2009/06/24 - 2009/06/24
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korotamaさん
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都内へ行く用事があったので、ついでに江戸城一周を試みました。
もちろん、歩いてです。
ニュースなどでは何度も見る皇居ですが、こんなに多くの城門や、美しい隅櫓が残されているなんて知りませんでした。
「皇居」ですから警備は厳重で、他の城跡のように近くで見たり中に入ったりができなかったのがとても残念ではありました。
- 交通手段
- 私鉄
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東京駅赤レンガ駅舎 南ドーム。
その名のごとく、東京の玄関口ですね。
korotamaは両手で数えられるくらいしか行ったことはありませんが(^_^;) -
東京駅は 1914年(大正3年)12月18日に完成しました。
現在、JR東日本によって「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」が行われています。
竣工は2011年度末の予定だとか。
美しい建造物だと思うので、「復原」は嬉しいことだと思います。 -
完成直後の東京駅の様子
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東京駅前に建つ「東京中央郵便局 旧局舎」
1933年より2008年まで使用されていました。
この裏側では大規模な工事が行われていました。 -
コースから少し外れていますが。
1894年(明治27年)に竣工した「三菱一号館」の復元。
オフィスビル丸の内第1号で、クイーン・アン様式を用いた赤煉瓦の建物。
1968年(昭和43年)に解体されましたが、このたび復元が完了し、2010年4月、「三菱一号館美術館」としてオープンするのだそうです。 -
お堀端に建つ「東京銀行協会ビル(旧東京銀行集会所)」。
とても現代的な高層ビルの下層階に壁がへばりついている感じ?
本来の建物は 1916年(大正5年)に竣工した煉瓦造2階建て。 -
城門めぐりスタートです。
午前中は土砂降りの雨でしたが、お昼過ぎにはその雨も上がり、青空は出てくるわ、気温はぐんぐん上がるわ、の、とても蒸し暑い城門めぐりとなりました。 -
和田倉門 → 桔梗門 → 坂下門 → 桜田門 → 半蔵門 → 田安門 → 清水門 → 平川門 → 大手門
と、皇居を時計回りにぐるっと一周です。 -
内堀に架かる「和田倉橋」(復元)
このような風情たっぷりの橋があることに、korotama驚きました。 -
内側から見た「和田倉門」(わだくらもん)
西の丸防備のために造られました。
関東大震災で破壊され、現在は石垣のみが残っています。 -
桝形の門なんですね。
第二門跡を抜けると、 -
「和田倉噴水公園」があります。
レストランもあり、ちょっとした憩いの場ですね。 -
「桜田巽櫓」(さくらだたつみやぐら)
関東大震災で倒壊した直後に修理され、現存しています。
このような櫓が残っていることにもkorotama驚き。
中に入れないのが残念です。
奥に小さく見えるのは「桔梗門」(ききょうもん) -
「桔梗門」(ききょうもん)
正式には「内桜田門」といい、三の丸に入る南門で、幕府の要職者が通っていたそうです。
桔梗門も枡形城門です。
門前には警備の人が複数人立っていて、じっくり眺めることができませんでしたー。 -
「坂下門」(さかしたもん)
枡形城門の第二門のみが残されています。
坂下門の向こうには宮内庁があります。 -
蛤濠
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この辺り、松がたくさん植わっていて、都会のど真ん中、という感じがしません。
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これが有名な「二重橋」?
「二重橋」の一つ、「西丸大手橋」。
2連アーチの石橋が美しいですね。
橋の向こうにあるのは「西丸大手門」。 -
こちらが「二重橋」のもう一方、「西丸下乗橋」(にしのまるげじょうばし)。
「西丸大手橋」とはほぼ平行に並んでいます。
お城の中に鉄橋、というのが珍しく感じられました。
橋の側面には龍のような図柄が施されています。
もともとは木の橋で、強度を保つために二重構造になっていたことから「二重橋」と呼ばれたそうです。
鉄橋になったのは明治に入ってからだとか。
右奥にひっそり佇んでいるのは「伏見櫓」(ふしみやぐら)。 -
二重橋 そして 伏見櫓
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暑さに羽を広げる 鵜
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「伏見櫓」(ふしみやぐら)
3代将軍家光の頃に、京都 伏見城の櫓を移築したのだそうです。 -
江戸城の中では一番有名? 「桜田門」
内側の渡櫓門(わたりやぐらもん)です。 -
桝形内から眺める「桜田門(渡櫓門)」。
この右手背中側に外側の高麗門があります。
敵が直線的に通り抜けられないように、このような桝形門を設けているのですね。
東海道の宿場町に幕府が作らせた、宿場内の「桝形」と同じ発想なんだぁ。 -
「桜田門」
外側の高麗門です。
これだけ見ると、ちょっとした規模のお屋敷の門、って感じです。 -
桜田門をくぐり、表に出ました。
と、目に飛び込んできたのがこの赤煉瓦の建物。
法務省旧本館の「赤れんが棟」(復元)。
旧司法省庁舎として1895年(明治28年)に竣工したドイツ・ネオバロック様式の建物で、第2次大戦時の空襲でかなりの部分を焼失したそうです。 -
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姫女苑と桜田濠
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このところテレビドラマで頻繁に見る「警視庁庁舎」(奥)と「警察総合庁舎」(手前)
この界隈は霞が関中央官庁街なんですね。 -
ちょっとルートを外れ、内堀通りを渡って撮影。
永田町、「国会議事堂」。
1936年(昭和11年)に帝国議会議事堂として建設されました。
この辺り、警察官が至る所に立っていて、写真なんか撮っていると注意されるんじゃないかなぁ、と、訳もなくハラハラしたりなんかしてしまいました(^_^;)
この道路の両側には「国会前庭」と呼ばれる公園があり、自由に散歩ができるようでした。
今回は時間の都合でパス。次、入ってみたいかな。 -
銀杏に桜の東京下水道マンホール
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桜田濠沿いのゆるい斜面を歩いていたらこのような看板が立っていました。
江戸時代から名水として知られ、当時の通行人に喜ばれていた「柳の井戸」?
柵の向こうなので近寄れないのですが、今も美味しい水がわいているのかなぁ??? -
緑の斜面が美しい 桜田濠
ん?
石垣ではないんですねぇ。 -
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1620年(元和6年)に造られた半蔵門。
渡櫓門は明治時代に取り払われ、高麗門は第2次大戦時に焼失。
今ある門は和田倉門の高麗門を移築したものだそうです。
警備が厳重(?)で、遠くからしか見られません。
半蔵門の内側には、天皇一家の住居があるのだそうです。 -
アジサイの季節です。
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花は白いけれど、蕾は水色なんですねぇ。
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緑いっぱいの千鳥ヶ淵公園。
春は桜が見事だったのでしょうね。
千鳥ヶ淵公園は1919年(大正8年)開園という、古い歴史を持っています。
桜の名所として、とてもとても有名ですね。
ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトウザクラ、シダレザクラが植えられているそうです。 -
千鳥ヶ淵公園の前にはイギリス大使館があります。
建物はこのくらいしか見えなかったけれど、かなり広い敷地のようです。 -
千鳥ヶ淵を走る首都高速都心環状線
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堀の中を道路が走っているのって、不思議な感じです・・・
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千鳥ヶ淵を歩いていたら「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」前に出ました。
ちょっと躊躇しましたが、中へ入ってみました。 -
第2次世界大戦で海外で亡くなり、遺族に引き渡すことのできない戦没者の遺骨を納めています。
軍人だけでなく一般人も含まれていて、納棺は日本古代の豪族の棺を模したもので主要戦域から収集した小石を材料としているのだとか。
1959年(昭和34年)に国により建設されました。
前日は沖縄慰霊の日でもありました。
合掌・・・ -
戦没者墓苑に咲くネジバナ
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千鳥ヶ淵緑道
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ガラス張りの現代的な建物は、インド大使館。
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久しぶりの(?)門です。
「田安門」
外側の高麗門 -
桝形内から眺める「田安門(渡櫓門)」。
1636年(寛永13年)に再建されたもので、現存する旧江戸城建築遺構のうちで最古のものだとか。 -
田安門をくぐると、日本武道館がででーんと建っています。
株主総会真っ盛りのこの時期。
武道館でも連日総会が行われているようですね。
夕方でしたので、ひっそりとしていました。 -
ベンチで休む人や犬を連れて歩く人などで、ゆったりとした時間が流れていた「北の丸公園」。
昭和30年代後半に旧近衛連隊等の建物を撒去し、森林公園として造成されました。 -
北の丸公園の片隅に吉田茂像が建っています。
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迫力ある「清水門」(渡櫓門)。内側からの眺めです。
創建年代は不明。
現在の門は1658年(万治元年)に再建されたもの。 -
清水濠越しに見る「清水門」
高麗門と渡櫓門の立体的な位置関係が美しく、見惚れてしまいました。 -
清水濠でお洒落に専念(^_^)
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白鳥さんの周りをゆ〜らゆ〜ら。
って、
あらっ!
皇居に スッポンっ (・o・) -
妙に新しい風情の「竹橋」(たけばし)
家康が入国した頃に、竹で編んだ橋があったことがその由来、との説があるのですが、本当のところは定かではないそうです。
また、昔はここにも「竹橋門」があったとか。 -
手元の地図には竹橋を渡った左側の東御苑にも道が書かれていたので、その東御苑に入る門を目指しました。
東御苑を囲む堀に段々に築かれた石垣が、また、美しい。 -
東御苑の入り口「北桔橋門」(きたはねばしもん)
門の直前には江戸城本丸防御のためのはね橋があった(ある?)そうです。
ここに続く土橋入口には「本日の入園は終了いたしました」の看板(;O;)
帰って調べてみたら、入園は16時半までだとか。
この時すでに時刻は17時。
東御苑には天守閣跡や本丸跡など興味深いものがあるとのことなので、次回は一番に来るぞ〜〜〜っと、すごすごと引き返したkorotamaでした。 -
で、再び竹橋を渡り、内堀通りを東に歩くと、「平川橋」と「平川門」がありました。
北桔橋門、大手門とこの平川門の3つが東御苑の入口になっているとのことで、この時間はもう橋を渡ることもできませんでした。
最初に見た和田倉橋と同様、風情のある橋です。 -
そして、今日最後の門、「大手門」です。
桝形の城壁に高麗門、そして右手奥には渡櫓門、と、桝形門の様子がはっきりとわかります。
そうかぁ、江戸城の城門はみな桝形門なんだなぁ。 -
大手門脇の桔梗濠で暑さを凌ぐ鵜。
korotamaも約3時間半、暑さにうだりながら、よく歩きました。
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