2011/10/30 - 2011/11/01
2743位(同エリア4024件中)
窓際さん
ココんとこ毎年春に行っていた京都。
今年は行けなかったので
秋に行くことにした(笑)
毎年行っていた「たん熊」。
春に行けなかったら
秋に行こう!
と、思ったワケである。
PR
-
さすがに足も痛いし大雨だし
ちょっとだけだったが
ホテルからタクシーで向かった。
ココは「腕が落ちる」と
ほとんど店休日が無いので助かる。 -
カウンターは誰もおらず。
お気に入りのまな板前、
一番奥に座る(笑)
谷崎潤一郎氏も
この席がお気に入りだったとか・・・
初めて見る秋のメニューは
こんな感じ。 -
まずは先付。
鱈の白子、雲丹。
上はもみじおろしだっけ。 -
続いて先付2つ目。
炙った舞茸の白和え。
も、舞茸の香ばしく炙られた香りが最高で
苦手な菊菜も
やさしくさわやかな香りで旨い!
菊菜って
こんなにおいしいモノだったんだ。 -
いつもの地ビール、
「熊彦」を呑んでいたのだが
慌ててお酒も注文。 -
秋はこんな風にして
供されるらしい。
紅葉は美山のものだそうで。
市内はまだ全然紅葉してなかったのにな。
桜、青もみじ、萩、紅葉、南天・・・
季節ごとに
いろいろ添えられるそうである。
桜以外、初めて見た(笑) -
まずはお造り。
適当に切ってもらう。
平目、鮪、海老。
トロける鮪も絶品だが
風味のいい平目も、
そしてでっかい縁側も最高。
驚いたのが
海老のお造り、
アタマの部分は
かるく湯通しして出してくれる。
甘みが増すのである。 -
目の前で、
鱧を切っていく店長。
それが入れられて
出てくるのは・・・・ -
土瓶蒸し〜っ
実はまともな土瓶蒸し、
1回も食べたコトが無くてね。
昔、赤坂の蕎麦屋で
夜中に食ったぐらいの経験しかない(笑)
フタを開ける前から
あふれ出てくる松茸の香り!
開けると・・・・・ -
ぎゃぁぁぁっ
こんなに“具”が
詰まってるもんなの?!(爆) -
さっき切ってくれていた鱧!
おっきいのが
ぶりぶりと出てくる(爆)
ふわふわの身が
おいしぃ〜っ -
松茸。
も、ニッポン人なら
コレを食わねば!
スダチも絞る。
熱々のお出汁を飲む。
ぎゅっと味の詰まったお出汁、
松茸の香り、スダチのさわやかさ。
嗚呼、最高だ(爆) -
ま、そうは言っても
やっぱり味はセップ、ポルチーニ!
香りもトリュフの方が
ずっとエロくて好物なのだが
DNAに刻まれた
ニッポンの秋のご馳走。
あぁ、旨かった旨かった。
つなぎに銀杏を炙ってくれる。
苦労して激熱の銀杏の殻を
こうやって剥いて出してくれる。
やっぱ、ちゃんと炙った銀杏は旨い! -
ついでにつなぎに頼んでみたモノ。
「鮒寿司」。
ずーっとずーっと
食べてみたかったのだが
やっぱなかなか勇気が出なくてねぇ(笑)
店長に相談すると
「ぜひ勉強してもらいたい」とのたまう。
なので注文してみたのだが・・・・
右は甘露漬け。
甘辛く食べやすくしたもの。
左はそのまま。それでもまだ
食べやすい程度の熟成具合だそうで。
乳酸菌の酸味、なんとも言えない香り。
なんか・・・・
なんて言えばいいんだろうね?
ヘンなニオイ(爆)
ま、「マズイ」とも言えないのだが・・・
しっかり〆られた身は
コリクニュっといい歯ごたえ。
オヤジは喜んで食ってた。
通なヒトは身を食べたあと
アタマでお茶漬けまでするのだそうで・・・・ -
そんなコトして遊びながら待ってた
次のお料理が出てくる。
ぐじのから揚げ。
唐揚げなんかもできるんだ。
ふわふわの身、サクサクのウロコ。
焼いたモノとは違う
唐揚げの下味、衣のサクサク。
おいしぃ〜っ
それから驚いたのが、栗のスライスを
ミルフィーユみたいにして揚げたもの。
これがもぉ、衣のサクサク、
栗のほっくりした甘さ。
旨いのである! -
続いて
なんか面白いモノ無い?と
相談して注文したコレ。 -
うずらの照り焼き!
フレンチならともかく
和食で出会えるとは!
首の骨から出てくる脂が
旨くてねぇ。
身もしっかりして
おいしかった。
続けて・・・・ -
どうしても、
他にも食べたかった栗!
だって、目の前で店長が
まるで硬さを感じさせずに
すいすいと皮を剥いていくのを
眺めてると、
もぉ食べたくて食べたくて!
だって自分で皮剥くのって
正直地獄の苦しみで(爆)
チップスにしてもらった。
ほっくり甘く、添えられたくるみも旨い。
高級なスナック菓子(笑) -
トイレから戻ると
秋の入り口を感じる九谷焼で
香の物が運ばれてあった。
でも、まだお米は蒸らし中なので・・・ -
つなぎに
汲みあげ湯葉を(笑)
お出汁のジュレが旨い旨い。
柔らかく
大豆のやさしい香り。
クリーミーな甘さ。
湯葉、好物でね(笑) -
すると、店長がお釜から
よそってくれるのは・・・ -
松茸ごはん〜っ
いつもは春で
鯛と筍ごはんをお願いしていたのだが、
今回は松茸ご飯。
も、具は松茸だけ(爆)
確か、小さなボールいっぱいに
割いた松茸を投入していた。 -
お出汁の風味、味と
松茸の香り。
想像できるだろうか?
たったそれだけなのに、
なんでこんなにおいしいのだろう。
嗚呼、やっぱり京都まで
食べに来た甲斐があったというものである。 -
しかし昔は、日本料理と言えば
結局は“宴会料理”でしょぉ?
なぁ〜んて思っていたのだが
いつからこんなに
ハマっちまったのであろうか。
フレンチに負けないパワーが
ちゃーんとあるから驚きである。 -
食べ残した松茸ご飯は
もちろん折に詰めてもらって
お持ち帰り。
たん熊北店本店、
気取らずおいしく楽しめる、
ホントに好きなお店なのである。
あ、トイレだけは
相変わらずイケてないんですけどね(爆)
入店から2時間半近く。
相変わらず雨ですが
そろそろ帰りますか(笑) -
ちなみにコレが持って帰った
松茸ご飯。
ガマンできずに
ホテルでちょっとだけ開けてみる。 -
あふれ出す松茸の香り!
きちんとお弁当用防腐シートも
入れてくれる心配りに感謝。
だってこのお弁当は
明日のアレで、楽しむつもりなんでね♪
じゃ、常連の方はお分かりだと思いますが
このまま終わる夫婦ではありません。
じゃ、次巻では
雨の京都で大暴れ。うふっ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
窓際さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
27