チェンマイ日記　２０１０年バイクで帰ろ！チェンマイへ　パーンマパー滞在記　２日目

2010/10/19 - 2010/10/19

昨日メーホーンソーンとパーイの間、パーンマパーにやって来ました。

いろ〜んな少数民族の人らが混ざり合って暮らしてて、ホンマ感じのええ町？村？ですわ。

民族衣装を見てるだけでも飽きひんのう〜！

エリア その他の観光地(タイ)

１０月１９日朝７時半、バイクで500メートル先のタラーッ（市場）へ。。。と思ったら、なんか1095号線沿いにエラいぎょうさん露店が並んでますわ〜！

路肩にバイク停めてあっちこっち歩いてると、どこでも見かけるんがこのリス族？の衣装ですわ〜。

このオレンジの帯みたいなヤツって、もしかして蛍光塗料か何か塗ってるんやろっか？工事現場の人がやってる蛍光ベスト並によ〜目立ってホンマわかりやすいで〜！

他の民族に比べてアタマ一つくらい背が高いような。。。色白のべっぴんさんが多い気もするのう〜。興味深い民族やわ〜。

タラーッでは一人だけやけど、ファランのおっちゃんの姿も見かけましたわ〜。ロンプラにはパーンマパー、載ってるんやろっか？

あっちこっち見て回って全体を把握したら。。。

朝ご飯です。オバチャンのコトバ、タイ語とは全然違うんやけど聞き覚えのある単語が聞き取れたんで、「ニースィーチョングォレンマ？（中国人ですか？）」って聞いたら、やっぱりそうですわ〜！名前忘れたけど黄色の小麦麺、辛いタレで頂きました。「ドゥシャオチェン？（ナンボ？）」「スィーウォーユエン（１５バーツ）」おお！懐かしい会話やのう〜！

食後はガーフェーダム（ブラックのコーヒー、１０バーツ）をしばきながら飲み物屋台のオバチャンと雑談です。タイヤイ（シャン族）やけど、お父さんがコンタイ（タイ人）、お母さんがタイヤイで、ハーシップハーシップ（５分５分）やって言うてましたわ〜。こうなってくるともはや顔立ちだけでは民族判定、不可能やね〜！

いっちばん遠い端っこで見つけた唯一！のパートンゴウォ（小麦粉を油で揚げたお菓子）屋台。写真の女性、あれ？どっかで見た気がするのう〜？って思ってたら、昨夜夜の屋台でムーヤーン（豚肉の照り焼き）屋台をやってはったオバチャンですわ〜！この人もタイヤイで、昼間はパナッグァーンコーンタナカーン（銀行員）やってるんやって。道理でかなりこぎれいなカッコしてはる訳やね〜！タイの銀行にはもっちろん、副業禁止みたいな就業規則、ないやろうしね〜。。。あ、パートンゴウォ１０バーツ、サンカヤ（緑色の甘甘のタレ）５バーツです。イェンリーナムナム！（タイヤイ語で「おおきに！」）

ついでにガソリンも満タン給油（1.55リッター、６０バーツ、前回満タン時からの走行距離８０キロ）して宿に帰って来ました。さて、今日はどこの村行こっかな〜？

今日の宿代400バーツを払うて、１１時前、小雨の中バイクでお出かけ。まずは昨日行った村へ行くおんなじ道へ。昨日行ったのはノーントーン村っていうらしいのう〜。。。

昨日の村を通りすぎるとすぐ急勾配の坂が。。。

ところどころ泥でぬかるんでるけど、ほぼコンクリート舗装されてるから大丈夫かな〜？

４キロほど行くと、村の入り口らしいとこにこんな飾り？が。何かの魔除けかな？中には古着？みたいなモンが入ってますわ〜。

村の中に入って行くとすぐ雑貨屋さんらしい家があったんで、バイク停めて「コーコォッ（サワッディー）」って言うて家に入ったんやけど、アレ？反応なし？どうやらサワッディーはリス語で「アボォモゴォ」って言うらしいですわ〜。うわ〜、僕って耳悪いのう〜！昨日聞いたんとぜんっぜんちゃうやんかっ？！

で缶コーヒー（１５バーツ）を買うて家の中を勝手にあっちこっち見てたら、リス族の衣装がぎょうさん！スゴい数やわ〜！

左の紫の方が普段着で、右のキラキラがいっぱい入った方は「ピセーッ！（特別！）」なんやって。おお、合コンに着て行く勝負服みたいなモンかな？

キチンとカバーに入れてる白い服は、年に１回、ピーマイヂーン（中国正月）の時だけに着るんやって！うわ〜、日本やったら着物みたいなモンかな？ちなみにピーマイヂーン、この辺では２月やそうですわ〜。メーサローンとか雲南省から来た人らが多い地区ではたしか１２月やのに、またそれとは違うんやね〜。いわゆる春節といっしょやね〜。

雑談してるうちに１２時過ぎたんで、急な坂を降りて来た道を戻って行きます。村のあっちこっちで赤と黄色の花が咲いててキレイですわ〜！

１２時半過ぎ、昨夜とおんなじオンさんのラーンアーハーンへ。お昼ご飯、ラープコム（モツが多くって苦めのラープ、３５バーツ）、カーオニヤオ１０バーツです。

そうそう、オンさんもタイヤイ（シャン族）なんで、ちょいタイヤイ語を教えてもらいました。アロイ＝ワーンヂャー、タオライ（カップ）＝カンヌー（オー）、コップクン＝イェンリーナムナム。おお、タイヤイ語ってワーンとかナムとか、何となくタイ語に通じるモンがあって覚えやすいのう〜。イェンリーナムナム！

１３時過ぎには宿に戻って、ラン川沿いのテラスでまったりネット。。。ああ〜、川のせせらぎを聞きながらのネットって、癒されますわ〜。部屋の中よりもこのテラスの方が、なぜかWiFiの電波も強く飛んでるみたいやしのう〜。。。小雨は一日中降り続いてるような感じやし、夕方までここでまったりしてよっかな〜？

結局夕方までテラスでネットしてから１９時前、バイクでオンさんのラーンアーハーンへ。晩ご飯、パップリックゲーンムー（豚肉のレッドカレー炒め）、３０バーツです。バイマクゥー（こぶミカンの葉っぱ）をぎょうさん入れてもうた特製ですわ〜！イェンリーナムナム！（タイヤイ語で「おおきに！」）

食後は客がみんな帰ったんで、オンさんの晩酌につきあってビアリオ１杯だけ頂きました。お返し？につまみのポテチ（２０バーツ）買うてあげて、雑談です。年中無休で働いてるから結構疲れがたまってるみたい。。。メニューを英語で書いて！って頼まれたんやけど、断りましたわ。だって、英語メニューが必要な人はパーイに行くから、ここ（パーンマパー）はそんなモン、要らんのやって！分かってくれておおきに！

この旅行記へのコメント （5）

• shinさん 2010/10/20 08:31:51

  お久しぶりです

  パーイには行ってみたいですねえ。
  
  タイ人からパーイは、最近人気が急上昇した観光地で、行ってみたい観光地でトップ3に入っているらしいですよね。僕もメーホーソーンとパーイは近々行ってみたいと思っていました。しかし、Kengさんは行動力あるなあwww.

  keng-kengさん からの返信 2010/10/20 12:45:48

  パーイですか！

  Shinさん、おひさしぶりです！
  アユッタヤー、お疲れさまでした。ナムトゥワム（洪水）は大丈夫やったんでしょうか？
  ここんとこタイでは連日テレビのトップニュースでコラート、アユッタヤー、ロッブリーのナムトゥワムの映像を流してますわ〜。まあ直接の原因は大雨やなくって、上流のダムが貯水限界を越えたんで放流、で下流域が洪水になったって話みたいですんで、アユッタヤーも雨自体は大したことなかったのかな〜って思ってますが。。。
  
  パーイはどうも数年前にタイのトレンディドラマ？の舞台になって、それでタイ人の若者に人気の村になったとか。。。ぜひ乾季のハイシーズン（１、２月）に行って見て下さい。真っ白のダウンジャケット着たタイ人の女のコが、りらっくまの帽子なんか被って、互いに写真撮りまくってる微笑ましい光景に出会えると思いますよ〜。あとなぜかパーイから友達にはがきを出すのが流行ってるみたいで、どこのカフェでも色鉛筆セットを用意して、はがきを書くタイ人需要に対応してましたわ〜。
  
  僕が行ったのは去年の１月で、何の予備知識もなくTシャツと半パンで行ったんで、おかげで死ぬような寒さを味わえましたわ〜、はは。

  ゲストさん からの返信 2010/10/21 10:22:10

  割り込み失礼します

  Shinさん、メーホーソーン制覇まだでしたか？
  私もKeng Kengさんの旅行記でメーホーソーンに興味が沸いてきたところです、
  チェンマイ集合とかでメーホーソーンを廻る･･･
  ご一緒できれば楽しそうですね。
  チェンマイではKeng Kengさんにもお会いしたいものですが、数ヶ月もチェンマイを留守にして旅を続ける風来坊じゃ予定を合わせるのが難しそうですね。
  今回の旅だって、まだまだ続きそうですものね。
  （安居明には急遽ゴールデントライアングル行きのようですし・・・）
  

• otakaさん 2010/10/19 19:24:51

  リス族の民族衣装は最強！

  パーンマパーですか。。。相当渋い町ですね(笑
  宿泊施設が多数あるのは以外でした。昨今のパイの繁栄の影響かな？
  側道に入っても面白そうな村々目白押しですね。
  こりゃ　長期滞在の予感が。。。。
  さて、オークパンサーには間に合うんでしょうか？(笑
  
  リス族の存在感は凄いですね。民族衣装装着率が高くもともと派手な服なんで目立ちまくっていますね。それに比べるとラフ族は地味な民族衣装だし、タイヤイ族にいたっては一般的な中国の農民？とあまり変わらない(笑
  しかし、タイヤイ族は独自の文字持ってますよ！女性は読み書きできません。仏門に入った男性だけが勉強するらしいです。
  
  私のつたない知識では
  (日本語称)　　　　　(自称)　　　　　(タイ語称)
  リス族　　　　　　　リソー　　　　　リソー
  ラフ族　　　　　　　ラーフー　　　　ムースー
  アカ族　　　　　　　アーカー　　　　イコー
  モン族　　　　　　　モン　　　　　　メオ
  カレン族　　　　　　パガニョー　　　ガリアン
  タイヤイ(シャン)族　タイヤイ　　　　？
  です。イコーは完全な蔑称で「奴隷」って言う意味です。タイ人平気で使いますけど、気をつけたほうがよろしいかと(笑
  ムスーもあまり良い呼び方ではないと思っていたんですが、「ムースーのおばさんがあの子はラーフーだよ」って完全に訳解んなくなって来ました(笑
  小さくて完全に確認は出来ませんが、あの子が着ている服はラーフーに見えます。
  
  「コーコウォー」（こんにちは）、は一般的なタイ系リス族語だと思います。
  ミャンマーのリス族の友達に聞いたところによると、支族によってまるっきり語呂が違っていて、タイのリス族は何言ってるかわからないといってました。
  隣通しの村でも支族が違っている可能性も高いですよ。場所が場所ですから。
  私もある村で覚えた民族語を、隣の同民族の村でダメだしされる事は多々ありました(笑　なんかそういうのも楽しいんですよね。
  
  引き続き　民族異文化交流　楽しみにしてます♪
  
  ＰＳ　　
  リスの子の正月用の白服　メチャ珍しいです。
  その時期に訪れてみたくなりました。

  keng-kengさん からの返信 2010/10/19 20:46:40

  リス族はホンマ目立ちますよね〜！

  otakaさん、こんばんは。
  いつも書き込み＆ご教示、おおきにです！
  おかげさまで少数民族全般のこと、だいぶ分かって来たような気がしますわ〜。
  
  メーヂェームやクンユワムでもそうやったんですが、今ってタイ人が旅行する時期みたいですね〜。クルンテープマハーナコンナンバーのクルマ、今いるこの宿にも停まってて、今朝タイ人が運転してチェックアウトして行きましたわ〜。もっとも、タイのナンバーって、居住地に限らずカネ払えば好きなヂャンワットのナンバーが取れるらしいんで、必ずしもバンコクから来た、とは言い切れないんですけどね〜。
  
  パーイの繁栄の影響、あるでしょうね〜。もしかしたら僕みたいなアンチパーイの旅行者がパーンマパーまで流れて来てるんかも？個人の価値観によるモノですんで断定するのはマズいと思いますが、乾季のあの混雑するパーイへ行くくらいやったら、僕は苦手なバンコクのカオサンロードにでも行った方がまだマシですわ〜。いろんな民族を見れる、っていう意味ではむしろカオサンの方が上かも、はは。
  
  オークパンサーの件は、１７歳の女のコに「２２日にサームリアムトーンカムに行く」って言うてもうたんで、オトナとしてそれは履行するつもりです。なので、明日か明後日には山を降りなアキマせんね〜。
  
  おっしゃる通り、リス族、今朝の市でもダントツで目立ってましたわ〜！あの民族衣装のオレンジの帯、ホンマに蛍光塗料塗ってるんとちゃうか？って思ったくらいですわ〜。むか〜し主人公の勇者が４人くらいのパーティーを組んで旅するRPGをよ〜やったんですが、パーティーの中におった僧侶のエプロン？前掛け？みたいなのによ〜似てるなあ〜って思って見てました。
  
  しかしotakaさん、よ〜ご存知ですね〜。「ムースー」ってラフ族のことやったんですか？！昨日コンムアンの男性に「このコがムースーや」って教えてもろたけど、何族かさっぱりでしたんで助かりました！ムースーのサワッディーは「アーブーダーリ」、とか教えてもろたんですけど、これで使える場面がはっきりしてきました！
  
  タイヤイ文字、ありますよね？！７月にウィアンヘーンに行った時、ミャンマー国境に近い村でラーンガーフェーのオバチャンにそう言われたことがあって。。。てっきりビルマ語やと思ってたんですけどね〜。
  
  > 「コーコウォー」（こんにちは）、は一般的なタイ系リス族語だと思います。
  > ミャンマーのリス族の友達に聞いたところによると、支族によってまるっきり語呂が違っていて、タイのリス族は何言ってるかわからないといってました。
  > 隣通しの村でも支族が違っている可能性も高いですよ。場所が場所ですから。
  > 私もある村で覚えた民族語を、隣の同民族の村でダメだしされる事は多々ありました(笑　なんかそういうのも楽しいんですよね。
  
  ああ、そうなんですか？今日会うたリス族のコらには「コーコォー」が全く通じてなかったんで、昨日リス語を聞き間違えたんやと思ってたんですが。。。オモロいですね〜。たかが３〜４キロしか離れてへんのに、同族でもコトバが違うなんて。。。ああ、でも覚える方の僕のアタマのHDがオーバーヒートしそうですわ〜！