タスマニアを歩く(01) 待望のA380に乗る！ ～2009年 GW～

2009/04/25 - 2009/05/06

今年のGWでは、7年ぶりにタスマニアを歩くことにしました。

ヨーロッパにも魅力があったのですが、お手頃な航空券が見つからなかったこと、そして何よりも、お抱えカメラマンの「A380に乗りた～い」願望が強くなってしまったことから、シンガポール航空を利用し、シンガポール経由でのオーストラリア入りにしました。

シドニー入りにすれば、シンガポールからもA380だったのですが、オーストラリア国内線では、カンタス航空で貯めたマイレージを利用するため、そのマイル数から、タスマニアへの距離が短いメルボルン入りを選択せざるを得ませんでした。
これがちょっと残念ね。

ま、でも、成田からシンガポールまでの約7時間、昼間のフライトだったこともあり、思う存分A380を楽しむことができました(^O^)／

エリア シンガポール(シンガポール)

• 航空会社: シンガポール航空

行程
4/25(土) Narita - Singapole -
4/26(日) Melbourne泊
4/27(月) Melbourne - Hobart - Bicheno泊
4/28(火) Freycinet N.P. (Bicheno泊)
4/29(水) Bicheno - Hobart泊
4/30(木) Mt.Field N.P.(Hobart泊)
5/01(金) Port Arthur (Hobart泊)
5/02(土) Tahune Forest (Hobart泊)
5/03(日) Hobart - Melbourne - yarra valley (Yarra Glen泊)
5/04(月) Healsville (Yarra Glen泊)
5/05(火) Yarra Glen - Melbourne -
5/06(水) Narita

ゴールデンウィーク初日。
空港の込み具合はさほどではありませんでしたが、成田は生憎の雨。
A380の姿も暗い空模様の中となってしまいました。

前泊は3月と同様、マロウドインターナショナルホテル成田。
滑走ビューの部屋をリクエストし、かなりベストな部屋を用意して貰ったものの、風向きの関係でkorotamaたちの部屋の前を飛ぶ飛行機はありませんでした…。残念。


マロウドの部屋から駐機場を眺める。

出発2日前にインターネットでチェックイン済み。
荷物を預けるべくチェックインカウンターに並びました。

ここで要チェックでした。
スターアライアンスゴールドのチェックインはAカウンターで行われると思い（実際、シンガポール航空の表示もAカウンターにあった）、何の疑いもなくAカウンターでの列に並んだのですが、順番が来たら、Iカウンターです、とのお言葉…。
ぐわんっ(ToT)/~~~
スーツケースごろごろ転がして、遠く離れたIカウンターへやって来ました。
こちらでは列に並ぶことなくスムースに手続き。

出国審査は滞りなく通過し、シンガポール航空の46番ゲートからは遠く離れた第5サテライトの ANAラウンジへ直行。
こちらの方が、窓が大きくて開放感たっぷりで好きですねー。

これから乗るA380がよく見える席がありました!(^^)!

A380を愛でながら、好物ANAうどんをいただきます。

いよいよ搭乗です。
ゆとりを持ってラウンジを出たはずなのに、ゲートへ向かう途中の出国審査場の所で Last Call の案内板を持ったお兄さんに遭遇。
「ここから10分はかかりますよー」との掛け声に、
「え？え？え？ そんなにはかからんでしょう」とは思いつつも、一応早足に46番ゲートに向かってみると、なんだなんだ、まだゲートオープンしたばかり。

ささっと、お顔を撮影させていただきました。
B747とは違って操縦席が1階にあるため、おでこがむむっとした愛嬌のあるお顔。

成田発 11:30、SQ637便。
使用機材は A380-800 です。

乗るぞ乗るぞ、A380。

総2階建てのこの機材専用の、2階直通のブリッジへと導かれます。

アッパーデッキにはビジネスクラスとエコノミークラスが配されています。

ビジネスクラスの席を見てびっくり。
一人分の席なのに、korotamaとお抱えカメラマンが並んで座れるくらいの幅がある！

指をくわえながら、ビジネスクラスは通過(ToT)

後方はエコノミークラスです。
大半が 2-4-2 のシート配列です。

アッパーデッキなのに、天井が高い。

パーソナルモニターがでかい！
コントローラーも、おしゃれな感じー。
その他、カップホルダーにメガネホルダー、LAN端子、USB端子、映像出力端子まで付いている。

モニターの下には手元灯まで付いています。

テーブルは2つ折り。

折りたたむと、なんと鏡まで付いているではないか！

そして、フットレスト。

ちなみに、シートポケットには側面にもミニポケットが付いていて、これまた便利！

アームレストにはAC電源の差し込み口まであるー。
なんて至れり尽くせりなんだ〜。

便利なのがもう1個。
窓の下に設けられた荷物入れ。
ちょっとしたものを入れておくのにはとても便利！
蓋も閉まるし、プライベート状態で使えます。

けど、慣れない場所に荷物を入れる場合は、降り際の忘れ物チェックも必ず忘れずに！

そうそう、エコノミークラスだけれど、靴下と歯磨きのアメニティーセットが配られました。

フライトマップも洒落てるなぁ。

プログラムを見てたまげました。
映画112作品、TV番組180作品、CD740アルバム、、、、。
これじゃぁ、何時間乗っていても足りない…。

話題作「おくりびと」にしっとりし、大大大好きな作品「冷静と情熱のあいだ」にどきどきして、楽しんでしまいました。

アッパーデッキ後方のトイレ。
便座はごく普通でしたね。

でも、洗面台が広い。

水栓もワンタッチのボタン式。
水温もお好みにお合わせられます。
ごみ箱を使う際は、足元のペダルを踏めば蓋が開きます。

アメニティには歯ブラシも用意されていました。

トイレついでに機内探検。
後部ギャレイの横からメインデッキに下りる階段がありました。

メインデッキは 3-4-3 のシート配列です。

メインデッキに下りて来て、A380 の大きさを実感。
メインデッキもアッパーデッキも同様の、広々とした開放感が漂っているのですー。

ファーストドリンクです。

ウィスキーのソーダ割りと、

やはり、シンガポールスリングです(*^^)v
シンガポール航空ではこれが飲めるのが楽しみでもあります。

離陸後2時間ほどして、昼食が出されました。

和食です。
・前菜盛り合わせ（シーフードマリネ）
・冷たい季節の麺（茶蕎麦）
・親子丼（エコノミー機内食で丼ものはちと吃驚）
・アイスクリーム（これは食後に配られました）
・パン、バター（親子丼とパンの組み合わせは…）
・煎茶（これはチョイスですけれど）
・ウーロン茶（これもチョイス。胃に刺激的なので遠慮）

食事のお供には、合わないけれど、赤ワイン。

インターナショナルセレクションです。

・ロメーヌレタスのケイジャンチキン添え、シーザードレシング
・魚のソテー香草トマトソース、野菜、ポテト添え
・チーズとクラッカー
・アイスクリーム（食後に配られました）
・パン、バター
・コーヒー、紅茶（食後に回って来るチョイスです）

食事のお供は白ワイン。

korotamaは親子丼をいただいたのですが、今一つだったので、お抱えカメラマンのこの魚と交換してもらいました(^_^;)
魚料理、珍しく美味しかった(^・^)

食後のデザートは桜のアイスクリームでした。
美味でございました(^O^)／

食後にいただいたコーヒーもまろやかで美味！

空を飛ぶA380。
ウィングチップが上下についているんだぁ。

いろいろな所に感動するA380ですが、いちばんのびっくりはその防音性。
korotamaたちの席は主翼のすぐ後ろだったのに、エンジン音が聞こえない。
いつエンジン掛けたの？いつ動き始めたの？ って、窓の外を見ていないとわからない。
機内、とても静かなので、自分もヘッドフォンをかけて映画を観ているのに、前席のヘッドフォンからの音漏れが気になるほど(@_@)
いやぁ、びっくり驚きたまげましたー。

シンガポール チャンギ国際空港には定刻通り、現地時間の 17:40 に到着しました。
日本との時差は -1時間なので、日本は18:40。7時間10分のフライトです。

雨の成田でしたが、こちらはいい天気。
青空のもと、A380 のお顔に カシャリ です。

やはり話題の機材ですね。
いつになくカメラを向けている乗客が多かったです〜（*^_^*）

念願のA380に乗れたお抱えカメラマンは大満足。
あまりに大きすぎて本当に空を飛ぶのか！ とちょっと不安だったkorotamaも広々とした雰囲気に大満足。

機内でシャッターを切るお抱えカメラマンを見て、何度か二人の写真を撮ってくれたSQのスッチーも美人でスタイル良くて、とっても親切でした〜\(^o^)／