琴棋書画とは、中国は唐代のはじめ(7〜8世紀)頃より、琴・棋(碁)・書・画の四芸が風雅なたしなみとして扱われ、これら全てに熟達してこそ、博学多才な士君子であるといわれていた。

    群仙図・琴棋書画図ともに日本では室町時代以降、屏風絵・襖絵などの大画面の画題に多く用いられている。

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br /><br />石の配置は、象(かたち)、石群、その集合、離散、遠近、起伏、禅的、哲学的に見る人の思想、信条によって、多岐に解されている。<br />

    龍安寺

    石庭

    石の配置は、象(かたち)、石群、その集合、離散、遠近、起伏、禅的、哲学的に見る人の思想、信条によって、多岐に解されている。

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br /><br />15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。<br />しかし、部屋の中に1ヶ所だけ15個の石すべてが見える位置がある。ハルト・バン・トンダとマイケル・ライオンズによれば、それは方丈の間の中心であり、15の石の配置は、ここを根元とする「二分岐構造」になっているという。<br />

    龍安寺

    石庭

    15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。
    しかし、部屋の中に1ヶ所だけ15個の石すべてが見える位置がある。ハルト・バン・トンダとマイケル・ライオンズによれば、それは方丈の間の中心であり、15の石の配置は、ここを根元とする「二分岐構造」になっているという。

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br /><br />★ トップ写真 ★<br />

    龍安寺

    石庭

    ★ トップ写真 ★

  • 龍安寺<br /><br />石庭<br />

    龍安寺

    石庭

  • 龍安寺<br /><br />仏殿へと続く廊下ですが、向う側は立ち入り禁止です。<br />

    龍安寺

    仏殿へと続く廊下ですが、向う側は立ち入り禁止です。

  • 龍安寺<br /><br />知足の蹲踞(つくばい)<br /><br />龍安寺茶席臓六庵(非公開)にある蹲踞の実物大の模型です。<br />銭型の蹲踞は、中心の口を共用すれば、”吾唯足知=ワレタダタルヲシル”と読むことができます。<br /><br />水戸光圀公の寄進によるものと伝えられています。<br /><br />

    龍安寺

    知足の蹲踞(つくばい)

    龍安寺茶席臓六庵(非公開)にある蹲踞の実物大の模型です。
    銭型の蹲踞は、中心の口を共用すれば、”吾唯足知=ワレタダタルヲシル”と読むことができます。

    水戸光圀公の寄進によるものと伝えられています。

  • 龍安寺<br /><br />知足の蹲踞(つくばい)<br />

    龍安寺

    知足の蹲踞(つくばい)

  • 龍安寺<br /><br />庫裏の鬼瓦と懸魚(げぎょ)<br /><br />

    龍安寺

    庫裏の鬼瓦と懸魚(げぎょ)

  • 龍安寺<br /><br />石庭を囲む築地塀<br />

    龍安寺

    石庭を囲む築地塀

  • 龍安寺<br /><br />石庭を囲む築地塀<br />

    龍安寺

    石庭を囲む築地塀

  • 龍安寺<br /><br />石庭を囲む築地塀<br />

    龍安寺

    石庭を囲む築地塀

  • 龍安寺<br /><br />勅使門<br /><br />1975年にエリザベス女王夫妻が参拝された際には、この門から入り、方丈から石庭をご覧になられたそうです。<br />

    龍安寺

    勅使門

    1975年にエリザベス女王夫妻が参拝された際には、この門から入り、方丈から石庭をご覧になられたそうです。

  • 龍安寺<br /><br />納骨堂<br /><br />

    龍安寺

    納骨堂

  • 龍安寺<br /><br />納骨堂<br />

    龍安寺

    納骨堂

  • 龍安寺<br /><br />鏡容池(きょうようち)<br /><br />納骨堂から桜苑を抜けると、鏡容池の西側に出ます。<br /><br /><br />

    龍安寺

    鏡容池(きょうようち)

    納骨堂から桜苑を抜けると、鏡容池の西側に出ます。


  • 龍安寺<br /><br />鏡容池(きょうようち)<br />

    龍安寺

    鏡容池(きょうようち)

  • 龍安寺<br /><br />鏡容池(きょうようち)<br /><br /><br />◎ おしまい<br />

    龍安寺

    鏡容池(きょうようち)


    ◎ おしまい

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この旅行記へのコメント (2)

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  • わんぱく大将さん 2011/02/03 09:42:51
    どこにくまさんが隠れてるか???
    みにくまさん、今日は。 龍安寺の旅行記、拝見させていただきました。(実は北野ホテルのも) お写真拝見させていただきながら、先に、くま軍団さんが、今度はどこに、と捜してしまうようになりましたわ。一匹、一匹、お名前ついてるのですか?  その方が気になってきましたよ。

    みにくま

    みにくまさん からの返信 2011/02/03 22:06:41
    RE: どこにくまさんが隠れてるか???

    大将さん、こんばんは〜。

    私の旅行記には、特に記載していませんが、クマがところどころ隠れていたりします(*^_^*)
    堂々と座っていたりもしますが、どこにいるのか分からないような難しいものもあったりしますよ。

    うちには全部で150以上はクマ家族がいるのですが、そのうち8割くらいは名前が付いています。

    で、その中から特にお気に入りの40クマくらいが、ローテーションで旅行に同行しています。


    では〜(^O^)/

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