2015/04/23 - 2015/05/02
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May822さん
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この日は終日ザルツブルグ観光。
計画では混み合うというホーエンザルツブルグ城に朝一番で行って
ミラベル宮殿前で開かれるマーケットに行きお買いものして宮殿周辺を観光。
サウンド・オブ・ミュージックのロケ地、ノンベルク修道院、ペーター教会の墓地、祝祭劇場(14時からの見学ツアーに参加)は絶対押さえ、
合間を縫って評判のよさげなCafeで昼食を取り、
モーツアルトハウスもチェック。夜はホーエンザルツブルグ城の城壁コンサートへ。
ああ、なんか書いただけで疲れた…
しかしながら朝から雨がザーザー降っており、この時点で若干やる気をなくしております。
木曜日の市場開催に合わせてこの日程を組んだのに、この雨ではねぇ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
そんなテンションで始まった8日目。
このままお部屋でダラダラしていたい…
まあ、とにかく朝食でも食べてみよう。ホテル ローゼンヴィラ ホテル
-
なんたってここは朝食の評価がすごく良かったのだ。朝食のためにここを選んだと言っても過言ではないくらい。
食堂に降りていくと、相変わらずかわいい民族衣装のステファニーさんがお客さんとおしゃべり。
すぐにコーヒーを入れてくれます。 -
噂通りの凝ったラインナップで、どれを取ろうかまよう…。調理されているものも多いので、なんだかわからず、尋ねると丁寧に教えてくれます。
人参のムースとか、ズッキーニのスープとか。 -
はちみつが蜂の巣ごと置いてあったり、デザート類も充実。
パンも美味しい!食べそびれたアップルシュトゥーデルもここで食べることが出来ました。
食いだめできる体になりたい。
人も少なくて、居心地が良いです。今日のプランをあれこれ考えながらゆっくり朝食。 -
さらにお部屋でだらだらしながら外出を躊躇していましたが、
せっかくここまで来たんだし、頑張ってでかけようと思い直して、やっと出発。
雨なのでバスで街まで行きましょ~。 -
まずは予定通りお城を目指します。お城への電車乗り場は坂道の途中に意外と小さな入り口でちょっとわかりにくいかも。
ザルツブルグカードで、ススッと入れたのはいいんだけど、何やら学生の団体に取り囲まれた。ひゃ~。ホーエンザルツブルク城塞 城・宮殿
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雨の中、ケーブルカーでお城へ上がっていきます。
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学生さんたちも観光客なのかしら。さかんに写真を撮っていました。
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雨はザーザー、夏日の二日前と打って変わって冬に逆戻りしたような寒さで、城内はがらがら、見学ツアーの待合室に行ってみるも、受付のオジサマが暇そうに座っているだけ。
あと10分ほどで次のツアーが始まるようなので、座って待ちます。 -
最終的に5人ほどが集まり地味に出発。この雨ではね~
ってこのセリフ、ハルシュタットでも言ったような…
音声ガイドを聞きながら、各部屋を回ります。日本語もあり。
最初の方の部屋に、歴代の城主(大司教)とお城増築の歴史が模型で展示されていてこれがなかなか面白かった。
特に若いころの放蕩ぶりがひどく父親から蕪を投げられたため、いましめに蕪を家紋にしたという大司教がツボ。
そんなんでも大司教になれるんだね~。 -
大きなパイプ式のオルゴール
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お城のてっぺん、塔の上に登ったものの、雨と風が強くて写真を撮るのもままならず。
ああ、レンズに水滴が、ぎゃ~!
晴れていたらさぞかしいい眺めなのでしょうが…。 -
上階の大司教の住まい。天上や壁は重厚な木の彫刻が張り巡らされています。
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夜はコンサート会場にもなる大広間。
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大司教のお部屋にだけあったというトイレ。穴の下は崖&森です。
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何かの通信の機械、電報?電話?軍人の写真が展示されていたから軍事施設だったこともあるのかな?
説明を真面目に読まなかったので、よくわからず。 -
りっぱな大砲も。
タイムスリップしたような城内の階段。 -
不思議なマリオネット館もあります。
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微妙だけど。魔笛のパパゲーノ?
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サウンド・オブ・ミュージックだね。
まあ、ザルツブルグカードで入れるので入ってみました。 -
鳩も窓辺で雨宿り
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お城の中庭。
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帰りは徒歩で街まで降りてみます。
昔はここを馬でかけていたのかな。 -
大司教のトイレはどのへんだったんだろうか…
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徒歩でお城を下ってそのままノンベルク修道院を目指します。
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楽しげなテラス。どんな人が住んでいるのかな~。
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サウンド・オブ・ミュージックで主人公のマリアが修道女として生活していた場所。
ノンベルク修道院 - Nonnberg Conventノンベルク尼僧院 寺院・教会
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こちらは裏手の入り口かな?とりあえず入ってみます。
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まずは教会の中へ
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シンプルでとっても心が静まる空間。
曇りのせいか、窓も少なめで暗いので、光とのコントラストが際立ちます。
小さくて祈りの場にふさわしいすてきな教会。
誰もいなくてとっても静か。
この後入れ違いで8人くらいのグループが来たのでちょうどいいタイミングでした。 -
さて、そろそろ表に出てみましょう。
映画を見た方でないとわからないくて申し訳ないですが、この入口は映画の中でマリアが出て行ったり、子供たちが訪ねてきたりと、何度も出てくる場所。 -
うわ~~~ついに来た~!!
なかなかこの場所から離れがたくて、写真を撮ったり動画を撮ったりしばらく眺めて
ぼーっとしてました。 -
と、門の前で感動していたら町中からいっせいに鐘の音が。12時の鐘です。
うわわわ~。四方八方から聞こえるすご~い!
と、さらに感動。 -
さて、街まで降りて、ちょっと疲れたのでランチついでに休憩しましょう。
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いろんなサイトを見て目をつけていたコーヒーがおいしいと評判のCafeへ。
220 GRAD Rösthaus & Café
https://www.salzburg.info/de/kulinarik-shopping/kaffeehaeuser/220-grad
手作りのバジルブレッドと、お野菜たっぷりの卵&カプチーノセットを
頼んだのはいいんだけど、食べていたらだんだん気分が悪くなってきた… -
たぶん歩いて暑かったのに店の中もすごく暖房が効いて暑かったのと、ちょっと疲れていたのと、連日食事がいい加減だったから?とかいろいろミックスされたようで、貧血です。
目の前が白くなってきた。まずい、こんなところで…
とにかく一旦食事をやめて、地図を眺めるふりをしながらおさまるのを待ちます。
横になりたいけど、心配されて騒ぎになったら嫌だしとにかくじっとしているしかない。
一人旅はこういう時どうしようもないですね~。動けないし、食べられないし、喋れないし…
しかし幸いしばらくお地蔵様になっていたら少しずつ落ち着いてきました。
ああ、びっくりした。
自分がどこまで大丈夫なのか、歳と共に体力の限界が読みづらくなってきたな…。 -
結局1時間ほどCafeで休憩。
ご飯は半分くらいしか食べられなかったけど、だいぶ気分もよくなってきたので外の風にあたった方がいいと思い、散歩再開。
ゆるゆると歩いていたら、ドーム広場あたりで何やら映画の撮影に遭遇。車いすの主人公と神父さんが、語り合いながら歩いているシーン?何の映画かなぁ。 -
広場を通り過ぎ、ペーター教会&墓地に向かいます。
ザンクト ペーター教会 寺院・教会
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ここは映画のラストで家族が墓石に隠れるシーンのモデルになった場所。
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うんうん、これです!
映画の中とはちょっと違うんだけど。でも柵とお墓はこんな感じ。 -
ここのカタコンベが風情があってなかなかいいと聞いていたので入ってみます。
がたがたした石の階段を上っていくので足の悪い方は大変かも。特に下りは段がフラットではないので危ないです。 -
ところどころに開いた窓から、ザルツブルグの塔が見えます。
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後ろにはホーエンザルツブルグ城
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そこからぶらぶら歩いて祝祭劇場へ。ここも映画の撮影場所
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祝祭劇場では1日1回しかやらない14時の見学ツアーに参加。
入口の左にある売店の中にチケットカウンターもあって、そこでザルツブルグカードを見せ申し込みをしたらその辺に座ってツアー開始を待ちます。ザルツブルク祝祭劇場 劇場・ホール・ショー
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まずは広いロビーから、
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ここは馬の調教所だったそうです。
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天井には馬の絵。
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続いてトラップ一家が合唱をした岩を掘った劇場へ。
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うわ~、またまた感激。ここにジュリー・アンドリュースが立ったんだな~。
感激しすぎてガイドさんの話はそっちのけ。ちなみにガイドさんはドイツ語と英語で順番に解説してくれます。
現在の劇場には屋根がついて、立派な客席があり、舞台上では次の舞台の道具作りをしていました。
この会場で観客と歌ったエーデルワイスのシーンは何度見ても感動する。 -
そしてあの入口から逃げて行ったのだ。
今でも兵隊が立っていそうな岩のアーチ…50年前の映画そのままの姿。
1曲歌いたいくらいの気分だったけどツアーは次の場所へ -
こちらは大ホール。緞帳は銅版みたいな金属性でした。
一通り解説を聞いた後、幕前を歩いて舞台裏へ。 -
うわー~。舞台ってなんだか夢の空間。
この場所はどんな世界ともつながれるんだ。
想像力があればね。
何もないのにワクワクしてしまう。 -
これでツアーはおしまい。裏口から外に出ます。
念願の劇場を見ることができて具合が悪かったのもどこへやら、大満足で再び徘徊開始。
馬の洗い場付近に差し掛かったところで、シャーフベルク山で写真を撮りっこしたご夫婦とばったり!
ザルツブルグに来ていらしたんだ~。向こうも覚えていて下さってちょっとだけ立ち話。
こういうのあまり経験がないけど、旅先だと懐かしい人に会ったみたいに嬉しいものですね。 -
街には屋台もいろいろ出ています。
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そこからまだ見ていなかったモーツアルトの生家へ。
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自筆の楽譜。一度も書き直さなかったって、ほんとかな。
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舞台セットの展示も楽しかった。
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きっとモーツァルトが住んでいた時代から、この窓ごしに見える景色はほとんど変わらないんだろうな。
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モーツァルト広場のモーツァルト像の前はごみの集荷場所。
ごみ箱が地味めとはいえ、どうなんでしょうか。
せ、せめて横に…。 -
さて、どうしても見たいところは押さえたので、そろそろ本気でお土産購入に走ります。ってかハルシュタットで塩と石鹸を大量に買ったけどね~。
実はまだまだ欲しいものが。
そう、岩塩のランプ。すでに前日チェックしていた、モーツァルト広場付近のお塩製品専門店ザルツ”Salzburg Salz”へ。
でも、ハルシュタットで見た小ぶりの7ユーロくらいのが無くて、仕方なく少し大きいのを買いました。
小さいのがあればお土産に複数購入しようと思ったのですが、大きいのでは重いので結局自分用に1つだけ。
ああ、でも今思うと買ってくればよかった。根性不足でした。ザルツブルグ ザルツ 専門店
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店内のディスプレイがおしゃれ!壁も岩塩。
それから夫にザルツブルグのTシャツ。彼はとにかくTシャツを買っていけば喜んでくれるので楽です。
そして食料も仕入れたら荷物がいっぱいになったので、一旦宿に戻ります。 -
家の壁に描かれた素敵な日時計
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すっかりおなじみのバス停 Mozartsteg からまたまたバスに乗って。
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ホテルに戻ったら、今度は別のかわいいお姉さんがレセプションに。
今夜は帰りが少し遅くなるので、先に明日の手配をしておきます。
8時13分ザルツブルグ発の列車でドイツに向かうためタクシーをお願いしましたが、
発音が悪くて「13」が通じず、結局筆談。やれやれ。30と13がね… -
朝は土砂降りだったのに、いつの間にか雨は止んでだいぶ晴れてきました。
具合が悪くなったこともあり、夜のコンサートまでゆっくりしようかと思っていたのに、そうなると欲が出てじっとしていられないんだなぁ。
城壁コンサートは20時からなので、17時過ぎに再び出発してバスでミラベル宮殿へ。だって、まだドレミの歌の全シーンを網羅していないんだもの。ミラベル宮殿 城・宮殿
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ペガサスの噴水でお約束、みんなドレミの歌ごっこ。
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階段を反対側から。
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小人たちが見張り番をしている橋を渡ると。
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そうそう、こんなのも出てきました。
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全然ツタが絡まっていないけど、ここも。
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この場所も印象に残るシーンです。映画と一緒のポーズをとって写真撮影している人がたくさんいました。
オーストリアではあまり人気がないみたいでも、世界中で愛され続けてる映画なんだな~。 -
ミラベル宮殿を出て、まだあまり見ていなかった新市街に向かいます。
こっちにもモーツァルトの住まい。 -
近くにあった三位一体教会ものぞいてみました。
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華美過ぎず、程よく美しい装飾。
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新市街側は、あちこちに面白い噴水が。道路からブクブクと湧き出て、坂の下までずーーーっと流れていきます。
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こっちはランダムにあちこちから噴き出すタイプ。
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さて、街歩きを楽しんで、そろそろ19時頃。お城に向かいましょう。
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今日2往復!どうも山があるとつい登りたくなってしまう習性があるようで…
おとなしくケーブルカーに乗ればいいのに。
でも、徒歩だと乗り物からでは発見できないようなこともいろいろあって、楽しいんですよね。
そんなわけでひたすら坂道を上ります。雨上がりだから滑るな。 -
まだ少し時間があるので城壁をうろうろ。昨日とはまた違った夕暮れのザルツブルグ。
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絵になりますなぁ。雨が止んでよかった。
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コンサートチケットは事前にCLASSICTICあたりでネット購入しました。
コンサート会場ではインド系?の女子4人組とお隣に。サリーを着ていたのでたぶんそうかと。
私が購入したプログラムを見せてほしいというので、見せてあげたり。ちょっとだけ交流。 -
休憩時間に冷えたシャンパンがグラス3ユーロで売っていたので、調子に乗って購入。「昼間貧血を起こした&お酒に弱い」
という事実をすでにしっかり忘れ去り、ムードに流された人。通常この量だったら1時間かけてゆっくり飲む感じなのに、休憩時間は15分。
貧乏性だから残すのがもったいない…。 -
はい、そんなわけで飲んじゃったんですね~。ほぼ全部。美味しかった~。
おかげで後半1時間弱の記憶はあまりありません。
音楽は聞こえていたけど、酔いが回って、気分が悪くなりかけていたのでここでもお地蔵様化してひたすら醒めるのを待ちました。本当にあほです。
でも演奏はウィーンの教会コンサートよりも感じが良く楽しかったような。 -
後半が少し長めでアンコールもしっかりやってくれたおかげで、なんとか歩けるくらいに復活。大事に至らなくて良かった。
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帰りのケーブルカーでは下りの急こう配に、隣にのった同じく酔っぱらったご夫婦とジェットコースターみたい!
とハイテンションで大騒ぎをしてみたり。 -
そして、一人夜の街へ。ボケちゃったけど満月かな?
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少しだけ夜の街を徘徊して、なんかひと気もなくなってきたので、さあ、帰りましょ~。
再びバスで。
ザルツブルグ、楽しかったな。でも、次は高くて狭くても旧市街のホテルにしよう…。
明日はオーストリアとお別れ。ドイツ、ミュンヘン経由でフュッセンへ向かいます。
おやすみなさい…。
2015あこがれのオーストリア・ドイツ一人旅ーその10 フュッセン
http://4travel.jp/travelogue/11232287
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