2018/06/23 - 2018/07/03
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tabibabaさん
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今回のクラクフ滞在中前から行きたかった
鷹ノ巣古城街道へ行く事が出来ました。
7箇所を廻る為車とガイドをチャーターして
貰い有意義な旅が出来ました。
25の城を全部廻るには相当な時間がかかるため
7箇所廻るだけでも8時間かかるのですが
良心的なトラベルエージェントでそれ以外の
名所にも連れて行って貰い料金は変更なく
10時間もガイドをしてくれました。
お陰で素晴らしい旅が出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
かねてから行きたかったイーグルネストトレイル
の小旅行を娘夫婦がプレゼントしてくれました。
クラクフの織物会館広場近くにあるトラベルエージェントを
娘のお婿さんが予約してくれていたので
朝9時に集合場所の織物会館近くのエージェント
に行きましたらポーランド人のカップルが2名
とても感じの良い人達でした。
バンに運転手さん、ガイド見習いの女性、
カップル2人娘夫婦と私,後に乗り込んできた
お爺様のガイドの8名で出発です。
最初の場所はオイツフ城です。高い崖の上に
遥か昔、堅牢ながらも優美な城の美しさを留めていたであろうと思われるお城です。現在も修復中で大工さんが内部の壁面の板の組み合わせかた等を
教えてくれました。また蛇足ですが今世界中のゲーマー?に有名な
ウイッチャー(男性の魔術師)と言うポーランドで作られたゲームが
ありまして其の設定が中世のヨーロッパのようで、しかもイーグルネストそっくりだという事です。多分イーグルネストが舞台のようですがそのうちここは
ゲーマーの聖地になるのでは?と思いました。 -
オイツフ城の中にある城の全容の模型,往時が偲ばれます。
-
城を降りていく途中に見られたキリストの象。
-
修復中のオイツフ城、日本で言えば宮大工さんみたいな存在なのでしょうか?
お城の専門の修復とか?実際側を通りかかると下で作業されていた大工さんが
屋根の木の組み方はこういう風にしてるんだと教えてくださいました。
何処の国も文化財の保護は大変ですね。 -
次に訪れた城はピエスコバ スカバ城でイーグルネストトレイルの城群の中でも
もっとも美しいルネサンス洋式の城として有名です。
この城も急な崖の上にそびえ立つ素晴らしい城でした。 -
ピエスコバスカワ城のそばにあった銅像
説明を受けましたが、聖人の名前を忘れてしまいました。 -
場内は整備されていてレストランやビジターセンターのようなものもあります。
展望台からの眺めは素晴らしいです。お城の中庭もきれいに整備されていて
面積もかなりの広さです。 -
ルネッサンス様式の素晴らしいお城。
だまし絵の絵が描かれてあったりで
バルコニーなどを見て、中世の華やかな時代の王侯貴族が外の景色を
どんな風に眺めていたのかしらと思いを馳せました。 -
レストランやカフエも併設されたビジターセンターの屋上から見た
お城と庭園。これだけのものを維持するのは大変だと思いました。
交易が盛んなころ蛮族から商人を守る為休ませることもあったのは
お城の一つの目的でもあったそうです。商業が盛んになるという事はひいては
国も富むという事で商人の保護をしたのですが その昔この城の何代か前の
兄弟の領主はあろうことか保護を求めて訪ねてきた商人を殺して
金品も奪っていたとか、それを知ったカジミエシュ父王は激怒しこの領主を
怒って殺してしまった、と言うお話があるとガイドさんから聞きました。
中世から続いたお城の歴史の中では色んなドラマがあったのでしょうね。
興味深いです。 -
素晴らしい庭園でした。ルネッサンス様式と言うかイタリア式庭園?
幾何学的な景観の素晴らしく手入れされたお庭でした。 -
有名なヘラクレスのこん棒を手前にお城の全景のモチーフ。
-
お城の入り口の門
-
ヘラクレスのこん棒と名付けられた巨岩。
-
近くまで行って見るとその大きさに圧倒されます。
-
見張り塔?
-
この碑は3か国に占領されていた時に侵略者に対し65名で蜂起し抵抗運動をした
方たちに捧げる碑です。
ポーランド人に共鳴したロシア軍の将校1名も含まれているそうです。
彼らはこの城の付近に隠れて抵抗運動をしたのだそうです。
オイツフの森に隠れて抵抗運動をした人たちの話は以前にも聞きました。 -
次に訪れたお城はミルフ城です。此処では
中世の時代に行われていた武術大会なのか何かの
トーナメントが行われていました。其々が
当時を忍ばせる衣服を身に付けお城の前の広場に
向かって歩いていました。甲冑をきた素敵な騎士?
も居ました。 -
中世の時代の村人?の服装をした方
-
大砲を載せる押し車のようです。トーナメントに
使われるのだと思います。 -
皆さんそれぞれに昔の時代を彷彿とさせる衣装を銘々で着られていて
それが流石に体格的ににあって居て素敵なのです。
撮り忘れましたが甲冑を着た騎士もいました。やはりヨーロッパの方は
我々と骨格が違いますからこういうものを着ても似合うし、かっこいいです。 -
何かのトーナメントの準備中でした。
テントが張られてこれから何が起こるのか、見ていたかったのですが
次のお城訪問の時間がありますので残念ながら見られませんでした。 -
次に向かったお城はシロンスクのオルステイン城
です。このお城も規模が大きく?クラクフから
チェーンストホーバにかけてのジュラ紀の巨大な
石灰岩で出来ていて長い年月をかけて隆起したり
して変化して出来た大地の渓谷の崖の上に
イーグルネスト?群のお城が建っていると説明がありました。
お城の入り口の組み合わされた石に
アンモナイトの化石があるでしょとガイドさんに
言われて見ると?アンモナイトです。
ここはジュラ紀に海だったと言う事ですね。 -
旅行者に対してしてはいけない事の注意事項が
かいてありました。
走らないで静かにとか、いぬ等は繋いで?とか
バイクは降りておいてとか、お城の壁に
登るなとかどこの国も一緒ですね。
中にはルールを破る不届きな輩もいるので
大事な文化財を守っていくのは大変だと思いました。 -
お城の概要や注意事項をよんでいる旅行者
-
ちょっと違った角度から撮ってみました。
-
隆起した大地に聳え立つお城…ウットリ眺めてしまいます。
四季折々、そして朝の靄に、月夜にそれぞれ素敵な表情を
見せてくれるのではないかと思うと
ここにいてのんびり眺めて暮らしたらどんなに素敵かと思ってしまいました。 -
ラクダの岩、本当にラクダに見えます。周囲には名前の付いた奇岩が
あります。なるほどどれもピッタリのネーミングに感心します。 -
ジュラ紀の石灰岩の証拠ともいうべきお城入り口の
足元の石に見えるアンモナイトの化石。 -
お城の門の入り口に通じる道。
-
お城のわきに拷問部屋があるとかいう場所。怖くて見ていません。
人の頭のように見えるのはソクラテスの顔と名付けられた奇岩。
確かに空を見上げて煩悶している風にも見えます。 -
お城の内部に入りました。とても広くてお店が何件か入っておりました。
-
様式はわかりませんが聞いても忘れてしまいましたが窓のアーチが素敵。
-
三階あたりまで登ったところの窓から見た田園風景がきれいでした。
-
まるで中世のお城の壁に掛かった絵画のようです。
-
お城の中の展示物、蛮族、オスマン帝国などと戦った頃のいわば戦服。
-
モンゴルの戦い時の服装かと思いましたらオスマン帝国の当時の服装らしいです。
-
お城の中の厨房だったところ。ここに窯などをおいて煮炊きしたのでしょう。
-
お城の高いところまで上がってみました。窓から見た平原の景色
がとてもきれいでした。 -
このアーチは何式と言うのか忘れてしまいました。
-
奥まで続く回廊
-
モンゴルやオスマン帝国、果てはクリミヤ、タタールと戦ってきた歴史の中で
戦いの時に付けていた勇猛果敢に見せる?羽飾りでしょうか? -
お城の二つの窓から平原を見やると遠い昔にあったお城に住む人たちの
生活に思いを馳せ、そのざわめきまで聞こえてきそうです。 -
お城の一番高い塔です。牢だったようです。
-
建物で言うと6,7階相当の一番上の階から下のお城の中庭を
見下ろす。6,7階よりもっと高かったかもしれません。
高所恐怖症の私にはちょっときつかった。 -
この写真を見るとポーランドの苦難の歴史を改めて思い知らされます。
ヤゲウォ朝からポーランド分割、一次大戦から2次大戦の発端となるドイツ、ソ連に
依るポーランド侵攻後の苦難の共和国時代を含めてこの国の先人の方たちを
敬意をこめてリスペクトせざるを得ません。この写真も2次大戦時独ソと戦った時の
ポーランド軍の制服と思われます。 -
お城の歴代の王や貴族の名等が記されていました。
-
6番目に訪れたお城は車中から眺めました。Mirow城だったかと。
-
7番目に訪れたBoboliceと言うお城です。
現在の持ち主が少しずつ修復され城の内部は
とてもきれいになっておりインテリアなども15.6世紀のテーブル、
獅子の足をかたどった椅子など 見事なアンティーク家具が設置されていました。
城の周りもきれいに整備され手前には宿泊するためのホテルやレストランも
ありました。 -
城の中の広間の壁面に飾ってあったトナカイなのか?
よくわかりませんでした。 -
お城の前面
-
横から撮ってみました。
-
このお城で撮影されたポーランド映画のパンフレットが出ていました。
中世の時代の騎士のお話の映画だったかテレビドラマだったか?
撮影に耐えうるお城内部でした。調度品もお城も素晴らしい状態でした。 -
此れもこのお城で撮影された時の出演者が載っていました。
中世の騎士の物語のようで面白そうな予感がしました。 -
同じくここで撮影された映画かドラマの出演者の面々、
王の衣装を着た俳優も写っています。どんなドラマだったか
興味が湧きます。見てみたいけれど英語どころか難解なポーランド語では
尚更無理です。 -
城の内部の厨房にお釜やお鍋が並べてあります。
お城の宴のお料理もここで賄いをされていたのでしょうか? -
前後しましたが入り口の城門です。
-
角度を変えて撮ってみました。
-
何処から撮っても中世の城の雰囲気が醸し出されていて
見飽きません。 -
14,5世紀のものらしい家具、重厚で彫なども素晴らしいものでした。
壁にかかるインテリアも中世のお城の雰囲気が出ていて素晴らしかった。 -
お城内部の小さな教会。イコンとキリスト像がありました.
-
壁に掛かっているのは例のバイソンでしょうか?
今は保護されていますのでこういうインテリアは駄目なのではないかと
思いましたが 此れは古いものなのでしょう。
何しろ大きかったので普通の牛や水牛ではないと思いました。 -
大広間から続く食堂。周囲に展示された時代物の甲冑や槍。
例の名前は忘れましたが羽飾り?もありました。 -
展示してある調度品などの説明をしてくださるキュレーターと
思われる女性の歴史に精通しているような理知的な話しぶりが素敵だった。 -
何の地図だったか忘れてしまいました。多分イーグルネストの
分布図か何か? -
この赤いジャンバーのガイドのおじい様はもと小学校の校長先生だったとか、
しかし話が長い。車中ウトウト眠って目が覚めても未だしゃべり続けて
おられました。それでもって行く先々で説明に熱が入り長くなるので
別のお城をもう少し見られたのに時間が無くなり見られなくなってすみませんと
後からトラベルエージェントの方が言われましたが,
私達は楽しかったのでNo problemといいました。
でもこのおじい様はじめ運転手さん,ガイド見習の女性、
それにいっしょに見て廻ったポーランド人カップルは英語が上手で
男性の方は歴史オタクのようでガイドさんより詳しく知っていて色々教えてくれました。凄くいい人たちで本当に楽しい旅が出来ました。感謝です。
別れるときにメールアドレスでも渡して
日本に来るときは連絡してと言わなかったのが悔やまれます。 -
8時間のガイド付きイーグルネストトレイルだったにもかかわらず、予定外に
掛かった10時間を超えるイーグルネストの旅でしたが
ヨーロッパ唯一の砂漠?にも連れて行っていただいて大感激でした。見晴らし台から見た暮れなずむ砂漠は此処がポーランド?と見まごう場所でした。
映画の撮影などで砂漠地帯の景観が必要な時は此処が使われる事があるそうです。
ちょっと写りが悪くわかりにくいのが残念です。本当に良心的にガイドをして頂いて感謝感激、途中のランチも美味しく、帰りも自宅前まで送って頂き、
次回も是非是非ここにお願いしようと娘夫婦と話しました。
本当に素敵な小旅行になりました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ひなこさん 2018/07/12 22:11:34
- お帰りなさい
- tabibabaさま、
こんにちは、
今年もクラクフに行って来られて良かったですね。
イーグルネストトレイル(鷲ノ巣古城街道)、知りませんでした、ネットで調べてみたらチェンストホーヴァとクラクフの間の25のお城を結ぶ街道なのですね。砂漠もあるのですか。8時間のツアーが10時間以上に伸びたり(これはすごいですね)、見学するお城が減ってしまったりアバウトなところが何だかポーランドらしくいいなと感じました。私では英語も片言で、説明を受けてもちんぷんかんぷんになってしまうのですが、地元のツアーって魅力的ですね。次回ポーランドに行くときには自分では行けない所のツアーを探したいです。クラクフにご家族がいらっしゃるtabibabaさんならではですね。
ひなこ
- tabibabaさん からの返信 2018/07/13 07:43:36
- RE: お帰りなさい
- > tabibabaさま、
>
> こんにちは、
> 今年もクラクフに行って来られて良かったですね。
> イーグルネストトレイル(鷲ノ巣古城街道)、知りませんでした、ネットで調べてみたらチェンストホーヴァとクラクフの間の25のお城を結ぶ街道なのですね。砂漠もあるのですか。8時間のツアーが10時間以上に伸びたり(これはすごいですね)、見学するお城が減ってしまったりアバウトなところが何だかポーランドらしくいいなと感じました。私では英語も片言で、説明を受けてもちんぷんかんぷんになってしまうのですが、地元のツアーって魅力的ですね。次回ポーランドに行くときには自分では行けない所のツアーを探したいです。クラクフにご家族がいらっしゃるtabibabaさんならではですね。
>
> ひなこ
ひなこさんお久しぶりです!
コメント頂き有難うございます。私もイーグルネスト知りませんでした。
確かヒットラーの山荘もドイツのイーグルネストだったと我が家の爺さんが言っておりましたがドイツとポーランドは近いですしそういった台地の高いところに同じ要塞的なお城を作ってもおかしくないですよね。何しろジュラ紀の古い大地ですのでアンモナイトを
見た時は小学生のように心躍りました。それから現地の良心的なガイドをお願いするのは
正解だと思いました。とても楽しかったのです。ポーランド語でしたのでちんぷんかんですがお婿さんに訳してもらいながら現地の方たちと触れ合う事が出来ました。
もう言葉は出来なくとも気持で通じるというか……
一緒に同行したポーランド人カップルがとても良い人たちで英語もうまくその上
歴史オタクらしくガイドのおじいさんよりよく知ってるんじゃないのと思うくらいでした。ひな子さんや尚美さんのような素敵な旅ができます様にこれからも
旅を自分なりに考えてみたいと思っています。
ひな子さんのチェコの旅も素敵でしたね。チェコもう一度行って見たいと思っています。
その時はひなこさんの旅を是非参考にさせていただきたいです。
それでは又!
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