2006/10/01 - 2006/10/01
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井上@打浦橋@上海さん
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景山公園は故宮北部にあります人工の山で成り立つ公園です。
北京の人、あるいは観光客が、この山に登り、北京の街を東西南北見渡しますと、ああ、これが北京なんだなと感慨に浸れる公園なのです。
特に、故宮を天安門広場から入り、そのだだっ広い空間にある歴史的な建築物を巡り歩いて北門からやっと出て来て、この人工の山に登った人々にとっては、高い位置からその故宮を振り返り眺め、やはり故宮は凄いな、何でこんなものを造ったのだろうと再び思い直すところなんです。そして、北京と言う都市には南北の中心軸がシッカリ存在してるんだなと実感できるところでもあります。
私は景山公園が大好きです。特に朝の風景ですね。
平均年齢60歳と言うところでしょうか、そういった北京の元気なご老人たちが、朝から皆さんいろいろなことをやってる姿を見るのが楽しいのです。社交ダンスや、体操や、後ろ歩きや、エアロビクスや、なんだか分からん思わず噴出してしまいそうなことをやってるのを見てるのが面白いのです。
2006年の国慶節の朝の景山公園の様子をご覧ください。
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景山公園の東門から公園内に入りました。
山のてっ辺に見えます万春亭は、改装工事が終わったんでしょうか。
8月に来た時には、この万春亭、工事中でして、このてっ辺からの見晴らしを体験できなかったんですが、国慶節のこの日は、どうなんでしょうか・・・遠くから見る限り、もう、終わってるように見えますが、果たしてどうか。
ただ今、9時27分です。 -
大きな筆に水を浸して、敷石の上に字を書いています。
なかなか達筆です・・・・って、全然分かりませんが。 -
東門から右回りで行き、東側の登り口を目指します。
ここでは色鮮やかな長い布をクルクル回しながら踊るグループが集まっています。
左手前のおばさん、赤を基調とした派手な服で、毎朝、ここに現れるんでしょうか。 -
ここが東側の登り口です。
さあ、上まで行きましょう。
ただ今、9時31分です。 -
少し登り、振り返りました。
この人は旅行者ではないですね。運動のために登ってるんでしょう。 -
最初の見晴台と言いますか休憩所に着きました。
これは周賞亭というらしいです。
案内板には五方亭のうちの1つ、となっていましたので、方亭というんですね。 -
周賞亭のあるところは平坦になっていまして、そこからまた上を目指します。
-
さあ、また登ります。
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2番目の方亭です。
これは観妙亭というらしいです。 -
観妙亭のあるあたりも平坦になっていまして、売店などもあります。
また上を目指します。 -
一番上の万春亭は、もうスグです。
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万春亭の手前の平坦地には、こういったコスプレ撮影が出来るところもあります。
清朝時代の女官と言いますか、そういう服を着て、これからカメラに収まるんでしょう。 -
万春亭にたどり着きました。
ただ今、9時37分です。
麓から6分ですね。高低差は70mから80mということでしょう。
私は、北京にいますと、早朝、よく景山公園に来ます。
そして、このてっ辺まで8回か10回登ります。
早朝7時前ですから、その頃は観光客より地元の人のほうが圧倒的に多いですね。
そして、皆さん、5・6回上り下りして行きます。
96年だったか、私は、このあたりでパスポートとクレジットカードなどを
入れた札入れを、落としたのか、あるいは掏られたのかしたことあります。
万春亭から北京の東西南北を見渡し、感慨にふけりながら、階段を下りたときに、
見慣れたモスグリーンの札入れが落ちてるのを発見。
あっ、俺のだ!!と拾い上げ、中を確認・・・何もなくなっていませんでした。
現金は、もともと入れてありませんでしたので、
そのままで無事だったのかもしれません。
いつも、ここに来るたびに、それを思い出します。 -
万春亭の一番高いところに上がり、北京の街の東西南北を見渡します。
まずは、北部です。
赤い屋根が見えるのは景山公園内の建物です。大きい屋根は寿皇殿で今は少年宮になっています。
その向こうに北へ真っ直ぐ伸びる道がほのかに確認できますが、この道が地安門内大街でして、空気が澄み渡っていますと、その先に鼓楼、そして更に後ろに鐘楼が見えるんですが、今日は遠くが霞んで見えません。 -
西北西の方向ですね。
北海公園が見えます。
そして白塔がほのかに見えます。 -
一番人が集まるところです。
つまり、故宮を見渡せる南に面したところです。 -
こちらが故宮方向です。
残念ながら、もやっていまして、故宮の北門であります神武門しか見えません。 -
南門方向へ向かう階段で麓の平坦部分に下りました。
南門から、右回りで行った所で、踢鍵子をしてるご老人5人グループです。
女性は1人、紅一点というところでしょうか。 -
右回りで、また少し行ったところでは、ビューンビューンと言う音が聞こえてきました。
この広場では、皆さん、2本の棒の先につけたロープで円盤のようなものを回していました。
さて、コレは、なんと言う遊びなのか・・・・・扯鈴というらしいです。
日本では中国コマとかディアボロとか言うそうですね。 -
更に右回りで西門付近まで来ました。
トランプでもやってるんでしょう。
少し小高い向こうでは、二胡を演奏してる男性と、それに合わせて歌を歌ってる女性が見えます。 -
こちらが西門ですね。
-
西門を入ってスグのところにあります植木です。
赤いのはザクロ・・・石榴です。
北京ではザクロの木を何度か見かけました。
上海では見たことありませんが。 -
また右回りで北門方向に向かいました。
遠くから歌声が聞こえてきましたので、近づいてみました。
大勢の人が集まってコーラスをしてるんですね。
指揮者もいます。
何を歌ってるのか・・・・
開いてるページには、「海島的伝説」と「老鼠愛大米」の2曲が載っています。 -
30人以上はいましたね。
皆さん、歌を楽しんでいました。
指揮者は指揮棒を持って、吊りバンドで雰囲気あります。 -
30人どころではない、50人くらいいそうです。
今は、指揮者のお話です。
軍隊経験がある方のようで、軍隊の時の思い出話をしていました。
何年も故郷へ帰れなかった、などというようなことを話していました。 -
少し山側へ上がっていきましたら、相当古くからある巨木の太い幹に背中を擦り付けてる人がいました。
木の精を背中から体内に取り入れてるんでしょう。違うかな・・・・・??
それにしても、この幹、ねじれにねじれて、確かに不思議な感じがありますね。 -
これは北門あたりからの登り口なんでしょう。
もう1度、ここから上まで行きました。 -
万春亭にあがり、また西を眺めました。
北海公園の白塔が見えます。
結局、東門登り口から2回、北門登り口から1回、合計3回登ったことになります。 -
さて、南門方向に下り、振り返りました。
万春亭がてっ辺に見えます。 -
景山公園の南門から景山前街に出ました。
そして、景山前街にあるバス停から124路トロリーバスに乗り込みました。
これが124路バスの車内です。
ガラス窓には、124路バスの行き先が表示されています。
私が乗ったバス停は「故宮」でして、一番左の終点の1つ手前の「炎黄芸術館」が降りるバス停です。
普通40分から、50分くらい掛かりますが、料金は1元ですね。
この日は38分でした。 -
バスは今は地安門内大街を真北に向かって走っています。
真正面向こうに見えるのが鼓楼です。
空気が澄んでいますと、景山公園のてっ辺の万春亭から真北方向を見渡せば見えるんですが、
この日は、ダメだったですね。 -
鼓楼が近づいてきました。
鼓楼手前で右に曲がり、鼓楼東大街に入ります。 -
鼓楼東大街に入って、スグ後ろを撮りました。
鼓楼の東面ですね。 -
鼓楼東大街で出会いましたトロリーバスです。
このトロリーは2連ですね。
珍しい・・・107路バスでしょうか・・。 -
鼓楼東大街から安定門内大街へ入ります。
向こうへ曲がりますと安定門内大街です。
あとはひたすら真っ直ぐ北へ・・・
安定門内大街⇒安定門外大街⇒安定路⇒安立路と行けば亜運村にたどり着きます。
これで「06年国慶節の朝・その4・景山公園」を終わります。
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