2007/02/15 - 2007/03/16
388位(同エリア408件中)
こんべるさん
カイロから寝台列車”アベラ・エジプト”に揺られて約12時間、600Km南にある町”アスワン”へ。
本当はこの日に”アブ・シンベル”へ行きたかったのですがそれも叶わず・・・仕方がないので町歩きと、フルーカに乗ってエレファンティネ島を観光しました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 船
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列車は朝4時に暗闇のルクソールに到着。
そこで目が覚めてから寝付けず、ベッドの中でもぞもぞしているうちに辺りが明るくなって来た。
車窓からはナイル川がすぐそこに見えます。 -
景色を眺めていると、ドアをノックする音が。
車掌のおじいさんが朝食を持ってきてくれました。パンばっかりでしたが普通に美味しかったです。 -
8:10、アスワンに到着。
殆どの人がルクソールで降りたのか、ここで降りる人は少しでした。 -
町へ出る前に3日後のルクソール行きのチケットを買う(一等 LE27)。
アスワン駅を出るとカイロと違い、駅前に荷馬車が走っていたりしてのんびりとした雰囲気。 -
ここで目星を付けたホテルは”El Salam”。
地図で見ると700メートルくらいなので歩いていく事に・・・しかし、道中フルーカの勧誘のしつこい事!荷物を引いているのに何人も声をかけてくる・・・それとホテルまで結構遠く、結局30分かかってしまいました。 -
部屋を見せてもらい、このホテルに決定。
泊まる前に今日アブ・シンベルへ行って、明日帰って来られるか受付にいたお兄さんに聞いてみた。
すると、タクシーでアブシンベルまで行って、明日ホテルの日帰りツアーに合流して帰って来いとの事。もちろんタクシーは自分持ち、かなりの高額・・・友達の運転手を早速紹介するとたたみかけて言う・・考えると言ってその場を退散。 -
部屋はこんな感じ。
新しくは無いけど、それなりに清潔。 -
このホテルは”コルニーシュ通り”に面していて、部屋からはナイル川が見渡せます。
ちなみにこのホテル、ナイルビューでもそうでなくても料金は同じでした。 -
とりあえず1泊だけ部屋を押さえて、アブ・シンベル行きの往復ツアーを探しに町に出ました。
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しかしこの町、ツアー会社や代理店が殆ど無い・・・数少ないお店も、どこに行っても今日出発のツアーは無いとの事。仕舞いにはお土産家の親父にまで馬鹿高いツアー(明日朝出発、1泊2日夕・朝食付き 2人でLE1200、最後にはLE900までなったが癪だったので断った)まで勧められるし・・・
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今日アブ・シンベルへ行くのは諦めて、町歩きに切り替えスークの中をぶらつく。まだお昼過ぎなのか観光客もまばらで、お店の人達もやる気なさそうでした。
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そのまま一度ホテルに帰ると、日本人2人組みがチェックインに来ていた。
少し話をすると、この後の予定はないそうなので、その2人を誘って一緒にフルーカに乗ることに。 -
表に出ると無数の客引きがやってくる。
その中から人の良さそうなおっちゃんを選び、価格交渉。1時間LE20で交渉成立。 -
この人が船長。1人で頑張って船を操っていました。
今日も砂嵐が巻き起こっているみたいで、視界はあまり良くない。 -
遠くの山の上に見えた”アガ・ハーン廊”。
曇っているのではっきり見えない・・・ -
風に吹かれ、ナイル川を静かに進むフルーカ。頬をかすめる風がすごく気持ち良い。
写真に写っているのは”ナイル殺人事件”で有名な”オールド・カタラクト・ホテル”。 -
1時間かけてエレファンティネ島の周りを回った後、島へ上陸。この島にはアスワン博物館、ナイロメーターやクヌム神殿等の遺跡があります。ちなみに、島の入場料に全て含まれています。
写真に写っている建物は”アスワン博物館”。中は狭く、あまり見所はありませんでした。 -
これは”ナイロメーター”。
この階段の横に目盛りが刻んであって、それによってナイル川の水位を計ったそうです。 -
”クヌム神殿”に残る2本の柱。
近くで見ると柱一面に、細かくヒエログリフが刻まれていました。 -
”クヌム神殿”は結構広く、保存状態も悪いので何がなんだか・・・でも、修復作業も行っているみたいで、妻の話によると以前(17年前)に比べてだいぶ見やすくなっているそうです。
向こうに見える茶色の建物はヌビア人の民家です。 -
遺跡と村の間には大きな柵が設置されていました。
でも、端の方は柵がなかったのであまり意味が無いような・・・ -
遺跡からの帰り道、野生なのか飼われているのか判りませんが、山羊がいました。
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エレファンティネ島観光も終わり、アスワンの町へ戻る。途中風が凪いできて、最後は無理やり接岸。下ろされた場所は”Aswan Moon”と言うレストランの中・・・気まずい雰囲気の中外に出ました。
フルーカは2時間40分乗って、4人でLE60(3時間分)+LE7(バクシーシ)払いました。 -
一緒にフルーカに乗った2人と別れ、一度ホテルへ戻る。
少し休憩した後、夕食もかねて夜のスークへ。 -
アスワンのスークは、カイロのよりこじんまりしていて歩きやすい。
ここでは「もうかりまっか」「さらばじゃ」「やまもとやま」「やくざ」と言う定番の日本語で頻繁に話しかけてきます。中には呼び込みを断ると「なんで、なんでなんで!」なんて言う最近のギャグまで言っていました。いったい誰が教えてるんだ!? -
夕食はここ”Drweesh(ダルウィーシュ)”で食べました。
ここは全てセットメニューで、料金も書いてあるのでぼられることはありません(メニューを見たら現地人価格より+LE1されていました。でも良心的だと思う)。
店の人も気さくで少し話していると、地球の歩き方に載ってるこのお店のコメントが気になるのか、英訳させられました(笑)。 -
これでセットメニュー一人前(LE10)。
味は普通、この値段でこの量ならかなり満足できるレベル。 -
食事を終え、隣にあったお店でこの旅行初のフレッシュジュースに挑戦。
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マンゴージュース(LE3)を注文。テイクアウトにするとビニール袋に入れて渡された・・・量も少ないし・・・
美味しいと噂のマンゴージュースだったのですが、期待しすぎたせいか今一つでした・・・ -
ホテルに帰り、明日のアブ・シンベル行きのツアーを予約(1泊2日ホテルなし&アスワン観光つき、LE120)。向こうでのホテル(Nefertari Hotel)も予約したいと言うと、電話を繋いでくれました。夜のフロントの人は昼にいた人と違ってすごく親切でした。
明日は3:40出発なので3:00には起きなければ。
と言うわけで、さっさと寝ました。
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