ペルシャ禁酒旅行(3-1) ドバイ編

2011/12/29 - 2012/01/01

昨年末にイスラエルを旅行。そこで会った日本人旅行者達が口々に「シリアが良かった」と。
以前よりシリアに興味を持っており、次の旅行先にと考えていたが、中東ジャスミン革命でシリアは大変な状態に。

シリアの一刻も早い治安回復・復興を願うと共に、特に情勢微妙な所には「行けるうちに行っちゃおう」と考え、興味を持っていたイランに行くことに。

旅行先決定が遅かった事もあり、安い航空券探しにひと苦労。ようやく見つけたエティハド航空はさすがUAE、サーチャージも安かった♪。

アブダビ（UAE）〜テヘラン（イラン）のフライトは本数が少ないため、トランジットのつもりのUAEで2泊が必要、せっかくなのでドバイを観光。


【エティハド航空】
12/29　成田空港 21:20 → アブダビ 5:10
1/1　 アブダビ 14:00 → テヘラン 15:50

【イラン航空】
1/2　テヘラン 6:10 → シーラーズ 7:40

【エティハド航空】
1/8　テヘラン 16:40 → 19:25 アブダビ 22:00 → 成田 12:50

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

アブダビからドバイまではエティハド航空の無料バスで…出発まで3時間近く待たされたが、無料なので黙って我慢。

ドバイ初日のホテルはデイラ地区の『Royal Falcon Hotel』、US$44（約\3,500）、ドバイメトロの“Salah Al Din”駅の目の前で立地はまずまず。周辺はドバイらしからぬ下町風情（出稼ぎ労働者チックな雰囲気）。


…2011年12月、UAEは建国40周年だったらしい。

ドバイ到着は金曜の昼前。タクシーでホテルに行き、荷物を置いて市内観光へ・・・ドバイの金曜は14:00まで機能停止中、バスに乗ろうにもカードが買えず（ドバイのバスやメトロは現金乗車不可、Nolカードというプリペイドカードが必要）。
やむなく14:00過ぎまで待ってメトロで出発。ホテルのデイラ地区から遠い“Palm Jumeirah”へ。

途中で見たビル（建築中）。このねじれ方、お金掛かるんだろうなぁ建てるのに。

パームジュメイラの一番奥にある『アトランティスホテル』。
もちろん見るだけ、高級過ぎて泊まれねー。

“OFFICES FOR RENT（入居者募集）”、ビルに連絡先の電話番号、斬新な募集広告。
他にも募集中や売却中（For sale）のビルをいくつも見かけた、供給過剰？。

建築中のビルの多いこと。少しは入居者の心配した方が？。

Burj Khalifa（ブルジュ・ハリーファ）、ご存知828mの世界一の高層ビル。ちょっと不気味な空模様＆ライトアップ。

ブルジュ・ハリーファ前のドバイファウンテン。
ライトアップされた噴水ショーは、演出が毎回変わるよう。最初に見た時はアップテンポの曲、次は中国っぽい曲だった。

翌日、ホテルを変わるので朝早めにチェックアウトし、次のホテルへ移動（事前予約済み）。
12/31なのでドバイ全体的に値上がり傾向、奮発して一泊\6,300の“KARAMA HOTEL（三ツ星）”へ。
カラマ地区は庶民の町らしいが中心部へのアクセス良好、ブルジュ・ハリーファまでも3〜4?程でしっかり見える…それがこのホテルに決定した理由、カウントダウンの花火が見えるかと期待して。


チケットを日本でネット購入していたブルジュ・ハリーファ展望台へ。

時間指定の前売りチケットはDH105（\2,265、手数料込）。

…一方、当日入場料はDH400（約\9,000！）。

パネルに世界の主要都市が有り、選択した都市にブルジュハリーファが有ったらどうなるか？的な画面が。
写真は東京バージョンで新宿のビル群と比較、遠くには富士山。

ココが舞台の映画の記念、もちろんM:I/ｺﾞｰｽﾄﾌﾟﾛﾄｺﾙ。

この映画は見てませんが。

地上442mにある展望台へ。

ビル自身の影で、その高さを表現してみた。

右奥に小さく見える白い建物が“バージュ・アル・アラブ”。7つ星ホテルとか言われているヤツです。

高層ビルはスゴいのが建ってるが、ビルが建ってない所とのギャップが大きい。そこが他の大都市（東京、ロンドン、NYなど）と違う。

展望フロアに有った「Gold ATM」…金の自動販売機？。ドバイは金が安く買えるらしい。

このATM、記念撮影してる人は多くいたけど、購入している人は見かけず。まあ話題作り半分ってことかな。

ドバイメトロ駅への案内図。このデザインお気に入り。

デザートサファリへ。15：00頃出発、４ＷＤ（TOYOTA/ﾗﾝﾄﾞｸﾙｰｻﾞｰ）で砂漠の中を走り回った後、砂漠のキャンプでバーベキューってコース。
泊まったホテルで手配、これも年末特別料金でちょっと割高（DH250/約\5,400）。
砂漠を駆け回るのは思ったほど激しく無かった、残念。


ツアーに同乗したのはインド人家族、残念ながらドライバーの影が写ってる…。

砂漠キャンプのバーベキュー会場でベリーダンスショー。

料理の準備に時間がかかり、準備が出来ると行列が…。このショーの後半にも料理準備の合図、ベリーダンスそっちのけで食事に群がる。

メインの食事はバイキング形式。ビールは売っていたが、ちょっと割高＆夜は寒いので控えめに。
食後、ヒマを持て余し、水タバコで時間を潰しながら帰りの車を待つ（水タバコに使う炭が貴重な暖房代わりに）。

ブルジュ・ハリーファのカウントダウンを控え、夜10時過ぎにメトロの駅に行ってみたら、中心部に向かう車内は大混雑。大渋滞でタクシーは捕まらず、メトロは深夜まで走ってない、夜中に3〜4?を歩いて戻るのもイヤ…ってことで、中心部に行っちゃうと戻れるか怪しいのでメトロに乗らず、当初予定通り宿泊先（KARAMA Hotel）から見学することにした。
ドバイはほとんど平地だから、レンタサイクルとか有ったら近くまで行きたかったけど。

写真はホテル前からのカウントダウンの花火。空に打ち上げるのではなく、花火をビルに沿わせる感じ。見方によってはビル自体が爆発しているようにも見える…ビルの中にいたらどんな状態だろうか？。

朝、ホテルでチェックアウトの手続きを待っている間、ロビーの新聞（英語）を何気なく見ると『イラン政府、外国の航空会社へのイラン国内での給油制限』のような記事が…。イランには行けるんだろうか？（行ってイイのだろうか？）と不安を覚えながら、2時間超かけてアブダビ空港へ。

空港に到着後、確認するとテヘラン行きフライトは予定通り運航。空港のインフォメーションでパソコンを借りれたので（無料）、念のため日本のニュースや外務省HPを調べたが、特別な報道も規制も無かったので予定通りイランへ。


出国手続後、新年最初の一杯はコロナビール（お屠蘇代わり?）。これから8日間のイラン旅行中はお酒を一切飲めないので、味わって頂いた（笑）。