2018/06/24 - 2018/07/02
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tabibabaさん
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9日間のクラクフ滞在中に是非共行きたいと
前から思っていたベネディクティンへ
行く事が出来ました。交通手段として
楽しみにしていた夏だけの期間のみ運行している
水上クルーズで行けた事は嬉しい事でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
水上バス(クルーズ?)はバヴェル城のすぐ傍から出ています。
此処が船着き場。 -
乗船場から見る 対岸にある日本美術技術博物館。
通称マンガ館です。いつも遠目に見ているのにバタバタしていて
傍を通ってもまだ行った事はありません。
いつかまた行って見たいと思っています。 -
この船に乗って川下り?です。
やや大きめのクルーザーのような船を想像していましたが
何だかのんびり和船の矢切の渡し(見たことはあってものったことはありませんが)
か隅田川の小型の屋形船のような?感じで可愛い。
船頭さんは屈強そうなベテランと言った感じのおじい様でした。 -
船はどんどん岸を離れヴァベル城をはるかに遠く見遣ります。
-
こちらが船首で、大き目のスピーカーが2つついていまして
何とロックがガンガンかかっておりました。
ケニーロギンスのFoot looseやBonjoviが流れておりました。
おじい様やる~と思っていましたらFMか何かのラジオ放送らしかったのです。 -
確か女子修道院だったような?
-
去年クラクフのママに連れて行って頂いた
プシェゴジャエックが見えてきました。 -
何だか去年のキノコのスープがとても美味しかったことを
思い出して空腹を覚えました。朝ご飯を食べて間もないのに! -
今回のクルーズで一番興味深く面白かった初めての体験はこれです。
一体どういう仕組みのものなのかわかりませんで家の爺さんに聞きましたら
多分それは閘門と言うもので、水位の異なる河川などで船を行き来させるため
仕切った空間の中で水を上げたり下げたりする装置なのではないかと言う事でした。有名な所ではパナマ運河などでも壮大な装置で船が行き来しているという事です。こちらで待っていると赤いランプが点灯していたのが消えて
閉まっていた門がゆっくり開き船もまたゆっくりと進んでいきます。
そして門が閉まり水位が上がっていき出口の門が開くというわけです。
日本の河川でも見る事が出来るそうですが私は爺さんに教えて貰うまで
知りませんでした。いや~楽しかった。このクルーズの意外な体験でした。 -
Fourのboat競技の練習か、いくつかのboatを見ました。
クラクフは大学の街ですので大きなヴィスワ川もあって
学生たちの間では、ボート競技が盛んなのかなと思いました。
アメンボのようにすいすいと漕いでいく様は爽快です。 -
いよいよクルーズも終盤に入り高い崖のうえに立つ
ベネディクティン修道院が見えてきました。
何てすばらしい景色何でしょう?修道院と言うよりは要塞のような
お城に見えます。 -
船着き場から歩いて登っていくとすぐに修道院の入り口に着きます。
-
紫陽花が楚々ときれいに咲いています。
-
古い年月を経た修道院の壁
-
お御堂の塔が見えます。荘厳な雰囲気のお御堂でした。
以前クラクフのママが学生たちを引率してきたときにそのうちの
一人の学生がここテニエツの修道院に感銘を受け
修道院に入ることを希望して入ったという話でした。その学生のお家は
代々医者だったのでママはその家族に恨まれてしまったかもと
話していましたが子供たちの団体を見てその話を思い出しました。 -
修道院の中庭にカフエがあり見晴らし台も兼ねたデッキの上から
ヴイスワ川を挟んで素晴らしい景色が眼下に広がります。 -
14:00から修道院のガイドをお願いしてくれていたので
それまでの時間を売店でのお買い物やレストランでお食事をして
待つことにしました。 -
フレッシュビーツのスープ。
-
キャベツとマッシュルームのピエロギ
グウオンプキ マッシュルームソース添え
ビーフストロガノフです。とても美味しかったのですが
何しろ量が多い。
お食事が終わった後は理知的でユーモアのある素敵な英語のガイドの方に
修道院内部を案内して頂きました。何しろポーランドで一番古い修道院です。
歴史的建造物と言いますか内部の建築様式にも感銘を受けましたが
写真を撮ることは控えました。私達以外にポーランドの女性が一人参加されていたので英語とポーランド語を巧みに操られ感心させられました。
そしてびっくりしましたのは壁に掲示してあったブラザー方の集合写真の中で
一番の長はどなたかわかりますか?と問われたのでお年のかたを指さすと
NOでした。びっくりしたことに一番上の責任あるブラザーは何と30代です。
ここでは若い方に責任を持たせて育てていくと言う事なのでしょうか。
素晴らしいと思いました。
ガイド終了時,お御堂から丁度,パイプオルガンでバッハのカンタータが
奏でられていてその壮麗な響きが胸を打ち、暫くお祈りをしながら
何故か泣けてきました。今ここに存在していること、そしてここに無事来ることが出来たことを神に感謝しました。 -
修道院の門の側に可愛い小さなお部屋があり、そこに年のころは
80代と思えるシスターがいらっしゃいました。
シスター手づくりのチーズケーキが置いてありましたので帰りに寄りますので
残しておいていただけますか?と娘がお願いするとTak,Tak!とおっしゃり
修道院見学の帰りに寄りましたら何と可愛いピンクの携帯電話でお話をされていて
ニコニコしながら「今丁度さっきの良い日本人が来たから時間がないのじゃあね」
と切られたとか。可愛すぎて抱きしめたくなるようなシスターでした。
貴方たちの洗礼名は?と聞かれた後、私は~よと。私の姉の孫が日本人と結婚してるの、名前は~とはっきり覚えて仰り感心しました。
ポーランドの聖職者の方々は当然とはいえ信仰心の篤い
ピュアな方が多いように思います。神父様にしてもどこか可愛いというか
私達が忘れてしまった心のピュアな部分をお持ちです。
この世的に生きる私としてはいつも生き方を含め考えさせられます。 -
シスター方が奉仕で作られているチーズケーキです。
お値段は頂く側がお布施の気持ちを表し差し上げるものです。
持ち帰るときに崩れてしまいましたが
とても濃厚で美味しいチーズケーキでした。 -
修道院のショップで購入した風邪の時などの
喉の痛みに効能が有ると言うハーブの
お薬で錠剤になっています。 -
同じく修道院の蜂蜜🍯
シスターにピュアな蜂蜜の見わけ方を
レクチャー^_^して頂きました。 -
修道院で作られたクルフカ。
-
これはハーブなのですが何のハーブだったか
わからなくなってしまいました。 -
ベネディクティンの修道院で作られている
薬草酒、アルコール度数32%。
結構な度数です。下戸の私が頂くと
倒れてしまいそうです。 -
シスターが美味しいですよと薦めてくださった
蜂蜜🍯のお菓子、帰国して食べてみましたら
とても美味しかった。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ひなこさん 2018/07/19 23:04:11
- かわいい船
- tabibabaさま、
興味深く拝見しました。
ポーランド繫がりで出会うことのできたご夫婦がベネディクティン修道院にやはり船で行って泊まって良かったと伺っていたのです。もっと大きい船かと想像していました、かわいい船ですね。クッキーだったかはちみつがおいしいとも聞いていて、tabibabaさんのお写真からも 美味しそうな雰囲気が漂ってきますね。食事もおいしそうです!
ハーブの喉のお薬なんて、訳して下さる方がいないと買えないですもの、うらやましいです。あちこちの薬屋さんにも興味津々入ってみたのですが読めないのでウロウロするだけでした。
毎年ポーランドに行けるって素敵ですね。
ひなこ
- tabibabaさん からの返信 2018/07/19 23:23:17
- Re: かわいい船
- ひなこさんコメントありがとうございます。
お友達はベネディクティンにお泊りになったのですね。
羨ましいです。私も泊りたかったのですが…
やはり一人旅が良いこともあります。だって好きなところに
自身で計画していけますもの。贅沢を言ってはいけないのもわかっていますが。
ポーランド好きが高じてポーランド語を勉強してみたいとも思ったのですが
英語もままならない上、なんと難解な言葉。すぐに挫折しちゃいました。笑
英語ももう少し上達させたいのですが、これからの課題です。
あと蜂蜜のクッキーは美味しかったですよ。
これからもよろしくお願いします。旅のヒントを教えて頂けると
旅行記楽しみにしています。
tabibaba
-
- 尚美さん 2018/07/18 14:39:19
- ポーランドでの初体験
- tabibaba様
ベネディクティン修道院、ふむふむ、ももであさんによると陸路からは目立たないんですね。でもクルーズ船から見ると崖の上の古城のようです!
このクルーズ船の見た目はホントに屋形船ですね。
ポーランドのミニバスでもFM(少し前のロックのヒット曲)がずっとかかっており、CM前のジングルを覚えてしまう程でした。「KISS FM!」って言うんです。神戸にも同名のFM局があります。
閘門は私もテレビでは見た事がありますが体験したことはありません。興味深いです。
ベネディクティン修道院、絵に描いたような素敵なシスターがおられ、良いですよね。
私はお土産のクルフカとはちみつのお菓子に目が釘付けです。
尚美
- tabibabaさん からの返信 2018/07/19 22:39:05
- Re: ポーランドでの初体験
- 尚美さんコメントに、いいねもたくさん有難うございました。
ロックが掛かっていたのは「KISS FM」と言うのですか。神戸にも
同名のFM局があるとは面白いですね。
ベネディクティンのこのシスターは本当に可愛い方でした。
童女のようなというか、ここの修道院全体が心休まる場所と言うか、
クラクフに行く度に訪れてみようと思いました。
最近の日本は悲しいことが多すぎて時折考えるだけで眠れなくなることが有ります。だからこそ日本にはなくなってしまった何かをポーランドの人の
人情に触れると、又探しに行きたくなるのかもしれません。
尚美さんは素敵ば旅人として実り多い旅をなさっていますが、
旅が出来なくなってしまうかもとおっしゃっていたことが気になります。
何とか、これからも旅を続けられるようにと心から祈っております。
-
- ももであさん 2018/07/17 18:36:49
- 世代交代
- こんばんは tabigalさん♪
快調に旅は進んでいますね。クラクフを拠点に今日はティニエツ詣でですか。
さすが現役女子大生、フットワークが軽い!!
クラクフからのクルーズなんてあったのですね。ロックのリズムに乗り、
小さいながらも閘門があって道中が楽しそう♪
ここの修道院は陸路からはあまり目立ちませんが、ヴィスワ川から見ると
切り立った崖の上に立ち、さぞかし壮観だったことでしょう。
長老は早々に引退し未来を若い人に託す。人材育成ができているのですね。
かと言って年長者もケーキ作り・販売など、できる仕事をこなす。
理想的な世代交代/役割分担に思えます。
ぼくは車で行きましたが、ちょうどミサの前。地元の人の車で付近は満杯でした。
でもすぐに修道士が遠くから飛んできて、適当な場所に誘導してくれました。
誰もが自然と親切にできる。そんな印象を受けました。
ももであ
- tabibabaさん からの返信 2018/07/17 19:12:18
- Re: 世代交代
- ももであさんコメントありがとうございます!
ももであさんもティニエツにいらしたのですね。仰る通り役割分担が
自然にできている、そんな風に私も思いました。
現代人の忘れてしまっている何かがここには一杯詰まっているような気がして
ちょっと感動しました。そしてクルーズの道中、川の両岸に太公望が
のんびり釣りをしていまして何だか時間がゆっくり流れているような
46,7年前の女子大生はワクワク浮き浮きしてしまいました。
しかし海外のあちこちの旅を運転していかれるももであさんは凄いですね。
旅の本当の楽しみ方を知ってらっしゃる。
まあ、婆さんは婆さんなりの旅を楽しむことといたします。
有難うございました。
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