北欧から火山灰の降るアイスランド、そしてアイルランドへ(9)

2010/04/28 - 2010/05/10

「GWはヨーロッパの行ったことない国に行ってみたいねえ」
という話から、とりあえずANAの成田−フランクフルト便を往復で予約。

その後、バルト三国とアイスランド・フィンランドを軸にプランニング。
ところが、飛行機の運賃の関係でアイスランドを早めに出国しなければならなくなり、"ほなアイルランドでも行くか"ということで決まったこの旅行。

欠航1回、ロスバゲ2回、おまけに風邪もひき…と、大変な目にも遭ったが、思い出深い旅行になった。


9日目はレイキャビク近郊の半日ツアーに参加。
残念ながらブルーラグーンには入れなかったが、大自然を満喫。


＜日程＞
1日目：成田→フランクフルト→ハンブルク→ワルシャワ→リガ
2日目：リガ→シャウレイ(リトアニア)→リガ
3日目：リガ市内観光
4日目：リガ→タリン(エストニア)
5日目：タリン市内観光
6日目：タリン→ヘルシンキ
7日目：ヘルシンキ市内観光
8日目：ヘルシンキ→コペンハーゲン→レイキャビク(アイスランド)
★9日目：レイキャビク市内観光
10日目：レイキャビク→ロンドン→ダブリン
11日目：ダブリン→キルケニー→ダブリン
12日目：ダブリン→チューリッヒ→パリ→
13日目：→成田

エリア レイキャビク(アイスランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

朝はゆっくりホテルで過ごし、前日のロスバゲを受け取る。


ホテル前のSUBWAYで軽くランチを食べ、昼前にバスで市街地へ出て旅行会社「Iceland Excurtion」へ。
アイスランドの大自然を半日で巡るツアーに参加する。


本来は午前中にブルーラグーンに寄る一日ツアーの予定だったが、連れの体調が思わしくなく、ブルーラグーンはキャンセル。
次に来る機会への楽しみとする。


画像はレイキャビク市内のハットルグリムス教会。　

レイキャビクから約40分程度でシンクヴェトリル国立公園へ。


ユーラシアプレートと北アメリカプレートの生まれる場所。

ここでいったんツアーバスから降り、写真真ん中右の教会で再集合。

真ん中を流れるエクサールアゥ川を挟んで手前が北アメリカプレート、奥がユーラシアプレート。

地球の割れ目「ギャウ」がそのまま遊歩道になっている。

水の流れる以外に音のない世界。

ギャウの崖には鳥が棲む。


ちょっと手ブレ。

エクサールアゥ川。

割れ目に水が貯まっている。
とても透明で、ダイビングをしているグループもいた。
高地ダイビングになるのだろうか？

水底には多数のコインが…

シンクヴェトリル国立公園から約1時間。


アイスランド語で『黄金の滝』を表すグトルフォスに着く。

幅70m、高さ30mあるらしい。
1軒のお土産屋兼カフェ以外に人家が全くない中、水の轟音だけが響く。

晴天時には虹が見えて綺麗らしいが、この日は曇り…残念。

手すりがほとんどないところがある意味すごい。


かつて、この水量を生かして発電所を作る計画があったらしいが、地元の娘さんが身を呈して守ったらしい。

ツアーバス。
10人くらいのツアーだった。日本人は自分たちのみ。


この時にヨーロッパ中の空港を大混乱させた火山灰は、アイスランド国内ではあまり影響がなかったが、ヨーロッパからの観光客が激減。2週間ほど商売にならなかったとのこと。

ちなみに5月は一番の閑散期らしい。

日が射してきた。

滝から15分でゲイシールの間欠泉へ。


熱湯が噴き出す。

ブルーラグーンのような泉。

ゲイシールの中でも一番大きな間欠泉である「大ゲイシール」が噴き出すのはなかなか見られないが、この「ストロックス」と呼ばれる間欠泉は5分に一度くらいの頻度で噴出している。

高さは20mくらいだろうか。

ゲイシールのビジターセンター。
お土産屋やカフェテリアがある。

パフィン(ニシツノメドリ)のぬいぐるみ。


本物のパフィンが見たかったが、今回は夢かなわず。

ケリズ火口湖。


ビョークがかつてシュガーキューブスというバンドにいた時、ここの水面にステージを浮かべてライブを行ったことでも有名。

どこまでも雄大な大地。
しばらく過ごせば人生観まで変わりそう。


ちなみに、アイスランド人の70％がノルウェー出身、30％がイギリス系の移民らしい。

レイキャビクに戻り、ホテルでツアーメンバーとお別れ。
バスで市街地に出て食事へ。


この建物はコンサートホールとなるはずだったが、アイスランドの金融危機で工事が中断しているとのこと。

今日もクリントンのホットドッグ屋ヘ。


今日も大人気。

アイスランドを旅行された方がべた褒めされていた「icelandic fish&chips」へ。


衣サクサク、中はプリプリ＆アツアツ。
美味い！

デザートは「Skyr with cream」(450ISK：約300円)。


プレーンヨーグルトに木イチゴのソースがかかったもの。

満足して店を出て、街をぶらぶら。


明るいが、実は21時過ぎ。

レイキャビクの市街地にはこんな彫像がところどころに。


しょぼーん。

首都のメインストリートだというのにこの閑散ぶり。

21時半のバスでホテルに戻る。

ホテルからの眺め。


明日は7時発の飛行機。4時半には起きねば。
やはり3日間では無理があるか…また来ねば。


続きは↓
http://4travel.jp/traveler/isms/album/10539572/