2013/04/28 - 2013/04/28
33位(同エリア178件中)
ニッキーさん
ツアーの4日目は朝からシュノンソー城、シャンボール城を見学してきました。ここまでだけでも見応えがあったのですが、夜パリのホテルへ入る前に、この日はまだ立ち寄る所があります。それがここ。シャルトルのノートルダム大聖堂、通称シャルトル大聖堂です。
もともとロマネスク様式で建てられていた大聖堂。1194年の大火災で大半が焼失し、現在の建物は13世紀以降に再建されたもの。そのため火災を免れた南塔と一部を残してゴシック様式となっています。
ステンドグラスは第1次・第2次世界大戦中は外して保管されたため、ほぼ完璧に13世紀の姿を伝えていると言われています。青色が美しいことで知られ、その深い色合いはシャルトルブルーの名前で呼ばれるほど。
ところで添乗員さんの情報によると、この日は夕方5時半から大聖堂でミサが行われるとのこと。ミサが始まると中へ入れなくなってしまうので、何とかそれまでに着きたいところです。
ただ、ここまで見て来たシュノンソー城・シャンボール城があまりに素晴らしかったので、この日はすでに十分満足していました。
それにノートルダム大聖堂はルーアンですごいのを見ましたからねー。この先行くパリにも有名なノートルダム寺院があるし、そんなにノートルダム大聖堂ばかり見なくてもいいかという気もしていました。だからまあ、シャルトルブルーが見られればラッキー、というぐらいのテンションです。
幸いバスは順調に進んで午後5時シャルトルに到着。無事に大聖堂へ入ることができました。
結果、「ノートルダム大聖堂ばかり見なくてもいいか」という前言は撤回します。シャルトルブルーの名前で呼ばれるステンドグラスの幻想的な青い色に魅了され、青いマリア様のステンドグラスの前では神々しさにしばし立ち尽くしました。
シャルトルのノートルダム大聖堂は1979年に世界遺産に登録されています。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
旅行のスケジュール
1日目 4月25日(木) 夜、成田発
2日目 4月26日(金) 早朝、パリ着
バスでルーアンへ移動
ルーアン観光
エトルタへ移動
アルセーヌ・ルパンの家見学
ガレットとクレープの昼食
エトルタの海岸観光
バスで移動してモン・サン・ミッシェル対岸のホテルに宿泊
夕食後、夕暮れのモン・サン・ミッシェル
3日目 4月27日(土) 朝のモン・サン・ミッシェル
モン・サン・ミッシェル修道院観光
オムレツ他の昼食
午後、バスで移動してトゥールに宿泊
4日目 4月28日(日) ロワール地方古城観光
アンボワーズ城外観
シュノンソー城見学
シュノンソー城敷地内のレストラン「オランジュリー」にて昼食
シャンボール城見学
★夕方、シャルトル大聖堂見学
★バスで移動、パリ泊
5日目 4月29日(月) ルーヴル美術館
車窓からパリ市内観光
セーヌ河岸沿いのレストラン「ル・ビストロ・パリジャン」にて昼食
午後フリータイムを利用して
オペラ・ガルニエ
サント・シャペル
ノートルダム寺院
バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズ
6日目 4月30日(火) ヴェルサイユ宮殿観光
午後、フリータイムを利用して
オルセー美術館
凱旋門
7日目 5月1日(祝) ジヴェルニーのモネの家と庭園
午後フリータイムを利用して
サクレクール寺院
夜遅くパリ発
8日目 5月2日(木) 夕方、成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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-
午後3時20分、シャンボール城を後にしシャルトルへ向かいます。シャルトルへは北東へバスで約1時間半。
ところでシャルトル大聖堂では、この日夕方5時半からミサが行われるとのこと。ミサが始まると入場できなくなってしまうので、それまでに着きたいです。
どうせ行くなら中へも入りたいけれど、私にはどうしてもという思い入れはありません。
この日は朝からシュノンソー城、シャンボール城と見ごたえのある名所を見て来たので、ここまでだけでもう満足。せっかくだからシャルトル大聖堂の中も見られたらな、ぐらいのテンションです。
たぶん他のメンバーも同様だったのではないでしょうか?
添乗員さんだけが「皆さんにぜひあのステンドグラスを見ていただきたいんです」と声を大にして言っていました。 -
午後5時前、スムーズにシャルトルの街に着き、大聖堂が見えて来ました。
-
あれれれ?
シャルトル、なんだかとってもきれいな街です。
大聖堂以外あんまり期待していなかったけれど、これは認識を改めた方がいいかも。 -
ほら、なんだかとってもすっきりしていませんか?
日曜日だから車が少ない?
もしかして、路上駐車が無い? -
どこを見てもスカッとしています。
-
広場もほら、このとおり。
何が違うのかよくわかりませんが、シャルトルってきれいな街だー。 -
バスを降り、歩いて大聖堂へ向かいます。
突き当りに見えるのはシャルトル駅です。
やっぱり路上駐車がないってことが街がすっきりしている理由なのかな? -
シャルトルのノートルダム大聖堂は左右建築様式の違う塔が特徴です。
最初から意図してこんな姿にした訳ではありません。
1194年の大火事で教会は大部分が焼失。
焼け残った右の塔はそのままに、他の部分がゴシック様式で建て直されたため、こんな姿になったんです。
それにしても再建の際、塔の高さぐらい揃えようと思わなかったんですかね?
後で建てた左の塔の方が10メートル近く高いそうです。
以前の塔より一歩上を行きたい、そんな思いが伝わってくるようです。 -
右の旧塔はロマネスク様式。
左の新塔はゴシック様式。
高さもデザインもまったく違う二つの塔。
アンバランスな独特の姿です。 -
歩く途中に見かけたもの。
これはどうもETCシステムのように、アクセスカードを搭載している車だけが通れるしくみのようです。
違っているかもしれませんが、実際に車が近づいただけで信号が青になって入って行くのを見ました。
カッコいい。
第一、便利ですよね。
やっぱりこの街、なんだか他の街と違います。 -
今回の旅行ではルーアンの大聖堂に続いて2つ目のノートルダム大聖堂。
ノートルダム大聖堂という名前からわかるように、ここもマリア様に捧げられた聖堂なんですね。
西のファサードはロマネスクとゴシックの融合。
正面が西を向くように建てられる教会建築には珍しく、この建物は正確には南西を向いているのだそうです。
立派だけれど、ルーアン大聖堂の透かし彫り装飾の華麗なるファサードを見た後では、これでもシンプルに見えます。 -
向かって右の尖塔。
大火災を免れたロマネスク様式の塔です。 -
左側の尖塔は16世紀に再建されたもの。
この造りには見覚えがあります。
ルーアンの大聖堂と同じフランボワイヤン・ゴシック様式ですね。
フランボワイヤンは「炎が燃え上がるような」の意味だとか。
つんつん立ってる飾り柱や透かし彫り、彫刻で華やかに飾られているところが私の好みです。 -
イチオシ
西のバラ窓。
てっぺんに幼いキリストを抱く聖母マリアの彫刻があります。
わかりますか?
ここはノートルダム(我らが貴婦人)大聖堂。
マリア様に捧げられた聖堂ですから、あの彫刻がすべてを象徴してますね。 -
下から見上げると尖塔が寸詰まりに見えます(笑)。
バラ窓とその下の3窓のステンドグラス。
中から見るとどう見えるのか、後で見てみたいと思います。 -
王の扉口と呼ばれる入口。
タンパン(扉上部の半円形のところ)にはキリストや聖母マリアの彫刻。
各扉の両側の柱には人の彫刻が彫り込まれています。
ミサが始まるにはまだ時間があります。
とりあえず良かった〜。
中へ入ります。 -
これが内側から見た西ファサードのバラ窓。
主題は「最後の審判」だそうです。
ここではガイドさんが付かないので、知識は主に後で調べたものです。 -
バラ窓の下の3連窓。
左からキリストの受難、生涯、系譜の物語が描かれているそうです。 -
イチオシ
ステンドグラスがあまりに綺麗なので、真ん中の窓をアップで狙ってみました。
よく見ると、左下の絵はマリア様が天使ガブリエルからキリストを身ごもったことを伝えられた受胎告知のシーンですよね。 -
内部は一部工事中でした。
-
後陣の聖母被昇天像。
マリア様が天使に囲まれて天へ上って行く様子を表しています。
彫刻としても非常に美しいものです。
視線は自然に上へ向かいます。 -
イチオシ
高窓には、青いステンドグラス。
この色がシャルトルブルーなんでしょうか?
すばらしい。
この神々しさには胸を打たれます。 -
南ファサードのバラ窓。
添乗員さんが言いました。
「これだけは皆さんに見ていただきたいというステンドグラスがあるんです。青いマリア様のステンドグラスなんですが、本当に心を打たれるすばらしいステンドグラスなんです。私はここへ来るたびに必ずそれを見に来るんですよ」
添乗員さんが案内してくれた先にあったのが、これ↓。 -
イチオシ
深い青色に沈むシャルトルブルーのステンドグラス。
その中に、他とは明らかに異なるガラスがあって、そこにキリストを抱く聖母マリアの姿が浮かび上がっていました。
「ミサが始まりそうな気配を察したら、静かに外へ出てくださいね」
添乗員さんはそう言って出て行き、ここでグループは一旦解散です。
私と夫は心打たれて、長い間この前に立ち尽くしていました。
やっぱり見られて良かった。 -
ブルーの聖母。
この部分は大火災の後に残った破片を集めて再生したものなんだそうです。
それはありがたみも格別ですね。
絵に描かれる時、聖母マリアは青い衣や布を身にまとった姿で描かれることが多いです。青い衣は聖母マリアの象徴なんですね。これは受胎告知の際、マリア様が青い衣を着ていたとされるからです。
ところで、後で調べてわかったのですが、この大聖堂には聖母マリアのものとされるサンクタ・カミシア(聖衣)が大火災の際も守られて今も残されているのだそうです。
この時はそれを知らず、見損ねました。(T_T)
信者じゃないからいいと言えばいいんですが、マリア様の衣、やっぱり見てみたかったです。 -
内陣外側の廊下です。
天井が優雅です。 -
聖書の物語を表す彫刻がびっしり彫り込まれています。
彫刻の上のつんつんした飾り。
尖った感じが好きです。 -
厳かな空気に溢れた空間です。
文字が読めなかった昔の人々はステンドグラスや彫刻を通して聖書を理解したと言います。
美しく荘厳なステンドグラスや彫刻は、デザインとして見ても魅了されますが、実はすべてに意味があるのですね。 -
北ファサードのバラ窓。
こちらは聖母マリアの生涯を描いているそうです -
結局5時半を過ぎてもミサが始まる気配はありませんでした。
信者の方々が集まって来る様子も見たかったけれど、そんなの贅沢。
シャルトルブルーのステンドグラスが見られて本当に良かったです。
この後、外を少し見てから集合場所へ行こうと思います。 -
南側へ回ってみます。
おー、こちらは怖いぐらいの重々しさです。
一部、工事中で緑のシートがかけられていました。 -
南側の扉口は階段を上った上にあります。
-
このゴツゴツした出っ張りはフライング・バットレス(飛梁)と言い、上部がアーチ型になっています。
身廊の柱にかかる外向きの圧力を受け止めることでゴシック様式の高い建築を支えているそうです。
肋骨みたいなフライング・バットレス。
これが外観を恐ろし気に見せているようです。 -
梁の一つ一つに像が彫り込まれています。
-
重厚な南の扉口。
-
バラ窓とその下の彫刻。
-
南のファサードの前には通りをはさんでカフェ・レストランがありました。
道に張り出したオープンスペース。
周囲の街並みも中世のような雰囲気があります。
この街、やっぱり素敵です。 -
この並びのお土産物屋さんに有料トイレがありました。
愛想の良いお店のおじさんが「こんにちは」って。
おじさんに50セント払ってトイレを借りました。 -
広場にあった記念碑。
慰霊碑でしょうか? -
道路がすっきりしているのはこの日が日曜日だったからかもしれません。
シャルトル、とにかく街がきれい。
洗練された特別な街だと感じました。
一部を見ただけですが、私はこの街、気に入りました。 -
さあ、シャルトルから一路パリへ向かいます。
パリへは北東へ92キロメートル。
1時間少々の道のりです。 -
少し時間が過ぎて、パリに近づいたのか、時々近代的な建物が姿を見せ始めました。
私はパリに近づいたら、エッフェル塔や凱旋門が見えてくるものだと思っていました。
「わー、エッフェル塔だ」「わー、凱旋門だ」と感激しながらホテルに着くものだとばかり思っていたんです。 -
ところがいったいどういう道を通ったのか、いわゆるパリらしい光景を目にしないまま、午後7時半、いきなりパリのホテルに到着しました。
ホテルがパリ市の外れの方にあったため、市の中心部を通らなかったのでしょうね。
えっ、もうパリ?
こんなにあっさり着いたら、なんだか実感が湧きません。
「翼よ、あれがパリの灯だ」みたいな感動が欲しかった〜。
ホテルの前には八重桜が満開になっていました。 -
パリでのホテルはここ。
パリ南東部、ヴァンセンヌの森に近いベスト・ウェスタン・ル・サン・モリス。
小ぢんまりしたホテルです。 -
パリ20区の外になりますが、メトロ8号線シャラントン・エコール駅から歩いて10分ほどの立地です。
このツアーがうたう「地下鉄まで徒歩約10分以内のホテルに宿泊 (注:歩く速さには個人差があります)」の条件に当てはまるホテルという訳です。 -
部屋は狭く、窓も「ええっ?」というぐらい小さいです。
けれど、なかなか使い勝手の良いホテルでした。
居心地良かったです。 -
フランスで3か所泊まったホテルの中で、唯一、湯沸しポットとセーフティーボックス(使わなかった)がありました。
-
バスルーム。
「タオルの節約にご協力ください。取り替えて欲しいタオルは床に置いてください。取り替える必要のないタオルはフックにかけておいてください」と書いてありました。
(私が読めたということは、英語でも書いてあったんだと思います)
タオルを床に置くのもどうかと思って、私はバスタブの中に入れておきました。
ホテルではいつもそうしています。 -
拡大鏡は手前に引き寄せられ角度が変えられるので、お化粧する時に使います。
私は拡大鏡が必要なほどのお化粧はしないけれど、バスルームの照明が暗かったりするので、あればあったで便利です。
使い方がわからなくて困ったのが、壁に逆さに取り付けられた緑のボトルの石けん。
下から洗剤が出て来ることは予想できますが、上からプッシュしても下から押し上げても一向に出て来ない。
ボディーシャンプーも同じタイプだったので、一日目は使えず。置いてあった固形石けんで済ませました。
後で添乗員さんに聞いたら、手前からボトルのボディーを強く押すだけ。
何の仕組みもなかったんです。
ボトルを逆さまに取り付けてあるだけだったんですね。
おかげで2日目からは使えるようになりました。 -
ここは朝食会場になるようです。
-
一旦部屋へ荷物を置いた後、ここからは希望者だけで駅まで散歩をしました。
この日は夕食が午後9時と遅かったので、添乗員さんが「最寄りの駅まで歩いてみたい方〜」って募って、夕食までの時間を使って駅までの道を実際に歩いてみたんです。
ホテル周辺の地図やメトロ・バス・タクシーの案内を紙に書いたものをもらってはいましたが、結局ほとんどの人が「駅まで散歩」に参加したと思います。
明日からのパリ観光、フリータイムの後は自分でホテルへ戻って来なければなりません。
ホテルへの帰り道を確かめておくことは大切なんです。 -
八重桜を見ながら、駅まで散歩、出発で〜す。
時間はすでに午後8時。
まだ普通に明るいです。
日が長いと一日が有効に使えます。 -
駅まで歩く途中にあったアンリ4世の銅像。
-
シャラントン・エコール駅までの道は工事中。
資材が道路に山積みにされ、工事フェンスで仕切ってあってごちゃごちゃ。
歩道に犬のフンが落ちていたりもして、お世辞にもきれいとは言えません。
カフェ、中華、イタリアン、ケバブ料理・・・お店はたくさん。
明るいうちはどうってことないけれど、暗くなってお酒を飲んだ人がたむろしたりしていたら、その横を通って帰るのはちょっと気味悪いかなぁ。
もっとも添乗員さんの話では、この辺り治安は悪くないそうです。
ちなみにメトロ出口の向かいにマクドナルドやスーパー・モノプリがありました。
駅では券売機での切符の買い方も教えてもらいました。
今回の旅行では一人5枚ずつのカルネ(回数券)がもらえたんですが、足りなくなった場合に備えてです。
ツアーは至れり尽くせり。
ただし、これは添乗員さんが気を利かせて個人的にやってくださったことだと思います。
この辺りから、この添乗員さん、もしかしてスーパー添乗員なんじゃないかと思い始めました。
思い返せばスペイン旅行の添乗員さんもカリスマ添乗員だったし、四川省旅行の中国人ガイドさんは感動すら覚えるほどの気配りでした。
添乗員さん・ガイドさん、みんな頑張ってるんですね。 -
まだ明るいので、添乗員さんと別れて有志だけでもう一つの最寄駅、エコール・ヴェテリネール・ドゥ・メゾン・アルフォール駅(ああ、メトロの駅名って覚えにくい)まで歩いてみました。
どちらの駅からの帰り道が安全か、それを確かめるためです。
写真はその途中の様子です。
高速道路の上を通り、マルヌ川を渡りました。
こっちの道はスカーッときれいだけれど、途中にひと気の無い公園がある。
比べてみた結果、多少ごちゃごちゃしていてもひと気のあるシャラントン・エコール駅を利用することにしました。
実際この翌日、翌々日と、夜シャラントン・エコール駅から歩いて帰りましたが、仕事帰りの人も歩いていて不安はありませんでした。
もちろん深夜やブランド品の紙袋を持っている場合はタクシーを利用してくださいということでした。 -
夕食は午後9時からホテルにて。
今夜は遅い夕食です。
ツアーでは食事の度にいろいろなメンバーと隣り合わせになります。
この日相席になったのは私たち夫婦と同年代のご夫妻。
とても同年代とは思えない若々しくお洒落な美男美女のお二人でした。
ここで遅まきながら24人のメンバーの紹介をしておきましょう。
夫婦が7組(うち2組が新婚旅行)、母娘が2組、姉妹が1組、一人旅の女性が1人、ご夫婦と娘さんの3人連れが1組でした。
歳は20代から70歳ぐらいまで。
貸し切りバスを間違えたりおっちょこちょいやっちゃう人、メトロの駅でメンバー全組分の地下鉄案内図をもらってくれる頼りになる人、パリへは毎年来ている人など、だんだん個性がわかって来て面白いです。
では、お料理の紹介を。
これは前菜。
ズッキーニやナス、ピーマン、パプリカなどの野菜を(たぶん茹でた後)型に入れてオイルに漬け込んだ料理ですが、野菜の甘みが出てめっちゃ美味しい。
何て言うお料理なのかな?
もう、感動の味でした。
モンサンミッシェルでガイドさんから習った言葉で言うと、ラ・メルヴェイユ(驚異)! -
牛肉の赤ワイン煮込み。
牛肉はホロホロに煮込んであり、柔らかい。
酸味の効いたコクのある味です。
細長い米粒のライスはぐにゃぐにゃパラパラしていて日本人には食感が馴染めません。
不味い訳ではありませんよ。
食習慣の違いだけのこと。
それよりフランスはパンが美味しいので、もっぱら美味しいパンを食べました。 -
デザート。
何だったか忘れました〜。((^_^;
ティラミスにアーモンドの粉が乗ったようなものだったような。
食事が終わったのが午後10時。
長かったけれど有意義な一日でした。
本日の歩数、18487歩。
やっぱり結構歩いたなぁ。
明日からは3日間パリの観光をします。
まず明日の午前中は団体行動。
ルーブル美術館へ行った後、車窓から凱旋門、エッフェル塔の下車観光(見るだけ)です。
いよいよパリの観光が始まるかと楽しみです。
エッフェル塔、凱旋門、見るぞ〜!
(美しき北フランス<8>ルーブル美術館とパリ市内観光編に続く)
http://4travel.jp/traveler/amber637/album/10779696/
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この旅行記へのコメント (7)
-
- sanaboさん 2016/08/10 17:32:33
- はじめまして
- ニッキーさん、はじめまして
シャルトルの旅行記を拝読させていただきました。
丁寧なコメントが心地良く心に響き、とても素敵な旅行記でした。
実は私も今、シャルトルの旅行記を作成中なのです。
そしてタイトルを『シャルトルブルーに魅せられて』としていたのですが
ニッキーさんとすっかり被ってしまっていたので、これから違うものを
考えます(笑)
また他の旅行記へもお邪魔させて下さいね。
よろしくお願いいたします^^
sanabo
- ニッキーさん からの返信 2016/08/12 20:56:23
- RE: はじめまして
- sanaboさん、こんにちは。
投票&書き込みありがとうございます。
わあ〜、タイトル被っちゃいましたか〜。
それはそれは・・・。
シャルトルブルーは感動的でしたからね。
先に取っちゃってすみません。
sanaboさんの旅行記も拝見しましたが、ヨーロッパを車で旅されているのですね。すばらしいです。
旅行記を書くにあたっても本当によく調べていらっしゃるので驚きました。
旅に出る前に参考にさせていただきたい保存版の旅行記ですね。
私はたいてい全部お任せのツアー旅行なので、どうしても体験が浅くなってしまうんです。
個人旅行でじっくり見て回る、そんな旅が羨ましいです。
タイトルを考える時って、ぱっと浮かんだ印象や感想を盛り込みたいもの。
せっかく一度は決められたのに改めて別のを考えるのはご面倒でしょうが、sanaboさんすみません、よろしくお願いします。m(__)m
私の旅行記はsanaboさんのとは比べ物になりませんが、またご覧いただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
ニッキー
-
- サウスピーチさん 2013/07/08 12:45:19
- いつかこの目で見てみたいシャルトルブルー!
- ニッキーさん、こんにちは! やっとシャルトルまで辿り着きました。(笑)
トップの写真は、思わず「おっ!」と言ってしまうような神々しい写真ですね。(←後で読んだニッキーさんのコメントにも
同じく“神々しい”と書いてありましたね。) とっても素敵♪
シャルトルはいつかは行ってみたいのですが、実際にまだ計画したことはないので調べたこともなく、街の様子など
全く知りませんでした。 ほんと、すごくスッキリした感じですねー。 路上駐車、恐るべし!
私は食べ物が美味しかったのと、こじんまり感があって、ヴェルサイユが気に入っているんですけどね。
(しかも、あのヴェルサイユ宮殿もあるし!)
シャルトル大聖堂の方も、今まで何度も写真で見ているにも関わらず、塔の形や高さなど、これだけ違うのに
全く覚えていませんでした。(←今まで何を見ていたんだか・・・) (^^;
やはりこうやってきちんと説明してあるととっても分かり易いですね。 (と、まるで人のせいw)
私、結構ゴシック建築って好きなんですけど、こうやって別のものと2つ横に並べてあると、
ロマネスクはシンプルですっきりしていて、中世の臭いもするし(笑)、こっちの方が好みかもー、
とか思ってしまいました。 意外だわw
シャンプーのくだりは笑ってしまいましたが、実は私も同じように「どうなってんのー、これ?」と
悪戦苦闘したことはありますw で、ただ強く押すことが分かった時には、あまりの意外性のなさ(笑)に
ちょっと苦笑しましたね。
「ラ・メルヴェイユ!」ですか〜。 私もそんな食事と出会いたいです!(笑)
サウスピーチ :)
- ニッキーさん からの返信 2013/07/09 02:18:31
- RE: シャルトルブルーへようこそ。
- シャルトルはノートルダム大聖堂しか見てないので語る資格はないんですが、とにかくこぎれいな街でした。私の写真ではひと気がないように見えますが、実際には広場で自動車の展示ショーかなんかやっていて、余興にアルセーヌ・ルパンも来てて人が大勢集まっていたんですよ。そこを写真に撮れば良かったのに、バスの窓からだったので、あっと言う間に行き過ぎてしまって。
ヴェルサイユはいいですよね〜。なんと言ってもヴェルサイユ宮殿がありますもの。
夢ですけど、サウスピーチさんみたいにヴェルサイユに宿泊する。それも2泊する。ミュージアムパスを買っておいて、人がすいてそうな時間帯を見計らってヴェルサイユ宮殿に2〜3回入る。特別展を見たり庭を回ったりもする。街歩きをして街の美術館にも入る。美味しいものを食べる。想像するだけでも楽しくなります。
> ロマネスクはシンプルですっきりしていて、中世の臭いもするし(笑)、こっちの方が好みかもー、
> とか思ってしまいました。 意外だわw
おー、それは意外です。私はゴシックの塔がいいなぁって思いました。今度の旅行でフランボワイヤン・ゴシックというのを覚えて、いいなーって。でも確かにロマネスクの塔は中世の雰囲気がありますよね。
ステンドグラスはあちこちの教会それぞれの良さがあって、どこのが一番って言えません。パリのノートルダム寺院のもすごかったし。あとは個人の好みですかね。サント・シャペルのは周りが全部ステンドグラスというのがすばらしいから別格かもしれませんね。
一つ不思議に思うことがあって、ステンドグラスには聖書の物語が描かれていて字が読めない人はあれを見て聖書を学んだとか言うけど、ホントかなって。ステンドグラスって高い所にあるから、目の悪い私は細部が見えないんです。視力1.5のサウスピーチさんなら見えるかな?昔の人は目が良かったのかな?
シャンプーの件は、サウスピーチさん、自分で発見したなんてすごい。私は先入観に縛られて発見できませんでした。知恵の輪とかも不得手です。
ニッキー
- サウスピーチさん からの返信 2013/07/09 03:21:04
- RE: RE: シャルトルブルーへようこそ。
- > 今度の旅行でフランボワイヤン・ゴシックというのを覚えて、いいなーって。
そう、私もこの名前は知らなくて、ニッキーさんに教えて頂きました。
> ステンドグラスはあちこちの教会それぞれの良さがあって、どこのが一番って言えません。
そうですね・・・。 サント・シャペルは別格ですね。 で、私はサント・シャペルの後にノートルダムに行ったので、
私にはノートルダムは何だかいまいちでした。 人もめちゃくちゃ多くて凄く混雑していたので、その辺も
あまりいい印象がなかった理由かもしれません。 まあ、よかったと仰るニッキーさんの旅行記を見て、
その良さを再確認したいと思います!(笑)
> 一つ不思議に思うことがあって、ステンドグラスには聖書の物語が描かれていて
> 字が読めない人はあれを見て聖書を学んだとか言うけど、ホントかなって。
!!! これは正に、まさに私も不思議というか、絶対に無理でしょ!と思っていたことなんです!
だいたいどこの教会もステンドグラスは高くて遠くにあるから、ちっちゃくしか見えませんよね?
しかも、角度的にもまっすぐよく見えない。 私もまともに見えたことなんてないですもん!
後で、撮った拡大写真を見て、ふ〜んと思うばかりです。
“字が読めなくても聖書の内容がステンドグラスを見れば分かる”、という、実際には見えても見えなくても(笑)、
教会の中の大きな存在として人々の心に残るような、それ自体に大きな意味があるもののような気がします。
ステンドグラスと言えば、いつか、シャガールとミュシャのステンドグラスが見てみたいと思っています。
サウスピーチ :)
-
- ねいちゃさん 2013/06/21 23:28:42
- 美しすぎます、シャルトルブルー!
- ぼんそわーる、ニッキーさん。
「そんなにノートルダム大聖堂ばかり見なくてもいいかという気もしていました。」
などと大変罰当たりな発言に、目が点になりましたよ。(笑)
私は次フランスに行く時は、ここは必見ポイントですよん。
大聖堂内に入れないとなると、膝から崩れ落ちまする。
で、入れてよかったでしょーーー。いいでしょーーー。
実際見たわけではない私が、ごらんになられたニッキーさんに
得意げにいうのも可笑しいですが・・・・。
添乗員さんが「どうしても」と仰る意味がよくわかるのです。
多くの写真で見た気にはなってますが、やっぱりナマで
この眼に焼き付けたい・・・そんな光景の一つですねぇ。
シャルトルの前言を撤回していただいて大変嬉しかったです。(笑)
それにしても
いつもながらの軽快なお話・・・読むの楽しいです。
「私は拡大鏡が必要なほどのお化粧はしないけれど」という
ごく普通の一文に思わず微笑んでしまいました。
なんというか自然体の文章をいつもお書きになりますねー。
人柄がうかがえる素敵な文章です。
いよいよ、パリですねー。
ニッキーさんにパリがどうとらえられたのか、
楽しみにしています。 ねいちゃ
- ニッキーさん からの返信 2013/06/22 22:01:32
- RE: ノートルダム大聖堂でもそれぞれ個性が
- ボンソワール ねいちゃさん。
> 「そんなにノートルダム大聖堂ばかり見なくてもいいかという気もしていました。」
>などと 大変罰当たりな発言に、目が点になりましたよ。(笑
そうですよね。そんなこと言ってたらロワールの古城巡りとか京都のお寺巡りも成り立たなくなりますよね。
今回の旅行でルーアン、シャルトル、パリのノートルダム大聖堂を見ました。その都度、前に見た大聖堂が良かったからそれを越えることはないだろうなと思いながら見ましたが、いざ見てみるとそれぞれの良さがありました。どれが最高か選べない感じでした。
> で、入れてよかったでしょーーー。いいでしょーーー。
ええっ!?ねいちゃさんのその確信ぶりは何ですかー?
シャルトル大聖堂のこと、よくご存じだったんですね。
私はシャルトルブルーという言葉は知ってましたけどそれだけだったので、欲が無かったんだと思います。それで罰当たりな考えを。後になって入れた有難味に気づきました。
ねいちゃさんが行かれる際は、マリア様のチュニックを見るのをお忘れなく。私はまったく知らなくて見損ねましたから。というよりもしかしたらミサのため後陣の裏の祭壇への立ち入りを制限していたのかもしれません。
シャルトル大聖堂に伝わるチュニックの色はブルーでも赤でもなくて白みたいです。画像調べました。よくエルグレコとかの絵に描かれているようにブルーか赤だったら最高なんですけどね。
自然体の文章だと言っていただけて嬉しいです。私は語彙が少なく、ついお決まりの表現を使ってしまいがちなので。
北フランス旅行記はやっと半分を過ぎたところ。まだ気長に書いて行きます。ねいちゃさんはマチュピチュ旅行の準備でお忙しくなるでしょうが、続きもぜひご覧ください。
ニッキー
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