地震津波による被害から9日間が経過して・・落ち着きを見せ始めたけれど・・・・

2005/01/04 - 2005/01/05

長い時間が経ちました。放映される内容も落ち着き出して着ています、其れなのに全てがまだ報告されません？？何故小さい諸島に手が入れないか？世界中から注目を集めているにも関わらず、どうして全てを確認出来ないのか？放送権問題・国事情・報道規則・・などお堅い法律や掟が其れを封じ込めて本当の報告が見えない事情が情けない・・・確かな報告・本物の情報が放映されるのはいつの事になるのだろう？？？
遺体の確認は困難を極め人手不足はさらに悪下しています。年も明け仕事が再開したタイのお役所さん達が引き上げた為人手不足は大きなマイナスを招きポンティプ先生一人に何千体もの処理が押し付けられ先生は痩せた体に鞭を打ち亡くなった方々の声を聞き続けています。あまりにも人手不足で時間が掛かり過ぎ遺体の確認が難しい状態です。歯型やＤＮＡ鑑定ように集められた個人情報、夜を徹しての作業は端で見ていても苦しい場面ばかりです。お願いだから各国から派遣された医師の方々にも手伝って欲しいとお願いしたいくらいです。・・・が各国の国事情が其れを出来なくしています。勿論、母国の遺体確認を急がなければ成らない現状でしょうが、これでは如何しようもありません。正直ここに遅れている多いな要因が存在しています。
海の景色やビーチが清掃され美しい姿を戻しても、遺体が置かれている場所と不釣合いな光景はとても観光して楽しめる状況下にないことを明らかにします。外人さんがたはそんなことは気にならないのか・・海辺で避暑を楽しみます、考え方の違いでしょうか？？？親を亡くし孤児になった沢山の子供達に如何したら救いの手が差し伸べられるか・・が今後の大きな問題になりつつあります。ユニセフが取り上げているように、インドネシアでは人身売買が行われている様子です。其れも臓器などを提供させる為にです。これは今後大きな問題を抱える事でしょう・・・世界が見直さなければ成らない状況が大きくなることを防ぎたい物です。ここタイではそんな孤児達を施設に入れて育てることを出来るだけ避けたい為に（これだけ可哀想な状況下にある子供達を更に施設に押し込めることで解決出来ない子供達の心の傷などの事情、温かい慈悲の心でこの子供達の未来を築く為にと政府が打ち出した里親募集）昨日から新聞やテレビなどで里親募集が始まりました。人身売買ではありません。子供達の将来を考えての事だと強調していました。
シミラン諸島の事情やカオラックなど交通遮断されている地域への救援活動がやっと始まり更に奥へとメスが入り出し更に被害の状況が大きいことが報告され出した現実は遅すぎた救援活動を問題化している様子を明らかにしています。
まだ、収容されない遺体の状況はもはや手遅れの為、現地では頭を痛めています。其れは人手が入れないという事などで国境からミャンマーから人が入り遺体から大切な情報を取り上げていくからです、観光地で避暑を楽しむ人たちは身元が確認できる物を持たずに海岸でくつろいでいた事などで少ない情報源を彼らは盗んで行く為、遺体が収容されても確認出来ないと言う最悪な問題を引き起こしています。其れでなくても遺体の腐敗は進み顔や姿形だけでは確認出来ない状態なのです。苦しい状況が悲劇を呼び大きな問題と成りました。寸断された陸路の回復を急いではいる物の運び出す大量の瓦礫や残骸がその行く手を阻みます。急ぐ気持ちが空回りして作業をしている人達に焦り表情が見て取れます。
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まさかタイでも起こるとは予想もしていませんでした・・凄くショックな事件です、親を亡くし孤児になってしまった外人の子供の行方が分らなくなりました・・政府はもし親類縁者が引き取りに着た場合にはその子へのお見舞金として40000Ｂが支払われるように手続きを取っていました。しかしスウェーデンから迎えが来たばかりにも関わらず、そこから突然姿を消してしまい安否が心配されます。まさかの事件は関係者の胸を曇らせ痛めています。
金がらみは人をもうじゃにします、哀しい事実です！！！
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またチェンマイに先に戻った我スタッフが沢山の写真を送って来ました。26日まで遡りその写真を見ながらもう一度津波の足跡を見ることにしましょう。
チェンマイに戻りいつかその様子をまとめられたらと考えています。

エリア タイ

フラフラ状態のポンティップ先生はタクシン首相の激励で立ちくらみを起して抱きすくめられた写真です。軽い貧血・・ではなく疲労困憊したここの本物の様子です、傍らで見ていても何も出来ない哀しさは何の資格もない自分達に憤りを覚えさせます。

そんな先生を激励してもタクシン首相は疲労困憊している医師達に手を合わせてお願いするしかない事情・・後のコメントで心配するポンティップ医師の体この悲劇の哀しみを深く受け入れ出来る限り許される限り自分の資産を提供てでも守りたいと語り、先生は涙をこぼしていた・・

気丈な態度とその手を休めずに働き続ける先生の素晴らしい働きに全国から励まし・応援の知らせが届いています。中にはスタミナドリンクが何十箱もあり手作りのお菓子などが添えられて・・

毎日毎日遺体にかけられるホルマリンの臭いは、遠く離れた自分達のいる待機所まで漂い、誰もが胸が苦しくなります。

少しずつ兵士達の手で、仮住宅が設置されてはいる物の幾ら立てても間に合わず、全国から届けられた軍ようのキャンプ用のテントが置かれ、今日から寝れる喜びを隠せない現地の住民達です。これは一日で何百ものテントを設置する作業で手に豆が出来ました。子供の喜ぶ顔た印象的でした。

この前の旅行記にも乗せましたが、海底の中は以外に無事で、津波の影響で珊瑚や海草などに影響はないようです。津波が押し寄せるその速度の違いは海底の地形に関係していると発表されました。地形が複雑で岩などがたくさんある場所では速度が速まり島などは一溜まりもなかった様子です。しかもプーケットの島より外に面しているわけですから？当然波による被害も大きいものと考えられています。

離島から被害を逃れて来た人と現地に親類などを探しに来た人達で空港は満杯です。

被害の多き場所などから非難して来た人達は未だに不安が隠せません、お金もなければ衣服もないこれから如何したらいいのか途方に暮れ、立ち直れないでいます、元気で働き出した人はホンの一握りでしかありません、これが現実でしょう・・恐怖はまだ彼らか離れません、その時の話をして泣き思い出しては泣き、家族と離れ離れになり不安が隠せない様子は、元気付けてあげたく手もなんと言う言葉を掛けたらいいのか？分りません。

この象達には自然現象が人間以上に感知出来る能力があるのではないか？と現地で話題を呼んでいます。何故なら、地震が起きる直前にカオラックの辺りで観光客用に働く象達が今迄に聞いた事もない恐怖の声を上げ騒ぎ出したと報告されました、その鳴き方は調教しているときの苦痛や病気で苦しい時の鳴き方と全く別の鳴き方で今迄確認された事が無いほどのものだと言います。それから津波が押し寄せてくる直前、誰もがまだ何も知らないでいる時に客を乗せたまま凄い勢いで逃げ始めたと言うのです、これは何か以上な状態だと感じたその場にいたたくさんの観光客は一諸に走り出して高台に逃げて込みました、そのお陰で象が逃げた場所までは海水は来なかったと言います。
その生死を分けた象の行動はやはり計り知れない象の本能を改めて教えられたように思います。
象の働きやこうした行動が人間をこれだけ救う事は素晴らしい事だと感謝したい！！

ここからは26日まで遡り我スタッフが命と引き換えにした写真や寄せられたビデオなど、その直後に撮影して歩いた状況などの写真を見てください。迫り来る海水の量は3-5ｍほど高い波で襲います。
津波の波というよりも既に海水が膨張したように押し寄せています、ホンの数分であっという間に流されています。人間が流されている様子まであります。

ここまでホンの数秒しか経っていません。

この赤い丸印のところに人が映っています。この方の行方はまだ分りません。
海水の押し寄せるのとは反対に引いていく力の大きさが人目で分る物、まだ海水が綺麗な時は海水の水の量が多いもので砂が混じり海水の量が減ってきて居るものは引き潮の力が働き凄まじい勢いで流れて行きます。これでは一溜まりもなかったことでしょう。ここはリゾートです、水着などで過ごしていた方々はこの海水の力で木にブツカリ・砂に巻かれ・岩などにブツカリ相当なダメージを追いました。その為に遺体の損傷が激しく気の毒です。

直ぐ後ろに海水が押し寄せています。この方々は間に合い無事でした。

津波が治まり海水で浸されている様子です。

空から写された様子。