2026/10/22 - 2026/10/22
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かずちゃん25号さん
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関西圏在住のため、奈良や京都には日帰り旅行ができます。1日自由な日があれば、気軽に歴史探訪ができるのはありがたい。
ということで、今年世界文化遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都」を訪ねてみました。
日本国の始まりの地。現在の明日香村、橿原市、桜井氏にまたがり19の構成資産が点在しています。
今回は、飛鳥寺、キトラ古墳、石舞台古墳、藤原宮跡に行ってきました。暑くなく寒くなく、旅日和な日でしたが、全部を周るのはもちろん難しく、数を絞っても徒歩や自転車ではなかなかハードだろうなと便利なバスツアー旅にしたのでした。
まずは、日本最古の本格的お寺「飛鳥寺」。蘇我馬子の発願により建立された飛鳥寺は、国家の一大プロジェクトとして、東アジアの最新技術を駆使して造営されたそうです。日本初の瓦ぶき建築でもあり、五重塔(現在はありません)を中心とした荘厳な寺院でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
-
飛鳥寺588年に造営が始まり、596年推古天皇の時代に完成しました。その後609年に大仏が完成したとか。建立は蘇我馬子の号令で始まりました。
飛鳥寺建立をきっかけに、次々と寺院が造営され、権力の象徴も古墳から寺院へと推移していくこととなりました。
創建当時の建物はすでに焼失していますが、飛鳥大仏が座する位置は、創建当時から変わっていないそうです。立派な石の台座でした。
飛鳥大仏は木造ではなく銅でできていて、日本最古級です。
飛鳥大仏のお顔は左右が非対称で、見る角度により表情が違って見えます。 -
-
どんな違いを感じますか?
一般的には、
向かって右からみると 口元が引き締まり、落ち着いた表情。
向かって左からみると 口元が柔らかく、微笑んでいる表情。
写真では角度や光の加減で違う表情に見えるかもしれません。 -
飛鳥寺の西側に五輪塔があり、「入鹿の首塚」と呼ばれています。
乙巳(いっし)の変で暗殺された蘇我入鹿の首がここまで飛んできたという伝承があるそうです。五輪塔自体は、鎌倉時代または南北朝時代の建立と考えられています。
次はキトラ古墳です。 -
古墳は見ただけではわかりませんね。
「古墳」と書いてもらわないと一般人にはわからない。
私が住んでいる町にも古墳がありますが、つい最近までそれが古墳と知らなかったし、誰が葬られていたのかも解明されていません。 -
古墳の中の石室の模型です。
キトラ古墳も誰が葬られているかまだわかっていなくて、色々な研究が進んでいます。
築造時期や場所、石室の構造から、天武天皇・持統天皇の時代の皇族、または非常に身分の高い貴族の墓と考えられています。候補としては、天武天皇の皇子である高市皇子(たけちのみこ)、百済王族の百済王昌成(くだらのこにきし・しょうじょう)、右大臣の阿倍御主人(あべのみうし)などが挙げられています。
キトラ古墳で有名なのは、石室内の壁画
壁画は修復されて、年に1度一般公開されています。
キトラ古墳壁画体験館では、そのレプリカや修復の過程などを知ることができます。 -
壁画は、
東壁:青龍
西壁:白虎
南壁:朱雀
北壁:玄武
天井:天文図
壁面:十二支像
が残っていて、7世紀~8世紀の文化を感じることができます。 -
天井に星空を書いたのは、亡くなった人が死んだ世界でも天の秩序に守られて過ごせるように願っていたためと考えられています。
-
次は、今回のメイン目的地「石舞台古墳」へ -
映像でよく見る石舞台古墳の外観
古墳時代後期に築かれた国内最大級の方墳といわれており、石室の天井石が地上に現れた姿が、舞台のように見えることから「石舞台」と呼ばれています。 -
石舞台古墳も誰が葬られているのか、わかっていません。
ただ、この周辺には、飛鳥時代の大豪族であった蘇我馬子の邸宅や庭園があったとされるため、この地域に築かれた巨大な墓は馬子のものではないかという説が有力です。 -
巨大な横穴式の石室が露出していて、最大の天井石は、約77トンと推定されています。
もとは土を盛った墳丘に覆われていましたが、現在は盛土が失われていて、石室がみえるようになっています。 -
石室の天井の隙間から日が差していました。
最後は藤原の宮跡です。 -
広い野原が広がっているような場所。日本最初の都となった藤原京がここにあったのですね。
藤原京は694年に成立し、710年に平城京へ遷都されるまでの16年間、持統・文武・元明天皇の三代にわたる都でした。藤原宮には、天皇の住まいである内裏、政治や儀式の中心となる大極殿・朝堂院、役所にあたる官衙などが置かれていたそうです。
すぐ近くにある奈良文化財研究所藤原宮跡資料室では、発掘調査や出土品等について展示がありました。現在も発掘中で、これからさらに新たな発見があったり、歴史を知る手掛かりがみつかるかもしれません。 -
春は菜の花、夏はハナハス、秋はコスモスなどが植えられ、史跡と花の風景を楽しむことができます。
-
すぐそばにはススキも秋の空になびいていました。
飛鳥・藤原の宮都は、今年世界遺産に登録されたばかり。構成資産も点在していて、一度に全部をみることは難しいですが、約1400年前、国家としての日本が始まった土地を訪ねるのはロマンを感じる秋の1日でした。
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