ごろごろ56さんのクチコミ(3ページ)全51件

　アニメ「夏目友人帳　肆（し、と読みます）」のオープニングを飾る舞台です。
　このアニメをご覧になったことがない方は、Gyao!で第一話限定ながら公開されておりますので、どうぞ。
　http://gyao.yahoo.co.jp/player/00111/v08071/v0805000000000526608/
　夏目友人帳ファンの方であれば、“聖地巡礼”コースの欠かせない存在だと思いますが、そうでない方も、是非立ち寄ってみてください。

　人吉市街地から国道445号線を五木村方面へ走っていると、誰もが「あの森は！？」と気になってしまう小山があります。熊本県庁のサイトでは、「トトロの森」と表されております。
　http://www.pref.kumamoto.jp/site/arinomama/totoro.html

　江戸時代、近隣村民総出で普請をしたという、112段の急な石段をゆっくり登ってみましょう。境内にたどり着けば、友人帳ファンの方でなくても、“妖し（あやかし）”の存在を感じることが出来るはずです（笑）。境内の北側にある、「三産（しゃんしゃん）くぐり」の巨石も、忘れずに潜っておきましょう。

　さて、本題は、石段を下るとき。
　江戸時代当時は、しっかりしていたのでしょうが、幾雨風により、土が流され・・・。アニメの夏目少年のように、駆け下るなんぞ、トテモトテモ・・・・。同行者の方が居れば、しっかり手をつないで、ゆっくり降りてきましょう・・・（縁結びの神様か？）。
　一人旅の方も、冗談抜きで、下りは慎重に。

　「まんさく園」という障がい者福祉施設の一部門のカフェです。この施設経営者の方が、裏の顔は“カレー者”。「カレーの穴」というサイトで、日夜“カレー者”の養成に暗躍しているのだとか・・・・。これは、一度は食べてみらんと！。

　ひとつ難点としては、平日のランチタイムのみの営業時間であること。ふらっとドライブがてらに立ち寄る・・・というには、難易度が高いかな～。
　とはいえ、就労者の方の“一生懸命”の接客に、心打たれます。一度は訪れてみて頂きたいと思います。

　彼女と一緒に訪れて、「チキンと野菜のカレー」大盛り（750円＋100円）を二人とも注文したのですが、無理なく彼女も、ペロリ完食。
　辛さは、誰でもおいしく食べられるよう控えめかな・・と思いますが、大丈夫。卓上には、辛さを調節できるスパイスも用意されております。　

　はるか昔「市房山登山マラソン」に出場するため、湯前駅から湯山温泉行バスに乗り換える際、「徳丸食堂」でちゃんぽんを頂いたことがあり、そのボーリュムにびっくりした思い出があります。
　当時は、いかにも“駅前食堂”然とした佇まいだったのですが、駅前から少し移転して、洒落た外観のレストランに生まれ変わっておりました。

　今回は、くま川鉄道の観光列車「田園シンフォニー」から、市房ダム方面行バスに乗り換える際の、待ち時間に利用させて頂きました。注文したのは、カレーパン（240円）。おりしもランチタイム、次々とお客さんが入店してくるなか、「作り置きでもいいから・・」と思いつつだったのですが、
　「少々お待ちください。揚げたてをご用意します」
と言ってくださりました。
　その揚げたてアツアツのカレーパンを、湯前駅のベンチで食べたのは、二人のいい思い出です。彼女は、次回ぜひ、レストラン徳丸でランチを食べたい、とのこと。私も、楽しみにしております。

　（人口5,000人に満たない湯前町の、お昼時には行列する大繁盛店です。そして、メニューの多さにも、オドロキ。きっと、厳密にコスト計算をされていらっしゃるんだろうな～～・・・敬意を感じさせていただきます）

　歴史とは、「治水」と「利水」の歴史である！

　　と、中学校の歴史の教科書に書かれていること。
　（四大文明ですね）

　自分なんぞは、小学生時代を、神奈川県で過ごさせて頂きましたが、
社会科の副読本内で、
　“増え続ける水需要”
　　の解説として、ひたすら右肩上がりのグラフがありました。
　そして、小学5年生の遠足は、“日本最大のロックフィルダム”三保ダム
であったことを、記憶しております、

　「ダム」とは、巨大水圧に抗い続ける“人類の英知”の結集であり、碑（いしぶみ）
である・・・・・
　はずだったのですが、
　　　　　　　　　　　　そんなことはない。

　荒瀬ダム。
　少し昔であれば、肥薩線・葉木駅前には、湖水（バック・ウォーター）が広がっていたこと、記憶していらっしゃることと思います。そこに“静水の美”を見ることが出来ました。

　　でも！、川の本来の姿って！！？？......


人間の「治水」と「利水」の歴史を、体感してください。

　　

　かなり年季の入ったボーリング場の一角にあり、お世辞にも“観光客向け”雰囲気ではないことが、少々残念。とはいえ、小さい頃、家族でボーリング場に行きました・・という思い出をお持ちの方は、懐かしさを感じるでしょう。
　また、私たちがお邪魔した日は、春休み初日。お子さんを連れたママさん（パパは、残念ながら不在）たちが、ランチタイムの主なお客様。地元の方にとっては、お手軽レジャースポットなのでしょうね。
　“観光客向け”でない、人吉の街をウォッチするには、オススメかも・・・。

　話が逸れてしまいましたが、
　料理は、本格的。キッチンに通じるドアを通して、ネパール人のコックさんが“ナン”を作られる姿がほの見えるのですが、そのお手際に見とれてしまいます。
（キッチンが見通せる、オープンキッチンであればな・・・・）
　そして、私なんざ「わざわざ外食して、妙ちくりんなものなんぞ、食べん！」という偏見に固まった人間なのですが、連れて行ってくれた、彼女に感謝します。
　
　出来立て“ナン”って、アツアツ、ふっくらで、おいしいんだから～っ！！

　アニメ「夏目友人帳」ファンの方なら、“聖地巡礼”のコースに組み込まれているスポットですが、「夏目友人帳」をご存じない方も、ぜひぜひ一度は訪れてみてください。畏れ多くも、強くお奨めさせていただきます。
（人吉駅からは少し離れているので、途中下車をしてちょっと市内観光・・という方には、少々ハードなのが難点なのですが）

　「夏目友人帳」の原作者・緑川ゆき氏のご出身が、球磨地方だとか。主人公・夏目の下校シーン等でいくども登場させる、そのお気持ち。その場に立つと、十二分伝わってきます。

　そして、今でこそ「人・自転車のみ通行可」の一車線橋ですが、かつては球磨川を渡る橋として、重要な役割を担っていたであろう歴史にも、思いをはせてみましょう。

　建物自体は少々古さを感じさせられ、お部屋の使い勝手も、ちょっと「？」と戸惑うことはありますが、人吉市街地の球磨川に面した場所にあります。夜、川べりを散歩すると、「人吉に来たな～」としみじみ実感します。

　そして何よりも、何度も利用して、フロントの方に顔を覚えて頂き、
「お久しぶりです」なぞと声を掛けてくださると、嬉しい限りです。

　全国各地のローカル鉄道（ＪＲの路線も、第三セクター鉄道も）で、「観光列車」運行が企画されているようです。ここ、くま川鉄道でも、この2014年3月より運行が開始されたのが『田園シンフォニー』。
　ライバル（？）ＪＲ九州が運行する「ＳＬひとよし号」や「いさぶろう・しんぺい」のような、わかりやすい“見どころ”はありませんが、とことん応援したいです。

　幸運にも、南国宮崎で雪見風呂を楽しむことが出来ました。
　施設のスタッフの方々も、とても気持ちよい対応をしてくださり、とてもよい思い出となりました。
　また、折々の季節に訪れたい、と思います。

　・・・・たまには、時刻表を丹念に調べて、公共交通（くま川鉄道+西米良村営バス）利用での、小旅行もオススメです。
　

　旅行先で宿泊場所に選ぶのは、ネット予約可の大手ビジネスホテルチェーン系列店が当たり前になっていましたが、今回は恐る恐る・・・・電話予約。
　午後6時ごろ到着予定とお伝えしたところ、「前後30分以上到着時刻がずれる場合は、ご連絡ください」と云われて、ちょっと「？」。（まあ、事前にチェックイン予定時刻を申請するのは、チェーン店でもありますね）
　午後6時30分ぎりぎりに到着してみたら、待っていてくださったのは、部活帰り（？）らしい男の子を連れたオトウサン。チェックインをして、部屋を案内してくださったら、さっと帰っていかれました。
　・・・・・・って、えっ！、フロント係に相当する方は、常駐していらっしゃらないの～～！！！！？。
　せっかくの海沿いの閑静な場所、ウッドデッキが設けられたおしゃれな『ベイサイド芦北』内にあるものの、これでは、女性にはお奨めデキマセン・・・・。
　室内の造りも、急ごしらえ感があり、けっして使い勝手は、よくありません・・・。

　・・・なんて書くと、オススメする要素は、なくなってしまいますが、しかし！。
　察するに、オーナーは、子育て中ご家族。他のお仕事を兼業されながら、部屋の改装も出来るだけ自力で・・・なのでは。
　そう思い浮かべると、応援したくなってきませんか？。

　どこの地方でも、どの業種のお店でも、大手チェーン系列店の看板ばかり目立つ近頃です。それでいいの？と思う時、宿泊場所選びも、ネットにばかり依存するのは、ダメ！・・・・、とちょっと反省。

　くま川鉄道の観光鉄道「田園シンフォニー」、停車駅のひとつです。
　ホント、なんにもない田園風景の中に、ポツンとある駅ですが。
　お天気の良い日には、ぜひホームに降りて、青い空を見上げつつ、深呼吸をしましょう。ある意味、「田園シンフォニー」のクライマックスです。