2007/03/07 - 2007/03/27
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コイワカメラさん
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勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))と、瀾滄江(メコン川)を挟んだ南側に位置する景哈。
勐罕からは片道1元の渡し舟で行き来する事ができる。
景哈は、その南側にある回長、搭亥、戈牛や、ミャンマーとの国境貿易が行なわれる布朗村などの、少数民族の住む辺境の村への中継地でもある。
未舗装の農道のみが村々を結び、家畜が自由に放し飼いされている、本当の田舎だ。
観光客の姿など見ることもないし、地元の人も道を行き来するのは、景洪へ出かける人達だけのひっそりとした村だ。
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西双版納を流れる瀾滄江(メコン川)には、あまり橋が架けられていない。
景洪の様に、川を中心に街が広がっている場所がほとんど無く、また川の両岸に街同士が向かい合っている所も無いためなのだろう。
川幅が広いのも、一つの原因でもあるのだろうが。 -
橋が架けられていない代わりに、たくさんの渡し舟が瀾滄江を行ったり来たりしている。
サンパンのような手漕ぎの木っ端舟から、大型のフェリーまで色々だ。
ここ勐罕と景哈もたくさんの渡し舟で結ばれているが、中には人民開放軍によって作られた本格的な港があり、中型のフェリーが人や荷物を運んでいる。 -
利用する人の多くは、景哈以南の人たちが、用足しのために勐罕に訪れるのがほとんどだ。
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勐罕と景哈を分かつ瀾滄江の川幅は狭く、200メートルほど。
その間を、人一人1元の料金で対岸に運んでくれる。 -
屋根無しの貨物用のフェリーが、横付けされている。
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渡し舟に時刻表などあるはずも無く、ある程度の数の乗客が集まるまで操縦士はお昼寝です。
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そこそこの人数が集まると、やっと出発です。
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わずか2〜3分の船旅で、対岸の景哈に着きます。
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景哈は街と言うより「村」。
舗装道路は船着場周辺のみで、あとは農道が奥へ延びるのみです。 -
宿などは見当たらず、船着場周辺に5〜6軒の飯屋や雑貨屋があるのみです。
歌舞庁の看板もありましたが、今は営業していないようです。 -
小さな村のわりに大き目の病院がありましたが、サナトリウムのような雰囲気でした。
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船着場からまっすぐ南に歩いていきます。
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辺境に行けば行くほど、色々なスローガンを目にします。
これは一人っ子政策によって、男の子を重要視する田舎の風潮を正すものでしょう。
少数民族には、一人っ子政策は適用されないため、漢民族入植者向けのスローガンでしょう。 -
タイ族やハニ族、プーラン族は貧素でも一軒家に住んでいるのに対して、漢民族は集合住宅にまとまって暮らしています。
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本来の村の入り口なのか、高めの椰子の街路樹がゲートのように連なります。
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それを抜けると、農道が各々の家に延びるのみの風景が続きます。
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道端には、家畜らしい鶏がとぼとぼと歩いています。
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道端に、いきなり豚小屋が登場したりもします。
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用水路にも、家畜らしき家鴨が水浴びをしています。
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その、凄く奥まった所に一軒家の、淡水魚専門のレストランがあります。
観光客用ではなく、ジモティー用のようです。
ショップ・ハウスです。 -
本当の田舎の風景を堪能して、勐罕へ帰ります。
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帰路もまた1元フェリーです。
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勐罕に行く人が多いらしく、さほど待たずに船内は客でいっぱいです。
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ミャンマーとの国境付近から来たらしい、プーラン族のおばあさんの姿が目立ちます。
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勐罕から、ほんの数時間のエクスカーションです。
帰ったら昼寝でもするか。
そんなのんびりした気分になりました。
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