二度めだからこそ！　Vol.13　ローマに別れを告げる夜

2013/09/30 - 2013/10/10

とうとう・・・

とうとう・・・

イタリア最後の夜！

思い残すコトが無いように
永遠の都、ローマを歩く。

最後はLeoncinoで！

目指せ！コンプリート！

エリア ローマ(イタリア)

スクローファを出て歩く。

甘いの、食べたい(爆)

なので近くの・・・

Giolitti (ジョリッティ)へ向かう。

わー。地図失くしても
スマホあると便利ー(爆)

っつうか、この写真の左端の信号。
なんのための信号なんだ？

ローマでも最古の部類に入る
ジェラテリアさんだそうで
店の中は大混雑！

っつうか、ロシア系ギャル多いよ！(爆)

入口付近のレジでお金を払ってから
注文に行くシステムのようで・・・・

わたしは、愛しのリモーネと
ひとめ見て決定した
シャンパーニュ！

ま、安モンのクセの強い泡使ったな？
ってな味(爆)

リモーネは旨し。

外のテーブルに腰掛けていただく。

オヤジはシャンパーニュと
マロングラッセ。

栗は旨かったなぁ。

歩き出す。

あ、マリア様！


モーゼの噴水で
ライオンの口からぴゅーっと出てる水で
水遊びしたあと、通りを挟んで・・・・

ローマに来たら、サン・ピエトロ以外に
どーしても、どーしても来たかった・・・

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会！

中は、思った以上にゴールド！

そして、目指すは・・・・

ベルニーニ作、
「聖テレーザの法悦」！

あれ？

もっとデカいの想像してた。

意外と距離もあり、
肉眼では、ガイドブックの写真のように
あのエロい表情はつかめず(笑)

よっしゃ！

コレで観たかった観光地は
コンプリート！

あとはホテルへ戻る道すがら・・・・

すぐ隣の・・・

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。

もともとローマ時代の浴場跡を・・・
くっ　ルシウス！(爆)

そのままミケランジェロ設計で
教会にリフォームしたらしく・・・

ミケランジェロ、多才すぎ！
仕事、多すぎ！(笑)

ま、せっかくだし、入ってみる。

明り取りの天窓から
やわらかく入る光。

想像以上に大きな堂内。

ちゃんと見ると
カラカラ浴場より
ずっと大きな浴場跡だって
添乗員さんが言ってたな・・・

さすがにくたびれた。
時間は16時。
ホテルに戻って、ちょっと昏倒(爆)

19時・・・

一眠りしちまったぜぃ(爆)

いや、こういう休憩が
あたしには必要なんですよ(笑)

ところで、なんとトイレットペーパーが
清掃時にまったく補充されていなかったので
フロントのにーちゃんにメモを渡して補充を頼む。

笑われる。

ちょっ　使い切ったワケじゃないですから！(爆)


ホテル前は“一通”で向きが悪いので
テルミニ駅前のタクシー乗り場から・・・

あ、結局、ヴィットリオ・エマヌエーレは
今回はバスやタクシーからの
車窓観光のみとなったな・・・

そして、バチカン手前で、降ろしてもらう。

大通りの向こうに
カトリックの総本山！

近づく前に、

あ、

ドラゴンの水道発見(笑)

ゆっくりと、
サン・ピエトロに近づいて行く。

まぁまぁ交通量の多い通り。

タイミングを見計らって
通りの真ん中で撮影する(笑)

やっぱり、夜景で観たかった！

タクってでも、来て正解！

夜しか見られない荘厳さ！



そのまま歩いて・・・・

テヴェレ川とサンタンジェロ城。

オヤジは、
このお城が見たかったらしく・・・

川面まで下りてみたいけど
ちょっと怖いかな・・・

って言うよりも、
すでにもぉ、体力の限界(爆)

サンタンジェロ橋から望む・・・

昔は橋の両サイドに
カバン売りの黒人さんが
ぎっちり並んでいたっけ・・・

今日は木製のおもちゃや傘を売っている。

橋をわたり城のすぐそば。

そのまま右へ折れて歩く。

頂上部には
大天使ミカエル。

Wikiによると・・・
サンタンジェロ城の名称は、590年にローマでペストが大流行した際、時の教皇グレゴリウス1世が城の頂上で剣を鞘に収める大天使ミカエルを見て、ペスト流行の終焉を意味するとしたことに由来する。

だそうで・・・・

テヴェレ川沿いを歩く。

まるで昨日のことのように思い出す。

7年前、ココを歩いたときは
アレルギーで、息もできぬほどの
クシャミの連発に襲われ
すれ違う人々からも、奇異の目で見られた・・・

あとにもさきにも、あんな発作のような
ひどいくしゃみは経験がなく・・・

いったい、なんの花粉にヤられていたのか・・・

今は、「ここはパリか？セーヌ川か？」と言った
ブキニストが並ぶ(笑)

あ、パリだ、ココ(爆)

遠くに見えるゴミ置き場。

夜目にも見える
大きなネズミたち・・・

ひぃっ！

そのままスペイン階段へ向かって
なんとなく歩く。

見つけた！(笑)

時間は20時過ぎ・・・

も、疲労・過労・昏倒なのだが
このまま帰るのも悔しい！

なにせ今夜はイタリア最後の夜！

なので、オヤジが向かったのは・・・

スペイン広場すぐの裏通りにある、
ピッツェリア・レオンチーノ！
Leoncino

見るからに肝っ玉かぁさんが
オーダーを取りに来る(笑)

写真中央のおばさんがソレ。
右奥のおじさんがご主人。

肝っ玉かぁさん、
勢いに負けそうだが
悪いヒトではないらしい(爆)

まずは生を！

ブルスケッタ。

旨いね！コレ！

ピッツァは確か
カプリチョーザ。

かぁさんが切ってくれる。

助かる！！

だは〜っ
正直過労でそこまで食欲は無いのだが
ビールで食うと、旨いんだコレが！(笑)

バリバリで香ばしく、薄い生地。
チーズのコク・・・

隣テーブルのフランス人集団の中に
日本語がすこしできるヒトがいて
話しかけられる。

明日からパリだ！
いろんなヒトに出会えて
いろんなモンが食えて
やっぱ旅って楽しい〜！

あ、レオンチーノ・・・

屋外、通り沿いにも
テーブルが少しあったらしい。

でも、基本、店内ギッチギチに
座らさせられる。
突き当りのピザ窯の右奥にも
ぎゅうぎゅうにテーブル。
その隙間をぬって更に奥がトイレ。

正直、あまりの狭さに驚愕のトイレ。

しょうがないから、行っときましたけどね(笑)

21時。コンドッティ通り。

再び降りだした雨に
湯気をあげる焼き栗屋さん(笑)

思い出のバルカッチャの噴水。

スペイン階段より好き(笑)

さすがに昼と比べ
空いている階段。

それにしても、
まぁ、最低限の持ち物しか持っていないが
盗られるような危機感は未だ感じず・・・・

ずいぶん脅されてきたが
当たり前の注意で十分か？

未だ大混雑のトレヴィの泉。

また、人ごみをかきわけ
水にさわりに行く。

例の背後の角の、
トイレが自由に使えるジェラテリアに
なんか甘いもんが食べたいと、寄ってみる。

何を注文しようかと
並ぶジェラートを見ていると・・・

Nakata・・・・

そういやイタリア人。
日本人＝中田らしく
思えばあちこちで「ナカタ！」と
呼びかけられていたような・・・(笑)

せっかくなので
そのNakataを頼んでみる。

実は、「柿」かなって、思っていた。

ときどき「柿」、見かけたから。

でも、聞くとイチゴとバニラらしく・・・

あぁ・・・日の丸カラーか(笑)

リモーネとナカタ。
美味しくいただく。

実はもう1か所、見ておきたい場所がある。

ガイドブックにも、あったりなかったりのアレ。

スマホ検索しながら歩く。

途中・・・

使ってるねー！
むちゃくちゃ利用されてるねー！(爆)

きゃっきゃ言いながら撮ってたら
手を洗いたいイタリアにーちゃんがやってくる。

みんなに愛される水道。
コレがイタリア最後の水道となった。

そしてコレ！

オヤジがイヤに執着していた
蜂の噴水！
コレが見たかったのである！(笑)

前回は到着日の深夜に
ヘロヘロになりながらたどり着いたこの泉。

あり？！
もっと小さいと記憶してたけど
こんなにデカかったか！
昔の写真を、スマホで呼んで見比べる(笑)

ココに来るために道中買ってきた瓶ビールを
7年前と同じく、らっぱ呑みで撮影・・・


今回は貸切で、ゆっくり水遊びさせてもらい
再び歩き出す。

よく見ると、
にぎやかなマリア様(笑)

聖テレーザの法悦がある
ヴィットリア教会の前にある、
モーゼの噴水。

昼間、水遊びした。

っつうか、ポセイドンか何かと思っていたが
あとから調べると、モーゼだったと知り・・・

割りましょう！(爆)
↑『聖☆おにいさん』

7年前と同じ道を通り
共和国広場へ向かう。

22時。

HPでは23時までとなっているが
どうだろう？と「ダニーノ」へ向かう。

やってた！やってた！まだ開いてた！

ガッレリア・エセドラ内、
シチリア菓子の店、ダニーノ・・・・
Dagnino

トイレは突き当たりちょっと左、
なにも表記のない木のドア。

まずはトイレを済ませて
昨日来た時より、売り切れて
かなり寂しくなったガラスケースの中から
目当てのモノを買う。

面白いのが、その包み方！

ケーキ屋なのに
箱に入れずに、この包装！

わたしが持つと、まるで酔っ払いが
寿司屋の折りを持っているよう！(爆)

ホテルに戻り、お風呂に入り、
リボンをほどいて、包装紙をはがす。

中は厚紙の“背骨”を
わたしただけの梱包で・・・・

シチリア名物、カンノーロと、
オヤジの好物、ババ・オ・ラム！

ちび泡をヤりながら
更けていくローマの夜を惜しむ。

ババ・オ・ラム。
肝心のラムがやっすい酒？
ま、ちょっと食えば満足(笑)

カンノーロ。
バリバリのパイのような外側は旨かったが
中のクリームがもぉ・・・
乳製品ではなく、粉でカサ増しと言うか(笑)

でも、食べられて、納得！

日付が変わるまで
写真を眺め、おしゃべりし
イタリア最後の夜を楽しんだ。