東北ZIGZAG紀行 4（鳴子温泉～湯野浜温泉）

2007/04/05 - 2007/04/09

「春立てる霞の空に、白河の関越えんと、そぞろ神のものにつきて心を狂はせ…」の心境で旅立つも、そこは現代人。徒歩で参るわけにもいかず、新幹線を駆使して東北の駅弁と温泉を楽しんできました。

エリア 山形

• 交通手段: JRローカル

明けて4日目。
鳴子から陸羽東線を新庄まで行き、日本海に抜ける陸羽西線に乗り換え。
陸羽西線は、名づけて「奥の細道最上川ライン」。
うんうん、「五月雨をあつめて早し最上川」ですな。
車窓からは“青葉の隙々に落ちて”の白糸の滝も見えた。
最上川ラインが終わる余目からは、羽越本線で鶴岡まで移動。
ここから芭蕉は酒田へ、我々は夕日が美しい事で有名な湯野浜温泉に一泊して東京に戻ります。

旅程最終日の本日は宿もグレードアップ。
オーシャンビューの露天風呂につかりながら、名物の夕日を拝見。
お料理も有名な旅館ゆえ、お湯の後の夕飯にも期待大♪
板長の名前が記されたお品書きの通り、料理が出るわ出るわ…

まずは、
庄内浜地魚のお刺身
イカの醤油漬
菜の花海老白和え
オリジナル・イチゴの食前酒の香りのいいこと〜

ずわい蟹
蛤素焼
焼き〆鯖寿司
蓮根煎餅
姫螺

海鮮鍋

鴨のソテー
カクテルオニオン添え
パイ包み焼き

桜鱒の木の芽焼き

勧められて頂いた地酒がとてもおいしかったので、1升瓶2本を宅配してもらう事に。
デザートのイチゴ入りレモンゼリーもすっきりとして絶品だった。

オーシャンビューの客室と露天風呂、ゆったりと高級感溢れる館内、手の込んだ美味しいお料理。
すべてが至れり尽くせりのこちらの宿・游水亭いさごやさんには、ぜひ機会を見つけてまた泊まりたいですね〜。
終わりよければすべてよし、ということで今回のZIGZAGみちのくの旅はおしまいです。