2026/07/01 - 2026/07/14
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funasanさん
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ジョグジャカルタ・マリオット滞在記〈その2〉は、ホテルステイ最大の楽しみ「食」が主役です。
前回のMクラブラウンジのアフタヌーンティーの充実ぶりに驚きましたが、夕方のカクテルタイムは、それ以上でした。前菜から肉・魚料理、そして誘惑いっぱいのスイーツまで、もはや本格的なホテルの夕食ビュッフェそのものでした。
翌朝の朝食ビュッフェも、驚きが隠されていました。食後は、青空と緑に包まれたガーデンプールを散策。食べて、くつろいで、また食べる――。ホテルから一歩も出なくても十分に楽しめる、贅沢な一日となりました。
でも、これを4日間(4連泊)も続けたら、今まで必死に続けていた健康長寿のための「断スイーツ&糖質制限食」が完全崩壊?この危機的状況にどう対応するか?知性と欲望の果てしない闘いが続きます。
◎ホテル上級会員の世界
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GN879DN/
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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お待ちかね、午後5時半からカクテルタイムの始まりです。それにしても、ご覧の通りラウンジはガラガラ(笑)。席を探す心配などまったくなく、好きな場所を選んで、これからゆっくり夕食を楽しみます。
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こちらは食事用のテーブル席。これだけの席が用意されているのに、ほとんど人がいません。食事の提供は午後5時半から7時半までですが、滞在中、混雑を心配することは一度もありませんでした。
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さて、肝心の料理を見に行きましょう。中央の大理石カウンターには温かい料理がずらり。その奥にもパン、冷菜、サラダなどが並び、以前宿泊した時より明らかに充実しています。
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まずはサラダから。レタス、キュウリ、パプリカ、タマネギ、コーンなどが並び、好きなものを自由に組み合わせます。野菜もしっかり食べたい私たちにはありがたいコーナーです。
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私にとって嬉しいチーズ・プラッター。チェダー系を中心に数種類のチーズがきれいに盛り付けられ、ブドウやイチゴ、レーズンなども添えられています。糖質制限中の私にとってチーズは強い味方です。
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小皿に一品ずつ盛られたオードブルも充実しています。ベトナム風生春巻き、ツナのカナッペ、カニ風味のロール、野菜のクルディテなど、見た目にも華やか。
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そして、この日の主役がこちら。札には「Mediterranean Fish(地中海風の魚料理)」とあります。大きな魚を豪快に一尾使い、トマトやパプリカ、オリーブ、レモンなどをたっぷり添えた見事な一皿です。
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Roasted Chicken with Mushroom Sauce(ローストチキンのマッシュルームソース)。大きな器いっぱいにチキンが入り、赤・黄・緑のパプリカを添えたボリューム満点の一品です。
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Ikan Kuah Gulai(Gulai Fish Curry/魚のグライカレー)。魚をココナッツミルクとスパイスを使った濃厚なカレーソースで仕上げた、インドネシアらしい一品です。
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Capcay(Stir-fried Mixed Vegetable with Savory Sauce)。ブロッコリー、カリフラワー、ベビーコーンなどをたっぷり使った野菜料理です。
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そして洋食からはPasta Alfredo Seafood(シーフードのアルフレードパスタ)。平打ちのパスタに魚介をたっぷり合わせた、見るからに食べ応えのある一皿です。
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そして、極めつけは何と寿司の盛り合わせ! 立派な舟盛りの器に、握り寿司と色とりどりの巻き寿司がずらりと並んでいます。7年前より明らかにアップしています。ここまで見て回っただけで、もはやラウンジでの『軽食』という言葉は完全に頭から消えました。
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もちろんパン類にも手抜きはありません。バゲットやカンパーニュ風のハード系パンから、小ぶりのロールパンまで種類豊富。 チーズやサラダ、温かい料理と組み合わせれば、立派な夕食になります。
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極めつけの、そのまた極めつけがデザートコーナーです。まず目に飛び込んできたのが、色鮮やかな一口サイズのスイーツ。中央にはミント系と思われる小さなムースも並んでいます。イチゴを使った小さなデザートも実に美味しそうです。
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さらに追い打ちをかけるように、今度は大きなチーズケーキが登場しました。真っ白なケーキの上にはイチゴとチョコレートの飾り。見るからに濃厚で美味しそうです。以前の私なら迷わず一切れ取っていたでしょう。しかし今は断スイーツ中。「旅行中くらいはいいじゃないか」という悪魔の囁きと、「いや、ここで負けてはいけない」という理性が、頭の中で激しく戦っています。
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とどめを刺すように現れたのが、この立派なチョコレートケーキ。艶やかなチョコレートにイチゴを飾った姿は、いかにも誘惑的です。ここまで来るとカクテルタイムというより、もうホテルのディナービュッフェそのもの。「食べるべきか、食べざるべきか、それが問題だ」――断スイーツを始めて以来、これほどハムレットの苦悩を身近に感じたことはありません(笑)。
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カクテルタイムにはライブステーションまで用意されています。スタッフが常駐し、注文に応じて目の前で調理してくれます。
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こちらのライブステーションではPANINI(パニーニ)を作ってくれます。フォカッチャ、チャバタ、バゲットなどのパンに、チーズ、牛肉、野菜、ソースなどを挟むイタリア風サンドイッチとあります。
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さらに隣には、もう一つのライブステーション。麺、ビーフン、青菜、もやし、豆腐らしき具材などがずらりと並び、スタッフがその場で温かい一杯を仕上げてくれます。
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その料理がこちらの「BAKSO KOTA(バクソ・コタ)」。牛挽肉とタピオカ粉などから作った弾力のある肉団子を、温かいスープに麺やビーフン、野菜などと一緒に入れていただく料理です。
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私の前菜です。大皿にはたっぷりの生野菜、チーズ、ブドウなどを盛り、さらに小皿料理も少しずつ。温かい紅茶を添えて、まずはゆっくりスタート。「ラウンジの軽食」のつもりで来たのですが、どう見てもこれは本格的なディナーの前菜です。
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そしてメイン料理。魚料理にブロッコリーなどの温野菜、もう一皿には鶏肉などの肉料理と魚料理、ベビーコーンをはじめとする野菜を盛りました。ご飯や麺類を取らなくても、肉・魚・野菜だけでこれだけ立派な一皿が完成します。 私の糖質制限スタイルにも実にありがたいカクテルタイムです。
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問題は最後のデザートです。先ほどまで「食べるべきか、食べざるべきか?」とハムレットのように悩んでいた私ですが――結局、誘惑に負けました!これだけ見事に並べられては仕方ありません。旅先では、たまには自分を許すことにしましょう。ただし、妻とのシェアです。(笑)。
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前菜、肉と魚のメイン、そしてデザートまで。これがすべてクラブラウンジのカクテルタイムです。もう、これ以上何を望みましょう。私にとっては文句なしのフルコース・ディナーとなりました。
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カクテルタイムの終了後、ガーデンプール周辺を散歩します。ホテル外壁の幾何学模様の灯りがプールの水面いっぱいに映り込み、昼間とはまるで別世界。幻想的な夜のマリオット――「ああ、ここに泊まってよかった」と、しみじみ満足するひとときでした。
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翌朝、目を覚まして客室の窓から外を見ると、ジョグジャカルタの街並みの彼方に、雄大な「ムラピ山(Mount Merapi、標高約2,900m)」が姿を見せていました。朝の柔らかな光と薄い霞の中に浮かぶ火山のシルエット――高層階の部屋ならではの、何とも贅沢な朝の風景です。
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朝食は昨夜と同じMクラブラウンジへ。ラウンジ内にも朝食ビュッフェが用意され、ここだけでも十分と思ったのですが……さらに驚きが待っていました。
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何と、ラウンジのドアを開けると、その先はホテルの本格的な朝食レストラン「Yogyakarta Kitchen」につながっているのです。これは7年前も同じですが、ラウンジ利用者は両方とも自由に使えます。
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広いレストラン内にはずらりとテーブルが並び、朝食時間帯は大勢の宿泊客で賑わいます。Yogyakarta Kitchenはビュッフェを提供するオールデイダイニングです。
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これはラウンジアクセス客を優遇した素晴らしい設計です。実際、朝食レストランはかなり混雑していたので、私たちは静かなラウンジ席を確保して、食材はレストランから自由にピックアップしました。
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ラウンジにもレストランにも街を見渡す開放的なテラス席があります。朝はまだ涼しいです。ジョグジャカルタの朝の空気を感じながら朝食を楽しむのも気持ちよさそうです。
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レストランの奥へ進むと、またまた目を奪われました。そこには西洋式ホテルの朝食ビュッフェとはまったく雰囲気の違う、ジャワの伝統的な台所を思わせる本格的なライブステーションが設けられています。
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重厚な木彫りの装飾、素焼きの鍋、昔ながらの調理器具、そして背後にはジャワ文化を象徴するワヤンの人形。スタッフがその場で料理を仕上げてくれます。単なる「料理コーナー」というより、ジョグジャカルタの食文化そのものをホテルの中に再現した小さな舞台のようです。
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説明板の「Gudeg(グドゥッ)」。若いジャックフルーツをココナッツミルクやパームシュガー、香辛料とともに何時間も煮込む、ジョグジャカルタを代表する郷土料理です。インドネシア政府観光情報でも、グドゥッは単なる料理ではなく、ジョグジャカルタの「文化的アイデンティティ」とまで紹介されています。
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さらに「Tahu Tek(タフ・テック)」など、ジャワ各地の料理まで並びます。ホテル公式も「Yogyakarta Kitchen」を、ジョグジャカルタの豊かな伝統をベースに、本格的なインドネシア料理とアジア・西洋料理を融合したレストランと位置づけています。
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昨夜はアフタヌーンティーから豪華なカクテルタイムまで、しっかり食べています。さすがに朝になっても、あまりお腹は空いていません。
それでも、これだけ充実した朝食ビュッフェを目の前にして素通りするのも惜しい。そこで、混んでいるレストランを横目に見て、妻と静かなラウンジで少しずついただくことにしました。 -
まずはたっぷりの生野菜にハム、そして色鮮やかな南国フルーツ。
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次はライブキッチンで作ってもらったオムレツにソーセージ、焼きトマトなど。
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そして最後はコーヒー。ところが、その横には焼きたてのクロワッサンやデニッシュが……。
「断スイーツ、糖質制限はどうした?」
昨日に続いて、またしても誘惑に負けてしまいました(笑)。
まあ、旅先です。これも五つ星ホテルの朝食を楽しむということで――今日は特別! -
朝食を終え、窓の外を見ると、ジョグジャカルタの街の向こうには緑豊かな風景がどこまでも広がっています。そして、青空!空気汚染の激しいジャカルタやバンドンの曇った空とは違います。
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そして外へ出れば、青空の下に広がる大きなガーデンプール。ここで、ふと現実に戻ります。
「このホテルに、4連泊するんだよな……」
朝食、アフタヌーンティー、そしてカクテルタイム。毎日3回、目の前にこれだけの美食が並びます。 -
昨日は「旅先だから今日は特別!」で済ませました。そして、今朝の朝食ブッフェも…。しかし、その“特別な日”が4日間も続いたら――。
私の「断スイーツ&糖質制限」は、完全崩壊してしまうのではないか?(笑) -
そんな心の葛藤とは裏腹に、朝のプールは実に爽やか。真っ青な空、南国の緑、キラキラ輝く水面を眺めていると、
「まあ、旅の間くらいはいいか……」
そんな悪魔のささやきが聞こえてきます。
こうして、食べて、眺めて、悩んで、また食べる――。
ジョグジャカルタ・マリオット、恐るべし。
これにて「マリオットホテル(その2)」を終わります。
注:私は肥満でも糖尿病でもありません。でも、なぜ、これほど「糖質」にこだわっているのか?それは「断スイーツ&糖質制限」が「健康長寿」への1丁目1番地だと思っているからです。
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