2002/05/24 - 2002/05/30
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まゆままさん
当時あまりに大変な双子の育児に煮詰まり、どうせ大変なのだから海外旅行へ行ってしまおうと考えた私。
その海外旅行を乗り越えることができたら普段の生活の大変さもなんとも思わなくなるのでは?
ただ1歳3ヶ月の双子連れということもありいろいろな不安を取り除く為に情報収集する。
その約4ヶ月間の情報収集のひと時は育児のストレス解消にもなったのだった。
その中で双子つながりの不思議な縁もあり・・・
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やはり小さな子連れではバリに着くまでの飛行機7時間が最大の難関!
ただでさえ難関なのに出発前夜から旦那は発熱、子供の一人は病み上がりで機嫌悪いなど
出だしは最悪で飛行機に乗りこむ前は不安でいっぱい!
しかし飛行機が飛び立った時にはなんとも言えない解放感に包まれて子供たちと一緒に旅することが出来る喜びにじーんときて感動してしまう・・
それからはもう不安だった気分もどこかとんでいき、恐れていた子供の騒ぎ、ぐずりの修羅場もなく、他の子連れの乗客の方とも仲良くなりあっと言う間にバリに着くことが出来たのだ。
構想から約4ヶ月、これで私にとってのバリ旅行も半分は終わったという気になりほっとしたのだった…
ホテルサンティカガーデンのお庭 -
この旅は最初は家族4人で成し遂げたいという気でいたがバリ歴20年の当時二十歳の双子のお子さんがおられる方から
「家族4人で行っても疲れるだけだからおばあちゃん連れて行くべき」
と助言頂き私の母も一緒に行くことになった。
結果皆の負担も少なくなり満足いく旅ができた。
旅の報告をしたことがきかっけで旅後もいろいろとバリのお話を聞かせて頂くことができ・・ -
又、双子ちゃんに普段からすごく縁があるという方から以前のバリ行きで現地ツアーでついてもらった日本語ガイドさんが日本人の奥さんと双子の子供さんがおられてとても良いガイドさんだったということで
紹介してもらえる・・
その日本人の奥さんには旅行前にメールでのやり取りで現地での分からないことなどいろいろアドバイス頂くことができたのだった。
タマンアユン寺院 -
バリヒートのスナルダさんというそのガイドさんには1日郊外のガイドを申し込む。
タマンアユン寺院、タナロット寺院、スミニャック、
デンパサールのマタハリデパート
そしてそのツアーの途中にはデンパサールにあるスナルダさんのご自宅に寄らせて頂き
奥さんや双子ちゃんにもご対面することが出来た・・
スナルダさんは子供好きないい方で、双子話に花が咲き話してるうちにうちの双子とのそれぞれの性格の違いや体重差、体質などいろいろなところで共通点があり不思議な感じがした。
実際双子ちゃんとお会いして女の子の双子ちゃんだったがうちの双子とそれぞれが顔や雰囲気が似ていてびっくり・・
ほんと不思議なことがあるもんだ・・ -
タナロット寺院へ
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タナロット寺院
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1日目朝、美術館のアルマへ。
アルマでは日本語が話せる館員の方がおられバリ絵画についていろいろ説明をしてもらえる。
ちょうど子供の一人がベビーカーで眠っていてくれたのでゆっくり鑑賞できた〜
鑑賞後は美術館の庭にあるカフェでシナモンティーを飲みながら一休み、子供たちは起きて庭をうろうろ。
その後、アルマにも絵画があったモコ氏のアトリエへ行ってみたかったのだが、聞いても分からず情報不足の為あきらめ別のギャラリーへ1軒案内してもらう。
お昼は「カフェパディ」へ。
アルマのお庭で -
夕食はホテル近くの「グリヤバーベキュー」へ。
食事は子供連れのため、なるべくピーク時をはずし早めに出かける。
バリの人たちはうわさで聞いていたようにほんとに子供に優しい。
お店の人は子供たちを抱っこしてあやしてくれたり、遊んでくれたりすごく助かった〜
バリでは「男女の双子というのは不吉」、というのを聞いていたので少し心配だったが
双子だ、と言っても珍しがられるくらいで嫌がられたりすることなく、よかった・・
食後はウブドから30分ほどのギャニャールにあるセンゴール(夜市)へ。
ギャニャールはバビグリン(子豚の丸焼き)で有名な町だ。
夜店の屋台にバビグリンが乗っかってました〜
旦那は屋台でミーバクソ(肉団子入りスープ)を食べ、同じ屋台で食べていた子供連れの家族を記念撮影。 -
翌日はライステラスで有名なテガラランへ。
テガラランへ着くと車から降りるやいなや物売りがやってきて木彫りのガルーダ像を持って「千円千円!」いらないというと更に五百円→三百円に
下がる。しかしいらないものはいらないのだ。
更に子供をターゲットにした物売りが物を持たせて売りつけようとする。
ゆっくり棚田の鑑賞もできないぞ!
でもそれほど驚く景色でもなかったな・・
その後はウブドでも大き目のスーパーデルタデワタへ。
南国フルーツを物色、その他お土産物少々。
お昼は「バタンワル」へ。
ウブドのスーパー、デルタデワタでは品揃えが満足できなかったこともあり、後日
お土産選びの為にもクタのマタハリデパートへ1人で買出しに出かけることに。
プラマ社のシャトルバスにて1時間で着く予定だったのに2時間近くもかかり、帰りのバスを考えると結局1時間しか買い物時間は
ないということで大急ぎ。せっかく子供がいないのでゆっくり見れると思ったのに大きな誤算。 -
午後から母と町のエステへ行く予定だったのでプールで子供たちを遊ばせて疲れさせ昼寝させることに
旦那と母が子供たちをプールへ入れてくれる。
子供たちはこの時プール初体験。
1人がアトピーがひどかったので水着一枚になると体掻きまくるかな?と心配だったが
そんなこともなく初めてのプールに興奮気味で楽しそう〜
一緒になった欧米人の家族連れとみんなで楽しく遊んでいたなあ。
エステは「ジェラティック」というお店で2時間13万5千ルピーのルルールジェラティックというコースを受ける。
1時間のバリニーズマッサージの後、全身スクラブとヨーグルトのトリートメント、としてフラワーバスに入り最後にジンジャーティーを頂く。
マッサージは気持ちよかったけどその後のトリートメントが寒すぎた〜
ライムを搾ったジンジャーティーが美味しかった・・ -
その日の最後のイベントはアルマでの満月のケチャ。
新月と満月にしか見ることの出来ないケチャでちょうど日にちが合ったため予約をして楽しみにしていた。
迫力のあるケチャを見れて大満足。
子供の1人はノリノリで1人はぐずりモードだった・・
別の日にはスマラ・ラティのレゴンダンスも鑑賞する。
竹を使った楽器も耳に心地よく
ダンスはどれも魅力的な踊りで引き込まれてしまう〜 -
ホテルはウブド、ビスマ通りのサンティカガーデン(現サムヒタガーデン)、当時まだ出来て1年半くらいの新しいホテル。
1棟1棟が独立している建物だったので子連れでもあまり気兼ねなく過ごすことが出来た。
バリらしいお庭などの雰囲気も素敵でとても居心地のよいホテルだった。
そこのホテル専属のドライバーのニョマンさんは日本語も堪能な方で子連れの私たちはほぼ毎日、数時間チャーターさせていただきとてもお世話になった。
おしゃべりではないけれど話しやすくて安心できる人だったのだ。控え目で人柄の良さが伝わってくるような人。
今どきこんな人がいるんだなあ〜
帰りの空港での別れはかなり辛いものとなった・・ -
アタのかごが欲しかったので2日間近くのお店へ通って値段交渉。
40万ルピーと言われた大き目のボックスを他の小物を3点つけてなんとか25万ルピーにしてもらう。
おばちゃんはガックリ肩をうなだれ
「あなたはラッキーよ!これはスペシャルプライスだよ!」
と言ってたけどほんとかいな・・?
しかし値切って買う快感を覚えてしまい翌日もまたハヌマン通りでカゴなどを買いに出かける。
大きな筒状の蓋付きのゴミ箱くらいのものや大きめのトレイなども買ってしまう・・
この後「ムンブル」というカフェで食べたカフェモカアイスとココナッツアイスはすごく美味しかった〜
夕食にホテル近くの「ミロズ」というレストランへ。
ガムランの生演奏が聴け良い雰囲気。 -
旅先ではとにかく燭台探しに余念がない私。
この旅ではバビ(豚)がカゴを背負ってるこの珠玉の一品を見つけることができました〜
バリ歴20年の方にもなかなかこのデザインはない?!とお墨付きをいただきました・・ -
最終日、気になっていたホテル近くの「owl house」
というふくろうの絵を描かれているシーラさんという方のアトリエへ行く。
普通の民家のようなところで入っていくとシーラさんが玄関先で静かに立っておられた。
挨拶をかわし、中へ通されるとそこにはふくろうの絵が何枚か掛けられていた。
どれも落ちついた色合いの優しい雰囲気の絵だった。アルマなどで観たバリ絵画のイメージとはまた違ってなんだかしっくりする感じがする。
少しお話をお聞きすると、日本でも何度か個展をされていて、今年の3月には東京でも開かれたとのこと。
一つの絵を書き上げるのには大体3週間くらいかかるのだそう。細やかな作業のようだ。
絵を見ているうちに欲しくなってしまった。
気に入ったオリジナルの作品は非売品ということで版画にすることに。
4匹の親子のふくろうが描かれたものが気に入ったがサイズが大きすぎる。
うーん、アタのカゴを買いすぎていて手荷物が多すぎるからなあ〜と悩んだ挙句、もう一回り小さなサイズの二匹のふくろうが描かれたものに決めた。
シーラさんの人柄も控えめで穏やかな雰囲気に満ちていたがそれがよく作品に表れているなあ〜と感じた。 -
初めての子連れ海外旅を終えて、何とか皆病気をすることもなく無事帰って来れてほっとしたという思いと
今回は旅行前から旅先でもいろいろな人にお世話になったな〜と感謝の気持ちでいっぱいになる。
子連れ旅はいろいろ大変なこともあるけど人の親切をたくさん感じたり、子供を通じて他人とのふれあいがあったりと子連れならでは良さを発見することができた。
そしてもう一つ、日常生活に戻って双子連れでもバリ旅行ができたのだからたいていのことは何でも出来るはず、と自信がついたこと。
今まで二人連れはハンデだ〜と思うこともあったが少々ぐずられても飛行機の上でもなし、日本なんだからどうにでもなる、
と少しは気が大きく持てるようになった・・
自分にとってはこの旅はちょっとした転機だったように思う・・
その後・・ますますやんちゃになった男の子。数年間はとても海外旅行へは行ける状態じゃなくなりました・・この時行っててよかった〜
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ムーランさん 2007/01/08 00:12:11
- 私もここに行ったよ!
- 確かに車から降りたら、子供の物売りに追いかけられたなぁ〜
私の泊まったマヤ・ウブドは密林に面していて、お猿さんの木登りを部屋からみていたなぁ〜ホテル内をお猿さんの親子が散歩していた。
ウブドは本当にのどかないい街だった。まゆままさんの綺麗な写真を見て懐かしかったです。ありがとう!!
- まゆままさん からの返信 2007/01/08 22:02:01
- RE: 私もここに行ったよ!
- 密林に面したホテル、いいですね〜!
ウブドはほんとにのんびり旅するのが似合う町ですね。
バリでは何か不思議なパワーを貰った気がします。
あの時に行けてよかった〜。
あの後バリではテロが二回も起こって、子連れで行くにはちょっと物騒だなと思うようになりました。
又いつか再訪はしたいんですけど…
-
- wiz さん 2007/01/03 19:55:07
- Happy New Year 2007
- まゆままさん、
明けましておめでとうございまーす!
昨日無事モスクワ経由で^^;
パリから戻ってまいりました!
かなり疲れましたが自分なりに楽しんでこれました♪
飛行機でとなりの男性がバリ島も文化があっていいよーと言っていました、
ウブドはアーティスティクな香りのところですよね(笑)?!
緑に癒されそうですねーーー☆
今年もよろしくお願いいたします(^-^)/~
- まゆままさん からの返信 2007/01/03 22:00:47
- あけましておめでとうございます〜!!
- voodooさん、お帰りなさ〜い!
パリはどうでしたか?
良い年越しできましたか?
年末年始のパリってどんなでしょうね〜
旅行記楽しみにお待ちしてますね〜♪
そう、バリのウブドはいいですよーバリ独特の文化や芸術が味わえますよ〜私もあまりリゾート地には興味なかったんですがバリと沖縄には又行きたいって思いましたよ〜
-
- 股旅じじぃさん 2006/12/31 17:43:35
- 素晴しいですね
- ご無沙汰してました。
2002年5月の旅行を臨場感溢れる日記にされるのは
凄いなぁ〜と感心しきりです。
お子さんの成長記録にもなりますね。
私のハロン、ダラット報告はちょっと時間がかかりそうです。
こちらのお正月休みは1月1日だけで、本日も日曜出勤です。
21日〜29日まで9日間も休暇を取ったので、後始末が大変。
メールを開けたら500通の未読メール。
半分はスパムですけどね。整理、返信するのに半日かかりました。
- まゆままさん からの返信 2006/12/31 21:17:51
- RE: 素晴しいですね
- 股旅じじぃさん、無事ご帰還されたんですね、お帰りなさいませ!
ベトナムのお正月休みは少ないんですね。
9日間で溜まったお仕事大変ですね。
うちは普段手抜き家事してるのでさすがに今日は朝から晩まで大掃除デーでした。
バリ島旅行記みてくださってありがとうございます。
当時の記録を引っ張り出してきて書いたので全部覚えていたわけではありませんので。
でもやはり記録を読むと鮮明に思い出されます。
股旅じじぃさんのハロン、ダラット編旅行記楽しみにしてますが、
どうぞごゆっくり製作してくださ〜い。
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