2006/10/28 - 2006/10/28
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kazu0204さん
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JR特急「ワイドビュー南紀」で
名古屋から紀伊勝浦へ日帰り旅行♪
世界遺産にも登録された
熊野古道を手軽に楽しめる「大門坂コース」を登って、
熊野三大社の一つ「熊野那智大社」、
青岸渡寺の三重の塔、那智大滝を巡ってきました☆
特急とバスがセットになった
「南紀・熊野古道フリー切符」で、9,500円の旅です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急
PR
-
8:14
名古屋駅より出発!
JR特急「ワイドビュー南紀」は、
座席が、通路より一段高くなっていて、
窓がおっきい!さすがワイドビュー☆
シートは清潔だし、
前の席との間隔もちょこっと広い。
なんだか一段高くなっているだけで、
特別な感じがして、旅気分を盛り上げてくれました。
(↑安い自分?) -
ワイドビュー南紀は、名古屋を出発して、
三重の四日市、津、松阪などを経由して、
和歌山を目指します!
所要3時間半の長旅。
途中、三重県の尾鷲市付近では、
車窓からきれいな海や川が見えました♪
このときは快晴で暑いぐらいだったのに、
和歌山県に入った頃か、
曇り空が広がり、ついには泣き出し始めてしまいました。
萎える旅心(;;) -
11:38
終点「紀伊勝浦駅」に到着!
駅前の「熊野交通バス」でフリー切符に含まれる引換券で、
ピンク色のバスチケットをもらう。
さぁ、腹がへったぞ!昼飯だ〜!!
和歌山といえば、みかん!みかん!みかん!
電車の車窓からも見えたミカン畑や収集場。
そこから集まってきて、店頭に並んでいるんですね。 -
そして、紀伊勝浦といえば!
「マグロの水揚げ量、西日本一!」
・・・と立ち読みしたガイドブックに書いてあった^^
事前にネットでグルメチェック!
手ごろな価格で、新鮮なマグロが頂けるとう
「いこら亭」に行くことに決めてました☆
ここの一番人気の「マグロ丼」は、
味噌汁と漬物がついて、840円!
奥では、店の主人がマグロの肉片(魚片?)を
さばいてます!
ただ・・・ちょっと期待しすぎたかも?!
いこら亭のサイトにあった
「とれとれの生まぐろは、口の中に入れると、とろけるように軟らかく何度か噛むだけで、あっという間に口の中にうまみが広がるまさに絶品」
という、うたい文句で、めちゃくちゃ期待してしまったんです。
その分、美味しかったけど、物足りなさが残ってしまった^^; -
お腹が満たされ、バスの時間まで街歩き♪
ここ紀伊勝浦は、温泉郷としても知られているそうです。
駅と港には、なんと誰でも無料で入れる公共の足湯が!w
これは、入っておかないと!(笑)
港の足湯で、
ジーンズの裾をまくり上げて、
足湯につかりながら、漁港の風景を楽しみます☆
ちょっとぬるめだけど、極楽、極楽♪
駅の足湯は入らなかったけど、
電車の本数が少ないから、待ち時間に入るってのもいいかも。
13:00
那智山行きのバスが出発です! -
13:21
バスにゆられること20分。
熊野古道に通じる大門坂バス停に到着です!
バスには、15人ほどお客さんがのっていて、
誰かは降りるだろうと油断してたら、
誰も降りなくて、危なくバス停を通過するところでした^^;
ブザーを押して、車掌さんに謝ります。
1人ということにびっくりw
大門坂の大きな石像の隣には、
しっかりと『世界遺産』の文字が。。。 -
ゆるい坂道の両脇には溝があり、
水が流れています。
世界遺産に登録されて、
もっと観光名所っぽくなっているかと思えば、
長閑な風景で、良い意味で裏切られましたw
今日は雨だから観光客が少ないのかな? -
石段の上に鳥居が見えます!
あの鳥居の向こうには、どんな世界が待ち受けてるのかな♪ とわくわく。
外国人のおばさんが1人、石段を降りてきました。
迷って、
「こんにちは!」
と挨拶すると、
「コンニチハ」
と正確な発音で返事が帰ってきました^^
日本語、お上手ですね☆
世界遺産・・・わずかですが、外国人の方もみえました。
ただ、今回の旅では、英語表示が少ないなと感じました。外国人の方は大変かもしれません。
(僕は海外旅行のとき、英語表示が頼りになるので、そういうところに目がいきます) -
鳥居の先には、朱塗りの橋が見えました♪
神社やお城なんかの朱塗りの橋が好きです☆ -
橋には、「振ヶ瀬川」と書いてありました。
向こう側は、どう見ても民家のようで、
まるでどこかのお金持ちの敷地内のようです^^; -
ついに熊野古道の入口が見えました!
ここまで大門坂入口から300mくらいでしょうか。
「大門坂茶屋」があり、
平安衣装の貸し出しをしています。
実際に着替えている女性がいて、
その女性を入れて写真が撮りたかったなぁ〜。 -
大門坂の熊野古道入口には、
大きな杉の木が2本たっています。
旅人を待ち受けていたかのように。 -
この2本の杉は「夫婦杉(めおとすぎ)」と呼ばれています。
幹周りが8.5m、高さが55m、樹齢が800年と書いてありました。
800年前って、鎌倉時代?!
恐れ入りました^^; -
そして、ここから石畳敷の石段が、267段、
約600m続きます!
残念ながら、雨なので木漏れ日は期待できませんが、
雨にぬれる石段も一興かな?!
だんだん熊野古道らしくなってきた!! -
後ろを振り返ると、夫婦杉が聳える先に、
プロのカメラマンが三脚で撮影していました。
どうやら取材をしているようです! -
夫婦杉からまもなく、
「多富気王子」跡がありました。
県指定の文化財で、熊野九十九王子の最終の王子社だそうです。 -
さらに歩くと、ものすごく大きな根を発見!!
標識には、
「楠大樹 樹齢800年」
と書かれています!
この木も鎌倉時代から根ざしているのか〜。
すげぇ〜w -
天気が悪くて、人が少なくて良かったかも♪
古道を誰にも邪魔されず独り占めですよ〜☆ -
光が差しているのが見えました☆
もう出口か?! -
規則正しく並べられた石段が、
雨にぬれて、キラキラ☆ -
出口かと思ったら、まだ1/3くらいでした^^;
大門坂と書かれた、扇子状の看板がありました。
すぐ車道があり、ここから入ることもできるようです。 -
さぁ、再び古道を歩き始めます!
道は続くよ、どこまでも〜♪ -
両側に並ぶ杉の木は、
この大門坂では、132本あるそうです。
てくてく、てくてく。
まだ全然疲れてないよ〜。 -
なんだか本当にこのままタイムスリップしてもおかしくないくらい。
ここを歩く旅人は何を考えながら、歩いたのかなぁ? -
やがてコケの入った、特別な石がありました。
標識には、
「唐斗石 祈り石です」
とあります。
実際、石の上には、お賽銭がのっており、
祈りを捧げた跡があります。
ここは、十一文関跡で、
昔、通行税をとっていたとのことです。
今は無料で歩けるのですから、ありがたい☆ -
いっぱい写真を撮っていたので、
20分もあれば余裕で歩ける道を
その倍ぐらいかけて登りました。 -
ここにも大きな杉の木が・・・
登る方が降りる方より楽そうです♪ -
出口がみえてきました!
ガイドさんが団体客をつれて、
今にも古道に入ってきそうです。
団体客と一緒じゃなくて良かった^^; -
14:10
バスの駐車場にあるお土産屋さんで、ソフトクリーム(200円)を買って、一休み。
次は、熊野三大社の一つ「熊野那智大社」を目指しますよ!! -
観光客が増えてきました!
きっと大門坂はスキップしてくるのでしょう。
石段には傘の花が咲いています。 -
って、この石段、どこまで続くの〜。
高校の修学旅行で登った「金比羅山」を思い出しました。
年配の方々は杖をつきながら苦労して登られていました。
健脚のうちにどうぞ。 -
到着!
世界遺産の熊野那智大社です!
お賽銭を投じて、お祈りします☆ -
熊野那智大社からは、
素晴らしい景色を見ることができます♪
悪天候で霧がでていますが^^;
標高約500mの高さにあるそうです。
石段は473段! -
社の脇に大きな木が聳えていました!
ネットで調べたところ、
平重盛が植えたという樟の木(樹齢約850年)だそうです。
なんとも立派な木です!! -
三重の塔と、那智大滝が見えました!
絶景なり☆ -
熊野那智大社の隣には、
豊臣秀吉が再建した青岸渡寺があります。
国の重要文化財だそうです。
残念ながら、修復工事中でした。
(お参りはできます。)
神社とお寺が隣り合ってるのって不思議な感じがします。 -
青岸渡寺の本道の近くに、熊野古道が続いているのが見えました!
時間の都合で、(体力の都合で?)カット! -
天空の城とまではいかないけれど、
景色がいいです! -
青岸渡寺の三重の塔にやってきました!
奥には那智大滝が見えます!
このセットの写真はよく見かけますが、
なかなか難しい^^;
精進します! -
ちょっと遠景で。
みんな滝が目的で、三重の塔に入っていく人は
ほとんどいませんでした。
三重の塔は、「南紀・熊野古道フリー切符」で、
拝観料200円が160円に割引してもらえました♪ -
三重の塔の近くには庭園が広がっています。
そこには、七福神の布袋様の石像もありました。
なんとも柔和な布袋様です。 -
三重の塔の4F(?)から観た那智大滝です!
まるで水墨画のよう。
霧が幻想的です♪ -
三重の塔の内部です。菩薩様の絵がたくさんありました。
-
これも三重の塔の内部の絵です。
他にも、三重の塔と那智大滝をセットにした写真が3枚飾られていました。
どれも素晴らしくて、技術の差を見せつけられました^^;
実際の那智大滝は、飾られていた写真で見るより水量が少ない気がします。 -
三重の塔をでて、滝つぼを目指します!
途中、急な石段で、早く行きたい気持ちを抑えて、
慎重に降りていきます。
石段が雨にぬれて滑りやすくなっていて危険!
ここで転んだら、腰の骨を折って入院かも・・・と想像してしまう自分がイヤ。 -
那智大滝の入口にやってきました!
ここにも「世界遺産」と書いてあります。 -
鳥居をくぐって、しばらく石段を降りていくと、
滝つぼが見えました!
飛流神社という神社の御神体になっています。
ここから拝観料300円でさらに奥に進めます。
小雨だったのが、強くなってきました(><) -
一番奥まできました。
晴れていれば、水しぶきを感じそうな距離ですが、
それよりも雨が大変。 -
傘をさして、レンズが雨にぬれないように
苦心して撮影した1枚。
なんとかまともにとれて良かった^^;
他の観光客も必死で撮影していました。
水柱は直下133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの日本一の名瀑だそうです。
でも華厳の滝や秋保大滝の方が迫力があるかも?!
日本らしいきれいな滝かな。 -
16:25
那智山からバスで紀伊勝浦に戻ります。
駅前のみやげ物屋で、お土産を選びます。
和歌山だけに、お菓子は、
みかんや紀州の梅系、那智黒飴など。
魚もいっぱいあったけど、試食だけで終わりました^^;
17:12
ワイドビュー南紀で、紀伊勝浦を後にします。
ちょっと名残惜しい気も。
20:40
名古屋駅着。
おつかれさまでした!
※「南紀・熊野古道フリー切符」は2日間有効で、新宮の方にも行けます。その方がお得ですね。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- rayさん 2006/10/30 22:38:55
- 熊野古道
- kazu0204さん こんばんは♪
熊野古道いい感じですね。
苔むした石畳が何とも言えずいい感じです。
私も10年位前に旅行会社の日帰りツアーで行ったことが有ったんですが、どこのコースを行ったのか記憶が有りません。
何か住宅街の中から竹やぶを通って、熊野早玉大社かどこかに辿りついたような気がするのですが、kazu0204さんの写真に有るような感じの良い道は歩いた記憶に有りません。
「大門坂コース」いつか行ってみたいと思いました。
- kazu0204さん からの返信 2006/10/30 23:01:30
- RE: 熊野古道
- rayさん、書き込みありがとうございます♪
きっと名古屋からより、大阪からの方が近いんでしょうね。
それでも日帰り旅行はけっこうハードじゃないですか?
良い運動になりました♪
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