タスマニアを歩く(07) Bicheno でリトルペンギンに出会う ～2009年 GW～

2009/04/25 - 2009/05/06

Freycinet National Park を歩く拠点として選んだ Bicheno ビシュノの町は、タスマニア東海岸、フレシネ半島の北部に位置する小さな、静かで美しい町です。

温暖な気候に美しい海、白い砂浜、新鮮なシーフード、etc.
タスマニアにおけるリゾート地としても有名で、釣りやスキューバダイビング、ゴルフなどのアクティビティも盛んだそうです。

そして、リトルペンギンのねぐらでもあります！

エリア オーストラリア

• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: カンタス航空

宿泊は、
Best Western Beachfront Bicheno Family Resort 。
メインストリート（Tasman HWY）沿いに建つモーテルで、部屋からは海を眺めることができました。

レストラン、ボトルショップも併設されていて、便利。


Best Western Beachfront Bicheno Family Resort
232 Tasman Highway, BICHENO TAS 7215

部屋は広くて明るいです。
ダブルベッドとシングルベッドが１つずつ。
残念ながら電子レンジはありませんでしたが、冷蔵庫はあります。

バスルームも明るく清潔感たっぷりです。
アメニティをピンクのタオルの上にランダムに置くのも、またお洒落。

ある日の朝食。

牛乳はホテルのサービスです。
オーストラリアやニュージーランドのモーテルでは牛乳のサービスがあるので、ありがたいですね(^。^)
手前のパンは、Rossのパン屋さんで買った食パンです。
真ん中に大きな穴(^_^;)

小さい町 Bicheno にもレストランはいくつかあります。
が、初日にオーダーストップぎりぎりに飛び込んだ、ホテル近くの Sea Life Centre Steak & Seafood Licenced Restaurant が、雰囲気も味もとても良かったので、二晩ともこちらでいただきました。

Licensed restaurant ですが、一人AU$3.00で、ワインのみ BYOも可能です。
シーフードはお持ち帰りもできるので、部屋にキッチンがあれば、部屋食も楽しめますね。


Sea Life Centre Steak & Seafood Licenced Restaurant
1 Tasman Hwy, Bicheno,TAS 7215

ワインは楽しみの牡蠣をいただくため、白を。
タスマニア北部のワイン産地 Tamar Valley にあるワイナリー Tamar Ridge Estate の Devil's Corner 2008 CHARDONNAY です。
とても飲みやすく、くいっくいっ！ と杯がすすんでしまいました(*^_^*)

そして、牡蠣。
小さめではありましたが、クリーミーで、あっという間にペロリッ！

お腹が空いていなかったkorotamaは、クラムチャウダー。
お抱えカメラマンは、Dinner Special の King Dory のフライです。
Dory ってどんな魚なのか、お店のおばさんが説明してくれたのだけれど、いま一つわからない。日本のなんちゃらかんちゃら…(・・?
マトウダイという魚のようです。
これ、フライではあるのですが、とてもあっさりしていて、お腹が空いていないkorotamaもついつい手が伸びてしまいました(^_^;)

食べ終わる頃、店内はkorotamaたちだけ。
スタッフもおばさんを除いては帰ってしまったよう…。
でも、食後のコーヒーは、一旦おとしたコーヒーメーカーを再度スイッチオンして入れてくれました〜〜〜（●＾o＾●）

AU$89.50、約6,700円。
ご馳走さまです〜〜〜！

で、2日目も来てしまいました。
スタッフさんの、「おや、また来たねー」の笑顔に迎えられました。

今晩は、ここ Bicheno のワインです。
Freycinet Vineyard の Louis Freycinet 2008 CHARDONNY。
歩き疲れた体を癒してくれます。

お抱えカメラマンは、Special の Chili Scallops −サンバル（Sambal）とフレッシュトマトソース仕立てでご飯の上に盛られていました（左）。
サンバルって辛味調味料なんですね。korotamaには火を噴くほど辛い料理でした。

korotamaは、Garlic Prawns−クリーミーガーリック仕立てでご飯の上に盛られていました（右）。
これ、あまりにも美味しかったので、ホバートのお宿の台所ではお抱えカメラマンがチャレンジすることとなりました（●＾o＾●）

今晩は部屋でさらにワインを楽しもう、と、コーヒーは抜きで終わりました。
AU$80.50、約6,000円。

はい、このレストランは海に面しているのです。
で、そのまん前の岩場に、いるではありませんか！
リトルペンギンが！
食後の散歩でお目にかかれたのです。
写真の真ん中です。数匹はいるみたい。

お抱えカメラマン、急ぎ、望遠レンズとCyber-shotを取りにホテルに戻りました。

カメラの用意ばっちりで構えたところ、4匹は確認できました。
これからこっちへ向かってくるぞー、とドギマギしながら待っていたら、なんと、近くにいたおじさんがペンギンたちの近くへのそのそと行くではありませんか(−−〆)

あ、、、ペンギンたち、警戒して岩場の陰にひっこんでしまいました(;O;)

おじさんが去った後、忍耐強く待っていたら、ようやく1匹が姿を現しました。
レストランの照明だけを頼りにシャッターを切ります。

徐々に仲間も姿を現し始めました。

何を話し合っているのでしょうかねぇ。

Cyber-shot の NIGHTSHOTモードでも撮ってみました。
なかなかの優れ機能です

きゃっきゃっきゃっ！
羽をパタパタさせてるぅ〜〜〜(*^_^*)
一日中、大海原を泳いできて、凝ってもいるのかなぁ？


この直後、レストラン閉店＆照明オフで辺りは真っ暗になってしまい、リトルペンギン観察も突然に終わってしまいました。
こののち彼らがどこへ帰っていたのかは定かではありませんが、いやぁ、貴重な体験ができました！

Bicheno、満天の夜空

ホテルに併設されているボトルショップで購入した、オーストラリア本土ニューサウスウェールズ Hunter Valley にあるワイナリー、McGuigan Wines の BLACK Label CHARDONNAY 2008 です。

リトルペンギンとの出会いを肴に、ホテルの部屋でいただきました(^。^)
レストランでも1本飲んできたので、ほんのたしなむ程度でしたけど。

お々ボトルショップで買った、持ち帰り用のフレシネワイン。

レストランでも味わった Bicheno のワイナリー、Freycinet Vineyard の、こちらは赤ワイン。
Louis Freycinet 2005 PINOT NOIR です。
さてさて、どんな味なのかなー。

Bicheno の町には海岸線沿いに Bicheno Foreshore Footway という散歩道があります。

リトルペンギンに出会ったのもこの道でした。

赤い点線が Footway です。
最終日の朝食前、Sea Life Centre 前から途中まで、散歩しました。

Bicheno Foreshore Footway
歩きやすく整備されています。

Waubs Bay

うーん、朝陽は雲の向こうです。

美味しそうな実

Wabus Bay

朝陽が雲から顔を出しました！

舌鼓を打たせてくれた Sea Life Centre Steak & Seafood Licenced Restaurant が朝陽に照らされています。

朝陽に染まる海岸

Wabus Bay

夏は海水浴で賑わうのでしょうか。

砂浜にリトルペンギンたちの足跡がありました！
korotamaが寝ている間に海へと繰り出してしまいましたねー。

Wabus Bay

ボートが停泊しています。

可愛らしいボート

なにやら記念碑がありました。

Australian Merchant Navy と書かれていました。

大きな岩の向こうの白いもの。
煙ではなく、岩に当って砕ける波です。
海岸淵は岩に隔てられて穏やかですが、波はかなり高い日でした。

お腹も空いてきたので、この辺りでホテルへと引き換えしました。
帰りは町中を散策しながら・・・。

Bicheno を去る際、町の西側にある Whalers Lookout に寄りました。
小山を10分ほど登ります。

坂やら石段やら。
整備されています。

中腹の見晴らし台から Bicheno の港が見えました。漁船が出て行くところでした。

大きな岩が天然の防波堤になっています。

岩の内側と外側ではこんなにも違う。

この岩は Governor Island と言うらしい。

Whalers Lookout に到着です。
1800年代初頭、Bicheno は捕鯨基地として栄えました。
このLookoutへの道もその頃に造られました。

町と、

海が一望できます。

Bicheno の最後は Blow Hole です。

岩場にふさふさの植物。
ボタングラス？ って、こんな岩場でも生息するのかな？

で、海に目を向けると、Blow Hole からザッボーンと潮が吹いています。

岩に穴が開いていて、そこから波が噴き上がるんですね。

迫力満点。
見飽きない光景でした。

Blow Hole に後ろ髪引かれる思いで、Bicheno を後にしました。