雲仙旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今年最後の春の花見として、雲仙ツツジを見に行きました。<br /><br />GW頃にめぐみ☆さんから教えて頂いた稲佐山や長串山のツツジには間に合わなくて残念に思っていたところ、雲仙ツツジが仁田峠で満開という情報を入手。しかし、直後の週末は天気が悪くて見に行けず、やきもきしながら待った一週間でした。<br /><br />実は、地元で雲仙ツツジと呼ばれているのは「ミヤマキリシマ」という種類のツツジ。「ウンゼンツツジ」という別の種類のツツジが存在するんだそうです。ちなみに「ウンゼンツツジ」は雲仙には自生していないとか。頭の中が混乱してきた、、(+_+)<br /><br />長崎市から雲仙温泉までは、長崎駅前の県営バスターミナルから特急バスで1時間40分です。<br />

雲仙地獄と雲仙ツツジ

9いいね!

2009/05/23 - 2009/05/24

219位(同エリア445件中)

2

41

jiu

jiuさん

今年最後の春の花見として、雲仙ツツジを見に行きました。

GW頃にめぐみ☆さんから教えて頂いた稲佐山や長串山のツツジには間に合わなくて残念に思っていたところ、雲仙ツツジが仁田峠で満開という情報を入手。しかし、直後の週末は天気が悪くて見に行けず、やきもきしながら待った一週間でした。

実は、地元で雲仙ツツジと呼ばれているのは「ミヤマキリシマ」という種類のツツジ。「ウンゼンツツジ」という別の種類のツツジが存在するんだそうです。ちなみに「ウンゼンツツジ」は雲仙には自生していないとか。頭の中が混乱してきた、、(+_+)

長崎市から雲仙温泉までは、長崎駅前の県営バスターミナルから特急バスで1時間40分です。

交通手段
高速・路線バス

PR

  • 温泉神社<br /><br />ここにお参りしてから地獄めぐりのスタート。<br />

    温泉神社

    ここにお参りしてから地獄めぐりのスタート。

  • 温泉神社<br /><br />ここの狛犬の面相はかなりブキミ。隣に地獄があるから?<br />

    温泉神社

    ここの狛犬の面相はかなりブキミ。隣に地獄があるから?

  • 八万(はちまん)地獄<br /><br />温泉神社に一番近い地獄。硫黄の臭いがプンプン。<br />

    八万(はちまん)地獄

    温泉神社に一番近い地獄。硫黄の臭いがプンプン。

  • お糸地獄<br /><br />八万地獄を抜けて奥の方に行くと次はココ。<br />

    お糸地獄

    八万地獄を抜けて奥の方に行くと次はココ。

  • キリシタン殉教碑<br /><br />1627年から数年間、キリシタンを改宗させるために、ここ雲仙地獄に連れて来て拷問が行われ、殉教した信者は33名。温泉の熱湯を浴びせたり、突き落としたりという過酷な仕打ちが、、、。あまり想像したくないが、本当に地獄の光景だったに違いない。(-_-;)<br />

    キリシタン殉教碑

    1627年から数年間、キリシタンを改宗させるために、ここ雲仙地獄に連れて来て拷問が行われ、殉教した信者は33名。温泉の熱湯を浴びせたり、突き落としたりという過酷な仕打ちが、、、。あまり想像したくないが、本当に地獄の光景だったに違いない。(-_-;)

  • 大叫喚(だいきょうかん)地獄<br /><br />雲仙地獄の中では一番奥の方にありますが、噴気の迫力はここが一番です。<br />

    大叫喚(だいきょうかん)地獄

    雲仙地獄の中では一番奥の方にありますが、噴気の迫力はここが一番です。

  • 大叫喚地獄<br /><br />ゴボゴボ音を立てていて、こんな熱湯を浴びせられたら、、、ヒィィィ〜。<br />

    大叫喚地獄

    ゴボゴボ音を立てていて、こんな熱湯を浴びせられたら、、、ヒィィィ〜。

  • 大叫喚地獄(奥の方)と邪見地獄(手前)<br />

    大叫喚地獄(奥の方)と邪見地獄(手前)

  • シロドウダン<br /><br />ツツジ科の植物は酸性土壌にも強いんだそうです。<br />地獄に仏とはシロドウダンのこと?!<br />

    シロドウダン

    ツツジ科の植物は酸性土壌にも強いんだそうです。
    地獄に仏とはシロドウダンのこと?!

  • 葬頭川の婆石(そうずがわのばばいし)<br /><br />地獄と言えば閻魔さま。死者を裁くときに閻魔さまがコレに座ると説明板に書いてありました。<br />でも、婆とは三途の川の渡し賃を忘れた死者から衣を剥ぐ奪衣婆(だつえば)のことでは?<br />だとすれば、この石は閻魔さまが座っていたのではなくて、奪衣婆の定位置ではないのか?<br />誰か教えて〜!<br />

    葬頭川の婆石(そうずがわのばばいし)

    地獄と言えば閻魔さま。死者を裁くときに閻魔さまがコレに座ると説明板に書いてありました。
    でも、婆とは三途の川の渡し賃を忘れた死者から衣を剥ぐ奪衣婆(だつえば)のことでは?
    だとすれば、この石は閻魔さまが座っていたのではなくて、奪衣婆の定位置ではないのか?
    誰か教えて〜!

  • 泥火山(でいかざん)<br /><br />温泉に泥が混じって噴き出したもの。<br />落ち葉の大きさから分かるように、ミニチュアサイズの火山です。<br />見ているときにプクプク噴き出すことはありませんでした。<br />

    泥火山(でいかざん)

    温泉に泥が混じって噴き出したもの。
    落ち葉の大きさから分かるように、ミニチュアサイズの火山です。
    見ているときにプクプク噴き出すことはありませんでした。

  • 清七(せいしち)地獄<br />

    清七(せいしち)地獄

  • 清七地獄の脇を国道57号が通っており、歩道からも噴気が出ています。<br />

    清七地獄の脇を国道57号が通っており、歩道からも噴気が出ています。

  • 国道を渡り、旧八万地獄の方に来ました。<br /><br />ここにもシロドウダンが咲いています。<br />

    国道を渡り、旧八万地獄の方に来ました。

    ここにもシロドウダンが咲いています。

  • 旧八万地獄<br /><br />ほとんど温泉や噴気が出なくなっていますが、この岩の下からだけ温泉が出ています。<br />

    旧八万地獄

    ほとんど温泉や噴気が出なくなっていますが、この岩の下からだけ温泉が出ています。

  • 仁田(にた)峠<br /><br />温泉街から乗合タクシーで約15分。<br />乗合タクシーは、島鉄バスセンター前から1日3往復出ています(9、11、14時)。片道430円、往復860円。パンフレットには30分前までに予約が必要と書かれていますが、乗車時に名前確認されませんでした。ということは、席があいていれば予約無しでもOK?<br /><br /><br />※雲仙仁田峠循環道路は有料道路でしたが、今年4月から無料になりました。<br />

    仁田(にた)峠

    温泉街から乗合タクシーで約15分。
    乗合タクシーは、島鉄バスセンター前から1日3往復出ています(9、11、14時)。片道430円、往復860円。パンフレットには30分前までに予約が必要と書かれていますが、乗車時に名前確認されませんでした。ということは、席があいていれば予約無しでもOK?


    ※雲仙仁田峠循環道路は有料道路でしたが、今年4月から無料になりました。

  • 仁田峠<br /><br />満開は過ぎたようですが、まだ散らずにいてくれました。<br />*(^^)*<br />

    仁田峠

    満開は過ぎたようですが、まだ散らずにいてくれました。
    *(^^)*

  • 仁田峠<br /><br />斜面の高い所から撮りました。表紙の写真です。<br />

    仁田峠

    斜面の高い所から撮りました。表紙の写真です。

  • 雲仙ロープウェー<br /><br />距離約500mの仁田峠駅と妙見岳駅の間を約3分で結んでいます。片道610円、往復1220円。結構高い。^^;<br />動き始めてしばらくは地面がすぐそこに見えていますが、途中で急に深い谷の上に出るので、ちょっとドキッとしました〜。<br />

    雲仙ロープウェー

    距離約500mの仁田峠駅と妙見岳駅の間を約3分で結んでいます。片道610円、往復1220円。結構高い。^^;
    動き始めてしばらくは地面がすぐそこに見えていますが、途中で急に深い谷の上に出るので、ちょっとドキッとしました〜。

  • 妙見岳駅付近からの眺望<br /><br />上って来た方向を見下ろすと、左の方に仁田峠が、右の方には雲仙ゴルフ場(大正2年創業!)が見えます。<br /><br />温泉街はゴルフ場のさらに下になります。

    妙見岳駅付近からの眺望

    上って来た方向を見下ろすと、左の方に仁田峠が、右の方には雲仙ゴルフ場(大正2年創業!)が見えます。

    温泉街はゴルフ場のさらに下になります。

  • 妙見岳駅近くの展望所から<br /><br />緑におおわれた普賢岳とその向こうには平成新山。<br /><br />このあと、尾根伝いに妙見岳の方へ向かいます。<br />

    妙見岳駅近くの展望所から

    緑におおわれた普賢岳とその向こうには平成新山。

    このあと、尾根伝いに妙見岳の方へ向かいます。

  • 妙見神社<br /><br />神社の左脇から国見岳の方に行く道があります。<br />

    妙見神社

    神社の左脇から国見岳の方に行く道があります。

  • 細い道の両側にはミヤマキリシマが咲いていて、周りからはウグイスの鳴き声も絶えず聞こえてきます。<br />

    細い道の両側にはミヤマキリシマが咲いていて、周りからはウグイスの鳴き声も絶えず聞こえてきます。

  • 視界の開けた場所からミヤマキリシマにおおわれた国見岳が!<br />

    視界の開けた場所からミヤマキリシマにおおわれた国見岳が!

  • 国見岳の下まで来ましたが、頂上までの斜面が急すぎてウォーキングシューズで登るのは無理。残念ですが諦めて戻りました。<br /><br />帰りはロープウェーも乗合タクシーも使わず、温泉街まで歩いて戻りました。<br />

    国見岳の下まで来ましたが、頂上までの斜面が急すぎてウォーキングシューズで登るのは無理。残念ですが諦めて戻りました。

    帰りはロープウェーも乗合タクシーも使わず、温泉街まで歩いて戻りました。

  • ミヤマキリシマ<br /><br />綺麗な花には、、、<br />

    ミヤマキリシマ

    綺麗な花には、、、

  • ときどきクマンバチがいるので気をつけましょう。<br />

    ときどきクマンバチがいるので気をつけましょう。

  • 池の原ミヤマキリシマ群落<br /><br />仁田峠と温泉街の間にあるゴルフ場の脇あたりです。<br />この群落は国の天然記念物に指定されています。見ごろは仁田峠よりさらに早い時期です。<br /><br />下りとはいえ約600mの標高差は疲れました。宿の温泉に浸かって癒しましたが、翌日、ふくらはぎがちょっと張ってました。<br />

    池の原ミヤマキリシマ群落

    仁田峠と温泉街の間にあるゴルフ場の脇あたりです。
    この群落は国の天然記念物に指定されています。見ごろは仁田峠よりさらに早い時期です。

    下りとはいえ約600mの標高差は疲れました。宿の温泉に浸かって癒しましたが、翌日、ふくらはぎがちょっと張ってました。

  • 翌朝。冷んやりして半袖だけでは寒い。<br />橘湾(島原半島の西方)を望めるという絹笠山に登るのはやめて、おしどりの池へ。<br /><br />旅館街からはずれた所でも、噴気が所々から出ています。ここは、植木鉢のような形の管から噴気が出ています。<br />

    翌朝。冷んやりして半袖だけでは寒い。
    橘湾(島原半島の西方)を望めるという絹笠山に登るのはやめて、おしどりの池へ。

    旅館街からはずれた所でも、噴気が所々から出ています。ここは、植木鉢のような形の管から噴気が出ています。

  • 大黒天神<br /><br />おしどりの池のほとり、遊歩道の途中にあります。<br /><br />おしどりの池そのものはどうということも無いので写真がありません。表紙の写真の右上に写っている湖のようなのがおしどりの池です。

    大黒天神

    おしどりの池のほとり、遊歩道の途中にあります。

    おしどりの池そのものはどうということも無いので写真がありません。表紙の写真の右上に写っている湖のようなのがおしどりの池です。

  • 岩に彫られた大黒天<br /><br />積み重なった大きな岩に刻まれた大黒天。岩は今にも崩れそう。<br />

    岩に彫られた大黒天

    積み重なった大きな岩に刻まれた大黒天。岩は今にも崩れそう。

  • 岩に彫られた大黒天<br /><br />顔の形や表情は中南米の遺跡で見かけそうな感じ。<br />でも、右手に握られているのは、間違いなく打ち出の小槌。<br />

    岩に彫られた大黒天

    顔の形や表情は中南米の遺跡で見かけそうな感じ。
    でも、右手に握られているのは、間違いなく打ち出の小槌。

  • 温泉街に戻ってきました。<br /><br />雲仙は瀬戸内海や霧島と一緒に、昭和9年(1934年)に日本で最初の国立公園になった所。<br />今年でちょうど75年を迎えます。雲仙仁田峠循環道路が無料になったのも75周年を記念して。<br />

    温泉街に戻ってきました。

    雲仙は瀬戸内海や霧島と一緒に、昭和9年(1934年)に日本で最初の国立公園になった所。
    今年でちょうど75年を迎えます。雲仙仁田峠循環道路が無料になったのも75周年を記念して。

  • 雲仙観光協会<br /><br />石柱には「温泉公園(UNZEN PARK)」の文字が。隣の説明板には、、、<br />

    雲仙観光協会

    石柱には「温泉公園(UNZEN PARK)」の文字が。隣の説明板には、、、

  • 石柱のいわれが書いてあります。昔は「温泉」を「うんぜん」と読んでいました。<br />

    石柱のいわれが書いてあります。昔は「温泉」を「うんぜん」と読んでいました。

  • 島鉄(島原鉄道)バスセンター<br /><br />ちょうど仁田峠行きの乗合タクシーが来ています。乗合タクシーは島鉄バスではなく、平成観光というタクシー会社が運行しているので、人数によってもっと小型の車両になったり、逆に台数を増やしたりするそうです。<br />

    島鉄(島原鉄道)バスセンター

    ちょうど仁田峠行きの乗合タクシーが来ています。乗合タクシーは島鉄バスではなく、平成観光というタクシー会社が運行しているので、人数によってもっと小型の車両になったり、逆に台数を増やしたりするそうです。

  • 満明寺(まんみょうじ)<br /><br />バスセンター横の階段を上がった所にあります。<br />

    満明寺(まんみょうじ)

    バスセンター横の階段を上がった所にあります。

  • 満明寺<br /><br />不動明王<br />

    満明寺

    不動明王

  • 満明寺<br /><br />701年に満明寺を開いた行基(ぎょうき)の像<br />

    満明寺

    701年に満明寺を開いた行基(ぎょうき)の像

  • 満明寺のミニ石像<br /><br />敷地内にミニ石像が88体あって、八十八ヶ所巡りが10分ほどで完了。(^^)<br /><br />写真は88体のうち一番すっきりとした印象の第25番の地蔵菩薩。<br />

    満明寺のミニ石像

    敷地内にミニ石像が88体あって、八十八ヶ所巡りが10分ほどで完了。(^^)

    写真は88体のうち一番すっきりとした印象の第25番の地蔵菩薩。

  • 雲仙お山の情報館<br /><br />帰りのバスの時間まで少し時間が余ったので、ここの展示やビデオで雲仙の知識を注入。<br />秋の紅葉に冬の霧氷といろいろ楽しめそうです。(^^)v<br />

    雲仙お山の情報館

    帰りのバスの時間まで少し時間が余ったので、ここの展示やビデオで雲仙の知識を注入。
    秋の紅葉に冬の霧氷といろいろ楽しめそうです。(^^)v

9いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • uekoさん 2009/05/26 09:44:49
    地獄めぐり!
    jiuさん、こんばんは〜っ!!
    ご無沙汰しててスミマセン(-人-)。

    ミヤマキリシマにおおわれた国見岳、
    壮観ですね♪

    そして地獄めぐり!
    写真で見るだけでも、迫力が伝わってきますΣ(゚д゚lll)。
    幼少の頃に連れて行ってもらっているらしいのですが
    全く記憶にないので、もう一度行ってみたいです♡

    秋の紅葉に冬の霧氷♪
    これからの旅行記も楽しみにしてま〜す!

    ueko

    jiu

    jiuさん からの返信 2009/05/26 18:58:05
    RE: 地獄めぐり!
    uekoさん、こんばんは。

    > そして地獄めぐり!
    > 写真で見るだけでも、迫力が伝わってきますΣ(゚д゚lll)。

    温泉地の地獄めぐりは他にもいくつかあると思いますが、さすがは長崎、キリシタン弾圧のエピソードが加わって恐ろしさ倍増です。

    > 幼少の頃に連れて行ってもらっているらしいのですが
    > 全く記憶にないので、もう一度行ってみたいです♡

    雲仙は長崎より標高が高いので、気温も3〜5℃低いです。夏は涼しくていいかも。明治から昭和のはじめまで長崎を訪れた外国人の避暑地として賑わっていたみたいです。

    jiu

jiuさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP