2026/09/21 - 2026/09/21
1位(同エリア84件中)
beachさん
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- クチコミ35件
- Q&A回答13件
- 576,308アクセス
- フォロワー321人
この旅行記のスケジュール
2026/09/21
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バスでの移動
07:55 デュッセルドルフ 発 → 10:05 リエージュ 着
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電車での移動
10:24 リエージュ 発 → 12:03 ディナン 着
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Dinant(ディナン)
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Collégiale Notre-Dame de Dinant(ノートルダム教会)
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Pâtisserie Jacobs(パティスリー・ヤコブス)
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Le Cerf Vert(ル・セール・ヴェール)
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Maison de Monsieur Sax(アドルフ・サックスの家)
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Citadelle de Dinant(ディナン城塞)
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電車での移動
16:38 ディナン 発 → 19:00(+50遅延) リエージュ 着
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Carrefour(カルフール)
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バスでの移動
19:30 リエージュ 発 → 21:40 デュッセルドルフ 着
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この旅行記スケジュールを元に
ドイツからベルギーのディナンに日帰りで行ってきました。
---Tagesfahren 21.9.2026---
ベルギー南部、ムーズ川沿いに佇む美しい街ディナン。サクソフォン発祥の地として知られる、知る人ぞ知る街です。サックスに、ディナン発祥の修道院ビール、そして郷土料理まで。「芸術の秋」と「食欲の秋」を満たす旅です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■Montag, 21. September 2026
Bonjour!今回は "芸術の秋" 到来ということで、以前から気になっていた楽器・サクソフォン(サックス)の発祥の地、ディナンへ日帰りで行ってきました。 -
ディナンは、ベルギー南部のワロン地域、ナミュール州に位置し、ムーズ川沿いにある小さな街です。
デュッセルドルフからは、車で約2時間半、電車では乗り継ぎを含めて約4時間ほどです。 -
今回は、移動も楽で料金も抑えられるため、途中のリエージュまでは格安バスFlix Busを利用。そこから電車に乗り換えてディナンに向かうことにしました。
<行き>
■Flix Bus(7,49EUR)
07:55 Düsseldorf ZOB 発
10:05 Liège-Guillemins(Lüttich) 着
■IC(16,30EUR)
10:24 Liège-Guillemins 発
11:31 Namur 乗換
12:03 Dinant 着
<帰り>
■IC(16,30EUR)
16:38 Dinant 発
17:20 Namur 乗換
18:08 Liège-Guillemins 着
■Flix Bus(8,49EUR)
19:30 Liège-Guillemins(Lüttich) 発
21:40 Düsseldorf ZOB 着
今回、バスの遅延はありませんでしたが、帰りはベルギー国鉄のICが50分遅延。毎度のことですが、ヨーロッパのダイヤはあまり信用せず、乗り継ぎなどには十分な余裕を持った行動をおすすめします。 -
ドイツからオランダの国境を越えて、ベルギーのリエージュに到着!ここから、ベルギー国鉄に乗り換えます。
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Gare de Liège-Guillemins(リエージュ=ギユマン駅)
「ギユマン」…全く読めない綴りのフランス語圏に到着しました。
そして、目の前に現れたのは、まるでスタジアムのような壮大な駅舎!スペインの建築家サンティアゴ・カラトラバが設計を手掛け、約10年の建設期間を経て、2009年に開業しました。 -
Meuse(ムーズ川)
ムーズ川沿いを走る電車。 -
Gare de Dinant(ディナン駅)
観光客らしき人の姿はちらほら見かける程度です。 -
リエージュの駅と比べると、ディナンの駅はだいぶ渋めな佇まい。
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この色の組み合わせ。拭い切れない既視感…。「みずほ銀行」にしか見えない。
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Pont Charles de Gaulle(シャルル・ド・ゴール橋)
ディナンの中心部を東西に結ぶ重要な橋で、橋の向こうには断崖の上にそびえるディナン城塞や、ムーズ川沿いの美しい街並みが広がっています。 -
Statue Charles de Gaulle(シャルル・ド・ゴール記念像)
橋の名称にもなっている、フランスの政治家・軍人シャルル・ド・ゴールの記念像。
第一次世界大戦中の1914年8月15日、当時24歳だったド・ゴールは、ディナンでドイツ軍との戦闘に参加した際、この橋の近くで負傷しました。その出来事を記念して、2014年、第一次世界大戦から100年の節目に、橋のたもとに銅製の像が建立されました。 -
まずは、ディナンを代表するこの景色から!
ブリュッセルなどの大都市とはまったく異なる独特な景観が魅力。「ベルギーにこんな場所があったの?」と思う方も、きっと多いのではないでしょうか。
フランスとの国境にも近く、ベルギーにいながら少し異国のような雰囲気を感じられる街です。 -
ムーズ川沿いに広がるカラフルな街並みと、断崖の上にそびえる城塞がつくり出す風景は、まさに絵になる美しさです。
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静かに感動する街、ディナン。
《動画》
https://youtube.com/shorts/nFJ-xH5X8J0?is=Z5VVmyiFufso9GfE観光案内所 (ディナン) 散歩・街歩き
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さて、今回のディナンの街歩き計画です!
・ディナンの街を散策
・アドルフ・サックスの生家「サックスの家」を訪ねる
・シタデル(要塞)からの絶景を楽しみ、歴史に触れる
・ディナン名物『フラミッシュ・ド・ディナン』と『クック・ド・ディナン』を味わう!
・ディナン発祥の修道院ビール『レフビール』を飲む! -
ディナンの街を象徴する、サックスの巨大モニュメントが橋を彩ります。
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Art on Sax(アート・オン・サックス)
街中には、高さ約3mのサックスのモニュメントが約60体も点在しています。各国をイメージしたデザインなど、それぞれテーマもさまざま。どんなサックスに出会えるのか、街歩きがますます楽しくなります。
こちらのデザインは、ベルリンの壁の壁画でも有名な、ティエリー・ノワール氏のデザイン。個人的に推し。 -
想像していた以上に巨大なモニュメント!街を歩く人と比べてみると、その大きさがより分かります。
こちらはオーストリアのサックス。ドナウ川をイメージしたデザイン。 -
ドイツのデザインは、サッカーをモチーフにしたもの。
やっぱり、親しみのある国のデザインには、ついつい目が留まってしまいます。 -
音楽と国際色豊かな雰囲気を感じられる、街のシンボル的なスポット。カラフルなサックスが並ぶ光景に、思わずテンションが上がります!
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Meuse(ムーズ川)
ムーズ川は、フランスからベルギー、オランダへと流れる川。
前回の旅行記オランダのマーストリヒトで登場した「Maas(蘭:マース川)」と同じ川です。 -
なんだかミニチュアの世界に迷い込んだような、可愛らしい街並み。
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川沿いには、テラス席のあるカフェやレストランが並びます。
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橋を渡ると現れるのが、重厚でクラシックな建物。
円筒形のタワーやレンガと白い石材のコントラストが美しく、背後の険しい岩山と調和しています。 -
美しい街並みを持つディナンですが、その歴史は決して穏やかなものではありません。ムーズ川沿いの要衝として栄えた一方、たび重なる戦争や侵攻にさらされ、街は何度も大きな被害を受けてきました。
それでも人々は街を再建し、現在の美しい景観をつくり上げてきました。
歴史散策は後ほど。アドルフ サックス通り 散歩・街歩き
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Collégiale Notre-Dame de Dinant(ノートルダム教会)
13世紀に建てられ、戦争や火災による被害と再建を繰り返してきたゴシック様式の教会で、特徴的な玉ねぎ型の鐘楼が印象的です。ノートルダム教会 寺院・教会
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教会の内部は、外観からは想像できないほど広々としていて、高い天井や美しいステンドグラス、静かに差し込む光が印象的です。
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主祭壇を囲むように施された美しいステンドグラス。差し込む光に照らされ、なんとも神々しい空間です。
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1902年にギュスターヴ・ラドンが制作した、ヨーロッパでも有数の大きさを誇るステンドグラス。素晴らしい色彩の中に、数々の聖書の物語。聖母マリアの生涯を中心に、天地創造から救いまでが壮大に描かれています。
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ディナンの守護聖人ペルペトゥス。頭蓋骨の聖遺物が納められていると伝えられています。
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■Collégiale Notre-Dame de Dinant @Dinant
Charles Anneessens 1879 / Louis Lemercinier 1927
静かな佇まいのオルガンと、説教壇を飾るラッパを吹く天使の彫刻が美しく調和し、教会内部に荘厳な雰囲気を醸し出しています。 -
重厚感がありながら華やかさも感じられる教会でした。
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さて、ここからは街歩きをしながら、ディナンの名物をチェックしていきたいと思います!
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Pâtisserie Jacobs(パティスリー・ヤコブス)
最初に訪れたのは、ディナンの伝統菓子で有名なパティスリー。パティスリー ヤコブス スイーツ
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1860年創業のディナンを代表する老舗パティスリー。お店のファサードも老舗感があって素敵です。
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Couque de Dinant(クック・ド・ディナン)
名物お菓子というのが、この「Couque de Dinant(クック・ド・ディナン)」という堅焼きビスケット。
小麦粉とハチミツだけというシンプルな材料で作られ、ヨーロッパで一番硬いとも言われる伝統のお菓子です。その起源は古代ローマ時代まで遡るともいわれ、1466年のディナン包囲戦の際に作られたのが始まりという説もあります。 -
パティスリー・ヤコブスは、代々受け継がれてきた伝統の製法で、ディナン名物の「クック・ド・ディナン」を作り続けています。160年以上にわたって、この街のお菓子文化を支えてきた歴史あるお店です。
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壮観!ショーウインドウに並ぶクック・ド・ディナン。
木型を使って、ひとつひとつ手作業で成形されています。ちなみに、現在では木型そのものがベルギーの伝統工芸品として高く評価されており、アンティークの木型はコレクターズアイテムとしても人気があります。
宗教的なモチーフから、風景やサックスまでデザインはさまざま。食べるだけでなく、見る楽しみもあります。 -
本当はネコや鶏モチーフが欲しかったのですが、個包装されていたのがこのデザインだけだったので、こちらを購入(6ユーロ)。
あとで意味を調べてみると「lune de miel=ハネムーン」…。まさかの自分とは程遠いテーマのデザインを選んでいたことが判明(笑)
一時帰国を控えているので、実家のお土産に決定。 -
街のお菓子屋さんでは、ベルギーの高級チョコレートなども取り扱っています。有名な「Leonidas(レオニダス)」や「Neuhaus(ノイハウス)」など。
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こちらはベルギー・ゲントの名物の砂糖菓子「Cuberdon(キュベルドン)」。もう秋のディスプレイですね。
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Au Village Gourmand(オ・ヴィラージュ・グルマン)
こちらは、約450種類ものベルギービールやクラフトビール、地元産のスピリッツ、グルメ食材などを幅広く取り揃えているお店。 -
ベルギ―と言えば、ベルギービールですね。
その中でも今回のお目当ては、ディナン発祥の修道院ビール「Leffe(レフ)」。せっかくディナンに来たなら、これは飲まずには帰れません。
ということで、普段はビールを飲まない私が、後ほどノンアルで挑戦いたします(笑) -
Av.Wiston Churchill(ウィンストン・チャーチル通り)
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Croisette(クロワゼット)
川沿いにはテラス席のあるお店が並び、ディナンらしい景色を楽しみながら歩けます。 -
Maison Leffe(メゾン・レフ)
対岸に見える赤茶色の建物は、かつての修道院を利用した建物「メゾン・レフ」。現在はレフ・ビールの歴史や醸造について学べる施設になっています。メゾン レフ 建造物
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Palais de Justice(裁判所)
背後は断崖絶壁という凄い立地。 -
Le Cerf Vert(ル・セール・ヴェール)
本日の昼食は、川沿いに位置する、カジュアルな雰囲気のビストロ「ル・セール・ヴェール」にて。
地元の食材を使った料理やベルギービールなどが楽しめるお店です。 -
お目当ては、ディナン名物の「フラミッシュ」。
今回、フラミッシュを食べられるレストランを探してみたのですが、確実にメニューに載っているのは、こちらのお店だけでした。
月曜日の営業は不確実でしたが、ダメ元で訪れてみたところ、幸いにも営業していました! -
店内は、古い建物ならではの味わいを残した、どこか懐かしいレトロな雰囲気。
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ヴィンテージ感のあるインテリアに、味わいのある写真や絵画が並び、街の歴史を感じられる空間でもありました。
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Leffe 0° :5EUR
最初に注文したのは、もちろん「Leffe(レフ・ビール)」。下戸なので、ノンアルコール。
普段ビールを飲まないので、美味しいか美味しくないかと聞かれると正直分かりませんが…気分を味わうことはできました! -
LA CÉLÈBRE FLAMICHE DE DINANT:12EUR
ディナンを代表する郷土料理「フラミッシュ・ド・ディナン」。
卵・バター・地元のチーズをたっぷり使った濃厚なタルトです。誕生のきっかけは、農婦が転んで材料が全部混ざってしまったことだとか。
毎年9月には大食い大会も開催されるほど、地元で親しまれている一品です。
濃厚なチーズはもちろん、個人的にはタルト生地そのものもとても美味しいと思いました。大満足! -
Hôtel de Ville de Dinant(市庁舎)
ディナン名物で「食欲」を満たしたので、ここからは「芸術」を楽しむ街歩きへ。 -
Monument aux morts(戦没者記念碑)
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Fontaine en verre Adolphe Sax(アドルフ・サックスの噴水)
市庁舎には、ガラス製のサックスの噴水。 -
街にはサックスのイラスト。
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一見、素通りしてしまいそうな普通の建物も、よく見るとガラス扉やドアバーにサックスのモチーフが!「隠れミッキー」ならぬ「隠れサックス」探し。
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<予備知識>
さて、ここでサクソフォンの予備知識をご紹介!
◆サクソフォンとは・・・
サクソフォン(サックス)は、1840年代にベルギーのディナン出身の楽器製作者、アドルフ・サックスが考案した楽器。金属製でキラキラと輝く見た目ですが、リードを使う木管楽器になります。 -
◆サクソフォンの種類は・・・
サクソフォンにはいくつかの種類があり、代表的なのは次の4つ。
・ソプラノサックス
・アルトサックス
・テナーサックス
・バリトンサックス
ソプラノが高音で、アルト、テナー、バリトンの順に音が低くなります。 -
◆ソプラノサックス: 小型で高い音が特徴。まっすぐな形のものもあります。
実は、私も小学生の時に吹奏楽で、メインはクラリネット、そしてサブでサックスを吹いていました。 -
◆アルトサックス: 比較的小さく扱いやすい、吹奏楽でもおなじみのサックス。
当時からバロック音楽好きだった私にとって、19世紀に誕生したサックスには、正直あまり心ときめくものがなかったのですが…。
後に、吹奏楽で一番モテる楽器が「サックス」だと知り、もっとしっかりやっておくべきだったと思いました。そこ(笑)? -
◆テナーサックス: アルトより大きく、深みのある豊かな音色が魅力。
街歩きをしながら思い出した吹奏楽時代。
『宝島』ではアルトサックス、『青い影』ではテナーサックス、メインはクラリネット担当など、曲ごとに3本の楽器を持ち替えて演奏するのが、なんだかちょっと嬉しかったなぁ…と、懐かしい気持ちになりました。 -
◆バスサックス:大きなボディが特徴で、重厚で深みのある低音を奏でます。
小さい頃からピアノを習っていた私にとって、一人で音楽を完成させるピアノと、大人数で音を重ねながら、少しずつハーモニーを作り上げていく吹奏楽は、全く別の世界。その違いがとても新鮮で、面白く感じられました。
そして、みんなで練習を重ねてきた楽曲が完成した時の感動といったら…! 演奏しながら鳥肌が立つほど、心を揺さぶられたものです。
結局、性に合っていたのはピアノでしたが(笑) -
●Maison de Monsieur Sax(アドルフ・サックスの家)
アドルフ・サックスの生涯やサクソフォンの歴史を、音や映像などを通して知ることができる施設です。予約不要で見学できます。
■開館時間
毎日 9:00~19:00
■入場料
無料
<HP(フランス語・オランダ語・英語)>
https://sax-dinant.beアドルフ サックスの生家 史跡・遺跡
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「サックスの家」は、もともとアドルフ・サックスの生家があった場所に建てられています。
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Antoine Joseph Adolphe Sax(1814-1894)
アントワーヌ・ジョゼフ・アドルフ・サックスは、サクソフォンを発明したベルギーの楽器製作者。1814年、ここディナンに生まれ、1894年にパリで生涯を閉じました。
父親も楽器製作者だったことから、幼い頃より楽器製作に親しみ、その技術と知識を身につけていきました。やがてパリへ進出し、1840年代にサクソフォンを考案。木管楽器のような柔軟な表現力と、金管楽器にも通じる力強い響きをあわせ持つ、新しい楽器を生み出しました。 -
その革新的な発明は、作曲家ベルリオーズらから高く評価されました。
しかし、当時の音楽界に新しい楽器を定着させる道のりは平坦ではありません。特許をめぐる法廷闘争や経営難にも直面しながら、楽器の改良と普及に努め、教育にも力を注ぎました。自らの発明を次の世代へと伝え、その可能性を広げることにも、生涯をかけて取り組んだのです。
記念館の前には、 彼を支えたベルリオーズの足跡も。 -
入口のサックスさんにご挨拶をして入館。
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博物館というより、彼の生涯や功績、革新的な発明を紹介する体験型の小規模な展示スペースです。
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アドルフ・サックスは、まさに天才的な発明家!
彼が生み出したサクソフォンも、当時としては革新的な楽器でした。
アドルフ・サックスは、音響学や物理法則、楽器の寸法の比率などに着目し、それらの原理を楽器づくりに応用しました。こうしてサクソフォンを発明し、ソプラノからバリトンまで、音域や大きさの異なるサックスの仲間たちを生み出していったのです。 -
サクソフォンをモチーフにデザインされた床。キーの部分はベンチになっています。素敵!
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ビゼーやベルリオーズら、作曲家たちがサクソフォンについて綴った文章のパネル展示も。
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作曲家ベルリオーズは、サクソフォンの多彩で繊細な音色を、森を吹き抜ける風や鐘の余韻にたとえ、「沈黙との境界にあるような、不思議な響き」と表現しました。
その独特の響きに大きな可能性を感じていたようです。 -
4年に1度、ディナンで開催される「アドルフ・サックス国際コンクール」。2019年には、日本人が1位・2位を独占する快挙を成し遂げました。次回は2027年開催。
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サクソフォンの特許状(Brevet d'Invention、1846年3月20日付)の図面と署名。そして初期のサクソフォン。
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アドルフ・サックス自身が製作した初期の貴重なオリジナル楽器。
広くない展示スペースながらも、サクソフォンの歴史やアドルフ・サックスの功績がコンパクトに紹介されていて、見どころがぎゅっと詰まっていました。 -
周辺のカフェにも、サックスをモチーフにしたインテリアが。 街全体で、サクソフォン発祥の地としての誇りが感じられます。
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Place Victor Collard(ヴィクトル・コラール広場)
本国ベルギー国旗の黒・黄・赤で彩られたサックス。 -
アドルフ・サックスの没後100年に設置された記念碑。モダンアートというか…芸術は爆発タイプの作品ですね。
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●Citadelle de Dinant(ディナン城塞)
■営業時間
4~9月: 10:00~18:00
10~3月: 10:00~16:30
■入場料
15EUR
<HP(フランス語・オランダ語・英語)>
https://www.citadellededinant.be/シタデル 自然・景勝地
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さて、最後の砦「シタデル(要塞)」に行きたいと思います。「砦」と表現したのには、理由があります。
通常なら、麓とシタデルを結ぶロープウェイで楽々と上れるのですが…現在は長期運休中。そのため、なんと「408段」もの階段を自力で上らなければなりません。
しかも、入場料金はロープウェイを利用する場合と同じだと…。 -
408段の階段とは、およそビルで17~20階分ほどを上り下りするレベル。
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「案外余裕なのでは?」と高を括っていましたが、階段の質がレベチでした。
石段は段差も幅もまばら。そのうえ、長年踏まれてすり減っているため、滑りやすい。
上りも心臓破りでしたが、下りも膝が壊れるかと思いました。そりゃそうだ、ここは要塞なのだから…。 -
日頃の運動不足を痛感しながら眺めた景色。
《動画》
https://youtube.com/shorts/Dbcgp42TUuo?is=dAveyGfSKjAhYxm1 -
美しいディナンの街。だがしかし、階段の疲労で若干遠い目・・・(苦笑)
-
Citadelle de Dinant(シタデル)
ムーズ川沿いの街並みを見下ろす、断崖の上に建つディナン城塞。 -
この場所には中世に起源を持つ長い歴史があり、ディナンの街が辿ってきた戦乱や歴史的な出来事を今に伝えています。
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砲台跡に展示されている前装式のカノン砲。
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山盛りの大砲。
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ディナン近郊のムーズ川とレッス川が合流するアンセルム方面の眺望。
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ディナン市街方面の眺望。河畔の街並みひとつをとっても、歴史を感じさせる趣があります。
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Maison Leffe(メゾン・レフ)
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シタデルは歴史資料館として公開されており、街が歩んできた歴史や、戦争の記憶を伝える展示を見ることができます。
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大砲の砲声や戦場の喧騒が鳴り響く通路。そして、戦火を思わせる赤い照明。
まるで戦争の真っただ中にいるかのような、緊張感の走る空間です。 -
1914年8月、ディナンは第一次世界大戦の戦火に巻き込まれました。
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ドイツ軍の偵察飛行に始まり、城塞をめぐる激しい戦闘、そして街への砲撃。8月15日にはフランス軍が城塞を奪還し、市民がフランス国歌を歌いましたが、平穏は長く続きませんでした。
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8月23日、ドイツ軍が街へ侵入。戦闘に巻き込まれた多くの市民が命を落とし、674人もの民間人が犠牲となりました。
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この歴史は決して忘れてはならない、ディナンの悲しい記憶です。
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現在は美しい街並みとムーズ川の眺望を楽しめるディナンですが、その景色の裏には、戦争によって多くの命が奪われた悲しい歴史が刻まれています。
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実は、訪れる前は、街を一望できる絶景スポットという印象が強かったのですが、歴史を知ることで見方が大きく変わりました。ここは、実際に足を運んでよかったと思える場所のひとつでした。
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歴史を知り、平和を願う。何気ない日常を送れることの有難さを感じる瞬間でした。
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恐らく、ディナンを訪れることがなかったら、知ることのなかった歴史。
旅先で美しい景色を楽しむだけでなく、その土地が歩んできた歴史に触れることも、旅の大切な意味のひとつなのだと改めて感じました。 -
Bd Léon Sasserath(レオン・サスラト大通り)
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最後にもう一度、西日に照らされた美しいディナンの風景を。
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ヨーロッパの交通機関を一切信用していない私は1時間半前行動で移動しました。結果、1時間遅延しました。はい。問題なし!
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Carrefour(カルフール)
帰りに時間があればリエージュで、本場のリエージュワッフルを食べようと思っていましたが遅延のため断念。カルフールに駆け込みました(笑)ということは・・・ -
ベルギ―のお土産。
駆け込んだ「Carrefour」で購入したお菓子。
どうしても諦めきれなかったワッフル。個人的に今まではプレーン推しでしたが、チョコがけも捨てがたい美味しさでした。ちなみに、カラメルビスケットで有名な「Lotus Bakeries(ロータス)」はベルギーの会社です。
あとはソルト&ペッパーのポテチ。
今回も相変わらず平常運転のラインナップ(笑)
"ハネムーン" 堅焼きビスケットは、日本一時帰国の際に持って帰ります。 -
Antoine Joseph Adolphe Sax @Dinant, Belgique
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Maison de Monsieur Sax @Dinant, Belgique 21.9.2026
-
ムーズ川沿いの美しい街並み、街が歩んできた歴史、そしてサクソフォンの生まれ故郷ならではの音楽との出会い。
旅先でその街ならではの魅力に触れるだけでなく、忘れかけていた自分自身の思い出にも再会できた、心に残るひとときとなりました。
それではまた。Au revoir : )
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この旅行記へのコメント (4)
-
- nichiさん 2026/10/25 18:13:25
- ディナンだ~~!
- beachさんこんにちは。
いつも「いいね」ありがとうございます。
表紙の写真でビビット来ちゃいました。
20年以上前ですが、転勤で1年間だけブリュッセルに単身赴任していたことがあります。
日本の方はベルギーにお見えになると、ブリュッセル、アントワープやブルージュにいらっしゃる方が多く、東の方はお見えになってもナミュールまで。その少し先のディナン!
なかなかお見えになる方は少ないと思います。(少なくとも20年前は・・・)
個人的に好きな町なんです。
8月の日曜日であれば、「Mr Sax's Sundays」という、ディナン中心部で無料の街頭コンサートイベントが開催されていました。
ジャンルもジャズやディキシーランド、地元の子供たちの演奏もありました。
今でもあるのかな~?
シタデルにも階段で登られたのですね~
素晴らしい!
旅行記を拝見していると、20年前とあまり変わっていないようにお見受けします。
世界一硬いクッキーである、Couque de Dinant、召し上がりました?
紅茶に浸してゆっくり戴いたのを思い出しました。
素敵な旅行記、ありがとうございました。
懐かしかった~~!
- beachさん からの返信 2026/10/25 23:16:13
- RE: ディナンだ~~!
- nichiさん
こんにちは。
コメントありがとうございます(^^)
遅ればせながら、nichiさんのディナン旅行記を拝読させていただきました。
nichiさん、ベルギーにお住まいだったのですね! 日本からベルギーを旅行する場合、ディナンまで足を延ばす方は少ないと思うのですが、個人的にずっと気になっていた街だったので、今回訪れてみることにしました。
本当に素敵な街ですよね~! 一度見たら忘れられない、印象的な景色でした。無料の街頭コンサートも、ぜひ聴いてみたかったです♪
408段のシタデルへの階段…。ロープウェイが動いていたら、絶対に階段は登らなかったと思います(笑)
ヨーロッパには、歴史的な街並みや景観が大切に保存されていて、何年経っても変わらない美しい景色がたくさんありますね。nichiさんご自身の思い出と重ね合わせながら写真を見ていただけたこと、とても嬉しいです(^^♪
nichiさんがご購入された「Couque de Dinant」は、ディナンの街並みをかたどったデザインが素敵ですね! 私も来月、日本に一時帰国した際に両親と一緒に味わう予定なので、紅茶と一緒に楽しんでみようと思います(^^)
nichiさんの旅行記を拝見しながら、旅の思い出を共有できたようで嬉しかったです。
こちらこそ、素敵なお写真と貴重な情報をありがとうございました(^^)
beach
-
- ぽちゃさん 2026/10/13 09:27:44
- ロープウェイなし408段
- beach様
おぉ~麗しい✨
文体からの利発闊達敏捷な印象が、ガラッと真逆な、いっそおっとり感も漂うお姫様❤️
ドキッとしました(≧▽≦)
ホントにピアノが似合う!
さらにクラリネットや、宝島、青い影でサックス、それが小学生で・・、天は二物三物etc.✨
秋晴れのナンディ、初めて聞く街でしたが、素敵な街並みと岩壁のコントラストが他にない、とても撮り甲斐のある楽しい景観ですね!
中でも、頑張って登って頂いた城砦から見下ろした動画は、ビル17~20階って、すくむ高さです!
ムーズ川がマース川になるんですね、国が変わると名前が変わる、なるほど!
ナンディが要所なのがとても分かり、beachさんが体感された歴史も、鈍感な私にも幾分かは伝来(←表現力なし)しました。展示の工夫も素晴らしいのでしょうね。
1時間半前行動!(^^)
ヨーロッパを闊歩出来るbeachさんの金言✨
娘にも伝えます。ありがとうございます!
こちらはしばらく過ごしやすい行楽日和が続きそうです、和食や定刻発車😆 たくさん楽しんでほしいです😊
詳しい解説も満載の楽しい旅行記を、ありがとうございました!
ぽちゃ
- beachさん からの返信 2026/10/14 21:40:02
- RE: ロープウェイなし408段
- ぽちゃさま
こんにちは(^^)
コメントありがとうございます!
いえいえ、そんな…非常にマイペースな性格なものでして(苦笑)周りを巻き込んでしまわないためにも、気楽な一人旅が自分には向いていると自覚しています(笑)
昔から音楽が好きで、興味のない分野は見向きもせず…。
そうなんです。意外と知られていない街なのですが、他ではなかなか見られない景色が広がっていて、とても新鮮でした(^^♪
408段の階段はなかなかでした(-_-;)日頃の運動不足を痛感しつつ、しかしお金を払ったからには上まで登らねばという…もはや損得勘定だけを頼りに、足を進めていました(苦笑)
1時間半前はかなり時間を取ったほうですが、今回は乗り継ぎに失敗してバスを逃すと後がなかったので、慎重に慎重を重ねた結果、無事に間に合いました。本当に…ヨーロッパは…(苦笑)
そうんです!(^^)!来月に1ヶ月近く一時帰国を控えておりまして、今はお土産を買いあさっています!今から和食も、まさにぽちゃさまのおっしゃる「定刻発車」も楽しみです(^^♪
そして、ドイツに戻った後はクリスマスマーケットが待っています♪
少し間が空いてしまうかもしれませんが、またお付き合いいただけましたら幸いです(^^)
beach
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