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甲府盆地東部の笛吹川水系の金川右岸に葡萄や桃畑が&#8203;広がる笛吹市一宮町。<br /> 視界を遮るもののない雄大な景観の中に鎮座する甲斐國一宮 淺間神社。

山梨県​笛吹市 『甲斐國一宮 淺間神社』

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2026/06/10 - 2026/06/10

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旅行記グループ 甲斐國一宮巡拝

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kimi shinさん

甲府盆地東部の笛吹川水系の金川右岸に葡萄や桃畑が​広がる笛吹市一宮町。
 視界を遮るもののない雄大な景観の中に鎮座する甲斐國一宮 淺間神社。

旅行の満足度
2.5
観光
2.5
交通
2.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩
  • 甲府盆地東部の笛吹川水系の金川右岸に葡萄や桃畑が?広がる笛吹市一宮町。<br /> 視界を遮るもののない雄大な景観の中に鎮座する甲斐國一宮 淺間神社。<br />山梨県庁からだと国道20号線を30分ほど東進した「一宮淺間神社交差点」までくると写真の大鳥居が現れます。<br />鳥居の脇に「甲斐国第一宮 淺間神社」の社号標が建っており、鳥居の先に見える杜が淺間神社の杜になります。

    甲府盆地東部の笛吹川水系の金川右岸に葡萄や桃畑が?広がる笛吹市一宮町。
     視界を遮るもののない雄大な景観の中に鎮座する甲斐國一宮 淺間神社。
    山梨県庁からだと国道20号線を30分ほど東進した「一宮淺間神社交差点」までくると写真の大鳥居が現れます。
    鳥居の脇に「甲斐国第一宮 淺間神社」の社号標が建っており、鳥居の先に見える杜が淺間神社の杜になります。

  • 鳥居から北上し、京戸川に架かる赤い桜橋を渡った左側に淺間神社の境外末社天神社が鎮座します。 

    鳥居から北上し、京戸川に架かる赤い桜橋を渡った左側に淺間神社の境外末社天神社が鎮座します。 

  • 京戸川右岸堤に鎮座する天神社全景。 <br /> 天神と言えば梅がつきものですが、社頭の二本の桜が境内に大きな影を落としています。

    京戸川右岸堤に鎮座する天神社全景。 
     天神と言えば梅がつきものですが、社頭の二本の桜が境内に大きな影を落としています。

  • 黒光りする撫で牛は黒御影石製のもの。

    黒光りする撫で牛は黒御影石製のもの。

  • 一本の梅の樹の先に祀られている天神社本殿と右にある大きな岩は蚕神。<br /> 今でこそ葡萄や果実の一大産地ですが、ひと昔前は養蚕も盛んな地域だったのだろう。<br />左を流れる京戸川を遡っていくと、細い流れの山宮川が合流します。<br /> その源に淺間神社はじまりの地、山宮神社(本宮)になります。

    一本の梅の樹の先に祀られている天神社本殿と右にある大きな岩は蚕神。
     今でこそ葡萄や果実の一大産地ですが、ひと昔前は養蚕も盛んな地域だったのだろう。
    左を流れる京戸川を遡っていくと、細い流れの山宮川が合流します。
     その源に淺間神社はじまりの地、山宮神社(本宮)になります。

  • この辺りで見かけたマンホールは桃がデザインされています。<br /> 山梨県・笛吹市は桃の生産量では日本一を誇る地域で、春ともなれば山々を背景に桃の花が咲き、桃源郷のような景色も見られる。

    この辺りで見かけたマンホールは桃がデザインされています。
     山梨県・笛吹市は桃の生産量では日本一を誇る地域で、春ともなれば山々を背景に桃の花が咲き、桃源郷のような景色も見られる。

  • 南を向いて構える二ノ鳥居と随神門、右に「国幣中社淺間神社」の社号標がある。

    南を向いて構える二ノ鳥居と随神門、右に「国幣中社淺間神社」の社号標がある。

  • 随神門は寛政元年(1789)に建立された切妻銅板葺の八脚門。

    随神門は寛政元年(1789)に建立された切妻銅板葺の八脚門。

  • 随神門からニノ鳥居、大鳥居が建つ参道の眺め。<br /> ニノ鳥居から左に進んだ境内に、淺間神社始まりの地とされる、神山に鎮座する元宮の山宮神社遥拝所があります。 

    随神門からニノ鳥居、大鳥居が建つ参道の眺め。
     ニノ鳥居から左に進んだ境内に、淺間神社始まりの地とされる、神山に鎮座する元宮の山宮神社遥拝所があります。 

  • 境内の東外れに鎮座する山宮神社遥拝所。<br /> 垂仁天皇八年(BC22)、淺間神社から東南へ2kmほど、山宮川水源の神山の麓に、木花開耶姫命、大山祇神、瓊々杵命を祀る元宮を起源とする。<br />後の富士山貞観大噴火では当地も大きな被害を受け、噴火翌年の貞観七年(865)に富士山の噴火鎮護の目的から当地に里宮を建立し、元宮より祭神の木花開耶姫命を遷座したことが淺間神社のはじまり。<br /> 遥拝所は神山に祀られている大山祇神と天孫瓊々杵命の二柱を遥拝するもの。<br /><br />淺間神社参拝後、山宮川を遡って山宮神社を探してみたが、容易に参拝できる場所ではなさそうで、入口を見つけられなかった。

    境内の東外れに鎮座する山宮神社遥拝所。
     垂仁天皇八年(BC22)、淺間神社から東南へ2kmほど、山宮川水源の神山の麓に、木花開耶姫命、大山祇神、瓊々杵命を祀る元宮を起源とする。
    後の富士山貞観大噴火では当地も大きな被害を受け、噴火翌年の貞観七年(865)に富士山の噴火鎮護の目的から当地に里宮を建立し、元宮より祭神の木花開耶姫命を遷座したことが淺間神社のはじまり。
     遥拝所は神山に祀られている大山祇神と天孫瓊々杵命の二柱を遥拝するもの。

    淺間神社参拝後、山宮川を遡って山宮神社を探してみたが、容易に参拝できる場所ではなさそうで、入口を見つけられなかった。

  • 神山を背にして建つ遥拝所。<br /> この左側には陰陽石が安置されています。

    神山を背にして建つ遥拝所。
     この左側には陰陽石が安置されています。

  • 当社周辺は「葡萄畑が織りなす風景」として日本遺産に指定されています。<br /> 葡萄に留まらず、今頃は桃がたわわに実る時期を迎えているだろう。<br />下は栞に掲載されていた境内配置図。<br /> 鳥居や随神門、神楽殿の建つ方位は、富士山を仰ぐ南を向いて建てられているのに対し、社殿は神山のある東を向いて配置されているのが興味深い。

    当社周辺は「葡萄畑が織りなす風景」として日本遺産に指定されています。
     葡萄に留まらず、今頃は桃がたわわに実る時期を迎えているだろう。
    下は栞に掲載されていた境内配置図。
     鳥居や随神門、神楽殿の建つ方位は、富士山を仰ぐ南を向いて建てられているのに対し、社殿は神山のある東を向いて配置されているのが興味深い。

  • 随神門から境内の眺め。<br /> 門の左右の間には随神が安置されている。

    随神門から境内の眺め。
     門の左右の間には随神が安置されている。

  • 左右の間に随神を安置する随神門から社殿の眺め。<br /> 訪れた時は、茅の輪が設けられ、境内に入るためには作法があります。

    左右の間に随神を安置する随神門から社殿の眺め。
     訪れた時は、茅の輪が設けられ、境内に入るためには作法があります。

  • 銘は見当たらず、文化財一覧に載っておらず、制作年代は定かではない。

    銘は見当たらず、文化財一覧に載っておらず、制作年代は定かではない。

  • 境内右側の手水舎、女神の井戸と呼ばれ、境内の井戸が枯れたため、新たに掘削された井戸で、手水鉢には享保十九年(1735)の銘が刻まれていました。<br /> その左には大黒天像が安置されています。

    境内右側の手水舎、女神の井戸と呼ばれ、境内の井戸が枯れたため、新たに掘削された井戸で、手水鉢には享保十九年(1735)の銘が刻まれていました。
     その左には大黒天像が安置されています。

  • 参道は左に向きを変え、東向きに入母屋銅葺屋根の拝殿・幣殿・本殿が建てられている。

    参道は左に向きを変え、東向きに入母屋銅葺屋根の拝殿・幣殿・本殿が建てられている。

  • 拝殿は平側に唐破風向拝を備え、寛文十二年(1672)に造営されたもの、市の有形文化財に指定されている。

    拝殿は平側に唐破風向拝を備え、寛文十二年(1672)に造営されたもの、市の有形文化財に指定されている。

  • 上は拝殿を守護する狛犬。<br />下は拝殿から幣殿方向の眺め。<br /> 拝殿内には元禄七年(1694)に寄進された参拾六歌仙の額が掲げられています。<br />淺間神社は武田信玄から篤い庇護を受け、宝物の中には信玄から奉納された国次銘の太刀(県指定文化財)を所蔵する。

    上は拝殿を守護する狛犬。
    下は拝殿から幣殿方向の眺め。
     拝殿内には元禄七年(1694)に寄進された参拾六歌仙の額が掲げられています。
    淺間神社は武田信玄から篤い庇護を受け、宝物の中には信玄から奉納された国次銘の太刀(県指定文化財)を所蔵する。

  • 神楽殿。<br /> 拝殿右に建てられており、随神門の正面に南を向いて建てられている。<br />四方吹き抜けの入母屋銅葺屋根の建物で、周囲は舞台造りのように高く上げられた位置に縁側がある。<br /> 舞台中心の下側は吹き抜けではなく部屋のようになっており、農村舞台の回り舞台のような仕掛けでもあるのだろうか。<br /> <br />神楽殿の右の裏参道口に、両部鳥居が建っており、かつての一ノ鳥居を移設したものという。

    神楽殿。
     拝殿右に建てられており、随神門の正面に南を向いて建てられている。
    四方吹き抜けの入母屋銅葺屋根の建物で、周囲は舞台造りのように高く上げられた位置に縁側がある。
     舞台中心の下側は吹き抜けではなく部屋のようになっており、農村舞台の回り舞台のような仕掛けでもあるのだろうか。
     
    神楽殿の右の裏参道口に、両部鳥居が建っており、かつての一ノ鳥居を移設したものという。

  • 神楽殿から左に進むと境内社の七社大神や護国社など祀られています。

    神楽殿から左に進むと境内社の七社大神や護国社など祀られています。

  • 神輿庫の左脇の七社大神。<br /> 現在の社殿は平成十五年に改修されたもので、雨降大神、道祖神、稲荷大神、金毘羅大神、六所大神、加具土大神、天満宮が祀られている。

    神輿庫の左脇の七社大神。
     現在の社殿は平成十五年に改修されたもので、雨降大神、道祖神、稲荷大神、金毘羅大神、六所大神、加具土大神、天満宮が祀られている。

  • 護国社。

    護国社。

  • この先の参道は本殿を回り込むように続き、十二支石像や冨士石、境内社の稲荷社に続く。

    この先の参道は本殿を回り込むように続き、十二支石像や冨士石、境内社の稲荷社に続く。

  • 境内社の稲荷社、左の丸い石は太陽神と呼ばれるもの。

    境内社の稲荷社、左の丸い石は太陽神と呼ばれるもの。

  • 稲荷社本殿。<br /> もともとは甲斐市の工場鎮守社だったものがこちらに移築されたもの。

    稲荷社本殿。
     もともとは甲斐市の工場鎮守社だったものがこちらに移築されたもの。

  • 本殿左側から本殿の眺め。<br /> 梅の樹が遮って本殿の姿は良く分からなかった。

    本殿左側から本殿の眺め。
     梅の樹が遮って本殿の姿は良く分からなかった。

  • かつては天然記念物の「夫婦梅」と呼ばれた梅の老木があったようですが、現在はその子孫に受け継がれ、小授け祈願に訪れた参拝者にお下がりとして夫婦梅の実を授与しています。

    かつては天然記念物の「夫婦梅」と呼ばれた梅の老木があったようですが、現在はその子孫に受け継がれ、小授け祈願に訪れた参拝者にお下がりとして夫婦梅の実を授与しています。

  • 上は「夫婦梅」の左に鎮座する神明社と真貞社(下)。<br /> 真貞社は貞観六年の富士山噴火の時の八代郡擬大領 伴直真貞を祭神に祀る境内社。

    上は「夫婦梅」の左に鎮座する神明社と真貞社(下)。
     真貞社は貞観六年の富士山噴火の時の八代郡擬大領 伴直真貞を祭神に祀る境内社。

  • 幸いにして、甲斐国と駿河国の淺間神社が富士の鎮護を祈り続け、富士は長く静穏を保っています。<br /> その静穏が当たり前ではないことを改めて感じます。 <br /><br />山梨県笛吹市 『甲斐國一宮 淺間神社』<br />創建 / 貞観七年(865)<br />祭神 / 木花開耶姫命<br />境内社 / 七社大神、護国社、稲荷社、神明社、真貞社<br />境外社 / 天神社、山宮神社<br />祭礼 / ---<br />所在地 / 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684<br />参拝日 / 2026/06/10

    幸いにして、甲斐国と駿河国の淺間神社が富士の鎮護を祈り続け、富士は長く静穏を保っています。
     その静穏が当たり前ではないことを改めて感じます。 

    山梨県笛吹市 『甲斐國一宮 淺間神社』
    創建 / 貞観七年(865)
    祭神 / 木花開耶姫命
    境内社 / 七社大神、護国社、稲荷社、神明社、真貞社
    境外社 / 天神社、山宮神社
    祭礼 / ---
    所在地 / 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
    参拝日 / 2026/06/10

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