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3月の連休で、韓国へ行ってまいりました。<br />といっても、ソウル・釜山・済州ともにある程度観光はしてしまっている。<br />そこで、最近は田舎へ足をのばします。<br /><br />今回は、安東というところへ訪れます。<br /><br />ここの見所は、河回村(ハフェマウル)<br />文字通り、川がS字型にカーブして流れ、その川に囲まれた村には、古家や昔ながらの建築物が立ち並び、まるでタイムスリップしたかのような、昔の趣が感じられる村なのです。<br /><br />ここ河回村では、河回別神グッ仮面舞という民俗文化が残っていて、毎週日曜の15:00から公演も行われているという。<br />今回の旅の初日が日曜であり、間に合えばと思っていたのだが、東京から韓国、しかもソウルから3時間もかかる地方都市のさらに田舎まで、その日のうちにたどりつくのは無理がありました(苦笑)・・・というか、初日は安東までたどりつくので精一杯。<br /><br />河回村を含め、安東周辺の観光は実質2日目でまわることなります。<br /><br />1・3日目は移動時間が長いですが、まあ車窓風景をぼーっと眺めるのも悪くないです。最近の忙しい生活からの、一瞬の解放。こうしている時間というのも、必要なのかもしれません。<br /><br />3月ということで、もうすぐ春ですが、韓国はまだまだ寒かった。<br />真冬の装備をして出かけました。その分、オンドルの部屋は暖かくて心地よかった。<br /><br />━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br />■ 行程 ■<br />3/21(日)<br />羽田→金浦(NH1291)<br />東ソウル→安東(高速バス 3h)<br />(安東泊)<br /><br />3/22(月)<br />安東からバスで、各観光地へ(すべて安東駅から往復)<br />陶山書院<br />安東民俗博物館<br />河回村<br />(安東泊)<br /><br />3/23(火)<br />安東8:35→清涼里12:48(鉄道 4h)<br />ソウル散策(東大門、南大門、明洞)<br />金浦→羽田(NH1294)<br />━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2010韓国・安東への旅】 河回村を訪ねて

10いいね!

2010/03/21 - 2010/03/23

86位(同エリア203件中)

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KOJI Take

KOJI Takeさん

3月の連休で、韓国へ行ってまいりました。
といっても、ソウル・釜山・済州ともにある程度観光はしてしまっている。
そこで、最近は田舎へ足をのばします。

今回は、安東というところへ訪れます。

ここの見所は、河回村(ハフェマウル)
文字通り、川がS字型にカーブして流れ、その川に囲まれた村には、古家や昔ながらの建築物が立ち並び、まるでタイムスリップしたかのような、昔の趣が感じられる村なのです。

ここ河回村では、河回別神グッ仮面舞という民俗文化が残っていて、毎週日曜の15:00から公演も行われているという。
今回の旅の初日が日曜であり、間に合えばと思っていたのだが、東京から韓国、しかもソウルから3時間もかかる地方都市のさらに田舎まで、その日のうちにたどりつくのは無理がありました(苦笑)・・・というか、初日は安東までたどりつくので精一杯。

河回村を含め、安東周辺の観光は実質2日目でまわることなります。

1・3日目は移動時間が長いですが、まあ車窓風景をぼーっと眺めるのも悪くないです。最近の忙しい生活からの、一瞬の解放。こうしている時間というのも、必要なのかもしれません。

3月ということで、もうすぐ春ですが、韓国はまだまだ寒かった。
真冬の装備をして出かけました。その分、オンドルの部屋は暖かくて心地よかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 行程 ■
3/21(日)
羽田→金浦(NH1291)
東ソウル→安東(高速バス 3h)
(安東泊)

3/22(月)
安東からバスで、各観光地へ(すべて安東駅から往復)
陶山書院
安東民俗博物館
河回村
(安東泊)

3/23(火)
安東8:35→清涼里12:48(鉄道 4h)
ソウル散策(東大門、南大門、明洞)
金浦→羽田(NH1294)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
ANA

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  • 3月21日<br /><br />東ソウル高速バスターミナル<br /><br />ここから各地へのバスが出発していく。<br />目指すべき安東へのバスも20分に1本と本数はたくさん出ています。

    3月21日

    東ソウル高速バスターミナル

    ここから各地へのバスが出発していく。
    目指すべき安東へのバスも20分に1本と本数はたくさん出ています。

  • バスに乗り込む前に、缶コーヒーでも仕入れるかと自販機へ。<br />うっかり押してしまったのは、韓国のスポーツドリンクだった。まあ、これから沢山動くだろうし、栄養を補給しよう。<br /><br />VITA POWERっていうのか。日本のオロナミンCみたいな味でした。(あまり普段飲まないからわからないけど)

    バスに乗り込む前に、缶コーヒーでも仕入れるかと自販機へ。
    うっかり押してしまったのは、韓国のスポーツドリンクだった。まあ、これから沢山動くだろうし、栄養を補給しよう。

    VITA POWERっていうのか。日本のオロナミンCみたいな味でした。(あまり普段飲まないからわからないけど)

  • 3時間して到着した安東のバスターミナル。<br />いかにも地方らしい。

    3時間して到着した安東のバスターミナル。
    いかにも地方らしい。

  • 翌日以降のことも考えて、時刻表を確認しておく。<br /><br />東ソウルは、英語表記もあって苦労しなかったけれど、ここはハングルオンリー。<br />えっとー、どこだ?

    翌日以降のことも考えて、時刻表を確認しておく。

    東ソウルは、英語表記もあって苦労しなかったけれど、ここはハングルオンリー。
    えっとー、どこだ?

  • 時間も16:00を過ぎており、今日はおとなしく安東の町をぶらぶら。夕飯の場所を探すのも兼ねて。<br /><br />安東では「チムタク」という鶏の甘辛煮付けが発祥の地だそうで、食べてみたく探してみる。<br />地図を見ると、チムタクの店が並ぶ通りがあるそうな。

    時間も16:00を過ぎており、今日はおとなしく安東の町をぶらぶら。夕飯の場所を探すのも兼ねて。

    安東では「チムタク」という鶏の甘辛煮付けが発祥の地だそうで、食べてみたく探してみる。
    地図を見ると、チムタクの店が並ぶ通りがあるそうな。

  • これが「チムタク」<br /><br />しかし、一人前の量ではない。多くのこしてしまいました。<br />こういう料理は、やはり複数で来ないと難しいですね。

    これが「チムタク」

    しかし、一人前の量ではない。多くのこしてしまいました。
    こういう料理は、やはり複数で来ないと難しいですね。

  • 3月22日<br /><br />安東駅<br /><br />駅のすぐそばにインフォメーションセンターがあり、そこで周辺観光地へのバス時刻表がもらえます。(しかも日本語版)<br />これは便利。安東を個人で旅行するなら、ますここに立ち寄って、地図と時刻表を手に入れましょう。

    3月22日

    安東駅

    駅のすぐそばにインフォメーションセンターがあり、そこで周辺観光地へのバス時刻表がもらえます。(しかも日本語版)
    これは便利。安東を個人で旅行するなら、ますここに立ち寄って、地図と時刻表を手に入れましょう。

  • 観光案内所でもらった、周辺観光地へのバス時刻表(日本語版)

    観光案内所でもらった、周辺観光地へのバス時刻表(日本語版)

  • 裏面には、駅周辺マップが。<br />これは重宝します(^o^)

    裏面には、駅周辺マップが。
    これは重宝します(^o^)

  • というわけで、1日4本しかない路線バスで最初に訪れたのは「陶山書院」

    というわけで、1日4本しかない路線バスで最初に訪れたのは「陶山書院」

  • 1000ウォン札の肖像になっているイ・ホァンの徳をたたえるために、彼の弟子達が建てたと言われている。

    1000ウォン札の肖像になっているイ・ホァンの徳をたたえるために、彼の弟子達が建てたと言われている。

  • 川の向こうに、円形の丘を発見。<br /><br />「試士壇」といって、地方儒学者達の士気を高めるための特別科挙「陶山別試」が行われた場所だという。

    川の向こうに、円形の丘を発見。

    「試士壇」といって、地方儒学者達の士気を高めるための特別科挙「陶山別試」が行われた場所だという。

  • 帰りのバスを逃してしまったら大変です。なにせ1日4本ですから。<br /><br />でも、陶山書院でちょうど1時間くらい見学したら、折り返しのバスがやってくるというように、観光客にしてはありがたいダイヤになっています。

    帰りのバスを逃してしまったら大変です。なにせ1日4本ですから。

    でも、陶山書院でちょうど1時間くらい見学したら、折り返しのバスがやってくるというように、観光客にしてはありがたいダイヤになっています。

  • お昼は、本当は安東風手打ち麺とかを食べたかったのだけど、お目当ての店は空いておらず。<br />普通の冷麺となりました。

    お昼は、本当は安東風手打ち麺とかを食べたかったのだけど、お目当ての店は空いておらず。
    普通の冷麺となりました。

  • 次に向かうのは、安東民俗博物館。<br />3番バス(安東ダム方面)に乗りますが、こちらは比較的本数はある。といっても1時間1本程度ですが。

    次に向かうのは、安東民俗博物館。
    3番バス(安東ダム方面)に乗りますが、こちらは比較的本数はある。といっても1時間1本程度ですが。

  • 安東民俗村の入り口。<br />博物館に併設しています。

    安東民俗村の入り口。
    博物館に併設しています。

  • 安東民俗博物館の中。<br /><br />仮面舞の様子を展示したもの。<br />ちょうどこの後、これが行われている河回村へ行くが、仮面舞が行われるのは、日曜の15:00のみなので、実物は見学できない。<br />なので、この展示を見て想像しよう(笑)

    安東民俗博物館の中。

    仮面舞の様子を展示したもの。
    ちょうどこの後、これが行われている河回村へ行くが、仮面舞が行われるのは、日曜の15:00のみなので、実物は見学できない。
    なので、この展示を見て想像しよう(笑)

  • 同じく民俗博物館の展示から。<br /><br />「輿遊び」<br />毎年陰暦8月15日に書堂の学童たちが中心となって行われていた民俗遊びである。<br />

    同じく民俗博物館の展示から。

    「輿遊び」
    毎年陰暦8月15日に書堂の学童たちが中心となって行われていた民俗遊びである。

  • 安東に戻り、次に向かったのは、今回の本命「河回村」(ハフェマウル)<br /><br />安東からはバスで50分。

    安東に戻り、次に向かったのは、今回の本命「河回村」(ハフェマウル)

    安東からはバスで50分。

  • まずは、入り口にある地図で全体像を確認。<br />どこから歩いていこうかな。<br /><br />「河回村」の名前とおり、川に囲まれた面白い地形をしています。

    まずは、入り口にある地図で全体像を確認。
    どこから歩いていこうかな。

    「河回村」の名前とおり、川に囲まれた面白い地形をしています。

  • 途中で見つけた民泊。<br /><br />泊まろうとも思ったのですが、あまりに寒すぎて、部屋は結局やめてしまいました。

    途中で見つけた民泊。

    泊まろうとも思ったのですが、あまりに寒すぎて、部屋は結局やめてしまいました。

  • タイムスリップしたかのような感覚。<br />現在を示すものはほとんどありません。<br />時々、受信アンテナとかが見えるけれども。

    タイムスリップしたかのような感覚。
    現在を示すものはほとんどありません。
    時々、受信アンテナとかが見えるけれども。

  • 公園にはブランコがあった。<br />揺れていたので、ついさっきまで誰かが遊んでいた模様。(といっても子供が住んでいる気配はあまり感じられないので、観光客が遊んで行ったのかな)

    公園にはブランコがあった。
    揺れていたので、ついさっきまで誰かが遊んでいた模様。(といっても子供が住んでいる気配はあまり感じられないので、観光客が遊んで行ったのかな)

  • 芙蓉台<br /><br />河の向かい側に、奇岩がたっている。<br />渡し船で対岸に渡り、岩に登れば、河回村が一望できるそうだが、船は運航されていなかった。

    芙蓉台

    河の向かい側に、奇岩がたっている。
    渡し船で対岸に渡り、岩に登れば、河回村が一望できるそうだが、船は運航されていなかった。

  • 17:00のバスで安東へ帰ることにしました。

    17:00のバスで安東へ帰ることにしました。

  • 安東のグルメストリート。<br />いろんなお店がこの通りに集結しています。

    安東のグルメストリート。
    いろんなお店がこの通りに集結しています。

  • 今夜の夕食はクッパ。あたたまるなあ〜

    今夜の夕食はクッパ。あたたまるなあ〜

  • この日は暖まりたいと思い、「ホテルカリフォルニア」という名のホテルへ。シングル40000ウォンの割には、広い部屋、そしてなんとPCが部屋に用意されていた。なんともありがたい環境(笑)

    この日は暖まりたいと思い、「ホテルカリフォルニア」という名のホテルへ。シングル40000ウォンの割には、広い部屋、そしてなんとPCが部屋に用意されていた。なんともありがたい環境(笑)

  • 3月23日<br /><br />この日は、一路ソウルに向かいます。<br />安東に来るときは高速バスだったので、帰りは鉄道ルートで戻ることにしました。<br /><br /><br />

    3月23日

    この日は、一路ソウルに向かいます。
    安東に来るときは高速バスだったので、帰りは鉄道ルートで戻ることにしました。


  • ソウルの清涼里へ向かいます。

    ソウルの清涼里へ向かいます。

  • 昨日行った安東民俗博物館あたりが車窓から見えます。

    昨日行った安東民俗博物館あたりが車窓から見えます。

  • しばらく眠って起きてみたら、車窓からは一面の雪景色。<br />この線は、かなり山深いところを進みます。

    しばらく眠って起きてみたら、車窓からは一面の雪景色。
    この線は、かなり山深いところを進みます。

  • ソウルの清涼里駅に到着。<br />2年前は、ローカルで小さな駅だったけれど、見てのとおり大変身していた。

    ソウルの清涼里駅に到着。
    2年前は、ローカルで小さな駅だったけれど、見てのとおり大変身していた。

  • 夜の飛行機までは時間があるので、適当に市内を動くことにします。<br /><br />というわけでまず東大門。

    夜の飛行機までは時間があるので、適当に市内を動くことにします。

    というわけでまず東大門。

  • これまた適当な店で昼食を。<br />「餃子入りスープ」をいただきました。

    これまた適当な店で昼食を。
    「餃子入りスープ」をいただきました。

  • 次に南大門へ向かう。<br />メガネのスペアをそろそろ作っておこうと思ったのです。<br /><br />南大門市場は、メガネ店がたくさん立ち並ぶ。<br />「チョー安い」とか「10分でできます」とか(笑)

    次に南大門へ向かう。
    メガネのスペアをそろそろ作っておこうと思ったのです。

    南大門市場は、メガネ店がたくさん立ち並ぶ。
    「チョー安い」とか「10分でできます」とか(笑)

  • この店でメガネを作ってもらいました。<br /><br />その後は、明洞で足マッサージをしてたら、そろそろ行かなくてはならない時間に。<br /><br />金浦空港へ向かい、夜19:40の羽田便で日本へ戻りました。<br />

    この店でメガネを作ってもらいました。

    その後は、明洞で足マッサージをしてたら、そろそろ行かなくてはならない時間に。

    金浦空港へ向かい、夜19:40の羽田便で日本へ戻りました。

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