2026/07/01 - 2026/07/14
-位(同エリア812件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記692冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,452,510アクセス
- フォロワー202人
ボロブドゥール遺跡観光
-
7月8日(水)。今日はインドネシア旅行で最も楽しみにしていた世界遺産「ボロブドゥール遺跡」観光の日です。朝、ホテルの窓から外を見ると、青空の向こうに山々がくっきり。いよいよ、この旅のクライマックスが始まります。
-
朝9時、ホテルまで迎えに来てくれた専用車に乗って出発です。今回は、インドネシア人の日本語ガイドさんとドライバー、それに私たち夫婦2人だけのプライベートツアー。団体旅行とは違って、自分たちのペースで動けるのが何よりありがたい。車は一路、ボロブドゥール遺跡へ向かいます。
-
ボロブドゥール・パークに到着。プライベートツアーは、やはり楽(ラク)です。チケットの購入から入場手続き、次にどこへ行けばよいのかまで、すべて日本語ガイドさんが案内してくれます。私たちは言われるままについて行くだけ(笑)。ここから遺跡方面へ向かうシャトルに乗ります。
-
やって来たのは、側面が大きく開いたオープンタイプのシャトル。観光客を乗せると、ゆっくりと園内を走り始めました。
-
シャトルは、木々と芝生が広がるボロブドゥールの広大な園内を走っていきます。朝の風が車内を吹き抜けて、実に爽やか。赤道に近いインドネシアとは思えないほど心地よい時間です。
-
数分ほど走ったでしょうか。シャトルが停まり、ここで下車します。ここからはいよいよ歩いてボロブドゥールへ。
-
シャトルを降りると、最初に目に飛び込んできたのが一面に広がる「Lotus Pond(蓮池)」です。大きな緑の葉の間から、白や淡いピンク色の蓮の花が顔をのぞかせています。花の大好きな妻は大喜びで、さっそく足を止めて写真撮影。
-
池の横には「LOTUS POND」の説明板がありました。蓮は仏教において「清浄」「悟り」、そして人間が智慧へ向かう歩みを象徴する特別な花。単なる庭園の飾りではなく、ここからすでに仏教世界への物語が始まっているのですね。
-
蓮池を過ぎると、「UPANAT COUNTER」と書かれた建物へ案内されました。ボロブドゥールには境内を見学するだけのチケットと、実際に遺跡の上部へ登るチケットがあり、私たちはもちろん後者。
-
遺跡に登る人には専用の履物「Upanat(ウパナット)」が用意されています。カウンターの奥を見ると、棚には大量のUpanatがサイズ別にずらり。ここで自分の足に合った一足を受け取ります。
-
こちらが遺跡に登るときに履く専用サンダル「Upanat」。天然素材を使った柔らかな履物で、石材への摩擦や負担を少なくする目的があります。履き終えた後は記念品として持ち帰ることができます。水も一本いただき、これで準備完了。さあ、いよいよボロブドゥールへ!
-
木々に囲まれた長いアプローチの遥か彼方に、ボロブドゥールが初めて姿を現しました。「あれがボロブドゥールか!」。一気に胸が高鳴ります。
-
まっすぐ延びる道の中央には、白い小さな花が咲き乱れる緑の帯。その遥か先にボロブドゥールが鎮座しています。
-
一歩、また一歩と近づくにつれて、それまで遠くに見えていたボロブドゥールが急速に大きくなってきました。中央の大ストゥーパを頂点に、無数の小さなストゥーパが幾重にも連なっています。約1200年前、人々はいったいどのようにして、これほど巨大な石造建築を造り上げたのでしょう。
-
遺跡を正面に望む絶好の撮影ポイントに到着。ここで記念撮影。まだ入口にも着いていないのに、気分はすっかり「ボロブドゥールに来た!」です。
-
長かったアプローチもいよいよ終盤。南国らしい椰子の木に囲まれた階段を上ると、目の前のボロブドゥールが一段と大きく迫ってきます。
-
そして、ついにボロブドゥールの真正面に立ちました。幾重にも積み重なった石の壁、無数の仏塔、そして中央にそびえる大ストゥーパ。その圧倒的なスケールを前に、まずは妻と二人で記念の一枚。
-
ボロブドゥール遺跡は、下から上へ登ることによって、人間が欲望や煩悩の世界から離れ、悟りの境地へ近づいていく――その仏教世界そのものが、巨大な建築として表現されています。
-
ボロブドゥール遺跡に残る石のレリーフは、単なる装飾ではなく、仏教の教えや釈迦(ブッダ)の生涯・前世譚、そして悟りに至る道筋を「石に刻まれた経典」として具体的な物語で表現しています。
-
回廊に入ると、壁一面にレリーフが延々と続きます。王侯貴族らしい人物、従者、庶民、建物、樹木……。仏教の物語を伝えると同時に、8~9世紀頃のジャワの人々の生活や文化を知る貴重な資料にもなっています。
-
近づいて見ると、一人一人の顔や髪形、衣服、装飾品まで実に細かく彫られています。祈る人、話を聞く人、何かを差し出す人――。石に刻まれてから1200年近くたっているとは思えないほど、人々の表情が生き生きと伝わってきます。
-
これらのレリーフは、巡礼者が回廊を時計回りに進みながら仏教の教えを学び、悟りに至る道筋を追体験できるよう設計されています。 つまり、ボロブドゥール自体が「立体曼荼羅」であり、レリーフはその教えを視覚的に伝える「経典」の役割を果たしています。
-
レリーフだけではありません。回廊の角には小さな祠のような構造物が幾重にも重なり、その壁面にも人物や植物、装飾文様がびっしり。巨大な石を積み上げただけではなく、遺跡全体が一つの壮大な彫刻作品であることが分かります。
-
ガイドさんが人物や場面を指差しながら説明してくれると、一つ一つのレリーフに物語があることが分かってきます。
-
狭い石段を登っていくと、装飾の施された門の向こうに大きなストゥーパが見えてきました。暗い回廊から、明るい空へ――。いよいよボロブドゥール最上部、「悟りの世界」へ入っていきます。期待が一気に高まる瞬間です。
-
階段を登り切ると、突然視界が大きく開けました。目の前には釣鐘形のストゥーパが幾重にも並び、その中央には巨大な大ストゥーパ。写真で何度も見てきた「ボロブドゥール」が、ついに自分の目の前に現れました。これは感動です!
-
格子状の石に囲まれたストゥーパ。その内部には、このように仏像が安置されています。閉ざされた石の中から静かに姿を現す仏陀。その穏やかな表情を見ていると、下層の華やかなレリーフの世界とは明らかに空気が変わったことを感じます。
-
ストゥーパの中から外を見つめる仏像。その向こうには、緑豊かなジャワの大地と山々がどこまでも広がっています。1200年近くもの間、仏陀はここから同じ大地を見つめ続けてきたのでしょうか。思わず時間を忘れてしまう風景です。
-
ここまで登ってくると、視界を遮る高い壁はもうありません。あるのは青い空、緑の山々、そして整然と並ぶストゥーパだけ。
-
最上部から振り返ると、眼下には先ほど歩いてきた長いアプローチ。そのはるか向こうには、霞の中に美しい火山の姿が浮かんでいます。緑の大地、黒いストゥーパ、青い空――。「ここまで登ってきてよかった!」。ボロブドゥールで最も心に残った瞬間の一つでした。
-
最上部からゆっくり下りてきて、最後にもう一度ボロブドゥール遺跡を振り返ります。素晴らしかった! 後ろ髪を引かれる思いで、ボロブドゥールを後にします。
-
そして、車でマリオットホテルへ戻ってきました。朝から強烈な太陽の下を歩き続けたので、さすがに少々疲れました。まずは部屋へ直行です。
-
南国の太陽がさんさんと降り注ぐボロブドゥール。遺跡を登っている間に汗びっしょりです。まずはシャワーを浴びます。ほっと一息つくと…空腹感が襲ってきます。
-
まだランチを食べていません。さっそくクラブラウンジへ。驚くべきことに、このラウンジではデイサービスの時間中、いつでも完璧なアフタヌーンティーの食材が用意されているのです。
-
ここでは「断スイーツ&糖質制限」は完全に崩壊!スコーンに小さなケーキやプチサンドまでずらり。ランチ代わりには十分すぎるほどです。温かい紅茶を飲みながら妻と今日のボロブドゥールを振り返る――もう、幸せ感に包まれます。
-
お腹も満たされ、ボロブドゥールの感想をあれこれ妻と語り合っているうちに、だんだん眠くなってきました。適当なところでラウンジを切り上げて部屋へ戻ります。カーテンを閉めてベッドへゴロン。世界遺産を満喫し、アフタヌーンティーを楽しみ、最後はお昼寝――なんとも贅沢な旅の一日です。
→次回「プランバナン寺院」観光に続く
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
funasanさんの関連旅行記
ジョグジャカルタ(インドネシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ジョグジャカルタ(インドネシア) の人気ホテル
インドネシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インドネシア最安
294円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
36