今回の旅行で、一番楽しみにしていた Wineglass Bay/Hazards Beach circuit ハイキング。<br />どんなに美しい景色に出会えるのだろうか、と、歩く前からワクワクそわそわでした。<br /><br />ところが、、、、、<br />korotamaの心の中には、美しい景色を押しのけて、ワラビーたちがどっかりと、いや、ちょこりんと、焼き付いてしまったのでありました。

タスマニアを歩く(09) ワラビーに出会えた Wineglass Bay/Hazards Beach circuit ～2009年 GW～

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2009/04/25 - 2009/05/06

11位(同エリア18件中)

#ハイキング・登山

korotamaさん

今回の旅行で、一番楽しみにしていた Wineglass Bay/Hazards Beach circuit ハイキング。
どんなに美しい景色に出会えるのだろうか、と、歩く前からワクワクそわそわでした。

ところが、、、、、
korotamaの心の中には、美しい景色を押しのけて、ワラビーたちがどっかりと、いや、ちょこりんと、焼き付いてしまったのでありました。

エリア

フレシネ国立公園周辺(オーストラリア)

交通手段: レンタカー

航空会社: カンタス航空

トレイルの入り口はビジターセンターから車で5分ほど走ったところにある Wineglass Bay Carpark です。
駐車場に入ると、いるではありませんか、ワラビーが！

驚かせてはいけない、と、ゆっくり走りながら、車の窓から写真を撮ります。

が、ちっとも逃げない、このワラビー。？？？
korotamaたちの後から来たハイカーに頭をなでてもらったり記念撮影をしてもらったワラビー君。
なぜ逃げないんだ (?_?)
眠そうに佇んでいます。

Bennetts Wallaby というらしい。
別の場所では別のワラビー君が観光客になでなでしてもらっていました。

で、korotamaも恐る恐る手を伸ばしてみた。
と、ワラビー君の方から鼻を寄せてきた。

なんだか納得。
彼らは人間から食べ物を貰ったりなんかしているんですね...

リスと違って、ワラビーは噛まないよねぇ。
10分以上もワラビー君と過ごしてしまいました。

日が短いから早く歩き始めなくっちゃ！
と、まずはトイレです。
駐車場横に立派なのがありました。
きれいです。
トレイルの入り口に、入山者ノートがありました。
日帰りの場合も書きなさーい、とありましたので、記名しました。
中ほどの、ループ状になっている点線が Wineglass Bay/Hazards Beach circuitです。

まず Wineglass Bay Track を歩き、展望台から Wineglass Bay を眺めたあと、Wineglass Bay の浜に下りていきます。
その後、Isthmus Track を歩いて半島を横切り、半島西側の Hazards Beach に出ます。
そして Hazards Beach Track を歩いて Wineglass Bay Carpark に戻る、約11km、5時間のコースです。

Mt.Mayson の周りをぐるりと1周するのですね。
9:50、歩き始めます。
（予定より1時間以上遅い…。）
想像していたよりも整備されているトレイルです。
道は Tea Trea や Heath-myrtle の茂みに囲まれています。
Mt.Mayson
ごつごつした岩山です。
Tea Tree の花が咲いていました。
古くからアボリジニが薬として利用しているそうです。
日本でもアロマオイルとして知られていますね。
巨大な岩に囲まれたトレイル
Mt.Mayson の斜面にも大きな岩。
マーブル模様がきれいだな。
Coles Bay を一望
ここから Wineglass Bay Lookout までは石段が続きます。
あと400mほどです。
大きく欠けた岩！
展望台が見えてきました。
Mt.Amos の山腹にある感じでしょうか。
展望台に到着です。

Wineglass Bay を一望できます。
なんとも美しい青なんでしょう！

この、緩やかにカーブした白い砂浜がワイングラスのよう、と言うわけですね。
赤ワイン用のグラスっぽいですねー。

けど、korotamaとしては、グラスよりも中身のワインのほうがいいなぁ (^^ゞ

えー、ここまでは約1.5km。35分ほどでしょうか。
展望台はさほど広くはないので、ササッと写真を撮って、先に進みました。
山を下り、Wineglass Bay の砂浜へと向かいます。

これまでの歩きやすい道とは異なり、多少荒れた、山道らしい山道に変わりました。
転ばないように下っていくと、森の中でなにやら動くものが。

インコです。
あなたは何インコさんなのかな？
変わった花。
Silver Banksia というようです。
Silver Banksia のなれの果て？
硬そうな実です。
幹がねじれにねじれているユーカリの木
枯れ木の林･･･
山を下ること40分。
Wineglass Bay の浜に到着しました。
と、

あれ〜〜〜、砂浜にワラビーがいる〜〜〜。
ハイカーに撫でてもらったり写真を撮ってもらったり！
あのワラビー君が気になりながらも、korotamaは砂浜を散歩。

きれいな砂浜です。
なぜか、海に浸かって電話しているハイカー(・・?
あなたはハシブトカモメのお子さんでしょうか？
出発しようかねー、と砂浜を戻る途中、先ほどのワラビー君が、今度は女の子に撫でてもらっていましたー。
離れたところから写真を撮らせてもらっていたら、

ありゃっ！
korotamaのほうにやって来た！

女の子は残念そう。
食べ物をもらえると思ったのかなぁ。。。

君にあげるものはありませんよー、と、代わりにkorotamaも撫でてみました。
首筋や鼻筋を撫でてあげると、まぁまぁ、なんとも気持ちよさそう。

korotamaは、というと、野生動物を触っている〜^^;、と、ちょっとドキドキ。
またまた時間をくってしまいました。

名残を惜しみつつ、ワラビー君にさよならしました。
Hazards Beach 目指して Isthmus Track を歩きます。

すかすかの林の中を冷たい風が吹きます。
寒いので、ヤッケを羽織りました。
平坦な道が続きます。
鳥さん発見！
Silver Banksia と思われる花で鳥さんが蜜を吸っています。
こちらはメジロキバネミツスイさんでしょうか。
ちょっと怖い眼つきです。
木道がありました。
Hazards Lagoon と呼ばれる辺りで、湿地帯になっていました。
Grass Tree と呼ばれる植物です。
とてもゆっくり成長するのだそうです。

この辺りの Grass Treeは、人間により持ち込まれる菌によって、根が腐るという病気にかかっているとか･･･。
Hazards Beach が見えました。

ちょっとした丘なのですが、海からの強風に、砂の攻撃にさらされました！
Hazards Beach です。
向こうに見えているのは Mt.Freycinet でしょうか。
ともかく風が強かった！
そのせいで、砂がバンバン飛んできます！

名前にぴったりの環境(~_~;)

できれば砂浜に座ってお昼ごはんをとりたかったのですが、それどころではありません。
景色を楽しむどころか、まっすぐ歩くのにも四苦八苦。
足早に Hazards Beach を後にします。

ものすごい風とは裏腹に、砂浜の隅っこでは可憐な花が咲いていました。
Hazards Beach から5分ほど歩いたところに、眺めがよく、風からも逃れられる昼食ポイントを発見しました。

遠くに Promise Rock と思われる岩が見えます。
望遠レンズで覗き込んでみると、海鳥がたくさん止まっていました。
おなかも満たされ、そろそろゴールに向かうかなー、という気分で再び歩き始めました。

こんな岩肌を歩いたりもします。
Mt.Mayson

屏風岩みたい？
右の岩、落ちてこないのかなぁ。
また鳥さんだ！
木についている虫を食べていましたー。
ごろごろトレイルです。
Mt.Mayson

芸術作品に見えちゃうなぁ。
なんとなく元気がなく見える Grass Tree
Great Oyster Bay を一望
Heath-myrtle の花が咲いていました。
美容院に行ってきたかのような Grass Tree。

ゴールもそろそろですー。
はい、歩き終わりました。
15:05、ゴールです。5時間15分、よく歩きました。

トイレを済ませ、駐車場へ行くと、おぉ、ワラビーの群れだぁ。

なにやら地面を舐めています。
ジュースか何かがこぼれていたのでしょうか。
人間をまったく恐れていません。
そして、、、、、、

ワラビーの子どもが自分ひとりの世界に浸っているではありませんか！
養生中で、人間は入れないエリアです。

耳の後ろを、かいかいかいーっ、ってしたかと思えば、
陽に向かってうつらうつらしたり。
この無防備なくつろぎ方！
なんて可愛いのでしょぉぉヽ(^。^)ノ
Grand Teton のリスさんに次ぐ、感動でした！

ん？ Tetonのリスさん？
こちらをご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/korotama/album/10276760/