滝つぼにハマる女(GW：砺波・白川郷・高山・新穂高)

2006/05/02 - 2006/05/06

GW4日間を利用して北陸まわりの白川郷に行ってきました。
白川郷のネーミングに期待が大きすぎたのか、思ったよりも感動の少ない旅行でした。一つ一つの素材は悪くないはずなのに、「おぉー!!!」と思うことが少なかったというのが正直な感想です。
人間が多すぎたせいもありますかね。山の中へ、人を観にいった感じです。
関東方面から、こちらに行かれる方がいれば、是非参考にしてください。道も空いてる北陸経由がオススメです。

この旅最大のクライマックスは、30分ぐらいしか滞在していない平湯大滝でした。

旅ってこんなもんですよねー。

エリア 白川郷(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

「深夜渋滞」（1日目）

夜9時に自宅のある吉祥寺を発射したのですが、さすがＧＷ！！！
高速乗るまでも、高速乗ってからも、混みまくりでした。こんな時間に
富山着4:00でしたから、予定より2時間遅い到着となりました。
ちなみに、富山で降りたのは、旅費を下げるためにラブホを探していたからです。
案の定、いっぱいありました。
画像は、新穂高ロープウェイで、この記事とは関係ありません。

「砺波チューリップ公園」

物凄いチューリップの数でした。
流石、有名なだけはありますね。
施設も大きいし。少し圧倒されました。
でも、私個人としては・・・。
所詮花ですから。
滞在時間は、２時間３０分

「五箇山（相倉・菅沼）」

こじんまりとした感じがよかったです。
翌日、白川郷にも行きましたが、この２箇所を周れば、合掌造りは十分満喫できますね。
滞在時間は、２箇所合わせて１時間３０分

「平瀬温泉　ふじや」

菅沼を出てから、30分少々で到着。
白川郷を経由したので、混雑具合がよく分かりました。この宿は、秘湯の会ということもあって、今回の旅行では一番楽しみな温泉宿でした。
なかなかのお湯でしたが、温泉マニアとしては、もうひとつ、かな。
新館と旧館があって、旧館のほうに泊まったのですが、旧館だと貸切風呂が使えないのがショックでした。
「空いてたのに〜・・・。」
Webには、そんなこと書いてなかった。
旧館の部屋は、古く少々ボロですが、温泉マニアには十分です。

「白川郷」（２日目）

9時に宿を出発して、平瀬温泉から20分で到着しました。朝なので道も空いてたー。
今回のメインともいえる白川郷。
でも、前日に五箇山で合掌造りは、おなかいっぱいでした。
敷地も広く、キレイなところでしたが、大規模すぎて、あまり風情がないというか、
俗っぽいというか・・・。
ま、好みによりますね。
滞在時間は、１時間３０分。

「白川郷〜高山へ」

１１時に白川郷を出て、高山へ向かいました。スーパー林道は、閉鎖中なので、荘川I.C経由で、高山へ。
休憩も入れて、２時間３０分の快適なドライブでした。岐阜方面から白川郷へ向かう道は、かなり混んでましたが、逆方面は、スカスカでした。
画像は、道路わきから撮った御母衣湖です。
キレイでした。

「小鳥峠湿原」

寄り道した湿原です。
ドライブ中にこうゆうスポットを見つけると、うれしいですね。
飛騨清見から高山まで有料道路ができてたみたいですが、下道でも８０キロぐらい出せますので気持ちいいですよ。

場所は忘れちゃいました。

「高山その１」ラーメン

一番印象深いのは、高山ラーメン。
あまりいい絵が撮れませんでした。
うまかったですね、お店は秘密です。

「高山その２」東山寺院群と高山城跡

ラーメン食べた後は、食後の運動を兼ねて、お寺をまわりました。寺院群を周る散策路みたいなものがありまして、ちゃんと道になってるんです。寺をいきなり横から入って抜けたり、結構面白かったですよ。
それに、思いもよらないぐらい立派なお寺さんでした。７つぐらいあったかな。
実は、高山全般的にあまりいい感触ではなかったんですけど、このお寺まわりが一番楽しかったかな。ま、寺社仏閣好きなので。
高山城跡は、よくあるパターンで何もない小山を、ひたすら登る感じです。
頂上（本丸）行っても、本当に何にも無いです。

「高山その３」旧高山役場と街なみ

画像は、旧高山役場です。
山から下りてきて、高山の町なみを散策しました。
んー、特に見所なし

「高山その４」宿

宿の隣の建物です。
宿のオーナーは床屋の主人で、テレビにも出たことがあるそうです。値段どおりのかなりのレベルの宿でした。最初から分かってましたし、内容も予想通りなので、何の問題もないのですが・・・。
とにかく、宿が取れなくて、こうなってしまった次第です。

「高山その５」古い町並み（三之町）

20時ごろ、飛騨牛を食うために、レストランを何件がまわったんですが、時間が遅くなってしまって、待ち人の関係もあり、入れませんでした・・・。
やむを得ず、宿女将推薦のお店（居酒屋っぽい）にも行ったのですが、普通でした・・・。
食べ終えてから、夜の三之町に行きました。
夜なら、もうちょっと趣があるかなーと。
昼行っても夜でも同じですね。
別にどうということはないです。
以前、埼玉県の川越に行きましたけど。
※小京都と呼ばれ、古い町並みがある。
なんら変わらないと思います。
小京都と呼ばれるところなんて、全国にいっぱいあるじゃないですか。なぜ、高山がこれほどの人気なので、さっぱり分からずじまいです。

翌日朝市にも行きました。2箇所にあって、両方行ったけど、よくある観光客相手の朝一である以上の印象はないです。

「飛騨大鍾乳洞」（３日目）

11時ごろ高山を出発し、平湯を目指して20分程度で飛騨大鍾乳洞に到着。
時間に余裕があったので、行ってみたわけですが。
駐車場など施設も含め、想像よりづっと大規模な感じでした。
簡単に説明すると、全体1kmぐらいの鍾乳洞を名前のついた看板を観ながら歩きます。
「月の世界」やら「ナイアガラの滝」やら「ローマの遺跡」・・・。たいそうな名前が付いたただの岩です。
なんでそんな名前になったのかさえよく分かりません。関東にも、鍾乳洞っていくつかあるんですが、もっとこじんまりしていて、もっとずっと雰囲気がありました。
これほど人工的で、なめてんのかと思うぐらい人を馬鹿にした観光施設に出会ったのも久しぶりです。
そのうえ、入場料1,000円

必見です。

「平湯大滝」

高山から平湯までは、1時間っとで到達できるので、丁度いい距離のドライブでした。

5月に入ったというのに、雪が・・・。
雪景色によく映える滝ですね。いい滝でした。滝マニアとしては、満足の品です。

冬に来ると滝が凍っているそうですから、それは圧巻なんだろーなと。

この大滝のすぐ側に、足湯があります。
足湯といっても、結構な大きさで。
四角形に溝があって、その1ラインに15人ぐらいは座れるスペースがあります。近辺の売店でジュースやアイスなどを買って、足湯に入りながら休むには、絶好の場所です。
お湯も、なかなかでした。

「滝つぼにハマる女」

滝マニアとしては、滝つぼまで、ギリギリいけるところまで行きたくなるもんです。
結構しっかりした雪だったので、マクヲを呼んで、少し先のほうまで行こうとしたときでした。
「きゃっ」
「いやぁー」
ちょっとした絶叫でした。
びっくりして振り返ると。落ちてました。
下半身。
腰辺りまですっぽり。

早速、カメラで撮ろうとしたのですが、彼女の目に恐怖の色が見えたので、やむを得ず引き上げてから、穴だけを撮った次第です。

こんな、コントみたいなことはめったに無いので、是非形に残しておきたいと思ったのですが・・・と、とても残念です・

引き上げてからも、彼女は半べそ気味で、落ちた彼女をカメラで撮ろうとした私をいたく非難してました。
機嫌を取り直すのに苦労しました。

いたって普通の行動だと思われるんですが。
マクヲ曰く、
「あたしがあのまま河に流されてたら、どうするつもりだったの？」

ま、仮定の話をされてもねー。

「西穂高ビューロッヂ 」

本日の宿のお風呂です。
ロッジと言う名前とこの時期の値段からはちょっと意外なぐらいきれいな宿でした。

でも、あんまり印象に残ってないんですよね。
キレイな記憶以外は、全般的に普通だったんだと思います。

「水明館 佳留萱山荘」

宿のお風呂の前に、日帰り行きました。

最初に、「新穂高の湯」という高架下の温泉に行こうと思ったのですが、丸見え感と・・・、何より温度。
えらく低いようで（だんだん低くなってしまったらしい）

「水明館 佳留萱山荘」に日帰ってきました。
あまりよく覚えてません。
画像は、道すがら発見した「荒神の湯」の看板です。

「新穂高ロープウェイ」（４日目）

7:45に宿を出て、8:15の便に乗りました。
駐車場は、上のしらかば平を使いました。
下の駐車場を使ってしまうと、第一ロープウェイが込んでしまったり、待ち時間があるのを避けるためです。
いいロープウェイでした。
絶景です。一見の価値ありです。
でも、ロープウェイってそうゆうもんですからね。
絶景じゃなかったら困るし、スキーヤーでもないのに、高い金払って乗ってるわけだし。

平湯大滝

新穂高ロープウェイからの下界

砺波の赤いチューリップ

合掌造り