2026/06/05 - 2026/06/13
401位(同エリア414件中)
youさん
チリのサンチャゴと世界遺産の街バルパライソと、前から行きたいと思っていたイースター島に、S社旅行社の9日間ツアーで行ってきました。
日程は下記。
6月5日 成田→メルボルン
6月6日 メルボルン→サンチャゴ→市内観光→サンチャゴ(泊)
6月7日 サンチャゴ→バルパライソ観光→サンチャゴ(泊)
6月8日 サンチャゴ→イースター島→西海岸観光→イースター島(3泊)
■6月9日 イースター島観光
■6月10日 イースター島観光とハイキング
■6月11日 午前中イースター島観光 午後→サンチャゴ
6月12日 サンチャゴ→メルボルン
6月13日 メルボルン→成田
このツアーでの総フライト距離は、46,440Km、地球一周は約40,000Kmと言われていますので、それよりもはるかに長い飛行距離を飛んだことになります。
この旅行記は、チリの世界遺産のイースター島後編を掲載しています。
表紙の写真は、イースター島のアフ・トンガリキの風景。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
-
チリのサンチャゴとバルパライソとイースター島(3)----イースター島前編
https://4travel.jp/travelogue/12068882
からの続きです。
6月9日 14時 島の内陸部にある農園レストランでランチをとった後、内陸部を横断する道を通って、北海岸沿いにあるアナケナ海岸に来ました。伝説によれば、西方のポリネシア系「ヒバ国」の人達らが、紀元400年~500年頃こちらのアナケナ海岸に上陸し、その後彼らの子孫が島を開拓・統治し始めたとされています。 -
アナケナ海岸を眺めています。島で唯一海水浴ができるビーチです。
-
アナケナ海岸沿いに、祭壇上に7体のモアイ像が並ぶ「アフ・ナウナウ」(Ahu Naunau)と言う遺跡があります。
-
手前の4体のモアイ像は、プカオと呼ばれる帽子を載せています。
-
イチオシ
後側に廻って来ました。ここれらのモアイ像は、発見当初は地中に埋められた状態であったことから、風化が進んでおらず背中や腰・尻部分の渦巻き模様などが確認できます。
祭壇の石にも注目。トカゲ人間模様が施されていたり、古いモアイ像の頭部が石材として再利用されたりしています。 -
少し移動して、島のパワースポットとして知られている「テ・ピト・クラ」(Te Pito Kura)に来ました。テ・ピト・クラは「光のへそ」を意味しており、直径75cmほどの丸い石を中心に4個の丸石が四方に配置されています。
島に最初に上陸した「ヒバ国」の国王ホツマツア王が置いたと言う説がありますが。。。 -
海岸沿いに「うつ伏せに倒れたモアイ像」が見られます。
このモアイ像は、18世紀以降に始まった部族間の抗争(モアイ倒し戦争)で倒されたもので、高さが約10mある大きなものでした。 -
近辺に雨水を貯めておくような水槽がありました。もしかしたら儀式などに使われていたものかも。。。
-
イチオシ
15時過ぎ 15体のモアイ像が並ぶ「アフ・トンガリキ」(Ahu Tongariki)に来ました。
この付近は、ラパ・ヌイ人の中でのホツ・イチ族の中心地で集会の場所でもあり、長さ100mの祭壇上に15体のモアイ像が並んでいます。
手前のモアイ像は、「旅するモアイ(The Traveling Moai)」と呼ばれており、1982年、大阪で開催された博覧会で展示されたことがあるとのこと。 -
15体のモアイ像が祭壇上に勢揃いしてます。・・・圧巻です。
-
こちらも。
-
右から6体のモアイ像をズーム。。。
-
更に右から5体目以降をズーム。
全員手を下にし、海を背にして整列しています。。。 -
イチオシ
こちらは15体の中に入れてもらえず、仰向けに横たわるモアイ像です。
後方に選別された15体のモアイ像が、手前に横たわるモアイ像の上に並んでいるかのようにしたショットです。。。 -
ウウェ・・・一人増えて、16体になったモアイ像たちです。
-
17時 ホテルに戻り、夕食前の時間を利用してホテル周辺を散策します。
港の海沿いに波よけブロックで囲まれたプールがあります。ここでなら、ビーチに行かなくとも、村の近場で海水浴を楽しめます。 -
海岸沿いに置かれた岩の芸術作品だと思います。
-
こちらも。
何も説明が無いので・・・・何だかなぁ~ -
村のメインストリート沿いに建つ教会です。
ファサードのキリスト像上に、モアイ像に付けられる目が描かれています。 -
誰もいない静かな教会の中に入ります。
例により椅子に座って、ここに来られたことに感謝し、世界平和などもろもろを祈ります。 -
こちらは教会の壁面を飾るステンドグラスです。
イエスが十字架に貼り付けにされる場面ですが、古来から島の人達が崇拝しているマケマケ神の化身である黒い鳥人がイエスを取り囲んでいます。キリスト教が島の人達にスムーズに受け入れられるように配慮しているのでしょう。。 -
こちらも。
イエスが十字架を運んでいる場面です。周囲にイースター島の人達や黒い鳥人らが描かれています。 -
メインストリート脇の公園に入ります。公園内に2人の胸像が設置されていました。
銘板によれば、左側の胸像は19世紀のラパ・ヌイの王であったアタム・テケナ(Atamu Tekena)の像、右側の胸像はイースター島のチリ編入を進めたチリ海軍のポリカルポ・トロ(Policarpo Toro)大佐の像で、島をチリに帰属させる条約に署名したお二人さんです。 -
6月10日 9時 ホテルを出発。この日は終日イースター島観光となります。昨晩は一時雨が強く降っていましたが、朝までには止んでおり曇り空の中での観光スタートになります。
ハンガロア村から内陸部を北上して、島の中央付近にある溶岩洞窟(Ana Te Pahu)に来ました。 -
周囲には火山噴火の際に熔岩トンネルの天井が崩落した空洞が見られます。空洞部からは御覧のような木が生えています。
-
イチオシ
10時 溶岩台地を少し歩いて大きな溶岩洞窟に到着。
ヘルメットを着用して、ガイドの誘導のもと、自己責任にて洞窟の中に入ってきました。入口付近はゴツゴツした溶岩の間からバナナの木が生えています。イースター島の大地の下には、こんな風景もあったのです。。。 -
ヘッドライトを付けて、ガイドの後に従って洞窟の奥を目指します。
暫くトンネル内を進むも、地底湖の様な場所に突き当り先に進めなくなります。 -
熔岩トンネルの岩壁に「太いヤシの木の化石」が見られます。イースター島がかって巨大なヤシの木が生い茂る亜熱帯性雨林の島であったことの証ですって。
-
イチオシ
島内にはここ以外にも無数この様な洞窟があって、それらはバナナ栽培が行われていたり、食料倉庫として利用されているようです。また、19世紀に欧米人らが来襲した際には島民が身を隠した場所でもありました。
-
洞窟のある外の大地には御覧のような花が咲いていました。溶岩台地ですけど、不毛の大地ではないようです。。。
-
11時 草原の中に7体のモアイ像が立つアフ・アキビ(Ahu Akibi)に来ました。
-
こちらのモアイ像たちは、海に向かって立っており、1500年頃建設されたと言われています。
-
7体のモアイ像が見つめる先には、マルケサス諸島(現在のフランス領ポリネシア)があり、そこから最初に島に辿り着いた7人の従者らを祀っているとも言われています。
-
草原の中に豆のサヤを付けた木がありました。枝の先には花も咲いているようです。
イースター島にはいろいろな花や植物が根付いているようです。 -
12時 モアイ像の頭飾りプカオを切り出したプナ・パウ(Puna Pau)に来ました。
-
山の斜面を上ります。
山の頂に通じている坂道を暫く上ります。坂道の脇には未完成のプカオが放置されています。 -
こちらも。
-
山頂に辿り着きました。草が生い茂っていますが、プカオの石材を切り出して出来た大きな窪みや穴が見えています。この辺り一帯は火山性の赤色凝灰岩が豊富で、山頂に置かれた赤い石材や地面がそれを物語っています。
-
山頂からホテルのあるハンガロア村が一望できました。
-
山頂の麓に花を付けたバナナの木が茂っていました。
バナナの花は、ご覧のように赤紫色の苞に包まれて垂れ下がり、それをめくると付根に黄色の花が現れ、これらが成長して実のバナナになります。先般訪れたベトナム北部でも、同じようなバナナの花を見かけました。 -
13時 ハンガロア村の外れにあるタハイ儀式村の敷地内レストランにて、ランチをとります。
午後の当初の予定は、テレバカ火山のハイキングでしたが、この時点で青空が広がり天気は良好のようですが、昨夜の雨でハイキングルートは閉鎖されているとの情報で、モアイ運搬ルートの一つを巡るミニハイキングに変更となります。
ちょっと残念ですが、雨で濡れた泥んこ道を歩くのは滑る危険を伴うので、安全を考えたら仕方ありません。。。 -
14時過ぎ ハイキング・スタート地点のハンガ・テテンガ(Hanga Tetenga)に来ました。ここから石切り場のラノ・ララクまで、約5~6Kmをゆっくり歩きます。
-
ハイキングルート上に残るモアイ像を見ながら歩きます。
ルート上に見られるモアイ像は、いずれもモアイ戦争で倒されたものではなく、運搬途中で断念して放置されたものなんです。 -
広大な放牧地の中を歩きます。
-
途中で放置されているモアイ像を眺めながら・・・
-
こちらも。
-
うつ伏せのまま放置されているモアイ像・・・鼻の孔がしっかりと造られています。
-
16時過ぎ ゴール地点のラノ・ララクの山麓に到着。黄色い花が出迎えてくれます。柵越しにて斜面に残されているモアイ像をしばし眺めます。
ゆっくり歩いて2時間余りの比較的楽ちんなハイキングコースでしたが、あの巨大なモアイ像を運び出すのは大変な作業だったと思います。 -
20時 伝統的な土鍋蒸し焼き料理であるクランと料理を提供してくれる、夕食レストランTe RaAiに来ました。
ウエルカム・ドリンクを受け取り、クラント料理を食する前の儀式を鑑賞します。
地面に掘った穴に薪と石を焼いて熱し、その上にバナナの葉を敷き、鶏肉、豚肉、魚、サツマイモなどの食材を重ねて置き、土を被せて密閉して蒸し焼きにします。 -
暫く蒸し焼き状態の後、土をどけて料理を取り出します。
火、石、台地と自然の力を借りて命の糧を生み出す神聖な儀式でございます。 -
神聖な儀式を鑑賞した後は、儀式を経て出来上がった料理をバイキング形式で頂きます。
舞台ではフォルクローレのショーが始まります。モアイ像を立ち上げるシーンや、鳥人伝説などイースター島の歴史をテーマにした踊りや歌のショーでした。 -
23時 レストランでのショーは続いていましたが、途中で退席してホテルに戻ります。ホテルの中庭で見上げるイースター島の夜空です。
通りの街灯や中庭のライトが気になりますが、それでも南十字星(矢印先のひし形)や天の川など、普段日本では見られない星空に感動してしまいます。 -
6月11日 9時 ホテルを出発。午前中、イースター島最後の観光に出かけます。
移動中に海岸線から虹が出現しました♪。
午後の便でサンチャゴ経由で帰国しますが、今回がまた有意義な旅であったことを象徴するかの様な、海から出ている虹を見て嬉しくなります。 -
ハンガロア村から南下して島の南西部にあるオロンゴ岬(Orongo)に来ました。
ここは伝説の鳥人儀式が行われた場所で、岬からモトゥ・ヌイ島(奥の大きい島)、モトゥ・イティ島(真ん中の小さな島)、モトゥ・カウカウ島(手前の尖った島)が見えています。 -
鳥人儀式に参加する複数の部族首長らが滞在する岩屋が点在しています。
この鳥人儀式は、1700年代から始まったとされており、一番大きいヌイ島に新しい年の最初に渡り鳥が来訪して卵を産み付けた際、その卵を島に泳いで行って見つけ出して持ち帰り、部族の首長に最初に渡した者が勝者となるというもの。記録によれば、1867年に行われた儀式では、33人が参加して無事に島に戻ってこられたのは3人だけでした。ヌイ島までの海流は早く、サメなどもいて命を落とすとのことでした。 -
こちらも部族首長らが滞在する岩屋です。
-
オロンゴ岬から更に歩いてラノ・カウ火山(Rano Kau)の火口湖展望エリアに来ました。
直径約1.6Kmの巨大なクレーターが見られます。火口湖の底には水が溜まっており、真水の少ないイースター島の貴重な水源となっています。 -
イチオシ
河口縁を少し移動してきました。河口から虹が立ち上がってますww。神々しいショットになりました。
-
火口湖にはトトラと呼ばれている葦が自生しています。チチカカ湖に自生しているトトラと同じもので、あちらは小船の材料に活用されています。
-
火口湖の縁に置かれた石には、マケマケ神の化身、鳥人の彫刻が見られます。
この火口湖も島の人達の大切な信仰の対象となっているようです。 -
振り返ると谷底の平地に滑走路が光って見えています。またその奥にハンガロア村の家々が見えています。
-
滑走路の脇を移動中。。
-
11時前 精巧な石組のあるヴィナブ(Vinapu)に来ました。
-
こちらに見られる祭壇は、精巧な石積みで出来上がっています。南米インカ時代の石組に酷似していることで、考古学者の中には、イースター島民が南米起源であると提唱する人もいます。
-
こちらも。
-
石ころで囲まれたサークルの中に、顔部分だけが出ているモアイ像です。
-
こちらは女性のモアイ像です。言われてみないと識別できません。。。
-
こちらは転がっているプカオ。
-
13時前 ハンガロア村のレストランでランチをとった後、イースター島の小さなマタベリ空港に来ました。飛行機への搭乗は、長い滑走路を歩いて機内に向かいます。
-
6月11日 イースター島14時30分発のLA842便にて、サンチャゴ→メルボルンを経由して成田に向かいます。離陸した機上からイースター島の海岸線と陸地に石壁で囲まれた牧草地などが見えています。
日付が飛んで、6月13日 19時に成田に到着しました。
イースター島までの往復は、地球一周を越える長い飛行距離で遠くて果てしない旅でしたが、島にはモアイ像以外にも沢山の見どころがあり、沢山の思い出ができた有意義な旅となりました。
最後までご覧いただき有難うございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
チリのサンチャゴとバルパライソとイースター島
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
イースター島(チリ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ チリのサンチャゴとバルパライソとイースター島
0
70